JPH02182439A - 繊維強化複合材料の作製方法 - Google Patents
繊維強化複合材料の作製方法Info
- Publication number
- JPH02182439A JPH02182439A JP1001837A JP183789A JPH02182439A JP H02182439 A JPH02182439 A JP H02182439A JP 1001837 A JP1001837 A JP 1001837A JP 183789 A JP183789 A JP 183789A JP H02182439 A JPH02182439 A JP H02182439A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- track
- composite material
- mandrel
- shaped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 title claims abstract description 11
- 239000003733 fiber-reinforced composite Substances 0.000 title claims abstract description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 title description 13
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims abstract description 37
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 7
- 239000002131 composite material Substances 0.000 abstract description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 abstract description 6
- 239000012783 reinforcing fiber Substances 0.000 abstract description 6
- 239000011347 resin Substances 0.000 abstract description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 abstract description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 abstract description 5
- 238000009941 weaving Methods 0.000 abstract description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 abstract 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract 1
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 2
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 208000035987 Body-Weight Trajectory Diseases 0.000 description 1
- 239000004809 Teflon Substances 0.000 description 1
- 229920006362 Teflon® Polymers 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000032798 delamination Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000007943 implant Substances 0.000 description 1
- 238000003475 lamination Methods 0.000 description 1
- 239000004753 textile Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は繊維強化複合材料の作製方法、特に繊維による
強化構造の作製方法に関するものである。
強化構造の作製方法に関するものである。
従来、複合材料の繊維による補強のため、長繊維を充填
する場合に、繊維を一方向に配して樹脂を含浸させた薄
板状のプリプレグを積層して成形する。このとき、要求
される強度に合わせて積層するプリプレグの層数や繊維
の方向が選ばれる。
する場合に、繊維を一方向に配して樹脂を含浸させた薄
板状のプリプレグを積層して成形する。このとき、要求
される強度に合わせて積層するプリプレグの層数や繊維
の方向が選ばれる。
しかし、このような成形法では、各プリプレグの強さは
保たれても、実際の強度はプリプレグ間の接着強度によ
って規定され、理想的強度よりも低下する。
保たれても、実際の強度はプリプレグ間の接着強度によ
って規定され、理想的強度よりも低下する。
