JPH02170598A - 車載用制御ユニツト構造 - Google Patents

車載用制御ユニツト構造

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JPH02170598A
JPH02170598A JP63323747A JP32374788A JPH02170598A JP H02170598 A JPH02170598 A JP H02170598A JP 63323747 A JP63323747 A JP 63323747A JP 32374788 A JP32374788 A JP 32374788A JP H02170598 A JPH02170598 A JP H02170598A
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JP
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circuit
circuit board
control unit
integrated circuit
board
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Application number
JP63323747A
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English (en)
Inventor
Tomomi Izumi
知示 和泉
Yuichi Ito
裕一 伊藤
Nagahisa Fujita
永久 藤田
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、金属基板上に絶縁層を介して導電層が貼着
され、各導電層に回路素子が固定された回路基板が、両
導電層を接続基板を介して互いに接続された上で、両導
電層を互いに対向した状態で備えた所の車載用制御ユニ
ット構造に関する。
[従来の技術] 従来より、絶縁層を介して導電層が夫々貼着され、各導
電層に回路素子が固定され、両導電層を接続基板を介し
て互いに接続した上で、両導電層を互いに対向した状態
で備えた所の一対の金属基板を有する集積回路として、
特公昭46−13234号公報に示される技術が知られ
ている。この従来技術に開示された集積回路の製造方法
においては、アルミニウム基板の少なくとも−主面を陽
極酸化して該基板表面に酸化アルミニウム薄層を形成す
る工程と、該酸化アルミニウム薄層上に抵抗体物質及び
良導電体物質を選択的に付着形成して複数個の回路素子
を構成する工程と、良導電体を選択的に付着して形成し
たリード部上にトランジスタ・ペレットを固着する工程
と、少なくとも前記回路素子の全てを絶縁性樹脂で封止
する工程を有することを特徴としている。
このようにして形成された集積回路においては、作動中
において抵抗体やトランジスタ等から発生する熱を速や
かに、且つ、効果的に放熱して出力回路等の集積回路化
を可能とするものである。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように形成される集積回路は、その小型・低コス
トの観点から、車載用として採用することが考えられる
。しかしながら、このような集積回路を実際に車載用と
して用いる場合には、確かに、金属基板が熱放散部材と
して機能するものの、一方の金属基板に実装された所謂
パワー用の回路素子から放射される熱により、対向する
金属基板に実装された所謂ロジック用の回路素子が熱損
傷されてしむ虞がある。
この発明は上述した問題点に鑑みてなされたもので、こ
の発明の目的は、小型・低コスト化を図ることが出来る
と共に、回路素子が熱損傷されることの無いようになさ
れた車載用制御ユニット構造を提供する事である。
[課題を解決するための手段] 上述した課題を解決し、目的を達成するため、この発明
に係わる車載用制御ユニット構造は、金属基板上に絶縁
層を介して導電層が貼着され、各導電層に回路素子が固
定された回路基板が、両導電層を接続基板を介して互い
に接続された上で、両導電層を互いに対向した状態で備
えた所の一対の車載用制御ユニット構造において、両金
属基板の間に位置した状態で、両者の間の熱放射を遮断
する遮断部材を具備する事を特徴としている。
[作用] 以上のように構成される車載用制御ユニット構造におい
ては、両金属基板の間に位置した状態で、両者の間の熱
放射を遮断する遮断を備えている。このようにして、熱
損傷し易い回路素子が一方の金属基板に実装されていた
としても、この回路素子が他方の金属基板に実装され、
熱を発生する回路素子により熱損傷されることが確実に
防止されることになる。
[実施例] 以下に、この発明に係わる車載用制御ユニット構造の一
実施例を、ケース状の集積回路に適用した場合につき、
添付図面の第1図乃至第8図を参照して、詳細に説明す
る。
第1図には、この一実施例の集積回路10が示されてい
る。この集積回路1oは、独立した車載用機能部品とし
ての制御ユニットとして構成されているものであり、具
