JPH02182857A - 金属コーティング - Google Patents

金属コーティング

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JPH02182857A
JPH02182857A JP16412289A JP16412289A JPH02182857A JP H02182857 A JPH02182857 A JP H02182857A JP 16412289 A JP16412289 A JP 16412289A JP 16412289 A JP16412289 A JP 16412289A JP H02182857 A JPH02182857 A JP H02182857A
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JP
Japan
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atomic
ruthenium
chromium
yttrium
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Application number
JP16412289A
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English (en)
Inventor
Melvin Robert Jackson
メルビン・ロバート・ジャクソン
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C4/00Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
    • C23C4/04Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the coating material
    • C23C4/06Metallic material
    • C23C4/08Metallic material containing only metal elements
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C27/00Alloys based on rhenium or a refractory metal not mentioned in groups C22C14/00 or C22C16/00
    • C22C27/06Alloys based on chromium

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般にジェットエンジン部品の酸化及びその
他の環境からの攻撃に対する抵抗の改良に関する。更に
詳しくは、本発明はジェットエンジン内の耐火金属部品
への環境からの攻撃を部品のコーティングにより抑制す
る方法に関し、そしてまた本発明は前記方法により形成
される部品に関する。
発明の背景 一般に、ジェットエンジンは高温で作動した場合に高い
効率で作動することが知られている。ジェットエンジン
の作動温度を100@高めることができると、エンジン
の作動効率が可成り改良される。ジェットエンジンは、
10年以上継続して使用される。ジェットエンジンの1
0年以上の寿命に亘って、ジェットエンジンにより消費
される燃料を可成りの程度減らすと、エンジンの運転に
おいてコスト削減が生じ、相当な額にのぼるので、エン
ジンをより高いコストで成形することが可能になる。高
いエンジンコストは、低いエンジン運転コストで相殺さ
れる以上に価値がある。
そのほか、ジェットエンジンの高温での作動はより大き
な推力対重量比をもたらす。換言すると、もしジェット
エンジンの同−設計が維持され、ただしエンジンの作動
温度が高まる様に材料を変更した場合、その正味の結果
として、そのエンジンは低温で作動される同じエンジン
にくらべて高い推力対重量比を有することが分る。高温
で作動されるジェットエンジン内で使用される材料は、
高い温度特性を有する必要がある。その代りに、同じか
いくぶん高い温度で作動するが、しかし低い密度を有す
る材料が見つかれば、高い推力対重量比が得られる。更
には、高い温度特性を有し、かつ、低い密度を有する材
料を含むエンジンを設計することができ、そしてこの組
合せが高い推力対重量比のエンジンをも生み出す。
ジェットエンジンの全ての部分が、同じ温度で作動され
るわけではない。最高の温度で作動するエンジンの部分
