JPH02175688A - 化合物半導体薄膜の成長法 - Google Patents
化合物半導体薄膜の成長法Info
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- JPH02175688A JPH02175688A JP32900388A JP32900388A JPH02175688A JP H02175688 A JPH02175688 A JP H02175688A JP 32900388 A JP32900388 A JP 32900388A JP 32900388 A JP32900388 A JP 32900388A JP H02175688 A JPH02175688 A JP H02175688A
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Landscapes
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
- Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、基板上に薄膜を形成する化合物半導体薄膜の
成長法に関するものである。
成長法に関するものである。
〔従来の技術)
従来、真空中において、加熱した基板上に化合物半導体
の薄膜を成長する場合、通常第5図に示すように基板1
をMo等のブロック3にIn半田2等を用いて固定し、
Mo等のブロックをヒーター4によって加熱して熱伝導
により基板を加熱していた。
の薄膜を成長する場合、通常第5図に示すように基板1
をMo等のブロック3にIn半田2等を用いて固定し、
Mo等のブロックをヒーター4によって加熱して熱伝導
により基板を加熱していた。
しかし、これらの方法では基板の装着が煩雑になること
、In半田による基板の汚染があることなどの理由から
、近年、第6図に示すようなInフリー法と呼ばれる輻
射加熱方式が主情になりつつある。
、In半田による基板の汚染があることなどの理由から
、近年、第6図に示すようなInフリー法と呼ばれる輻
射加熱方式が主情になりつつある。
この輻射加熱法によると基板1は熱伝導ではなく、ヒー
ター4からの直接の輻射、あるいは均熱板の役割を果た
す裏板7からの輻射加熱によって加熱される。第6図に
おいて5はInフリーボルダ−であり、6はスペーサー
である。
ター4からの直接の輻射、あるいは均熱板の役割を果た
す裏板7からの輻射加熱によって加熱される。第6図に
おいて5はInフリーボルダ−であり、6はスペーサー
である。
このため基板として赤外線透過性の高い基板を用いて、
基板と異なった大きな赤外吸収を持つ化合物半導体薄膜
を形成した場合に、ヒーターの構造から生ずる輻射の不
均一が基板表面に成長する薄膜に直接影響し、そのため
に同一基板上に成長させた薄膜でも、基板上の位置によ
って特性の不均一性が大きいという欠点がある。この問
題は特に多数枚の基板を輻射加熱法を用いて同時に処理
した場合、成長した薄膜の特性の同一基板内および基板
間における不均一性について顕著であった。
基板と異なった大きな赤外吸収を持つ化合物半導体薄膜
を形成した場合に、ヒーターの構造から生ずる輻射の不
均一が基板表面に成長する薄膜に直接影響し、そのため
に同一基板上に成長させた薄膜でも、基板上の位置によ
って特性の不均一性が大きいという欠点がある。この問
題は特に多数枚の基板を輻射加熱法を用いて同時に処理
した場合、成長した薄膜の特性の同一基板内および基板
間における不均一性について顕著であった。
また、この方法では基板として赤外線透過性の高い基板
を用いて、基板と異なフた赤外吸収を持ち、成膜時の基
板温度に影響を与えつる化合物半導体薄膜、例えば基板
より赤外吸収の大きな化合物半導体薄膜を形成した場合
に、成膜と同時に基板自体の温度が大きく変化すること
から、結晶成長において最も重要な核形成段階の基板温
度、即ち結晶成長温度か制御てきないという欠点があっ
た。
を用いて、基板と異なフた赤外吸収を持ち、成膜時の基
板温度に影響を与えつる化合物半導体薄膜、例えば基板
より赤外吸収の大きな化合物半導体薄膜を形成した場合
に、成膜と同時に基板自体の温度が大きく変化すること
から、結晶成長において最も重要な核形成段階の基板温
度、即ち結晶成長温度か制御てきないという欠点があっ
た。
本発明は、この核形成段階の基板温度を安定して制御す
ることによって、結晶性の良好な化合物半導体薄膜を均
一に得ることができる化合物半導体薄膜の成長法を提供