体的には、例えば、エンジン制御ユニットとしての機能
を独立して有する集積回路として構成されている。
この集積回路1oは、図示するように、内部を閉塞され
た箱型のケースとして形成されており、一端には、接続
機器としての雄型コネクタ12が一体的に取り付けられ
ている。この雄型コネクタ12に関しては後に詳述する
が、通常使用されている形式の雌型コネクタ14が接続
されるよう構成されている。
ここで、この集積回路10は、第2図乃至第3B図に示
すように、上下に離間された一対の第1及び第2の回路
基板16a、16bと、開回路基板16a、16bの間
に位置した状態で配設された第3の回路基板16cと、
第1及び第2の回路基板16a% 16bを所定間−隔
だけ離間すると共に、側面を閉塞するための側板18と
、これら第1及び第2の回路基板16a、16bと側板
18とを一体的に固定する枠体20とから構成されてい
る。尚、この第3の回路基板は、第1及び第2の回路基
板16a、16bの間を空間的に遮断するに充分な大き
さに設定されている。
具体的には、第1及び第2の回路基板16a。
tabには、エンジン制御ユニットとしての機能を発揮
するに必要なICチップ、抵抗体、コンデンサ等の回路
素子が取り付けられている。詳細には、下方に位置する
第1の回路基板16aには、所謂ロジック用の回路素子
が接続され、上方に位置する第2の回路基板16bには
、所謂パワー用の回路素子が接続されるよう設定されて
いる。
ここで、第1及び第2の回路基板16a。
16bは、第4A図に示すように、1枚の共通基板22
を2枚に分割することにより形成されるよう設定されて
いる。即ち、この共通基板22は、第4B図に示すよう
に、導電性材料、例えばアルミニウムから形成された基
板本体22aと、この基板本体22a上に前面に渡って
貼着された絶縁層22bと、この絶縁層22b上に、所
定の回路パターンで形成され、回路網を規定する導電層
22cと、この導電層22c上に固着され、電気的に接
続された回路素子22dとから形成されている。
この共通基板22には、第4A図に示すように、その図
示中央部に、上下方向に沿って延出する開口部22eが
予め形成されている。ここで、開口部22eを境として
左右画部分の回路網は、この開口部22eを渡って設け
られたフレキシブル基板22fを介して、互いに接続さ
れている。
そして、この開口部22eの上下両端を含む上下両端縁
(符合X及びYで示す領域)を切り取ることにより、上
述した一対の回路基板16a。
16bが形成されるよう設定されている。
尚、共通基板22において両方の回路基板16a、16
bの互いの外方端部に相当する部分の上面、即ち、上下
に離間して対向した状態で、ケースの一端を規定する端
部の互いに対向する内面には、複数の接続端子22g、
22hが、端縁に沿って横一列状に形成されている。ま
た、これら接続端子’22g、22hには、後述する雄
型コネクタ12の接続ビン24a、24bが、外方に向
けて突出するように夫々固着されると共に、電気的に接
続されている。
一方、上述した第3の回路基板16cは、従来より普通
に、使用されているガラスエポキシ樹脂の基板本体の上
下両面に貼着され、所定の回路パターンで形成され、回
路網を規定する導電層とから構成されている。そして、
この第3の回路基板16cには、上述した第1及び第2
の回路基板16a、16bには実装することの出来ない
、所謂セミパワー用の回路素子が実装されている。
また、この第3の回路基板16cは、上述したように、
ガラスエポキシ樹脂からなる基板本体を有しているので
、この第3の回路基板16c自体が、熱遮断部材として
機能し、上側の第2の回路基板16bに取り付けられた
所謂パワ一部を構成する回路素子から放射される熱が、
下方に位置する第1の回路基板16aに取り付けられた
所謂ロジック部を構成する回路素子に伝達されることを
遮断し、これらが熱損傷されることを効果的に防止する
ことが出来るものである。
尚、この第3の回路基板16cは、複数の支持ボスト4
2を介して、第1の回路基板16a上に、所定間隔だけ
上方に持ち上げられた状態で支持されている。また、こ
の第3の回路基板16cは、第1の回路基板leaと、
補助フレキシブル基板44を介して電気的に接続されて
いる。
また、上述した側板18は、−側が開放された上面コの
字状に形成されており、この開放された側部がケースの
一端となるよう設定されている。
この側板18の上下両端面における内側縁には、対応す
る回路基板16a、16bの3方の縁部な受けるための
段部18a、18bが夫々形成されている。
ここで、各回路基板16a、16bは、第3A図に示す
ように、対応する段部18a、18bに、シールラバー
26を介して嵌入されている。
このシールラバー26を介設することにより、これらの
間から、ケース内に塵埃が侵入することが防止されてい
る。
一方、上述した枠体20は、第2図に示すように、側板
18により閉塞される側面を上下から挟持するようにし
て取り囲むように形成されている。即ち、この枠体20
は、側板18と対向する本体20aと、この本体20a
の上下両端から、所定距離(具体的には、上下各回路基