は、現在2200″F以下で作動する。本発明は、エン
ジンの最高温部分における部品、そして特に最高温部分
の構成要素上のコーティングを、これらの部分での構成
要素を2400丁以上で作動させる様に改質することを
意図している。これらの温度は、現在の部品で直面する
温度よりもはるかに高い。ジェットエンジン内で現在使
用されているニッケル基合金等の殆どの材料は、245
0乃至2500丁より高い温度で溶融する。
様々な金属系がそれらを使用し得る最高温度を把握する
ために、ジェットエンジンの最高温部品について調べら
れた。ジェットエンジンの最高温部品における用途にお
いて、密度が低いが、延性も低いセラミック系が金属系
と競合する。考慮された金属系のいくつかは、フィラメ
ント等の強化成分が金属マトリックス内に混合されてい
る金属マトリックス複合体を包含する。この様な高温用
途について、そのほか低密度中間相及び金属間化合物も
考慮された。
高温での高応力特性についての金属系の開発に伴なう1
つの問題は、金属部品の高温での酸化である。本発明に
従って提供される様にエンジン環境中で耐え得るコーテ
ィングが得られることによって、使用し得る材料の選択
範囲が広げられる。
現在、ニッケル基合金はアルミナ形成性金属質コーティ
ングにより保護されている。この様なコーティングは、
外側の表面からの酸化物のスポーリングが起こった場合
に保護スケールを補修するのに十分なNをコーティング
中に貯えている。現在の鉄、コバルト及びニッケル基の
合金及びそれらのアルミナ形成性金属質コーティングは
、それらの融点より低い低温での使用が意図されている
ニッケル基合金は最も反応性の材料ではなく、そして保
護コーティングが失なわれた場合、ニッケル合金は被覆
されていない状態でエンジン環境中で比較的短期間耐え
得るため、この様な短期間にコーティングが失われても
、エンジン性能に対して至命的とはならない。
しかし、2200″Fより高い使用温度で作動する耐火
金属又は金属間化合物系では、ひとたび保護コーティン
グの破損が生ずると、基体金属が金属断面の酸化損失又
は環境による脆化により極めて急速に劣化し得る。22
00丁より高い温度で使用するために設計された、マト
リックス金属中に補強要素が埋め込まれた複合系につい
て、マトリックスと補強材の間の大きな表面領域が前記
の酸化及び/又は脆化の急速な拡散経路として機能し得
る。従って、コーティングに対する要求及び部品をエン
ジン環境から保護するための部品上のコーティングの要
件が、低温で作動するニッケル基合金から成形された部
品の場合よりも可成り厳格である。この様な要件の1つ
は、素地金属とコーティング系の「フェイルセイフ」性
能が得られる様に、コーティングがスポーリング又は類
似の原因による保護酸化物の裂は目についても急速に修
復する能力を持つことである。
発明の概要 本発明の1つの目的は、コーティング系から形成される
部品が2200”Fを超える温度で作動できるような高
温構成部品用コーティング系を提供することにある。
本発明のもう1つの目的は、ジェットエンジン環境条件
下、特に高温酸化条件下での保護酸化物スケールの成長
を可能にする金属素地用コーティング系を提供すること
にある。
本発明の更にもう1つの目的は、220 G”Fを超え
る範囲の作動温度で自己修復性であるコーティング系を
提供することにある。
他の目的は、一部は明白であり、そして一部は以下の説
明で指摘される。
本発明の一般化した観点の1つにおいて、本発明の目的
は、耐火金属基体に対して、添付した図面の第5図の包
囲曲線A内に囲まれた組成のうちの1つに対応する組成
を有するコーティングを施すことにより達成される。
その具体的な観点の1つにおいて、本発明の目的は、添
付した図面の第5図中のより小さな包囲曲線B内に囲ま
れた組成のうちの1つに対応する組成を有するコーティ
ングを施すことにより達成される。
本発明の具体的な観点において、ルテニウム及び/又は
クロムの少なくとも一部を他の金属で置換することによ
り、前記組成物にある種の変更がなされる。前記組成物
においてルテニウムを置換し得る金属は、鉄、ニッケル
及びコバルトを包含する。元素の鉄、ニッケル及びコバ
ルトはすべて、特に高温において、六方最密充填ルテニ
ウム結晶構造中への極めて大きな溶解度を有する。これ
ら3種類の元素、鉄、ニッケル及びコバルトは、規則正
しい体心立方構造B2のアルミ化物(alminide
を形成する。これは、前記組成物のRuMと同一の構造
であり、そしてこれら3種類の置換金属、鉄、ニッケル
及びコバルトの溶解度はRuMアルミ化物中において相