することを目的とする。
ることによって、結晶性の良好な化合物半導体薄膜を均
一に得ることができる化合物半導体薄膜の成長法を提供
することを目的とする。
(課題を解決するための手段〕
本発明は赤外線透過性の高い表面平滑な基板の裏面に赤
外線吸収性の大きな膜を形成した後、基板の裏面側から
輻射によって基板の加熱を行いながら真空中において薄
膜の成長を行なうことを特徴とする。
外線吸収性の大きな膜を形成した後、基板の裏面側から
輻射によって基板の加熱を行いながら真空中において薄
膜の成長を行なうことを特徴とする。
本発明は基板の温度変化が結晶成長の初期に大きく現わ
れ、このため良質の薄膜結晶の成長がむすかしい場合に
適用できる化合物半導体薄膜の成長法である。
れ、このため良質の薄膜結晶の成長がむすかしい場合に
適用できる化合物半導体薄膜の成長法である。
すなわち、本発明の化合物半導体薄膜の成長法は、第1
図に示すように、赤外線透過性の高い表面平滑な基板1
上に真空中にて輻射加熱を行いながら、薄膜を成長させ
る場合に、予め表面平滑な基板1の裏面に赤外吸収性の
大きな薄膜8を形成し、ついで、通常行なわれている方
法、例えば、分子線エピタキシャル法やMOCVD法、
CBE法等の方法により化合物半導体薄膜の成長を行な
う。第1図において4はヒーターであり、5はホルダー
である。
図に示すように、赤外線透過性の高い表面平滑な基板1
上に真空中にて輻射加熱を行いながら、薄膜を成長させ
る場合に、予め表面平滑な基板1の裏面に赤外吸収性の
大きな薄膜8を形成し、ついで、通常行なわれている方
法、例えば、分子線エピタキシャル法やMOCVD法、
CBE法等の方法により化合物半導体薄膜の成長を行な
う。第1図において4はヒーターであり、5はホルダー
である。
また、本発明でいう薄膜はエピタキシャル成長あるいは
へテロエピタキシャル成長した薄膜の単結晶や超格子等
はもちろん、基板上に成長した良質の多結晶等をいう。
へテロエピタキシャル成長した薄膜の単結晶や超格子等
はもちろん、基板上に成長した良質の多結晶等をいう。
本発明でいう薄膜結晶成長に用いbれる赤外線透過性の
高い表面平滑な基板は、通常エピタキシャル成長または
へテロエピタキシャル成長で用いられるものなら何でも
よく、特にGa八へ、Si、GeInP、サファイヤ等
の単体または化合物の結晶性の基板が好ましく、ガラス
等を用いてもよい。
高い表面平滑な基板は、通常エピタキシャル成長または
へテロエピタキシャル成長で用いられるものなら何でも
よく、特にGa八へ、Si、GeInP、サファイヤ等
の単体または化合物の結晶性の基板が好ましく、ガラス
等を用いてもよい。
基板の裏面は表面に比へて平滑性の劣るものが好ましい
。
。
本発明でいう赤外線吸収性の犬なる膜は、金属、半導体
等の材料から作られたものが用いられるが、基板表面に
形成する化合物半導体よりも赤外線吸収性の大きなもの
が好ましく、高温で安定で反応を生じにくいものがよい
。中でもへu、Pt等や高融点の金属、例えばW、Ta
、Mo、Tjやこれらの安定な化合物がより好ましいも
のである。
等の材料から作られたものが用いられるが、基板表面に
形成する化合物半導体よりも赤外線吸収性の大きなもの
が好ましく、高温で安定で反応を生じにくいものがよい
。中でもへu、Pt等や高融点の金属、例えばW、Ta
、Mo、Tjやこれらの安定な化合物がより好ましいも
のである。
基板表面に形成する化合物半導体と同一材料から成るも
のを用いることもよく行なわれる。
のを用いることもよく行なわれる。
実施例1
厚さ300μm、直径2インチの半絶縁性Ga八へ基板
(100) 2” OFF<110>の裏面に、予めス
パッタ法を用いてwrs、を500人形成した後、H2
SO4−1(202−H20=411のエツチング液を
用いて基板表面の板表面のエツチングを10秒間行ない
、約5000人エツチングした上て流水洗、乾燥を行な
い、基板洗浄を行なった。
(100) 2” OFF<110>の裏面に、予めス
パッタ法を用いてwrs、を500人形成した後、H2
SO4−1(202−H20=411のエツチング液を
用いて基板表面の板表面のエツチングを10秒間行ない
、約5000人エツチングした上て流水洗、乾燥を行な
い、基板洗浄を行なった。
次に分子線エピタキシャル法を用いて基板温度500℃
、In分子線強度J1.−4X 10”atom−cm
−”s−’、V/Ill比=15の成長条件により、I
nAs薄膜を1.0μm形成した。
、In分子線強度J1.−4X 10”atom−cm