板16a。
16bの開放されていない3方の縁部を夫々挟持するに
充分な距離)だけ内方に延出したフランジ部20b、2
0cとから一体に形成されている。
この枠体20は、第3B図に示すように、側板18の上
下両段部18a、18bに夫々嵌入された上下筒1及び
第2の回路基板16a、16bを、上下から挟持するこ
とにより、ケースが一体的に構成されるよう形成されて
いる。尚、図示するように、上下筒1及び第2の回路基
板16a。
16bの回路素子22dを互いに接続するフレキシブル
基板22fは、側板18の他端部分よりも内方に位置す
るよう設定されている。
このように枠体2oが形成されているので、間に側板1
8を介在した状態で、第1及び第2の基板回路16a、
16bは、上下に所定距離離間しつつ、組み立てられた
状態を維持されることになる。。
即ち、この一実施例においては、集積回路1゜は、ケー
ス状に形成されると共に、このケースの上下両面を、回
路基板16a、16bから直接に規定されることになる
。この結果、第1及び第2の回路基板16a、16bを
、別途用意したケース内に収納する場合と比較して、小
型・軽量化が達成されることになる。また、第1及び第
2の回路基板16a、16bの間には、第3の回路基板
16cが配設され、これに、第1及び第2の回路基板1
6a、16bに実装することのできない回路素子が実装
されることになる。このようにして、全ての回路素子が
、同等外付けすることなく、集積回路10に実装される
ことになる。
次に、このように構成されたケース状の集積回路10を
、車両の被制御部分と接続するための、接続機器の構成
を、第5図乃至第8図を参照して説明する。
この接続機器は、ケース状の集積回路1oの一端開口部
に、所謂肉付は状態で取り付けられた雄型コネクタ12
と、この雄型コネクタ12に着脱自在に接続される雌型
コネクタ14とから構成されている。この雄型コネクタ
12は、第5図に示すように、前後両面が貫通された状
態で開放された箱形筐体から形成されたコネクタハウジ
ング28と、上側の接続ビン24aが横一列状に配設さ
れた状態で取り付けられた上側の接続ビン支持体30a
と、下側の接続ビン24bが横一列状に配設された状態
で取り付けられた下側の接続ビン支持体30bとから、
所謂3ピース状に構成されている。
ここで、上側の接続ビン支持体30aと下側の接続ビン
支持体30bとは、上下方向中央部を坂いにして上下対
称に形成されており、上側の接続ビン支持体30aは、
略し字状に、起立片30a、と、この起立片30a1の
下端から外方に突出する突出片30aiとから一体に形
成されている。一方、下型の接続ビン支持体30bは、
略逆り字状に、起立片30blと、この起立片30bI
の上端かた外方に突出する突出片30b2とから一体に
形成されている。
そして、上側の接続ビン24aは、突出片30a2を水
平に貫通して前後に突出する水平部24a+と、この水
平部24 a Iの内方端から起立片30a+の内面に
沿って垂直に立ち上がる垂直部24a2と、この垂直部
24a、の上端から内方に折れ曲った折曲部24a、と
から一体に形成されている。この折曲部24a、が、上
述した上側の第2の回路基板16bに形成された接続端
子22hにハンダ付けにより接続される接続部として規
定されている。また、外方に突出する水平部24a、の
部分が、雌型コネクタ14に挿通・接続される接続部と
して規定されている。
また、下側の接続ビン24bは、突出片30b2を水平
に貫通して前後に突出する水平部24b、と、この水平
部24 b Iの内方端から起立片30b、の内面に沿
って垂直に立ち下がる垂直部24b2と、この垂直部2
4b2の下端から内方に折れ曲った折曲部24b、とか
ら一体に形成されている。この折曲部24b3が、上述
した下側の第1の回路基板16aに形成された接続端子
22gにハンダ付けにより接続される接続部として規定
されている。また、外方に突出する水平部24 b I
の部分が、雌型コネクタ14に挿通・接続される接続部
として規定されている。
尚、両接続ビン支持体30a、30bは、互いに上下に
接合された状態で、ケース状の集積回路10の一端開口
部内に丁度嵌入される大きさに設定されている。換言す
れば、上下に接合された状態で、両起立片30a+、3
0b+とに渡る範囲(外周)が、丁度、集積回路loの
一端開口部の内周を規定するよう設定されている。
ここで、両接続ビン支持体30a、30bの上下両端縁
の中央部には、第6図に示すように、夫々凹所32a、
32bが形成されている。これら凹所32a、32bは
、雄型コネクタ12が集積回路10に一体的に組み込ま
れた状態で、後述するように、注入されるエポキシ樹脂
の注入孔として規定されている。
また、上述した上下両接続ビン24a、24bは、上下
対称形状、即ち、同一形状に形成され、且つ、上下両接
続ビン支持体30a、30bも上下対称形状の同一形状
に形成されている。このように、夫々接続ビン24a、
24bが取り付けられた接続ビン支持体30a、30b
は、同一形状であるため、部品の共通化が図られ、コス
トの低廉化を達成することが出来るものである。