当のものであると思われる。
本発明の具体的な観点において、置換金属の鉄、ニッケ
ル及びコバルトは前記組成物においてルテニウムの代り
に置換される。また、この具体的な観点において、鉄が
限られた度合でクロムを置換する。
本発明のこの具体的な観点に従えば、鉄、ニッケル及び
コバルトは、個別に又は何れかの組合せで、ニッケル及
びコバルトについて約15原子%まで、鉄について20
%までCrRuAJ中へ置換し得る。
この組成物は、次式: %式%) ] (式中記号Σは存在する鉄、ニッケル及びコバルトの濃
度の総和が原子%で濃度Xとなることを示しており、 Xの値は0乃至工5であり、 yの値は0乃至5原子%であり、そして式中の数値の総
和は原子%で100である)で表わされる。
そのもう1つの具体的な観点において、本発明の組成物
は、次式: %式%) ] (式中Σは前述の意味を有し、 Xは0乃至10の値を有し、 yは0乃至5の値を有し、そして 式中の数値の総和は原子%で100である)で示される
これらの組成物の夫々について、それらの通常の加工に
際して、不純物として他の元素が少量取り込まれること
は予期される。また、組成物の性質を劣化させない他の
元素も同様に含有され得ることも予期されている。
発明の説明 目的とするのは、基体構造材料上に比較的遅い酸化速度
を有するコーティングとして保護層を形成することであ
る。逆に言うと、目的とする材料は比較的高い酸化抵抗
をも有する層を形成するのに適合しやすい組成物である
。この層は、クロムを基として形成され、そしてルテニ
ウム及びアルミニウム添加剤を含む。
本発明の組成物の層をその表面上に形成する基体の材料
は、必要とされる高温での高強度等の適切な高温特性を
有するが、しかし酸化又は類似の劣化性の変化に対して
十分に高い抵抗を示すものではない。
この様な組成物の1つの群は、タングステン、モリブデ
ン、ニオブ等の耐火金属及び耐火金属を基として含む合
金の群である。これらの材料は、高温で良好な強さを有
するが、その高温で急速な酸化攻撃を被る。
高温で高い強さを有する組成物のもう1つの群は、アル
ミ化チタン、TiAJ及びアルミ化ニオブ、M3Nb等
の金属間化合物である。当該金属間化合物も、これらの
化合物が良好な強さを発揮する高温で酸化を被る。本発
明の組成物は、この様な高温で酸化に対する良好な抵抗
を有し、それでこれやその他の金属間化合物上の保護コ
ーティングとして使用し得る。
本発明に従って、保護される基体金属がその成分の1つ
としてアルミニウムを含有することが好ましい。例えば
チタン又はニオブのアルミ化物等のアルミ化物は、その
成分の1つとしてアルミニウムを含有し、そして前述の
本発明の合金の層による保護に適している。この場合で
あって、被覆された材料が約2300″Fより低い温度
で使用される場合は、本発明の保護コーティングを直接
基体金属に施すことができる。
基体が成分としてアルミニウムを含まない場合又は被覆
された基体が2300”Fより高い温度で使用される場
合は、本発明によって提供される保護コーティングの下
にバリヤーコーティング層を使用することを勧める。こ
の様なバリヤー層コーティングが    年  月  
日付で提出された米国特許出願第       号の明
細書に記載されている。
以下の実施例に基づいて本発明の組成物の範囲を明らか
にする。
実施例I RuM+0.2原子%イツトリウムの組成を有する様に
、RuM合金を調製した。この組成物のルテニウム及び
アルミニウム成分は、等しい原子%であった。合金を空
気中、1400℃、1500℃及び1600℃の温度で
1時間加熱することにより、この合金の耐酸化性を調べ
た。重量変化の測定を行ったので、そして結果を下記表
1に示す。
表1 下記温度での1時間の暴露後の重量変化(ll1g /
 cj ) 合金(原子%)   1400℃ 1500℃ 160
0℃Ru/V0.2Y(alo)   −7−13−2
2RuM組成物が、これら3つのlH度全てで酸化物を
スポーリングし、1600℃でのスポーリングが最悪で
あった。各温度の下に示した数値は、1時間加熱した後
、冷却の間失なわれた、試料表面積1平方センチメート
ルあたりのミリグラム数を表わす。
実施例2 アーク溶融された(Ru、 Fe) M含有合金を調製
した。(Ru、 Fe) Mという表示は、アルミ化物
組成物中で鉄がルテニウムを置換しており、従って組成
物がルテニウムと鉄の複合アルミ化物であることを示し
ている。この合金は、0.2原子%のイツトリウムを含
有する。ルテニウムの鉄による置換は、鉄とルテニウム
の大きな相互溶解度に基づいてなされた。前述した様に