−”s−’、V/Ill比=15の成長条件により、I
nAs薄膜を1.0μm形成した。
ただし、本実施例においてはInAs膜成長前に厚さ1
000人のGaAsバッファー層を形成している。
000人のGaAsバッファー層を形成している。
この結果、モビリティμ= 98QQcm2/V−se
c、キャリヤ濃度n = 2.2 X 10I610l
6の鏡面単結晶薄膜が得られた。
c、キャリヤ濃度n = 2.2 X 10I610l
6の鏡面単結晶薄膜が得られた。
次に比較のためにGaAs基板の裏面にW膜を形成しな
かりたものについて、同一条件にてInAs薄膜成長を
行ない、膜厚1.0μm、モビリティμ−9000cm
2/V−sec、キャリア濃度n = 3.0 X 1
016cm−3の鏡面単結晶薄膜を得た。
かりたものについて、同一条件にてInAs薄膜成長を
行ない、膜厚1.0μm、モビリティμ−9000cm
2/V−sec、キャリア濃度n = 3.0 X 1
016cm−3の鏡面単結晶薄膜を得た。
これらの二つの試料についてH2SO4−H2O2−1
120=1・1:100のエツチング液を用いた500
人刻みのステップエッヂング技術により、キャリヤ濃度
の深さ方向分布をファン デア ボウ法を用いて測定し
た。その結果を第2図に示す。
120=1・1:100のエツチング液を用いた500
人刻みのステップエッヂング技術により、キャリヤ濃度
の深さ方向分布をファン デア ボウ法を用いて測定し
た。その結果を第2図に示す。
この結果は、GaAs基板の裏面にW膜を形成したもの
は、しなかったものに比較して膜成長初期段階のモビリ
ティが高く、キャリヤ濃度が低いことから、成長初期よ
り良好な結晶成長が行なわれていることをボしている。
は、しなかったものに比較して膜成長初期段階のモビリ
ティが高く、キャリヤ濃度が低いことから、成長初期よ
り良好な結晶成長が行なわれていることをボしている。
実施例2
実施例1と同様に厚さ300μm、直径2インチの半絶
縁性GaAs基板(1(10) 2°OFF <11
0 > 4枚の裏面に、予めスパッタ法を用いてW膜を
500人形成した後、H2S04−)120□−H20
=4 : 1’ : 1のエツチング液を用いて基板表
面のエツチングを10秒間行ない、約5000人エツチ
ングした上で流水洗、乾燥を行ない基板洗浄を行なった
。
縁性GaAs基板(1(10) 2°OFF <11
0 > 4枚の裏面に、予めスパッタ法を用いてW膜を
500人形成した後、H2S04−)120□−H20
=4 : 1’ : 1のエツチング液を用いて基板表
面のエツチングを10秒間行ない、約5000人エツチ
ングした上で流水洗、乾燥を行ない基板洗浄を行なった
。
次にGaAs基板4枚を、第3図に示すような多数枚同
時処理用ホルダーにセットし、分子線エピタキシャル法
を用いて基板温度500℃、In分子線強強度、、 =
4 X 10”atom−cm−2・s−’、V/I
II比=15の成長条件により、InAs薄膜を1.0
μm形成した。第3図において5はMo1ijのホルダ
ーであり、9は直径2インチ基板用の落し込みの穴であ
る。
時処理用ホルダーにセットし、分子線エピタキシャル法
を用いて基板温度500℃、In分子線強強度、、 =
4 X 10”atom−cm−2・s−’、V/I
II比=15の成長条件により、InAs薄膜を1.0
μm形成した。第3図において5はMo1ijのホルダ
ーであり、9は直径2インチ基板用の落し込みの穴であ
る。
本実施例においても、実施例1と同様にInAs膜成長
前に厚さ1000人のGaAsバッファー層を形成して
いる。
前に厚さ1000人のGaAsバッファー層を形成して
いる。
次に比較のためにGaAs基板の裏面にW膜を形成しな
かったものについて、同一条件にてInAs薄膜成長を
行ない、膜厚1.0μmの鏡面単結晶薄膜を得た。
かったものについて、同一条件にてInAs薄膜成長を
行ない、膜厚1.0μmの鏡面単結晶薄膜を得た。
これらの二種類の試料について基板表面全体に0.5m
m のホール素子を形成し、磁気特性を測定すること
によって、第3図のA−A′線に沿ったモビリティの分
布を測定した。その結果を第4図に示す。
m のホール素子を形成し、磁気特性を測定すること
によって、第3図のA−A′線に沿ったモビリティの分
布を測定した。その結果を第4図に示す。
この結果は、GaAs基板の裏面にW膜を形成したもの
は、しなかったものに比較して、ヒーターの構造から生
ずる輻射の不均一が膜特性の分布に与える影響が小さく