また、各層は一方向繊維のプリプレグで、強度や弾性率
などの材料特性は繊維方向に強く依存した面内での異方
性も有する。
などの材料特性は繊維方向に強く依存した面内での異方
性も有する。
このような繊維強化複合材料の薄板を加工・成形すると
き、補強繊維の切断や継目を生じ、構造物としての強度
はさらに低下する。
き、補強繊維の切断や継目を生じ、構造物としての強度
はさらに低下する。
以上のようなプリプレグを使用した場合の問題を解決す
るために、織物の特徴を取り入れた補強法が考えられて
いる。これは平織りや朱子織りなどを用いて、強化繊維
での布状のプリプレグを作り、これを積層して複合材料
にする方法である。
るために、織物の特徴を取り入れた補強法が考えられて
いる。これは平織りや朱子織りなどを用いて、強化繊維
での布状のプリプレグを作り、これを積層して複合材料
にする方法である。
この場合、織り方によって面内での異方性は一方向プリ
プレグに比較して大きく改善される。しかし、やはり積
層のために生じる層間の剥離などの強度低下要素が残り
、厚さ方向での強度が必要な場合には不都合であった。
プレグに比較して大きく改善される。しかし、やはり積
層のために生じる層間の剥離などの強度低下要素が残り
、厚さ方向での強度が必要な場合には不都合であった。
そこで、厚さ方向にも強化繊維を織り込んだ三次元織物
繊維強化複合材料が考えられている。この方法には、三
次元的に繊維を配して織る方法や二次元的な織り構造を
残りの軸方向に連続して織っていく方法がある。
繊維強化複合材料が考えられている。この方法には、三
次元的に繊維を配して織る方法や二次元的な織り構造を
残りの軸方向に連続して織っていく方法がある。
〔発明が解決しようとする課題]
以上述べた繊維強化方法では、三次元的な織物構造によ
って等方的繊維強化を実現してはいるが、装置が複雑に
なることや強化構造の変更やそれに伴う糸巻き組錘の軌
道変更が困難であるなどの欠点があった。
って等方的繊維強化を実現してはいるが、装置が複雑に
なることや強化構造の変更やそれに伴う糸巻き組錘の軌
道変更が困難であるなどの欠点があった。
本発明の目的はこのような従来の欠点を除去し、flf
f単な機端でしかも効率良く三次元的繊維強化構造を継
目や接合部を設けずに作製できる方法を提供することに
ある。
f単な機端でしかも効率良く三次元的繊維強化構造を継
目や接合部を設けずに作製できる方法を提供することに
ある。
上記目的を達成するため、本発明の繊維強化複合材料の
作製方法においては1面上に置かれた複数個の糸巻き組
錘を繊維巻き付け部材周辺の予め設定された軌道面上を
移動させると共に繊維巻き付け部材を引き上げ、かつ引
き上げ方向に対して垂直な二方向に該部材を回転させ、
該部材上に繊維の組物構造を構成するものである。
作製方法においては1面上に置かれた複数個の糸巻き組
錘を繊維巻き付け部材周辺の予め設定された軌道面上を
移動させると共に繊維巻き付け部材を引き上げ、かつ引
き上げ方向に対して垂直な二方向に該部材を回転させ、
該部材上に繊維の組物構造を構成するものである。
本発明において、複数個の織り糸巻き組錘は、繊維の補
強構造によって予め定められたある軌道上を移動する。
強構造によって予め定められたある軌道上を移動する。
該軌道」一方に繊維巻き付け筒又は繊維固定端が設置し
である。糸巻き組錘が軌道上を移動するのに同期して繊
維巻き付け筒又は繊維固定端を引き上げ、あるいは繊維
巻き付け筒や繊維固定端を引き上げ、軸に垂直な二軸の
まわりに回転させることによって、所望の補強構造が継
ぎ目や接合部を設けろことなく三次元的に構成されてい
く。
である。糸巻き組錘が軌道上を移動するのに同期して繊
維巻き付け筒又は繊維固定端を引き上げ、あるいは繊維
巻き付け筒や繊維固定端を引き上げ、軸に垂直な二軸の
まわりに回転させることによって、所望の補強構造が継
ぎ目や接合部を設けろことなく三次元的に構成されてい
く。
次に、第1図から第4図を参照して本発明の実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第1図は本発明の三次元(組物)繊!4F、 4j1’
j化複合材料を作製するための構成を示す図である。図
において、軌道平面1上に繊維の組み(織り)構造に対
応した糸巻き組錘3の軌道2が設けられており、軌道2
上を各組錘3が独立に移動する。繊維端は。
j化複合材料を作製するための構成を示す図である。図
において、軌道平面1上に繊維の組み(織り)構造に対
応した糸巻き組錘3の軌道2が設けられており、軌道2
上を各組錘3が独立に移動する。繊維端は。
軌道平面上部に設けられた糸巻き付け用マンドレル(心
棒)4あるいは繊維固定端に取付けられ、組錘3の移動
動作に同期して強化繊維5が引き上げられると、三次元
的な繊維の強化構造体6が作られる。糸巻き組錘の個数
、軌道、マンドレルや固定端の形状・大きさにより、パ
イプ状のもの、忠実棒状のもの、平板状のもの、ブロッ
ク状のものなどを構成することができる。
棒)4あるいは繊維固定端に取付けられ、組錘3の移動
動作に同期して強化繊維5が引き上げられると、三次元
的な繊維の強化構造体6が作られる。糸巻き組錘の個数
、軌道、マンドレルや固定端の形状・大きさにより、パ
イプ状のもの、忠実棒状のもの、平板状のもの、ブロッ
ク状のものなどを構成することができる。