、元素の鉄、ニッケル及びコバルトは、全て六方最密充
填ルテニウム結晶構造中で、特に高温において極めて大
きな溶解度を有する。4種の元素の全てが、規則正しい
体心立方構造B2のアルミ化物を形成し、そして鉄、ニ
ッケル及びコバルトの各溶解度はアルミ化ルテニウム(
RuAj)中で相当なものと思われる。
これらの元素はルテニウムより原子量が小さいため、合
金化アルミ化物はRuMより密度が低くなる。
ルテニウムの高コストが、ルテニウムの鉄、コバルト又
はニッケルによってルテニウムを部分的に置換すること
を考えたもう1つの理由である。さらに(Ru、 Fe
) M合金について耐酸化性を調べるべく、かかる材料
について、空気中、1400℃、1500℃及び160
0℃での1時間の暴露が行なわれる様に、実施例1の方
法を繰り返した。重量変化の測定及びこれらの試験結果
を、下記表2に示す。
表2 下記温度での1時間の暴露後の重量変化Cmg/cJ) 合金(原子%”)   1400℃ 1500℃ 18
00’c33Ru  20Fa     + 37  
+ 62  + 1764[i、8#  0.2  Y 鉄含有RuMが、極めて僅かの酸化物をスポーリングし
たことが観察された。しかし、酸化速度が極めて速いの
で、生成して試料に残存した酸化物が保護的ではないこ
とを示した。
計算により、100μm厚みのコーティングの使用寿命
が300時間の場合、基体との相互作用がないとして、
密度7グラム/ cm 3のコーティングが300時間
で完全に消費されるまでに約0゜23ミリグラム/C1
#の速度で金属コーティングを失なうことになる。この
計算から、RuMからの酸化物のスポーリング速度が有
意な使用寿命にとっては大き過ぎることは明らかである
。また、(Ru。
Fe)Mの酸化速度から、酸化によって消費される材料
の深さは極めて大きいこと、そして鉄とルテニウムが恐
らくスケール形成に関与していることがわかる。
実施例3乃至6 RuAj基及び(Ru、 Fs) N基の組成物の耐酸
化性を改良する努力がなされた。この目的で、下記表3
に示した組成物を調製した。分離したαCr相が期待さ
れる量まで、クロムを添加した。これら2種の合金は、
15%の鉄が10%のルテニウムと5%のクロムを置換
しているが、類似しているものと考えられる。鉄のaC
r中での高い溶解度は、合金の平衡ルテニウム及びクロ
ムの両方に代る鉄の置換により保たれることを示唆して
いる。表中に組成を示し、そして1400℃、1500
℃及び1600℃での1時間の暴露後に見られた重量変
化を示した。
表3 下記温度での1時間の暴露後の重量変化(mg/cシ) 合金 実施例 (原子%)   1400℃ 1500℃ 1
600°C340Cr 29.BRu   +4 30M O,2Y 35Cr 19.8Ru 15Fe  30M O,2Y +2 +3 + 1 実施例3及び4の合金について、原子%の重量%への変
換は次のとおりである。
Cr  40      35.1     35  
    33.2Ru  29.8     50.9
     19.8    38.5M  30   
   13.7    30      14.8Y 
   O,20,30,20,3 Fe                 15    
  15.2\ 表3の合金の耐酸化性試験の結果は、極めて好ましいも
のと考えられた。これらの好ましい結果に基づき、同一
の組成物について1600℃で追加試験を行なった。た
だし、温度を室温へ下げたり、1600℃にもどしたり
する数回のサイクルを経て重量変化を測定した。実施例
5及び6について、結果を下記表4に示す。
1600℃での80時間の暴露によって、1600℃の
最大温度を経験するであろう部品の使用寿命がおおむね
表わされている。表3及び表4に示したこれら2種類の
材料は、これらのデータから見てコーティングの良好な
候補である。両方の材料共に、空気中、1650℃で部
分的液化の徴候を示したことから、最高使用温度は16
00℃以下であろう。
実施例7乃至13 下記表5に示したCrRuMY材料の組成に従って、ク
ロムを増量させた一連の合金を調製した。各合金につい
て、クロムを増量すると共にルテニウムとアルミニウム
を減量した。
表5 実施例    合金の原子%での公称組成7  0Cr
   49.8Ru   50/V   O,2Y8 
 10cr   44.8Ru   45Aj   O
,2Y9  20Cr   39.8Ru   40#
   0.2 Yl 0  30Cr   34.BR
u   35Al!   Q、2 Yl 1  40C