なるということをボしている。
は、しなかったものに比較して、ヒーターの構造から生
ずる輻射の不均一が膜特性の分布に与える影響が小さく
なるということをボしている。
さらにこの成長温度を、放射率をGaAs基板裏面の赤
外線吸収性の大きな膜の放射率に合わせた放射温度計を
用いて、GaAs基板を通して、赤外線吸収性の大きな
膜の温度を測定することによって、正確かつ簡易に測定
することができる。
外線吸収性の大きな膜の放射率に合わせた放射温度計を
用いて、GaAs基板を通して、赤外線吸収性の大きな
膜の温度を測定することによって、正確かつ簡易に測定
することができる。
多数枚の基板を輻射加熱法を用いて同時に処理する場合
に、ダミー基板として、GaAs基板裏面の赤外線吸収
性の大きな膜と同様の赤外線吸収性を有する基板を用い
る事で、少ない枚数のGaAs基板で条件探索を行なう
事ができる。
に、ダミー基板として、GaAs基板裏面の赤外線吸収
性の大きな膜と同様の赤外線吸収性を有する基板を用い
る事で、少ない枚数のGaAs基板で条件探索を行なう
事ができる。
以上説明したように、本発明の化合物半導体薄膜の成長
法によれは、表面平滑な基板の裏面に、赤外線吸収性の
大きな膜を形成しておくことにより、輻射を基板の裏面
で吸収させる。そのために基板温度は表面に形成される
薄膜とは無関係に決定されることから、成長と同時に基
板自体の温度が大きく変化することを防止でき、最適な
薄膜の成長温度を実現する事ができる。さらに、この成
長温度を、放射率をGaAs基板裏面の赤外線吸収性の
大きな膜の放射率に合わせた放射温度計な用い、Ga八
へ基板を通してこの赤外線吸収性の大きな膜の温度を測
定することによって、正確かつ簡易に測定することがで
きる。
法によれは、表面平滑な基板の裏面に、赤外線吸収性の
大きな膜を形成しておくことにより、輻射を基板の裏面
で吸収させる。そのために基板温度は表面に形成される
薄膜とは無関係に決定されることから、成長と同時に基
板自体の温度が大きく変化することを防止でき、最適な
薄膜の成長温度を実現する事ができる。さらに、この成
長温度を、放射率をGaAs基板裏面の赤外線吸収性の
大きな膜の放射率に合わせた放射温度計な用い、Ga八
へ基板を通してこの赤外線吸収性の大きな膜の温度を測
定することによって、正確かつ簡易に測定することがで
きる。
このように、薄膜形成の核形成段階に於ける基板温度を
精密に制御する事が出来ることから、結晶性の良好な化
合物半導体薄膜を種々の方法によってエピタキシャルま
たはへテロエピタキシャル成長させることができる。
精密に制御する事が出来ることから、結晶性の良好な化
合物半導体薄膜を種々の方法によってエピタキシャルま
たはへテロエピタキシャル成長させることができる。
また、本発明によれば、基板として赤外線透過性の高い
基板を用いて、基板と異なった大きな赤外吸収を持つ化
合物半導体薄膜を形成した場合に、ヒーターの構造より
生ずる輻射の不均一が基板表面に成長する薄膜に直接作
用することから、特に多数枚基板を輻射加熱法を用いて
同時に処理した場合に基板内、基板間の特性の分布が大
きいという従来の問題を、基板の裏面に赤外線吸収性の
犬なる膜を形成しておくことにより輻射を基板の裏面で
吸収させることで解決することができ、広い範囲にわた
り均一な特性の薄膜を成長させることかできる。
基板を用いて、基板と異なった大きな赤外吸収を持つ化
合物半導体薄膜を形成した場合に、ヒーターの構造より
生ずる輻射の不均一が基板表面に成長する薄膜に直接作
用することから、特に多数枚基板を輻射加熱法を用いて
同時に処理した場合に基板内、基板間の特性の分布が大
きいという従来の問題を、基板の裏面に赤外線吸収性の
犬なる膜を形成しておくことにより輻射を基板の裏面で
吸収させることで解決することができ、広い範囲にわた
り均一な特性の薄膜を成長させることかできる。
また、木兄明番ごよりは、多数枚の基板をInフリー法
を用いて同時に処理する場合に、ダミー基板として、G
aAs基板裏面の赤外線吸収性の大きな膜と同様の赤外
線吸収性を有する基板を用いる事で、少ない枚数のGa
八へ基板て条件探索を行なう事ができる。
を用いて同時に処理する場合に、ダミー基板として、G
aAs基板裏面の赤外線吸収性の大きな膜と同様の赤外
線吸収性を有する基板を用いる事で、少ない枚数のGa
八へ基板て条件探索を行なう事ができる。
第1図は本発明の薄膜成長技術におりる基板加熱方法を
説明する断面図、 第2図はキャリヤ濃度およびモビリティの深さ方向分布
