JPH0217418A - 遠隔地での温湿度測定記録方法及び装置 - Google Patents

遠隔地での温湿度測定記録方法及び装置

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JPH0217418A
JPH0217418A JP63166826A JP16682688A JPH0217418A JP H0217418 A JPH0217418 A JP H0217418A JP 63166826 A JP63166826 A JP 63166826A JP 16682688 A JP16682688 A JP 16682688A JP H0217418 A JPH0217418 A JP H0217418A
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JP
Japan
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recording
humidity
battery
temperature
self
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JP63166826A
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English (en)
Inventor
Michio Takeyoshi
武吉 理夫
Masahiro Yasui
正宏 安井
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Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、商用電源から離れた遠隔地、例えば海上や山
頂などで気象測定を行なったり、塗膜の自然暴露試験を
行なったりするための温湿度測定記録方法とその装置に
関する。
商用型−源が利用できない遠隔地で温湿度測定を行なう
ための従来の装置は、電源として乾電池等を内蔵し、バ
イメタル温度計と毛髪湿度計を組み合わせて巻き取り式
の記録紙に記録し、直読できる。ように一体型の装置と
して構成されている。しかしながら、巻き取り式の記録
紙は、高湿度の条件下では紙の伸縮があり、長期間にわ
たる測定では途中で紙の巻き取りが困難になるという欠
点があった。このような測定部と記録部とが一体型の装
置では、記録部だけを外界の環境から遮断することがで
きず、海上などの腐食環境では耐久性に欠けていた。
自記記録計は一般に長期にわたる記録が可能ではあるが
、消費電力が大きいため乾電池では寿命が早く尽きてし
まい、どうしても外部電源を測定記録する 特開昭56−122980号「太陽電池利用の気象セン
サ」では、太陽電池を利用してセンサーと無線送信機と
を駆動し、気象の変化を感知して信号を無線で送信する
ように構成している。しかしながら、無線送信ではデー
タの継続性に不安があり、電波状態が悪いときにはデー
タが入手できないから、長期にわたる測定記録を残すに
は不向きである。
実開昭61−91135号「電子式寒暖計」では、太陽
電池で駆動される電子式寒暖計を堤案じているが、測定
データをデジタル変換し電子式のメモリーに貯蔵してい
るため、記録データを直読することができず、パーソナ
ルコンピュータなどでデータ処理を行なわなければなら
ない。ところが商用電源から離れた遠隔地では、コンピ
ュータの電源がないから、結局データを研究所などに持
ち帰って分析するまで結果がわからず、測定装置に故障
が発生してデータがとれなかった場合も研究所に帰って
からはじめて気が付くことになり、現地で修理する機会
を失ってし、まうという欠点がある。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は、商用電源から離れた遠隔地で長期間に
わたって温湿度の測定と記録を継続することができ、し
かも測定データを直読することができてall定の成否
を直ちに判断することが可能になる方法と装置を提供す
ることにある。
本発明の他の目的は、遠隔地で塗装試験片の自然暴n試
験を行なうのに適した温湿度の測定記録方法と装置を提
供することにある。
(問題点を解決するための手段とその作用)本発明の前
述した目的は、その第1・の態様において、直流電流稼
動型の自記記録計と蓄電池とを防水収納箱内に収納し、
前記自記記録計から前記防水収納箱のシールを介して導
出した温度センサーと湿度センサーとを百葉箱内に取付
け、前記百葉箱の外に太陽電池を設置し、該太陽電池を
前記蓄電池に電気的に接続し、太陽電池のエネルギーを
蓄電池に蓄えて前記自記記録計を駆動することを測定記
録する遠隔地での温湿度測定記録方法によって達成され
る。
すなわち、自記記録計を防水収納箱内に密封することで
記録紙の伸縮を防止し長期間にわたる測定記録が可能と
なり、太陽電池と蓄電池によって長期間の電源の確保が
可能になる。
本発明はその第2の態様において、さらに前記自記記録
計から前記防水収納箱のシールを介して表面温度測定セ
ンサーを導出し、前記百葉箱の外に配置した塗装試験片
の表面温度を測定記録するようになっている。これによ
り、塗装試験片の自然暴露試験を長期間にわたって遂行
することができるようになる。