r   29.8Ru   3ON   O,2Yl 
2  50Cr   24.8Ru   25N   
O,2Yl 3  80Cr   19.8Ru   
20M   O,2Y試料1500℃(2730@F)
で105時間暴露した。表5から明らかな様に、合金の
組成を約50:50Ru:AJに保ち、クロムをO原子
%から60原子%まで10原子%間隔とした。全ての合
金が、0.2原子%のルテニウムを置換して0゜2原子
%のイツトリウムを含有していた。重量変化の測定結果
を、第1図に示した。イツトリウムは、保護酸化物スケ
ールの密着性を高めるために1.0原子%までの量で添
加してもよい。しかし、最高使用温度(2300丁以上
)については、液相の生成を防止するためにイツトリウ
ム含量を0゜2原子%以下に抑えるべきである。
実施例7乃至9の様に主としてβRuMからなる材料は
、低い性能を示した。実施例10及び11の様に可成り
のクロムを含むものは、ずっと良好な性能を示し、実施
例11乃至13の40乃至60原子%クロムの合金の耐
酸化性が最も高かった。
この実施例群のうちのいくつかの実施例の試験試料合金
について、原子%の重量%への変換は次のとおりである
Cr    40    35.I Ru    29.8   50.9 M    30    13.7 Y     O,20,3 6054,9 19,835J 20     9.5 0.2    0.3 酸化後の低クロム含量試料のミクロ構造を調べたところ
、第2図に示した様に、表面の酸化物が(金属−←酸化
物)の可成りの地域によって基体から隔てられているこ
とを示した。試料の金属はεRu固溶体であり、残部の
N201、酸化アルミニウムの生成がアルミニウムのβ
構造を減らしている。
薄い保護スケールが形成される高クロム量では、第3図
から明らかな様に、酸化物がどの様なRuNも存在しな
い金属帯に隣接していた。
この金属帯は、αCr固溶体であった。
試験後の各試料から掻き取った酸化物について測定した
格子パラメーターを、第4図に示した。
30原子%以下のクロムを含む合金については、これら
の酸化物は破壊時に存在したものであり、そして100
時間以下の暴露を表わす。RuMの酸化については、ス
ケールはパラメーターの点でコランダムM2O3と本質
的に同一であった。10乃至30原子%のクロムを含む
合金については、酸化物は/’J20gと酸化クロム、
CrzOsの固溶体から予想されるものと極めて類似す
る傾向にあった。
第4図は、合金中のクロムの原子%に対して格子パラメ
ーターの値aO及びcoをプロットしたものである。a
Qは合金の単位結晶のraJ軸に沿った格子パラメータ
ーの71I11定結果であり、cmはrcJ軸に沿った
格子パラメーターの測定結果である。
高クロム含量の材料について、実施例11及び12の4
0及び50原子%クロムの材料は、105時間後にその
表面上に比較的純粋なコランダムM2O3の存在を示し
ていた。60原子%クロムで、試料は105時間の試験
において耐えたが、表面上の酸化物は明らかに可成り合
金化していた。
データを説明するために、下記のモデルを提唱し、そし
てこのモデルの説明が本発明の実施を求める当業者への
手助けとなる様に示されている。
このモデルを提示するにあたり、モデルの正確さに依存
して、教示された発明の正確を期すこと、あるいは請求
の範囲を発明に対して正当化することは意図してはいな
い。
M2O3は低クロムCrRuAJ合金上に生成するが、
εRuを含む微細な2相スケールも同様に生成する。
N2O3と金属との界面は、基体中でアルミニウムが急
速に酸化するための高拡散率経路として作用し得る。
アルミニウムの減少によってM2O5内にαCr固溶体
を生成するほど十分なりロムが存在する場合、前記2相
構造体よりも寧ろ、より連続的で保護的な酸化物が生成
する。acr中におけるアルミニウムの溶解度は十分に
高く、スポーリングが起こる場合に常にM2O3層を補
充する。
しかし、クロム含量が高過ぎて、約65原子%を超える
と、スケール内のaCr層が広範囲にわたり、下に位置
する基体により追加のアルミニウムが供給される前にス
ポーリングが溶体中のアルミニウムを消費してしまう。
比較的純粋なM2O3が連続層として維持され得る限り
、系は保護的であると思われる。ひとたびクロムが酸化
物生成において可成りの役割を演じ始めると、酸化物成
長の速度及びスポーリングが増加し、そして保護スケー
ル化が維持されなくなる。
高温での極めて良好な耐酸化性を有するCr−Ru−M
基糸の組成物は、第5図中の大きな方の包囲曲線A内に
ある組成により表わされる。長い暴露時間に亘り比較的