を比較して示す特性図、 第3図は直径2インチ4枚処理用ホルダーの平面図、 第4図はモビリティの分布を比較して示す特性図、 第5図および第6図は従来の薄膜成長技術における基板
加熱方法を説明する断面図である。 1・・・基板、 2・・・In半田、 3・・・Moブロック、 4・・・ヒーター 5・・・ホルダー 6・・・スペーサー 7・・・裏板、 8・・・W1摸。 4ヒータ ネ光ロ月のヤシ矢を側乞明する止乍菫H力第1図
説明する断面図、 第2図はキャリヤ濃度およびモビリティの深さ方向分布
を比較して示す特性図、 第3図は直径2インチ4枚処理用ホルダーの平面図、 第4図はモビリティの分布を比較して示す特性図、 第5図および第6図は従来の薄膜成長技術における基板
加熱方法を説明する断面図である。 1・・・基板、 2・・・In半田、 3・・・Moブロック、 4・・・ヒーター 5・・・ホルダー 6・・・スペーサー 7・・・裏板、 8・・・W1摸。 4ヒータ ネ光ロ月のヤシ矢を側乞明する止乍菫H力第1図
Claims (1)
- 1)赤外線透過性の高い表面平滑な基板の裏面に赤外線
吸収性の大きな膜を形成した後、前記基板の裏面側から
輻射によって前記基板の加熱を行いながら真空中におい
て簿膜の成長を行なうことを特徴とする化合物半導体薄
膜の成長法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32900388A JPH02175688A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 化合物半導体薄膜の成長法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32900388A JPH02175688A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 化合物半導体薄膜の成長法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02175688A true JPH02175688A (ja) | 1990-07-06 |
Family
ID=18216520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32900388A Pending JPH02175688A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 化合物半導体薄膜の成長法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02175688A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009040337A1 (en) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | S.O.I.Tec Silicon On Insulator Technologies | Method of manufacturing a structure comprising a substrate and a layer deposited on one of its faces |
-
1988
- 1988-12-28 JP JP32900388A patent/JPH02175688A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009040337A1 (en) * | 2007-09-27 | 2009-04-02 | S.O.I.Tec Silicon On Insulator Technologies | Method of manufacturing a structure comprising a substrate and a layer deposited on one of its faces |
FR2921749A1 (fr) * | 2007-09-27 | 2009-04-03 | Soitec Silicon On Insulator | Procede de fabrication d'une structure comprenant un substrat et une couche deposee sur l'une de ses faces. |
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