JPH0217323Y2 - - Google Patents

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JPH0217323Y2
JPH0217323Y2 JP9330584U JP9330584U JPH0217323Y2 JP H0217323 Y2 JPH0217323 Y2 JP H0217323Y2 JP 9330584 U JP9330584 U JP 9330584U JP 9330584 U JP9330584 U JP 9330584U JP H0217323 Y2 JPH0217323 Y2 JP H0217323Y2
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rotating shaft
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JP9330584U
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  • Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Electron Tubes For Measurement (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は遮蔽型X線マイクロアナライザ等に
おける試料移送装置、特に放射性試料を真空状態
の試料交換室から試料室へ移送するのに適した試
料移送装置に関するものである。
〔従来の技術〕
X線マイクロアナライザ等の真空装置における
試料室に試料交換室から試料を導入する装置とし
て第7図に示すものがある。第7図は従来装置の
断面図であり、試料交換室1から試料室2へ手動
のトング3により試料ホルダ4を移送し、試料室
2のゴニオステージ5上に装着するようになつて
いる。6は遮蔽鉛、7はゲート弁である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の装置では、トング3のスト
ロークが長くなり、自動交換機構に変換できない
ため、遮蔽型X線マイクロアナライザ等の放射性
試料を移送する装置には適用できないという問題
点があつた。
この考案は上記問題点を解決するためのもの
で、真空容器内で移送する台車に試料チヤツク機
構を設け、台車が両端部に移動したときに駆動軸
に係合させて回転力を試料チヤツク機構の回転軸
に伝え、試料チヤツク機構を開閉させることによ
り、ストロークが短くなり、装置全体をコンパク
トにして自動化できるとともに、安全に試料ホル
ダを移送することができる試料移送装置を提供す
ることを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は真空容器内を移動する台車と、この
台車の一端部から伸びる試料チヤツク機構と、こ
の試料チヤツク機構内に設けられかつ回転により
前記試料チヤツク機構を開閉する回転軸と、前記
台車の移動方向に配置された駆動軸と、この駆動
軸の両端部に台車が移動したときに係合して駆動
軸の回転力を前記試料チヤツク機構の回転軸に伝
える係合機構とを備えたことを特徴とする試料移
送装置である。
〔実施例〕
以下、この考案を図面の実施例により説明す
る。第1図はこの考案の一実施例による試料移送
装置の試料チヤツク機構を省略した斜視図、第2
図は要部の水平断面図、第3図はそのA−A断面
図、第4図はB−B断面図、第5図はC−C断面
図、第6図はそのD−D断面図である。
図において、11は真空容器を形成する外筒
で、ケーシング12に接続しており、これらは試
料交換室1を形成している。外筒11内には上部
にフランジ部13を有する半円筒状の内筒14が
設けられ、台車15が側面のコロ16によりフラ
ンジ部13をはさんで軸方向に移動するように設
けられている。
台車15の下側に設けられた取付金具17の両
側にチエーン18が取付けられ、外筒11両端部
のスプロケツト19,20にかけ渡されている。
スプロケツト19はケーシング12の大気側に取
付けられたモータ21の入力軸22に取付けられ
ている。またスプロケツト20は他端の内筒14
に設けられたブラケツト20aに取付けられてい
る。こうしてモータ21の駆動力は入力軸22、
スプロケツト19、チエーン18、取付金具17
を介して台車15に伝達され、台車15が軸方向
に移動するようになつている。
台車15の先端から伸びるように試料チヤツク
機構23が取付けられている。試料チヤツク機構
23は、台車15から伸びるパイプ24、このパ
イプ24内に軸受25,26を介して支持された
回転軸27、この回転軸27の手前に取付けられ
た平歯車28、回転軸27の先端に形成されたね
じ部29、このねじ部29にねじ付けられたスラ
イダ30、このスライダ30に取付けられたピン
31、パイプ24の先端部のブロツク24aにピ
ン32,33により開閉可能に取付けられた爪3
4,35、この爪34,35の基部両側に前記ピ
ン31と係合するように設けられたピン36,3
7、およびこのピン36,37とパイプ24上の
ピン38との間にかけ渡されたばね39,40か
らなる。こうして試料チヤツク機構23は、回転
軸27の回転によりスライダ30がスラスト方向
に移動してピン31を押し、爪34,35を閉じ
て、試料41を装着した試料ホルダ42をチヤツ
クし、ばね39,40により復元して試料ホルダ
42をはなすようになつている。スライダ30の
移動量の制限は図示しないマイクロスイツチによ
り行われる。
台車15の先端部の下側に形成された支持部1
5aには軸受43により平歯車44が支持されて
平歯車28とかみ合つている。この平歯車44を
貫通するように、台車15の移動方向に駆動軸4
5が設けられている。駆動軸45はブラケツト2
0aに設けられた軸受46および内筒14の端部
に設けられた軸受47により支持され、その先端
には笠歯車48が設けられて笠歯車49とかみ合
つている。笠歯車49はケーシング12下面に真
空シールされた入力軸50に取付けられ、入力軸
50の他端は大気側のモータ51に接続してい
る。
駆動軸45の両端部には溝52,53を有する
係合部54,55が取付けられ、台車15の平歯
車44から突出するピン56が溝52,53に係
合し、駆動軸45の回転力を平歯車44,28を
介して回転軸27に伝えるようになつている。5
7,58は台車15のストローク制限信号をモー
タ21,51に入力するマイクロスイツチであ
る。
〔作用〕
以上の構成において、モータ21を駆動する
と、スプロケツト19、チエーン18により台車
15に動力が伝えられ、台車15は内筒14に摺
動して軸方向に移動し、両端部においてピン56
が係合部54,55の溝52,53に係合する。
試料の移送は、台車15をケーシング12の反
対側に後退させてピン56を溝53と係合させ、
この状態でモータ51を駆動すると、その回転力
は入力軸50、笠歯車49,48、駆動軸45、
平歯車44,28を通して回転軸27に伝えら
れ、これによりねじ部29が回転してこれにかみ
合うスライダ30が後退し、ばね39,40の引
張力によつて爪34,35が開く。
試料41を装着した試料ホルダ42をケーシン
グ12内に爪34,35間に挿入してモータ51
を逆転させると、ねじ部29が逆転してスライダ
30が前進し、ピン31がピン36,37を押し
て爪34,35が閉じ、こうして試料チヤツク機
構23が試料ホルダ42をチヤツクする。
この状態でモータ21を回転させて、台車15
をケーシング12側に前進させると、ピン56は
溝53から外れる。台車15が進行することによ
り、試料チヤツク機構23にチヤツクされた試料
ホルダ42はケーシング12を通つて試料室2に
入り、ゴニオステージ5上に装着される。
この状態でピン56は係合部54の溝52に係
合するので、モータ51を駆動すると、その回転
力は入力軸50、笠歯車49,48、駆動軸4
5、平歯車44,28を通して回転軸27に伝え
られ、スライダ30が後退して爪34,35が開
く。この状態でモータ21を駆動して台車15を
後退させる。
試料ホルダ42の取出は前記と逆の順序で行
い、台車15の前進位置で試料チヤツク機構23
が試料ホルダ42をチヤツクし、この状態で台車
15が後退して試料ホルダ42をはなし、試料交
換を行う。
以上の装置では、真空内に試料チヤツク機構2
3を設けてチエーン等により駆動するため、真空
シールまたは遮蔽厚によるストロークが最少に抑
えられ、装置全体がコンパクト化し自動化が容易
であるとともに、真空内に動力源がないため、モ
ータ等の故障による手動切換作業が極めて容易で
ある。また試料ホルダの取出位置および試料ステ
ージ上の2位置に対応する駆動軸45の両端部に
おいてのみ試料チヤツク機構23と駆動軸45が
接続して爪34,35が開閉可能であり、移動の
途中でモータ51が誤まつて回転しても試料ホル
ダ42の脱落は防止され、放射性試料による汚染
を防止でき、安全に試料の移送が行える。
なお、以上の説明において、台車15の駆動の
ためにチエーン18とスプロケツト19,20の
組合せを示したが、ワイヤーとプーリ等の組合せ
でもよい。また駆動軸45との係合機構も溝5
2,53とピン56の組合せに限らず、他の組合
せでもよい。さらに本考案は遮蔽型X線マイクロ
アナライザに限らず、他の真空装置における試料
の移送に適用可能である。
〔考案の効果〕
この考案によれば、真空容器内で移送する台車
に試料チヤツク機構を設け、台車が両端部に移動
したときに駆動軸に係合させて回転力を試料チヤ
ツク機構の回転軸に伝え、試料チヤツク機構を開
閉させるようにしたので、ストロークが短くな
り、装置全体をコンパクトにして自動化できると
ともに、安全に試料ホルダを移送することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の試料チヤツク機
構を省略した斜視図、第2図は要部の水平断面
図、第3図はそのA−A断面図、第4図はB−B
断面図、第5図はC−C断面図、第6図はそのD
−D断面図、第7図は従来装置の断面図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示
し、11は外筒、12はケーシング、14は内
筒、15は台車、18はチエーン、21,51は
モータ、23は試料チヤツク機構、24はパイ
プ、27は回転軸、28,44は平歯車、29は
ねじ部、30はスライダ、34,35は爪、42
は試料ホルダ、45は駆動軸、48,49は笠歯
車、52,53は溝、54,55は係合部、56
はピンである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 真空容器内を移動する台車と、この台車の一
    端部から伸びる試料チヤツク機構と、この試料
    チヤツク機構内に設けられかつ回転により前記
    試料チヤツク機構を開閉する回転軸と、前記台
    車の移動方向に配置された駆動軸と、この駆動
    軸の両端部に台車が移動したときに係合して駆
    動軸の回転力を前記試料チヤツク機構の回転軸
    に伝える係合機構とを備えたことを特徴とする
    試料移送装置。 (2) 台車がチエーンまたはワイヤーによつて駆動
    されるものである実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の試料移送装置。 (3) 試料チヤツク機構が回転軸にねじ付けられた
    スライダにより爪を開閉するものである実用新
    案登録請求の範囲第1項または第2項記載の試
    料移送装置。 (4) 係合機構がピンと溝の係合によるものである
    実用新案登録請求の範囲第1項ないし第3項の
    いずれかに記載の試料移送装置。
JP9330584U 1984-06-22 1984-06-22 試料移送装置 Granted JPS618854U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9330584U JPS618854U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 試料移送装置

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JP9330584U JPS618854U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 試料移送装置

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Publication Number Publication Date
JPS618854U JPS618854U (ja) 1986-01-20
JPH0217323Y2 true JPH0217323Y2 (ja) 1990-05-15

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JP9330584U Granted JPS618854U (ja) 1984-06-22 1984-06-22 試料移送装置

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JPS618854U (ja) 1986-01-20

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