大きな耐酸化性を保持する組成物は、小さな方の包囲曲
線B内にある組成である。
実施例14 これらの組成成分範囲の変更を鉄、コバルト及び/又は
ニッケルで置換することによりなし、何れかの置換原子
を合計で15原子%程度の量で加える。これらの置換は
、ルテニウムの代りとしてなされ、系の密度の減少及び
コストの減少をもたらすが、そのかわり融点が低下する
。ルテニウムの鉄、ニッケル又はコバルトによる置換は
、最大使用温度を低下させる。
また、クロム中での鉄の高い溶解度のため、クロムの鉄
による1対1置換がルテニウム置換と同様に行なわれ、
最大で5原子%のクロムが5原子%の鉄で置換される。
この様に、鉄について、15原子%までのルテニウムと
5原子%までのクロムを置換して20原子%までの鉄の
添加がなされ得る。ニッケル又はコバルトについては、
同様のクロム置換は利用できない。
CrRuAj組成物中での金属の置換の例として、下記
組成ををする様に鉄含有合金を調製した。
表6 本実施例の被験試料について、原子%の重量%への変換
は次のとおりである。
成分 クロム ルテニウム アルミニウム イツトリウム 鉄 実施例14 原子%   重量% 55    52.7 13.8  25.7 0.2   0.3 11    11.3 この合金の耐酸化性を、前記実施例7乃至13について
記載した様に試験した。試験結果を、前述の第1図にプ
ロットした。第1図から明らかな様に、鉄含有試料の試
験により得られた結果は、非常に僅かな重量増加を最初
に示しているが、その後は一層の重量増加あるいは感知
し得る重量損失の何れをも伴なわない本質的に一定の重
量を示している。この鉄置換CrRu#Yの耐酸化性は
1500℃(2730”F)で105時間経過した後も
極めて顕著であり、そして例外的である。
本発明は、高強度を示す高温では通常の場合酸化的劣化
を被むる高温高強度材料の保護を可能にする。耐火金属
及び金属間化合物等の材料がそのような保護をうけられ
る。
多数のそのほかの置換合金組成物を同じような環境のな
かで有利に使用し得る。
ベースの合金は、例えば下記組成ををするCrRuAJ
Yである: 60Cr  19.8Ru  20M  O,2Y。
ルテニウムの一部をコバルトで置換することにより、組
成物を次の様に配合し得る: 60Cr  16.8Ru  20M  O,2Y3、
 0Co。
クロムの一部を鉄で置換し、そしてルテニウムの一部を
鉄で置換することにより、次の組成物を配合し得る: 57Cr  16.8Ru  2ON  O,2Y6.
0Fs。
55Cr  13. 8Ru  20AIl  O,2
Y11.0Fe 55Cr  7. 8Ru  2ONIO,2Y17.
0Fs。
組成物中のルテニウムに対して、ニッケル、コバルトも
しくは鉄、又はこれらの置換原子の何れかの組を置換す
ることにより、本発明の範囲内で多数の他の類似の組成
物を配合し得る。前述した様に、本発明組成物中で鉄は
ルテニウムとクロムの両方を置換する。
本発明の組成物は、主として保護耐酸化性コティングと
して有用であると思われるが、そのほかに有用な構造的
機能を果たす。約0.01インチ以上の厚みのコーティ
ング又は構造物については、これらの組成物は、特に総
厚みで0.02乃至0.05インチの構造物用としてそ
の構造物の負荷担持能力に貢献し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、異なるクロム含量を有する多数のRuCr 
M Y合金(表示したCr含量と0.2Yを含み、残部
の50=50のRuとNのうち0.2YがRuを置換し
ている)について、1500℃(2730″F)の静止
炉における空気への暴露時間に対してff1ffl変化
をプロットしたグラフである。 第2図は、高温での酸化後の、20原子%のクロムを含
をする合金の表面を通る断面の光学顕微鏡写真である。 第3図は、本発明の合金の酸化された表面を通る断面の
光学顕微鏡写真である。 第4図は、異なるクロム含量で調製された一連の組成物
についての、格子パラメーターの測定結果のグラフであ
る。 第5図は、1500℃(2730”F)程度の高温で耐
酸化性を有する組成物を原子%で示す、CrRuM三元
系のグラフである。

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)本質的に第5図の曲線Aの範囲内に示した割合の
    クロム、ルテニウム及びアルミニウムを必須成分とする
    組成物。
  2. (2)1.0原子%未満の量でイットリウムを含有する
