JPH02172522A - 中空糸膜濾過モジユールの製造方法 - Google Patents
中空糸膜濾過モジユールの製造方法Info
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- JPH02172522A JPH02172522A JP32853688A JP32853688A JPH02172522A JP H02172522 A JPH02172522 A JP H02172522A JP 32853688 A JP32853688 A JP 32853688A JP 32853688 A JP32853688 A JP 32853688A JP H02172522 A JPH02172522 A JP H02172522A
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Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は各種流体の濾過に有効な中空糸膜濾過モジュー
ルの製造方法に関する。
ルの製造方法に関する。
近年、流体濾過能力を有する中空糸膜モジュールが、医
療分野、液体及び電体処理分野などに多く用すられるよ
うになってきた。そして、これら膜モジュールの代表的
な形状としては中空糸膜の両端が開口状態で樹脂固定さ
れているものがある。
療分野、液体及び電体処理分野などに多く用すられるよ
うになってきた。そして、これら膜モジュールの代表的
な形状としては中空糸膜の両端が開口状態で樹脂固定さ
れているものがある。
この両端固定型中空糸膜モジュールは、たとえば中空糸
膜束を所定の長さにカットしたものを内筒の外側に配置
して、その内筒と共に容器内に収納し、遠心力を作用さ
せ、両端部の束ねられた中空糸膜間及び中空糸膜と容器
壁間の空間に樹脂を供給する方法が採用されている。
膜束を所定の長さにカットしたものを内筒の外側に配置
して、その内筒と共に容器内に収納し、遠心力を作用さ
せ、両端部の束ねられた中空糸膜間及び中空糸膜と容器
壁間の空間に樹脂を供給する方法が採用されている。
しかしながら従来の技術においては、中空糸膜束を所定
の長さに切断したものを内筒と共に容器内に挿入する際
、中空糸膜束が乱雑になり易く、又均質な糸の分散が得
られず損傷し易い状態になる。このため樹脂固定のため
の治具を固定することが非常に難しく、樹脂固定不良部
を生じやすい。又無作為に中空糸膜を束ねて挿入するた
め容器内において中空糸膜の充填密度を低下させる欠点
を有している。
の長さに切断したものを内筒と共に容器内に挿入する際
、中空糸膜束が乱雑になり易く、又均質な糸の分散が得
られず損傷し易い状態になる。このため樹脂固定のため
の治具を固定することが非常に難しく、樹脂固定不良部
を生じやすい。又無作為に中空糸膜を束ねて挿入するた
め容器内において中空糸膜の充填密度を低下させる欠点
を有している。
さらに、中空糸膜端部の開口部を開口状態のまま固定す
ると、開口部から樹脂が浸入してモジュールとして使用
できな込ものになる。
ると、開口部から樹脂が浸入してモジュールとして使用
できな込ものになる。
本発明は、前記欠点を改良した膜モジユール製造方法の
提供を目的とするものであり、中空糸膜の分散状態を極
限に壕で向上させ、樹脂固定時の中空糸膜の偏りをなく
シ、同一容器内において中空糸膜の充填率を向上させる
事により膜面積を増加させ、樹脂固定操作を容易にする
方法を提供することを目的とする。
提供を目的とするものであり、中空糸膜の分散状態を極
限に壕で向上させ、樹脂固定時の中空糸膜の偏りをなく
シ、同一容器内において中空糸膜の充填率を向上させる
事により膜面積を増加させ、樹脂固定操作を容易にする
方法を提供することを目的とする。
本発明の要旨は中空糸膜を緯糸とし耳部において中空糸
膜が切断されることなく折り返されてなる中空糸膜ｍ織
物を、内筒と外筒の間に中空糸膜が長手方向となるよう
に配置し、該中空糸膜編織物の両方の耳部を樹脂固定し
、次いで該樹脂固定部を切断して中空糸膜の中空部を開
口させる両端固定ヤ中空糸膜濾過モジュールの製造方法
にある。
膜が切断されることなく折り返されてなる中空糸膜ｍ織
物を、内筒と外筒の間に中空糸膜が長手方向となるよう
に配置し、該中空糸膜編織物の両方の耳部を樹脂固定し
、次いで該樹脂固定部を切断して中空糸膜の中空部を開
口させる両端固定ヤ中空糸膜濾過モジュールの製造方法
にある。
以下図面に従って本発明を説明する。
第１図は外筒１と内局２０間に中空糸膜編織物５を中空
糸膜が長手方向となるように配置し九図である。外筒と
内筒はその側面が多孔であっても非多孔であってもよく
、たとえば外筒を多孔体とし、内筒を非多孔体とするこ
とができる。中空糸膜ｍ織物としてはたとえば特開昭６
２−５７９６５号公報に記載されたものを用いることが
でき、ｉａｗｔ物を構成する中空糸は一木又は複数本と
することができる。この中空糸膜編織物を内筒の外側に
螺線巻き状態とし、あるいはプリーツ状態に配置して、
これらを外筒内に抑大することによって第１図の配置構
造をとらせることができる。
糸膜が長手方向となるように配置し九図である。外筒と
内筒はその側面が多孔であっても非多孔であってもよく
、たとえば外筒を多孔体とし、内筒を非多孔体とするこ
とができる。中空糸膜ｍ織物としてはたとえば特開昭６
２−５７９６５号公報に記載されたものを用いることが
でき、ｉａｗｔ物を構成する中空糸は一木又は複数本と
することができる。この中空糸膜編織物を内筒の外側に
螺線巻き状態とし、あるいはプリーツ状態に配置して、
これらを外筒内に抑大することによって第１図の配置構
造をとらせることができる。
次に＠２図に示すようにその両端に樹脂固定治具４．４
′を取り付ける。樹脂固定治具４，４′は樹脂注入孔５
．５′を有し、この状態でＡ −Ａ’を中心に回転させ
て、遠心力下において樹脂注入孔５．５′から注入する
。両端樹脂固定後に樹脂固定治具４と４′を取り外し、
樹脂固定部６を露出させた状態で端部をＢ −Ｂ’面、
ｃ−ｃ’面で切断すれば、第３図に示すような中空糸膜
が均一に分散した両端樹脂固定のモジュールを得る事が
可能である。
′を取り付ける。樹脂固定治具４，４′は樹脂注入孔５
．５′を有し、この状態でＡ −Ａ’を中心に回転させ
て、遠心力下において樹脂注入孔５．５′から注入する
。両端樹脂固定後に樹脂固定治具４と４′を取り外し、
樹脂固定部６を露出させた状態で端部をＢ −Ｂ’面、
ｃ−ｃ’面で切断すれば、第３図に示すような中空糸膜
が均一に分散した両端樹脂固定のモジュールを得る事が
可能である。
以下、実施例により本発明を説明する。
実施例１
第１図とほぼ同様のセットを用いた。内径６４層φ、長
さ２１５ｍのポリカーボネイト製多孔外筒に、外径５４
關φ、長さ２１５＋ｍのポリカーボネイト製無孔内節と
中空糸膜編織物を装填する。
さ２１５ｍのポリカーボネイト製多孔外筒に、外径５４
關φ、長さ２１５＋ｍのポリカーボネイト製無孔内節と
中空糸膜編織物を装填する。
中空糸膜編織物としては、外径０３８ｗφのポリエチレ
ン中空糸膜１６本を緯糸とし、ポリエステル加工糸１５
０ｃｌ／３６ｆを２本インターレース加工して合糸し、
しかも油剤を除去したものを経糸として編立幅２５０曙
、長さ１２００ｍ編織物を使用した。この中空糸膜編織
物を内筒の外側に螺線巻きにして多孔外筒に装填した。
ン中空糸膜１６本を緯糸とし、ポリエステル加工糸１５
０ｃｌ／３６ｆを２本インターレース加工して合糸し、
しかも油剤を除去したものを経糸として編立幅２５０曙
、長さ１２００ｍ編織物を使用した。この中空糸膜編織
物を内筒の外側に螺線巻きにして多孔外筒に装填した。
この膜モジユールセットを第２図に示すようにシリコン
樹脂で製作した樹脂固定用治具に取り付は遠心機内に設
置してウレタン樹脂的５５ｆを各々の樹脂注入口から投
入し遠心機を作動させた。遠心機の回転数は５’ＯＯｒ
ｐｍとし、約２時間運転した。
樹脂で製作した樹脂固定用治具に取り付は遠心機内に設
置してウレタン樹脂的５５ｆを各々の樹脂注入口から投
入し遠心機を作動させた。遠心機の回転数は５’ＯＯｒ
ｐｍとし、約２時間運転した。
遠心工程終了後、そのままの状態で１日放置後、樹脂固
定治具をとりはずし、次いで第２図のＢ −Ｂ’面とｃ
−ｃ’面の位置において樹脂固定端部を切断して膜モ
ジュールを製作した。このモジュールの両端面を観察し
たところ、中空糸膜の分散状態は非常に良好であり、内
部に樹脂が浸入して、詰っている中空糸も皆無であった
。
定治具をとりはずし、次いで第２図のＢ −Ｂ’面とｃ
−ｃ’面の位置において樹脂固定端部を切断して膜モ
ジュールを製作した。このモジュールの両端面を観察し
たところ、中空糸膜の分散状態は非常に良好であり、内
部に樹脂が浸入して、詰っている中空糸も皆無であった
。
本発明の方法は以下忙掲げるような優れた効果を奏する
ものである。
ものである。
（１）樹脂固定部において、中空糸膜の分散状態が非常
に良好である。
に良好である。
（２）編織物を使用するので、よい＃ｌｂ中空糸獲の多
数本使用が可能で、膜面積を増加させる事が容易である
。
数本使用が可能で、膜面積を増加させる事が容易である
。
（３）編織物を使用するので、各々のモジュールにおい
て膜面積を一定にする事が容易に可能である。
て膜面積を一定にする事が容易に可能である。
（４）樹脂固定時の仮封鎖の必要性がなく、封鎖の信頼
性が非常に高い。
性が非常に高い。
（５）膜モジュールとしてｔＭ造する際の操作が容易で
ある。
ある。
第１図は中空糸膜編織物を外筒と内筒の間に配置した状
態の断面図である。第２図は第１図の膜モジユールセッ
トを樹脂固定用治具にとりつけ、樹脂固定した後の断面
図である。第３図は樹脂固定部が切断された中空糸膜モ
ジュールの切断面である。第４図は複数本の中空糸膜を
緯糸とする中空糸膜間織物の部分模式図である。 １・・・・・外 筒 ２・・・・・内 筒 ろ・・・・・中空糸膜 ４・・・・・樹脂固定用治具 ５・・・・・樹脂注入孔 ６・・・・・樹脂固定部 ７・・・・・経 糸 特許出願人 三菱レイヨン株式会社 代理人 弁理士 吉 澤 敏 夫 第２図
態の断面図である。第２図は第１図の膜モジユールセッ
トを樹脂固定用治具にとりつけ、樹脂固定した後の断面
図である。第３図は樹脂固定部が切断された中空糸膜モ
ジュールの切断面である。第４図は複数本の中空糸膜を
緯糸とする中空糸膜間織物の部分模式図である。 １・・・・・外 筒 ２・・・・・内 筒 ろ・・・・・中空糸膜 ４・・・・・樹脂固定用治具 ５・・・・・樹脂注入孔 ６・・・・・樹脂固定部 ７・・・・・経 糸 特許出願人 三菱レイヨン株式会社 代理人 弁理士 吉 澤 敏 夫 第２図
Claims (1)
- 中空糸膜を緯糸とし耳部において中空糸膜が切断される
ことなく折り返されてなる中空糸膜編織物を、内筒と外
筒の間に中空糸膜が長手方向となるように配置し、該中
空糸膜編織物の両方の耳部を樹脂固定し、次いで該樹脂
固定部を切断して中空糸膜の中空部を開口させる両端固
定型中空糸膜濾過モジュールの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32853688A JPH02172522A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 中空糸膜濾過モジユールの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP32853688A JPH02172522A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 中空糸膜濾過モジユールの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02172522A true JPH02172522A (ja) | 1990-07-04 |
Family
ID=18211386
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP32853688A Pending JPH02172522A (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 中空糸膜濾過モジユールの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02172522A (ja) |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP32853688A patent/JPH02172522A/ja active Pending
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