第2図は、このシステムを用いて繊維1強化構造を作製
する場合の一例を示す図である。丸打ち込み物を応用し
て1円形断面の中空パイプ状強化構造を作製する場合の
組錘の移動軌道を上方から見た図である。軌道は互いに
直交する二つの長方形になっており、マンドレル4の周
辺の各長方形軌道上を各組錘が独立に移動する。軌道7
上の組錘9が反時計回りに軌道7上を移動し、組錘10
は時計回りに軌道8上を移動する。移動速度を適当に制
御することにより第3図に示すようなパイプ状の組み物
による繊維の強化構造体12が形成され、これに母材樹
脂11を含浸させる。この状態で硬化させた後、マンド
レル4を抜き取ってパイプ形状の複合材料を得る。マン
ドレル4を抜き取るにあたり、予めマンドレル4の表面
に樹脂との接着を妨げるような離型剤を塗布しておいた
り、又はテフロンなどのように他の樹脂との接着力が非
常に弱い材料で作られたマンドレルを用いる。
する場合の一例を示す図である。丸打ち込み物を応用し
て1円形断面の中空パイプ状強化構造を作製する場合の
組錘の移動軌道を上方から見た図である。軌道は互いに
直交する二つの長方形になっており、マンドレル4の周
辺の各長方形軌道上を各組錘が独立に移動する。軌道7
上の組錘9が反時計回りに軌道7上を移動し、組錘10
は時計回りに軌道8上を移動する。移動速度を適当に制
御することにより第3図に示すようなパイプ状の組み物
による繊維の強化構造体12が形成され、これに母材樹
脂11を含浸させる。この状態で硬化させた後、マンド
レル4を抜き取ってパイプ形状の複合材料を得る。マン
ドレル4を抜き取るにあたり、予めマンドレル4の表面
に樹脂との接着を妨げるような離型剤を塗布しておいた
り、又はテフロンなどのように他の樹脂との接着力が非
常に弱い材料で作られたマンドレルを用いる。
第4図(1)〜(6)は本発明の作製方法を用いて1字
型構造物を継ぎ目なしに作製するための手順を示す。ま
ず、第4図(1)に示すT字型のマンドレル14を用意
し、A端から0へ向かって(2)のように■■の順序で
T字の付け根まで強化繊維■5を組む。
型構造物を継ぎ目なしに作製するための手順を示す。ま
ず、第4図(1)に示すT字型のマンドレル14を用意
し、A端から0へ向かって(2)のように■■の順序で
T字の付け根まで強化繊維■5を組む。
付け根まで組んだ後、マンドレル14を紙面に垂直な軸
に対して90度回転させ5(3)の状態にし、OからB
に向かって■−■の順序で繊維15を巻く。次に、 O
A軸に対して180度回転させて(4)の状態とし、繊
維をB→0→Cに向けて■−■の順に巻く。さらに、軸
OAに対して180度回転させ、(5)の状態でCから
Oまで■−■の順序で繊維15を巻き、最後に紙面に垂
直な軸に90度回転させて(6)の状態でOからAに向
かって■−■の順序で繊維15を巻き上げる。以上の手
順に従って作製した組み物に樹脂を含浸させて全体を硬
化した後、マンドレル14を分解して繊維層から抜き取
ると継ぎ目のないT字型の強化構造体16が得られる。
に対して90度回転させ5(3)の状態にし、OからB
に向かって■−■の順序で繊維15を巻く。次に、 O
A軸に対して180度回転させて(4)の状態とし、繊
維をB→0→Cに向けて■−■の順に巻く。さらに、軸
OAに対して180度回転させ、(5)の状態でCから
Oまで■−■の順序で繊維15を巻き、最後に紙面に垂
直な軸に90度回転させて(6)の状態でOからAに向
かって■−■の順序で繊維15を巻き上げる。以上の手
順に従って作製した組み物に樹脂を含浸させて全体を硬
化した後、マンドレル14を分解して繊維層から抜き取
ると継ぎ目のないT字型の強化構造体16が得られる。
以上のように本発明のシステムによれば、任意構造の三
次元繊維強化複合材料が容易に作製でき、また、マンド
レルを回転させることにより、継ぎ目や接合部を持たな
い構造物も容易に作製できる。
次元繊維強化複合材料が容易に作製でき、また、マンド
レルを回転させることにより、継ぎ目や接合部を持たな
い構造物も容易に作製できる。
しかも、補強構造を実現するための装置構成は非常に簡
易であり、軌道の変更など構成の変更もきわめて容易と
なる。
易であり、軌道の変更など構成の変更もきわめて容易と
なる。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は補強
構造を実現するための組錘軌道の例を示す図、第3図は
組錘軌道によって作られる三次元補強構造の例を示す斜
視図、第4図(1)〜(6)は継ぎ目なしにT字型構造
物の作製手順を示す図である。 1・・軌道平面 3・・・糸巻き組錘 5・・・強化繊維 9.10・・・組錘
構造を実現するための組錘軌道の例を示す図、第3図は
組錘軌道によって作られる三次元補強構造の例を示す斜
視図、第4図(1)〜(6)は継ぎ目なしにT字型構造
物の作製手順を示す図である。 1・・軌道平面 3・・・糸巻き組錘 5・・・強化繊維 9.10・・・組錘
Claims (1)
- (1)面上に置かれた複数個の糸巻き組錘を繊維巻き付
け部材周辺の予め設定された軌道面上を移動させると共
に繊維巻き付け部材を引き上げ、かつ引き上げ方向に対
して垂直な二方向に該部材を回転させ、該部材上に繊維
の組物構造を構成することを特徴とする繊維強化複合材
