JPH02182281A - 制御データ伝送用アダプタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、テレビゲーム機などの画像処理装置と該処
理装置に手動で指令を与えるキーバッドの様な制御部と
の間にあって、制御部から出力される制御データを画像
処理装置に無線状態で伝送するアダプタに関する。

［従来の技術］ 通常ゲーム機は、ゲーム機本体に対して１才たけ２　＃
Ｊｌの制御部を有線状態で備え、該制御部のスイッチ操
作をゲーム機本体が検知して、所定の制御動作を行なう
ものが一般的である。しかしながら、ゲーム機を構成す
る各部をコードを介して接続する限り、表示画面と制御
部間の距離は物理的にあまり大きくはとれず、コードそ
れ自体が邪魔になるとともに、ゲームの内容もともする
と限定される。

かかる不都合に対して、制御部とゲーム機間を無線状態
に結合するものく例えば、特開昭５９−１９２３８５号
公報参照）や、ゲーム機本体とデイスプレィ部とを無線
で繋いだもの（例えば、実開昭６０−１７４３７０号公
報参照）、あるいはまた、制御部とゲーム機間に、送信
部と受信部を備えたもの（例えば、実開昭６２−１４５
２７号公報参照）が提案されている。

［発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、制御部およびゲーム機内に無線状態でデ
ータを送受する装置を一体に内蔵したものは、装置それ
自体の構成が特殊になって、システム全体の発展性ある
いは汎用性に欠ける。

一方、送信部と受信部とを別に備えたものは上記不都合
が解消されるが、開示された実施例のものにあっては同
時に使用される制御部が１つに限定され、実施できるゲ
ームの種類が限られる。

かかる不都合に対して、複数組の送受信部を並列して使
用することも考えられるが、データ伝達用の光が互いに
干渉して、伝達エラーが発生しやすいとともに、全体の
制御が難しくなるなど問題が多い。

本発明はかかる問題および要望に鑑みてなされたもので
あって、比較的簡単な構成で、複数種類の制御部を同時
に使用できる制御データ伝送用のアダプタを提供するこ
とを目的とする。

本発明は更に、画像処理本体に対して受信部を容易且つ
確実に取り付けることができるアダプタを提供すること
を目的とする。

［問題点を解決するための手段］ 本発明にかかるアダプタは、独立して手動操作可能な複
数の制御部が有線状態で接続される送信部と、制御部か
ら送られる制御データに対応して所定のデータ処理を行
なう画像処理本体に対して有線状態で接続される受信部
とから構成される。

前記した送信部は、全制御部から制御データを取り込ん
だ後、各制御データを一連のシリアルデータに変換し、
受信部に向け無線状態で送出する。

−力受（ｄ部では、送信部から受け取ったシリアルデー
タを各制御部毎に分離したパラレル状態の制御データに
戻したのち、画像処理本体に対して個別に送出可能とす
る。

更に画像処理本体が、その前面側に制御部との接続端子
を備えるものであれば、受信部は、画像処理本体の接続
端子に嵌まる接続端子を筐体と一体に設け、受信部が接
続端子のみを介して位置固定された状態で画像処理本体
の前面側に取り付は可能とするとともに、送信部と受信
部間のデータ伝送媒体として、赤外線光を使用すること
が好ましい。

また、受信部はその前面側に、送信部とのデータ受け渡
し状態を表示する手段を備えることができる。

［作用］ 上記構成により、画像処理本体の接続端子に受信部の接
続端子を嵌合すると、両端子間の結合力のみで、受信部
は画像処理本体の正面位置にしっかりと取りイー１けら
れるので、受信部の対向位置に送信部を配設する。

かかる状態でアダプタを起動すると、例えば−定時間毎
の定期的に、制御部の操作状況に対応した制御データが
送信部に読み込決れる。かかる読み込まれたデータは、
送信部内で各データが連続する一連のシリアルデータ信
号に変換され、受信部に向けて無線状態で伝送される。

受信部側では、受信データ中にエラーが見つかると、発
光ダイオードなどの表示手段で操作者にエラーの発生を
知らせる。

エラーがないと、受信したシリアルデータを、各制御デ
ータ毎に分離したパラレルデータに戻し、６一 画像処理本体側で適宜取り出すことにより、１組分の制
御データの伝送が終了するのである。

［実施例］ 本発明を実施するテレビゲームシステムは、第１図に示
す如く、ゲームを楽しむ人間が直接スイッチ操作を可能
とする２組の制御部１・２と、再制御部１・２とコード
３を介して有線状態で直接接続され、制御部１・２から
出力されるスイッチ操作状況などの各種制御データａ−
ｂを無線状態で送出する送信部６と、該送信部６から送
られたデータを解読して、制御データａ−ｂを再生する
受信部７と、受信部７と接続端子を介して着脱自在に直
接接続され、受信部７で解読された制御データａ−ｂを
適宜取り出して、所定のデータ処理を行なう画像処理本
体１０と、画像処理本体１０で作成された画像データを
表示するテレビジョン装Ｍ　］、　１とから構成される
。

２つの制御部１・２は、同一構成またはスイッチ１２０
個数のみが異なるものであって、送信部６に設けたジャ
ック５に、コード３先端のプラグ４を介して着脱自在に
接続され、画像処理本体１０で実行されるゲームプログ
ラムに対する各種操作を手動で行える様にしている。制
御部１・２は、矩形状肩平ケース１３の内部に、第２図
に示す如く８つの常開接点を有するスイッチ１２と、各
スイッチ接点の操作状態に対応する制御データ信号Ａ−
Ｂを出力する信号出力部１４を収納するとともに、ケー
ス１３の上面に、８個のスイッチ接点に対応してスイッ
チノブ１５を配設する。

信号出力部１４は、送信部６側から送られる同期信号と
連動して、スイッチ接点のオンオフに対応した制御デー
タａ・ｂをパラレルに取り込んだ後、各データ毎に個別
に第３図（ａ）（ｂ）の如くシリアル状態の信号Ａ−Ｈ
に変換して、両者を並列して送信部６に送る。

送信部６は、本体ケース１６の裏面側に２つのジャック
５・５を備え、制御部１・２のプラグ４を着脱自在に取
り付は可能とし、制御部１・２側から制御データ信号Ａ
−Ｂを有線状態で本体ケース］６内に取り込む一方、本
体ケース１６内に備えたデータ処理部１７で取り込んだ
データを合成し、正面側に設けた赤外線光の放出窓１８
を通じ、赤外線光により無線状態で受信部７へ向けて制
御データａ、　−ｂを伝送可能とする。

データ処理部１７は、再制御部１・２から送られる制御
データ信号Ａ・Ｂを一時記憶する記憶部１９と、該記憶
部］９に蓄えられた２組の制御データ信号Ａ−Ｂを、１
組のシリアル信号Ｃに合成する信号合成部２０とを備え
る。信号合成部２０で形成される信号Ｃは、第３図（Ｃ
）に示す如く、１または複数ビットのスタート信号２１
につづいて、一方の制御データａを送り、更に他方の制
御データｂを送った後、１または複数ビットのストップ
信号２２を送ることにより一連のシリアルデータ信号Ｃ
を形成するものであって、該信号合成部２０で形成され
たシリアル電気信号Ｃは更に、赤外線領域の光を発する
発光ダイオードを備えた発光部２３で電気から光への変
換操作を行ない、２組の制御データａ−ｂで変調された
赤外線信号■）が送信部６から受信部７に無線状態でシ
リアル状に送出される。

受信部７は、矩形筐体２４の正面上側寄りに、送信部６
から放出された赤外線信号りを電気信号Ｃに変換する受
光部２５のフィルタ３５と、受信状態を表示する表示部
２６の発光ダイオード４０を備える一方、筐体２４の裏
面側下部位置に、画像処理本体］、Ｏ側に備えたジャッ
ク型の接続端子９と嵌合するプラグ型の接続端子８を設
けている。

該プラグ型接続端子８・８は、画像処理本体１０の２つ
の接続端子９・９を構成する凹溝３６に対応した間隔お
よび断面形状であって、筐体２４の裏面側下部位置から
２つの略角柱状の支持壁３７を筐体２４と一体に結合し
て延ばすとともに、該支持壁３７内に、画像処理本体１
０例のビン状電極３８が嵌まる受け型電極３９を配設し
ている。

したがって、第４図の如く、受信部７裏面の支持壁３７
を画像処理本体１０側の凹溝３６に差し込むだけで、支
持壁３７と凹溝３６問および電極３８・３９間の嵌合接
続力で筐体２４は画像処理本体１０側に係止され、特別
な固定金具を必要とすることなく、画像処理本体１０の
正面前方の一番見通しのいい位置で、かつ画像処理本体
１０の操作の邪魔にならない箇所に、しっかりと位置固
定された状態で、受信部７が着脱自在に取り付けられる
。また、受光部２５が筐体２４の上側寄りに、接続端子
８・８が筐体２４の裏面下側寄りに配置されているので
、受信部７を画像処理本体１０に着脱操作する際に、操
作する手が受光部２５のフィルタ３５に直接触れて曇ら
せ、受光感度を低下させることも少なくなる。

前記した受光部２５で電気信号に変換されたシリアルデ
ータ信号Ｃは、データ処理部２７に送られて、２つのパ
ラレル状態の制御データａ−ｂが再生される。

データ処理部２７は、エラーの有無を判定するエラー判
定部２８と、エラーがないと判断されたシリアルデータ
Ｃを、各制御部１・２毎に分離したパラレル状の制御デ
ータａ−ｂに変換するデータ変換部２９を備える。

エラー判定部２８は、シリアル信号Ｃの前後にデータと
は別に備えたスタート及びストップ信号２１・２２など
のエラー検知用の信号をチエツクして、受信した信号が
本当に送信部６から送られてきたものかを判定する。エ
ラー判定部２８における判定内容は、更に表示部２６に
送られ、例えば正常に送信部６から受信部７へ向けてデ
ータが伝送されている間は、表示部２６で発光ダイオ−
トイＯを点灯し、エラーが発生ずると発光を停止するな
どして、操作者にエラーの発生を知らせる様にしている
。

一方、データ変換部２９においてパラレル状態で取り出
された制御データａ・ｂは、信号出力部３０によって、
画像処理本体１０に向けて第３図（ｄ）　（ｅ）の如く
、各制御データミーｂ毎に個別に分離した状態で、画像
処理本体１０に向けてシリアル状に送られる。

画像処理本体１０は、いわゆる「ゲーム用のマイクロコ
ンピュータ」であって、矩形状筐体からなる本体ケース
３１の正面側上面に上方へ開く開閉扉３２を備え、ゲー
ム内容に対応するソフトウエアを記録したＲＯＭカート
リッジ３３を挿脱自在に収納可能とするとともに、正面
下方に２組の制御部ｌ・２のプラグ４・４が同時に嵌ま
る接続端子９・９を設ける。一方、画像処理本体１０の
内部で所定のデータ処理をされた画像情報は、ＲＦコン
バータでテンビジョン装置の空チャンネルのテレビジジ
ン信号に変換されたあと、テレビジ田ン装ｒｉ１．１１
の表示画面３４上に表示される。

なお制御部】・２の数は、３以上に増加させても同様に
実施できる。また送信部６がら受信部７へ光でデータを
伝送するのに代えて、電波を利用することもできる。

［発明の効果］ 本発明は上記の如く、複数の制御部がら出力される制御
データを一連のシリアルデータ信号に変換して送り、受
信側で各データを一旦パラレル状態に戻したのら画像処
理本体に送る様にしたので、比較的簡単な構成で、エラ
ーの発生を可及的に抑えた状態で制御データの伝送が行
なえる。

更に、受信部７の筐体２４に接続端子８を一体的に形成
し、該接続端子８を介して画像処理本体］０の正面に直
接受信部７を取り付ける様にしたので、受信部７が邪魔
になることなく、しっかりと保持できる。

更に又、受信部７側に、伝送する制御データの受信状態
を表示する手段を備えたので、データの伝送状態が容易
に操作者に判り、伝送ミスによるトラブルが未然に防止
できるなど優れた利点を有する。

【図面の簡単な説明】

ｆｆ５１図は本発明の実施状態を示す斜視図、第２図は
電気回路の概略構成を示すブロック図、第３図（ａ）な
いしくｅ）はデータの伝送状態を示す説明図、第４図は
画像処理本体への受信部の取り付は状態を示す断面図で
ある。 ［・２・・・・制御部、 ６・・・・・・送信部、 ７・・・・・・受信部、 ８・９・・・・接続端子、 １０・・・・・画像処理本体、 １２・　・・　・・スイッチ、 ２４　・　・　・　・　・筐体、 ２Ｇ・・・・・表示部、 ３７・・・・・支持壁、 ４０・・・・・発光ダイオード。 発 者 野　　　雄　　二 黒　　木　　　敏　　夫 村　　１）　　順　　造 平

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、独立して手動操作可能な複数の制御部が有線状態で
   接続される送信部（６）と、 制御部から送られる制御データに対応して所定のデータ
   処理を行なう画像処理本体（１０）に対して有線状態で
   接続される受信部（７）とから構成され、前記した送信
   部（６）は、全制御部から制御データを取り込んだ後、
   各制御データを一連のシリアルデータに変換し、受信部
   （７）に向け無線状態で送出する一方、 受信部（７）では、送信部（６）から受け取ったシリア
   ルデータを各制御部毎に分離したパラレル状態の制御デ
   ータに戻したのち、画像処理本体（１０）に対して個別
   に送出可能とすることを特徴とする制御データ伝送用ア
   ダプタ。 ２、画像処理本体（１０）は、その前面側に制御部との
   接続端子（９）を備えるものであって、受信部（７）は
   、その筐体（２４）と一体に、画像処理本体（１０）の
   接続端子（９）に嵌まる接続端子（８）を設けてあり、 受信部（７）が接続端子のみを介して位置固定された状
   態で画像処理本体（１０）の前面側に取り付けられると
   ともに、 送信部（６）と受信部（７）間のデータ伝送媒体として
   、赤外線光を使用したことを特徴とする請求項１記載の
   制御データ伝送用アダプタ。 ３、受信部（７）はその前面側に、送信部（６）とのデ
   ータ受け渡し状態を表示する手段を備えたことを特徴と
   する請求項１または２記載の制御データ伝送用アダプタ
   。