    請求項1記載の組成物。
  3. (3)本質的に第5図の曲線Bの範囲内に示した割合の
    クロム、ルテニウム及びアルミニウムを必須成分とする
    組成物。
  4. (4)ルテニウムの置換原子として0.0乃至0.2原
    子%のイットリウムを含有する請求項3記載の組成物。
  5. (5)請求項1記載の組成物から形成されるコーティン
    グ。
  6. (6)請求項2記載の組成物から形成されるコーティン
    グ。
  7. (7)請求項3記載の組成物から形成されるコーティン
    グ。
  8. (8)請求項4記載の組成物から形成されるコーティン
    グ。
  9. (9)本質的に第5図の曲線Aの範囲内に示した割合の
    クロム、ルテニウム及びアルミニウムを必須成分とする
    組成物の層により酸化的劣化から保護されている耐火金
    属物品。
  10. (10)組成物が0.2原子%未満の量でイットリウム
    を含有する請求項9記載の耐火金属物品。
  11. (11)本質的に第5図の曲線Bの範囲内に示した割合
    のクロム、ルテニウム及びアルミニウムを必須成分とす
    る組成物の層により酸化的劣化から保護されている耐火
    金属物品。
  12. (12)組成物が0.2原子%未満の量でイットリウム
    を含有する請求項11記載の耐火金属物品。
  13. (13)次式: [Ru_(_1_9_−_x_)_乃_至_(_3_4
    _−_x_)(ΣFe+Ni+Co)_xAl_1_9
    _乃_至_3_4]・Cr_(_6_2_−_y_)_
    乃_至_(_3_2_−_y_)Fe_y(式中記号Σ
    は鉄、ニッケル及びコバルトの濃度の総和が原子%で濃
    度xとなることを示しており、 xの値は0乃至15原子%であり、 yの値は0乃至5原子%であり、そして 式中の数値の総和は原子%で100である)で示される
    割合の必須成分から成る組成物。
  14. (14)0.2原子%以下の濃度でイットリウムを含有
    する請求項13記載の組成物。
  15. (15)次式: [Ru_(_2_2_−_x_)_乃_至_(_2_8
    _−_x_)(ΣFe+Ni+Co)_xAl_2_2
    _乃_至_2_8]・Cr_(_5_6_−_y_)_
    乃_至(44−y)Fe_y(式中記号Σは鉄、ニッケ
    ル及びコバルトの濃度の総和が原子%で濃度xとなるこ
    とを示しており、 xの値は原子%で0乃至10であり、 yの値は原子%で0乃至5であり、そして 式中の数値の総和は原子%で100である)で示される
    割合の必須成分から成る組成物。
  16. (16)0.2原子%以下の濃度でイットリウムを含有
    する請求項15記載の組成物。
  17. (17)請求項13記載の組成物から形成されるコーテ
    ィング。
  18. (18)請求項14記載の組成物から形成されるコーテ
    ィング。
  19. (19)請求項15記載の組成物から形成されるコーテ
    ィング。
  20. (20)請求項16記載の組成物から形成されるコーテ
    ィング。
  21. (21)請求項13記載の組成物の層により酸化的劣化
    から保護されている耐火金属物品。
  22. (22)請求項14記載の組成物の層により酸化的劣化
    から保護されてる耐火金属物品。
  23. (23)請求項15記載の組成物の層により酸化的劣化
    から保護されている耐火金属物品。
  24. (24)請求項16記載の組成物の層により酸化的劣化
    から保護されている耐火金属物品。
  25. (25)原子%で次の組成: 55Cr20Al14Ru11Feから本質的に成る、
    組成物としての合金。
  26. (26)ルテニウムの置換原子として0.2原子%以下
    のイットリウムを含有する請求項25記載の組成物。
  27. (27)請求項25記載の組成物から形成されるコーテ
    ィング。
  28. (28)請求項26記載の組成物から形成されるコーテ
    ィング。
  29. (29)原子%で次の組成: 55Cr20Al14Ru11Feから本質的に成る合
    金の層により酸化的劣化から保護されている耐火金属物
    品。
  30. (30)保護層の合金がルテニウムの置換原子として0
    .2原子%以下のイットリウムを含有する請求項29記
    載の耐火金属物品。
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