JPH02176337A - ダクト用換気扇 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、おもに居室の天井面に取り付けられ屋外と連
通しているダクトと接続することで居室内の空気を入れ
かえるダクト用換気扇に関するものである。

従来の技術 一般にダクト用換気扇は、天井裏に配役されたダクトと
接続して使用するため、ダクト接続作業が容易な構造が
望まれていた。

このようなことから、４従来のダクト用換気扇は、たと
えば第３図および９４４図に示すように、送風機１０１
と送風機１０１の吸込口を有する仕切板１０２を内蔵し
、下部室内側に開口部１０３と、この開口部１０３に外
方に延設したフランジ１０４と、−側面に吐出口１０５
とを有した換気扇本体１０６に、前記吐出口１０５と連
通ずるように、−側面に略円錐筒状をしたダクト接続部
１０７を固定して構成されていた。そして換気扇本体１
０６の開口部１０３は、室内側から通気口を有する化粧
バネ／ｌ／１０８で覆われていた。

上記構成における従来のダクト用換気扇の取り付は方法
は、天井面１１１の開口部に設けた木枠１０９にフラン
ジ１０４を固定することで、換気扇本体１０６を天井面
１１１に設置し、ダクト接続部１０７に連通ずるように
ダクト１１ｏを嵌合してテープで固定し、最後に化粧バ
ネｐ１０８を換気扇本体１０６に固定していた。

発明が解決しようとする課題 このような従来のダクト用換気扇では、天井面１１１と
ダクト接続部１ｏ了の間隔Ａが一定に固定されるため、
天井裏に配管されているダクト１１ｏの高さが前記間隔
Ａと少しでも異なると、ダクト接続部１０７とダクト１
１０の中心がずれて嵌合がしっくりといかず、テーピン
グ作業が困難となり、それがダクト接続部１０７とダク
ト１１０との間に隙間を生じさせる原因となっていた。

本発明はこのような課題を解決するもので、配管された
ダクトの高さとダクト接続部の高さを常に一致させて、
ダクトの接続作業が容易にかつ確実に行えるダクト用換
気扇を提供するものである。

課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明は、−側面にダクト接
続部を有する換気扇本体の側面に嵌合し上下方向摺動自
在な枠部およびこの枠部の下端部を外方に折曲形成した
フランジ部よりなる取付枠を、前記換気扇本体に上下方
向位置調節自在に固定してなるダクト用換気扇を構成し
たものである。

作用 この構成により、天井裏に配管されたダクトの天井面か
らの高さに合うように、取付枠を摺動させてそのフラン
ジ部からのダクト接続部の高さを調節することができる
ので、ダクトとダクトＪ’５続部の高さを常に一致させ
ることができ、それらの嵌合がしっくりといくこととな
る。

実施例 以下本発明の一実施例を第１図および第２図にもとづい
て説明する。図において１は換気扇本体であり、内部に
送風機２と送風機２の吸込口を有する仕切板３を配設し
、下面室内側に本体吸込口となる開口部４と一側面に吐
出口６およびその下方に長穴６を有している。また前記
−側面には略円錐筒状をしたダクト接続部が吐出口６と
連通ずるように固定されている。そして、換気扇本体１
の下部には、側面に嵌合して上下方向に摺動自在な枠部
１ｏとこの枠部１０の下端を外方に折曲形成したフラン
ジ部１１とからなる取付枠８が取付けられている。この
枠部１０の換気、＠本体１の一側面の長穴６に対応する
位置にねじ穴９が設けられており、取付枠８を換気扇本
体１の上下方向の所望の位置に、ねじ１２を長穴６を通
してこのねじ穴１２に螺着することによって固定してい
る。

また、換気扇本体１の開口部４は室内側から通気口を有
する化粧バネ１ｖ１３で覆われている。

上記構成におけるダクト用換気扇の取り付は方法につい
て以下に説明する。まず、取付枠８を天井面１ｅの開口
に設けられた木枠１６に挿入し、フランジ部１１で木枠
１５に固定する。次に換気扇本体１を取付枠８に挿入し
て、天井裏に配管されているダクト１４とダクト接続部
７の中心が一致するように、すなわち取付枠８のフラン
ジ部１１からダクト接続部７までの高さを天井面１６か
らダクト１４″１での高さａに一致させて、ねじ１２を
換気扇本体１の内側から長穴ｅに通して取付枠８のねじ
穴９に螺着し、換気扇本体１を固定する。

次にダクト１４とダクト接続部７をテープで隙間のない
ように固定し、最後に化粧バネ／ｌ／１３を室内側から
開口部４をおおうようにして装着し取り付は工事は完了
する。

以上のように取り付は工事において、ダクト１４とダク
ト接続部７の位置合せが容易に、かつ確実に行え、した
がってそれらの間に隙間を生じさせることがなくなる。

なお、本実施例では換気扇本体１の（ｌｌｌ１面下部に
長穴６を設けたが、複数個の穴を並べて形成してもよく
、その作用効果に何ら差異を生じない。

発明の効果 以上の実施例の説明から明らかなように本発明によれば
、換気扇本体に設けたダクト接続部の高さを、天井裏に
配管されたダクトの高さと常に一致するように容易に調
節することができるので、ダクトとダクト接続部との接
続がしっくりと行え、それらの間に隙間が生じることを
確実に防止できるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のダクト用換気扇の取り付は
断面図、第２図は同分解斜視図、第３図は従来のダクト
用換気扇の取９付は断面図、第４図は斜視図である。 １・・・・・・換気扇本体、６・・・・・・長穴、７・
・・・・・ダクト接続部、８・・・・・・取付枠、９・
・・・・・ねじ穴、１ｏ・・・・・・枠部、１１・・・
・・・フランジ部、１２・・・・・・ねじ、１４・・・
・・・ダクト。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名／ Ｑ） タ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 送風機を内蔵し、下面に吸込口と一側面に吐出口とこの
   吐出口に連通するダクト接続部とを有する換気扇本体と
   、この換気扇本体の側面に嵌合し上下方向摺動自在な枠
   部およびこの枠部の下端部を外方に折曲形成したフラン
   ジ部よりなる取付枠とからなり、前記取付枠は前記換気
   扇本体に上下方向位置調節自在に固定されてなるダクト
   用換気扇。