料の作製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1001837A JP2767849B2 (ja) | 1989-01-06 | 1989-01-06 | 繊維強化複合材料の作製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1001837A JP2767849B2 (ja) | 1989-01-06 | 1989-01-06 | 繊維強化複合材料の作製方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02182439A true JPH02182439A (ja) | 1990-07-17 |
JP2767849B2 JP2767849B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=11512671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1001837A Expired - Fee Related JP2767849B2 (ja) | 1989-01-06 | 1989-01-06 | 繊維強化複合材料の作製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2767849B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112793154A (zh) * | 2020-12-19 | 2021-05-14 | 湖北工业大学 | 一种应用于高熔点材料的激光熔体静电直写装置及方法 |
-
1989
- 1989-01-06 JP JP1001837A patent/JP2767849B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112793154A (zh) * | 2020-12-19 | 2021-05-14 | 湖北工业大学 | 一种应用于高熔点材料的激光熔体静电直写装置及方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2767849B2 (ja) | 1998-06-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4719837A (en) | Complex shaped braided structures | |
JP5014760B2 (ja) | 編組を用いて製造する繊維複合部品 | |
CA2786737C (en) | Composite core and method of making same | |
TWI598237B (zh) | 用於複合結構之經多向強化形狀之編織預成形體 | |
Cox et al. | Handbook of analytical methods for textile composites | |
US9381702B2 (en) | Composite preforms including three-dimensional interconnections | |
US4090002A (en) | Reinforced fiber structures and method of making the same | |
JPS6410330B2 (ja) | ||
EP1419303A2 (en) | Complex, composite structures and method and apparatus for fabricating same from continuous fibers | |
JP2008540166A (ja) | 中空繊維強化構造部材を製造するための方法 | |
JP2011516752A (ja) | 繊維プリフォームの製造方法 | |
Bogdanovich | An overview of three-dimensional braiding technologies | |
JPH0450408B2 (ja) | ||
JP3591347B2 (ja) | 空隙部充填用繊維構造体 | |
JPH11225394A (ja) | スピーカ用振動板の製造方法 | |
JPH02182439A (ja) | 繊維強化複合材料の作製方法 | |
CN116653314A (zh) | 一种三维增强夹心复合材料及其制备方法 | |
JP2005097759A (ja) | 三次元繊維構造体及びその製造方法並びに複合材 | |
JPH04308251A (ja) | 三次元織物を利用した回転ブレード及びその製造方法 | |
US20080277047A1 (en) | Frp honeycomb structure and method for manufacturing the same | |
JPH0233364A (ja) | 三次元繊維強化複合材料の作製システム | |
JPH0376723A (ja) | 繊維強化複合材料 | |
JPH0242443Y2 (ja) | ||
JPH01178441A (ja) | 繊維強化複合材料の作製方法 | |
JPS6161966B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |