JPH0217189Y2 - - Google Patents

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JPH0217189Y2
JPH0217189Y2 JP10604986U JP10604986U JPH0217189Y2 JP H0217189 Y2 JPH0217189 Y2 JP H0217189Y2 JP 10604986 U JP10604986 U JP 10604986U JP 10604986 U JP10604986 U JP 10604986U JP H0217189 Y2 JPH0217189 Y2 JP H0217189Y2
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temperature
compressed air
dew point
evaporator
temperature sensor
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、圧縮空気の流量や入気温度等が変化
しても常に一定の露点温度が得られる圧縮空気除
湿装置に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来、冷凍式圧縮空気除湿機で露点温度を一定
にしようとする場合は、露点に合わせて流量を増
減したり、入気温度を高くしたり低くしたりして
対応してきた。ところがこのような方法だと、常
に監視が必要で、作業の負担が大きい。
また冷却室に温度センサーを挿入し、その検出
信号によつて冷凍機をON−OFFさせる方式があ
る。第3図は、冷凍式圧縮空気除湿機に対する負
荷率の変化と、その時の冷凍機動作および露点温
度の変動を表わす図である。第3図イは、前記の
冷凍機ON−OFF方式の特性を示す図であり、負
荷率が変動すると、冷凍機がON−OFF制御さ
れ、その結果このON−OFF動作に対応して露点
温度が大きく変動している。このように露点温度
の変動が大きく安定性が悪く、一定露点を得るこ
とはできなかつた。
さらに、容量調整弁等を使つてホツトガスをバ
イパスさせ、冷凍能力が一定になる様にする方式
もある。第3図ロはこのホツトガス・バイパス方
式の特性図であり、冷凍機動作は一定であるが、
圧縮空気の流量や入気温度の変動による露点温度
の変動を一定に抑制できない。したがつてこの方
式も一定露点を安定して得ることはできない。
本考案の技術的課題は、従来の圧縮空気除湿装
置におけるこのような問題を解消し、圧縮空気の
流量や入気温度等が変化しても常に一定の露点温
度が得られるようにすることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案の圧縮空気除湿装置は、第1図に示すよ
うに、流入して来た圧縮空気を冷却する蒸発器2
内の温度を検出する温度センサー4と、この温度
センサー4から入力する検出値と設定露点温度と
の差を得る温度指示調節器6と、この温度指示調
節器6の出力信号によつて、圧縮機9の能力を制
御する能力可変装置8とを有している。
〔作用〕 温度指示調節器6では、設定露点温度と温度セ
ンサー4による検出温度との差の信号を能力可変
装置8に入力するため、その結果に応じて能力可
変装置8により圧縮機9を制御する。すなわち流
入する圧縮空気の温度が高かつたり、流入量が増
加したりして、温度センサー4の検出温度が設定
温度より高くなると、温度指示調節器6から出力
する温度差信号が増大するため、能力可変装置8
では、圧縮機9の回転数を増加するように動作す
る。その結果、圧縮空気除湿装置の冷凍能力が増
大して蒸発器2の温度が低下し、圧縮空気の露点
温度が一定に維持される。なお検出温度が設定温
度より低下した場合は、圧縮機9の回転数が減少
するように制御される。
〔実施例〕
次に本考案による圧縮空気除湿装置が実際上ど
のように具体化されるかを実施例で説明する。第
1図は訪考案による圧縮空気除湿装置を示す配管
図、第2図はセンサーの取付け部を示す概略図で
ある。1は熱交換器組立であり、圧縮空気入口
a、圧縮空気出口b、ドレン排出口cを有してい
る。また蒸発器2と温度平衡器3を内臓してお
り、圧縮空気入口aから流入した高温多湿の圧縮
空気は、温度平衡器3で予冷された後、出口dか
ら流路eを経て蒸発器2に導かれる。そして蒸発
器2で冷却され、このとき分離された凝縮水分は
ドレン排出口cから排出される。また冷却された
圧縮空気は入口fから温度平衡器3に導かれ、圧
縮空気入口aから流入した高温多湿の圧縮空気を
予冷した後、圧縮空気出口bから流出し、空気圧
機器に供給される。
このような圧縮空気除湿装置において、蒸発器
2には、蒸発器温度と蒸発器部を通過する圧縮空
気温度を感知する為の温度センサー4が挿入され
ている。温度センサー4は、リード線5で温度指
示調節器6に接続され、この温度指示調節器6に
よる制御信号を、信号線7を介し能力可変装置8
に送信するように接続されている。能力可変装置
8は、温度指示調節器6からの信号により、電源
13からの入力を、負荷に合つた能力が出るよう
に圧縮機9に与える機能を有するものである。例
えば周波数変換器、極数変換器等により、圧縮機
9の能力を可変させる。
この圧縮空気除湿装置には、従来と同様に冷凍
サイクルがセツトされており、圧縮機9と蒸発器
2との間に、凝縮器10、膨張弁11が組込まれ
ている。また凝縮器10には、凝縮効果を向上さ
せる為のフアンモータ12が取付けてある。
次にこの装置の動作と作用を説明する。いま、
高温多湿の圧縮空気が、圧縮空気入口aより熱交
換器組立1へ導入されて、温度平衡器3に入り、
すでに冷却された圧縮空気と熱交換して予冷さ
れ、蒸発器2へ導かれる。蒸発器2では、冷凍サ
イクルにより、設定温度まで冷やされる。冷却さ
れた圧縮空気は、凝縮水分と分離された後、温度
平衡器3に導かれ、入口aよりの高温多湿圧縮空
気と熱交換して再熱され、相対温度の低い乾燥さ
れた圧縮空気として、圧縮空気出口bから、外部
の空気圧機器に供給される。なお圧縮空気から分
離された凝縮水分は、ドレン排出口cより外部へ
自動排出器等を介して排出される。
ここで圧縮空気の露点は、蒸発器2にていかに
冷やすかで決まるため、蒸発器2そのものの温度
と蒸発器2を通過する圧縮空気温度が温度センサ
ー4で検出されるようにしている。そして検出温
度信号が、温度指示調節器6に入力すると、必要
露点温度の設定値と温度センサー4による検出温
度との差の信号が能力可変装置8に入力され、能
力可変装置8により、圧縮機9の動作が制御され
る。第3図ハは、この模様を示すものである。す
なわち流量や入気温度の変化で負荷率が変動する
と、温度センサー4からの検出信号と設定露点温
度との差に応じて、圧縮機9の回転数などが制御
され、冷凍機動作率が変動する。その結果常に一
定の露点が得られる。
次に温度センサーの取付け構造は、圧縮空気の
露点温度を効果的に測定できるよう構成されてい
る。すなわち圧縮空気が流れている時と流れてい
ない時とで差が出ない様に、第2図の如く温度セ
ンサー4を、冷却管2aに密着しない様に若干の
隙間を持たせて、冷却管2aに密着または一体成
型された伝熱フイン2b等に密着または接触する
様に装着させてある。
圧縮空気が流れている時は、圧縮空気と冷却管
との温度差が大きくなるため、温度センサーが冷
却管に密着していると、検出温度は実際の冷却圧
縮空気温度と異なる。ところが若干の隙間を設け
ることにより、冷却管温度を直接感知しない様に
し、圧縮空気が流れていない時(静止空気の熱伝
達率は、1〜10Kcal/m2・h・c)の冷却管の
冷やし過ぎを防止できる。すなわち冷却管に密着
または成型された伝熱フイン(密着フイン付伝熱
管の熱伝達率1000Kcal/m2・h・c)を通して
温度検出し、冷却管の冷やし過ぎによる露点変動
を未然に防止できる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、温度センサーに
より圧縮空気の温度を検知して、周波数変換器及
び極数変換器等のような能力可変装置により圧縮
機の回転数を制御することで、圧縮空気が変動し
ても常に一定の露点温度が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による圧縮空気除湿装置の実施
例を示す図、第2図は温度センサーの取付け構造
を例示する図、第3図は従来装置と本考案装置の
露点温度特性を示す図である。 図において、1は熱交換器組立、2は蒸発器、
3は温度平衡器、4は温度センサー、6は温度指
示調節器、8は能力可変装置、9は圧縮機、10
は凝縮器、11は膨張弁、13は電源をそれぞれ
示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 蒸発器内に温度センサーを設け、この温度セ
    ンサーの検出温度と設定露点温度との差を得る
    温度指示調節器と、 この温度指示調節器から出力される温度差の
    信号を受けて圧縮機の能力を制御する能力可変
    装置を備えていることを特徴とする圧縮空気除
    湿装置。 (2) 前記温度センサーは、蒸発器の冷却管のフイ
    ンに装着されていることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項記載の圧縮空気除湿装
    置。
JP10604986U 1986-07-10 1986-07-10 Expired JPH0217189Y2 (ja)

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JP10604986U JPH0217189Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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JP10604986U JPH0217189Y2 (ja) 1986-07-10 1986-07-10

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Publication Number Publication Date
JPS6312680U JPS6312680U (ja) 1988-01-27
JPH0217189Y2 true JPH0217189Y2 (ja) 1990-05-14

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JPH0833252B2 (ja) * 1990-07-25 1996-03-29 三菱電機株式会社 除湿装置

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JPS6312680U (ja) 1988-01-27

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