本発明はその第3の態様において、商用電源から離れた
遠隔地で温湿度を測定し記録する装置であって、直流電
流稼動型の自記記録計と、太陽電池と、該太陽電池のエ
ネルギーを蓄える蓄電池と、前記自記記録計と前記蓄電
池とを収納する防水収納箱と、前記自記記録計から前記
防水収納箱のシールを介して導出されている温度センサ
ー及び温度センサーと、前記温度センサー及び湿度セン
サーの各検知部を内部に取付けた百葉箱とを備えること
を測定記録する遠隔地での温湿度測定記録装置を提供す
る。この装置は、複数の構成部品を独立して設置したり
、現地で組立てたりすることが可能である。から、遠隔
地までの運搬が容易になるという利点がある。
長期にわたる測定のJM&Nを可能とするためには、タ
イマーを用いて一定時間おきに0N−OFFを繰り返す
などの方法を取入れることが望ましい。
本発明の他の特徴及び利点は、添付図面の実施例を参照
した以下の記載により明らかとなろう。
(実施例) 第1図は、本発明の好適な実施例による温湿度測定記録
装置の全体を表わしており、この装置は、内部に自記記
録計や蓄電池などを収納する防水式の収納箱10と、こ
の収納箱10の側面に固定されたボール12の頂部に支
持された台13と、この台13の上に取付けられた太陽
電池14と、鋼鉄製のスタンド16で支持されている木
製の百葉箱18とで構成されている。
スタンド16の下部には、平板状の塗装試験片20が水
平に配置され、その上面に表面温度測定用のセンサー2
2が貼り付けられている。塗装試験片20は、JIS−
に−54009,4耐候試験(3,2)耐候試験台に規
定する架台として例えば110X30CIの板を50〜
100枚程度取付は可能な台を使用し、この架台の左右
上下等の適当なスペースに配置した板状試験片にそれぞ
れセンサーを1個ないし複数個取付けるようにしても良
い。
太陽電池14からは電気ケーブル24が収納箱10内へ
と伸びており、百葉箱18からは内部に取付けられた温
度センサー26からの信号を伝えるケーフル30と湿度
センサー2日からの信号を伝えるケーブル32とが収納
箱1o内へと伸びている。さらに表面温度測定センサー
22がらはその信号を伝えるケーブル34が収納箱lo
内へと伸びている。
太陽電池14は各種のものが利用でき、例えばシリコン
単結晶セルを使用し強化ガラスで表面を保護したタイプ
で耐久性に優れているものが好ましい。太陽電池を支持
する台13はステンレス製とし、ボール12及び接続具
には亜鉛メツキを施し、耐久性向上のためフッ素樹脂塗
装を行なうと良い。防水収納箱10にもフッ素樹脂塗装
を行なうことが望ましい。
第1図では太陽電池14が台13とボール12を介して
防水収納箱10に固定され、一方百葉箱18は分離して
設置されているが、より簡便な態様として、収納箱10
を大きめに作り、その上方に百葉箱18をいくらか空間
をあけて設置することもできる。この場合、百葉箱18
の4隅の適宜の角から収納箱10へと何本かの支柱を伸
ばして固定し、一方太陽電池14は百葉箱18の通気を
損なわない位置に取付けるようにする。
温度センサー26と湿度センサー28とは結合されて一
体化したものが一般的であるが、分離したものを使用し
ても良い。温度センサー26はその検知部に白金測温抵
抗体、熱電対、サーミスタ等を利用することができ、湿
度センサー28はその検知部に静電容量式高分子膜やセ
ラミック系のもの等を利用することができる。表面温度
測定センサー22は、その検知部である白金抵抗素子を
シリコンゴムで完全にモールドし1形の黄銅ケースに収
めたタイプのものが、防湿性、耐衝撃性に優れている点
で好ましい。
第2図は、防水収納箱10の内部を表わしており、al
lを閉めるとパツキン40の働きで完全に密封されるよ
うになっている。収納箱10の内部には、温度と湿度の
両方を記録できる第1の自記記録計42と表面温度だけ
を記録する第2の自記記録計44とが、透明なプラスチ
ック容器46内に収められている。その下方には、蓄電
池50と制御器52とが収められている。2個の自記記
録計42.44からは、防水収納箱lOの壁面を貫通す
るシール部材54を介して、第1図に示したケーブル3
0.32.34がそれぞれ温度センサー26、湿度セン
サー28、表面温度センサー22へと伸びている。
2個の自記記録計42.44を駆動するための電源コー
ド60はまず制御器52に入り、制御器内部のタイマー
とリレー等でその作動時間が設定される。制御器52か
ら出たコードは一端が蓄電池50のプラス側に接続され
、他端がマイナス側に接続さ、れている。このプラス側
はさらに逆流防止ダイオード62を介して太陽電池14
のプラス側に電気的に接続されている。マイナス側は直
接太陽電池14のマイナス側に電気的に接続されている
。蓄電池50から出たこれらのコードは、電気ケーブル
24内にまとめられ、防水収納箱の壁面を貫通するシー
ル部材56を介して太陽電池へと伸びている。
かくして、本発明の温湿度測定記録装置によれば、太陽
電池14が受けたエネルギーが日照量によって大幅に変
動しても、太陽電池と並列に接続された蓄電池50の働
きによって安定した電力が供給でき、自記記録針は長期
間にわたって作動を継続することができる。自記記録計
及びタイマーとして定電圧回路を組み込んだものを使用
すれば、余分の電圧消費や誤作動を防ぐことができる点
でさらにを利である。本発明による装置では、乾電池の
ように電池を交換する必要がないのでメンテナンスが不
要であり、遠隔地や無人島あるいは火山の噴火口の近く
など危険な場所でも自動的に測定が遂行できる。
タイマーとリレーを用いた制御器52を使用すれば、例
えば10分おきに0N−OFFを繰り返すとか、60分
稼動して120分休止するなどの測定サイクルを採用す
ることができ、蓄電池が放電しすぎて容量不足におちい
るのを防止することができる。かくして、記録紙がなく
なるまで測定のm続が可能となる。
温湿度センサー26.28は百葉箱18の内部に取付け
られているので、直射日光や風雨などの影響を除去した
正規の温湿度測定が達成されることになる。さらに、塗
装試験片20を百葉箱の外に配置し表面温度センサー2
2で温度を測定することにより、百葉箱内部での温湿度
データと実際の表面温度データとの相違点が判明し、自
然暴露試験の結果を評価するうえで重要な資料が得られ
ることになる。
自記記録計42.44は、記録紙に書かれた折れ線グラ
フを直読することができるので、測定が成功したかどう
かを現場で直ちに判断することができる。
(実験例) 本発明による温湿度測定装置を実験した結果、166日
間の長期にわたる測定記録が達成できた。
すなわち、自記記録計は市販の打点式アナログ記録計(
株式会社チノー製、HN−U型とES型)を使用し、記
録紙全長が10m、紙送り速度が5龍/ h 、タイマ
ーで50%稼動間隔にして1日の読み取り幅が5Qmm
、合計166日間の測定ができた。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く、本発明の温湿度測定記録方法
及び装置によれば、商用電源から離れた遠隔地で長期間
にわたって温湿度の測定と記録を継続することができ、
しかも測定データを直読することができて測定の成否を
直ちに判断することが可能になる。さらに本発明を塗装
試験片の自然暴露試験に応用すれば、百葉箱内での正規
の温湿度データと試験片の実際の表面温度との相違点が
明らかとなり、その評価が一層正確なものとなるなど、
その技術的効果には極めて顕著なものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるm?W度測定記録装置の全体を表
わす斜視図、第2図は防水収納箱の内部を表わす一部破
断斜視図である。 10・・・防水収納箱   11・・・扉14・・・太
陽電池    18・・・百葉箱20・・・塗装試験片 22・・・表面温度センサー 24・・・電気ケーブル 26・・・温度センサー 2日・・・湿度センサー 30.32.34・・・ケーブル 40・・・パツキン 42.44・・・自記記録計

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、商用電源から離れた遠隔地で温湿度を測定し記録す
    る方法であって、 直流電流稼動型の自記記録計と蓄電池とを防水収納箱内
    に収納し、前記自記記録計から前記防水収納箱のシール
    を介して導出した温度センサーと湿度センサーとを百葉
    箱内に取付け、前記百葉箱の外に太陽電池を設置し、該
    太陽電池を前記蓄電池に電気的に接続し、太陽電池のエ
    ネルギーを蓄電池に蓄えて前記自記記録計を駆動するこ
    とを特徴とする遠隔地での温湿度測定記録方法。 2、さらに前記自記記録計から前記防水収納箱のシール
    を介して表面温度測定センサーを導出し、前記百葉箱の
    外に配置した塗装試験片の表面温度を測定記録する請求
    項1記載の方法。 3、商用電源から離れた遠隔地で温湿度を測定し記録す
    る装置であって、 直流電流稼動型の自記記録計と、 太陽電池と、 該太陽電池のエネルギーを蓄える蓄電池と、前記自記記
    録計と前記蓄電池とを収納する防水収納箱と、 前記自記記録計から前記防水収納箱のシールを介して導
    出されている温度センサー及び湿度センサーと、 前記温度センサー及び湿度センサーの各検知部を内部に
    取付けた百葉箱とを備えることを特徴とする遠隔地での
    温湿度測定記録装置。
JP63166826A 1988-07-06 1988-07-06 遠隔地での温湿度測定記録方法及び装置 Pending JPH0217418A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11326417A (ja) * 1998-05-11 1999-11-26 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 電界強度測定装置および方法、ならびに受信装置
CN104677425A (zh) * 2015-03-13 2015-06-03 安徽省界首市云龙粮机配套工程有限公司 一种温湿度传感器
JP2016090552A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 新日鐵住金株式会社 大気暴露試験容器および大気暴露試験装置
JP2016090553A (ja) * 2014-11-11 2016-05-23 新日鐵住金株式会社 大気暴露試験容器および大気暴露試験装置

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