一方、上述したコネクタハウジング28は、内部に前後
方向に沿って貫通した状態で形成された嵌合穴34が形
成されている。この嵌合穴34は、第7図に示すように
、上下両接続ビン支持体30a、30bが接合された状
態において、互いに重ね合わされた同突出片308* 
、30b*が丁度嵌入されるに充分な大きさに設定され
ている。
また、コネクタハウジング28の両側部には、取り付は
用フランジ部40a、40bが一体的に形成されている
。これらフランジ部40a。
40bは、この雄型コネクタ12が集積回路10に取り
付け・固定されれた状態において、図示しない車両のボ
テイに固定するために設けられている。このようにして
、集積回路10を取り付けるためのフランジ部を集積回
路10自体に設ける必要が無いので、この集積回路IQ
の構成を簡単化することが出来るものである。
尚、この一実施例においては、これら接続ビン24a、
24bの上下離間距離β及び左右の配役ピッチpは、従
来より用いられているビン配列の仕様に基づいて規定さ
れている。この結果、この雄型コネクタ12に接続され
る雌型コネクタ14は、従来より通常使用されているタ
イプが採用され得ることになり、経済性が向上する。
また、雄型コネクタとして、従来より用いられているタ
イプは重く、大型であるので、これを採用することなく
、この小型・軽量化されたケース状の集積回路10に対
応して、専用の雄型コネクタ12を形成している。従っ
て、この一実施例によれば、上述した集積回路10の小
型・軽量化を損なうことが確実に防止されることになる
次に、第8図を参照して、第5図に組み付は終了後の状
態を示す雄型コネクタ12の組み付は動作と共に、集積
回路10の組み立て動作を説明する。
先ず、第4A図及び第4B図を参照して上述したように
、所定の回路素子22dが取り付けられた状態の共通基
板22から上下両端縁X、Yを切り取ることにより、第
1及び第2の回路基板16a、16bが同一平面上で開
かれた状態で形成されることになる。このような開かれ
た状態の第1及び第2の回路基板16a、16bに、第
5図に示すように、支持ボスト42を介して第3の回路
基板16cが取り付けられると共に、補助フレキシブル
基板44を介して、第3の回路基板16cと第1の回路
基板16aとが電気的に接続され、対応する接続ビン支
持体30a、30bが接着剤を介して夫々固着される。
ここで、上述したように、これら接続ビン支持体30a
、30bには、対応する接続ビン24a、24bが既に
取り付けられている。このようにして、これら接続ビン
24a、24bは、第1及び第2の回路基板16a、1
6bが開かれた状態において、対応する接続端子22g
22hに夫々ハンダ付けされることになる。特に、この
ハンダ付は作業は、接続端子22g。
22hの数が多いため、細かい作業が要求されるもので
あるが、この一実施例においては、このように、第1及
び第2の回路基板16a、16bが夫々同一平面上にお
いて開かれているので、その作業は確実に実行され、作
業性が向上すると共に、その組立性が良好に維持される
ものである。
この後、第1の回路基板16aをそのままの位置に保持
した状態で、第2の回路基板16bを持ち上げて、下方
に位置する第1の回路基板16aの上方で、これに平行
となるように移動する。そして、第8図に示すように、
両方の接続ビン支持体30a、30bを互いに上下に接
合させる。
ここで、このように両接続ビン支持体30a。
30bが上下に接合された時点で、第1及び第2の回路
基板16a、16bは互いに平行に設定されることにな
る。
一方、このような接合動作に先立ち、下方に位置する第
1の回路基板16aの前方部分及び後方部分上には、第
5図に示すように、第1及び第2の回路基板16a、1
6bの間隔を所定の値に一定に保つと共に、集積回路1
0の強度を担保しつつ、内部空間を外部から遮蔽するた
めのフレーム部材36a、36bが起立した状態で取り
付けられる。ここで、一方のフレーム部材36aは、フ
レキシブル基板22fよりも僅かに内方に、且つ、第3
の回路基板16cよりも僅かに外方に位置するように、
また、他方のフレーム部材36bは、接続端子22g、
22hよりも僅かに内方に、且つ、第3の回路基板16
cよりも僅かに外方に位置するよう、夫々の配設位置を
設定されている。
そして、この接合した状態を維持したままで、これらを
コネクタハウジング28の嵌合穴34に嵌入させ、この
嵌入した状態において、雄型コネクタ12は集積回路1
0に一体的に取り付けられることになる。この後、上述
したように、集積回路10に側板18を取り付け、枠体
20をはめめ込むことにより、第1図に示すような集積
回路10が雄型コネクタ12を一体に備えた状態で形成
されることになる。
このような組み立て動作が終了した後において、この組
み付けられた雄型コネクタ12を集積回路10に確実に
接着すると共に、集積回路10の内部を完全に遮蔽しつ
つ、各接続ビン24a。
24bと対応する接続端子22g、22hとのハンダ付
は部を確実に固定するために、雄型コネクタ12とフレ
ーム部材36bとの間に、エポキシ系樹脂38が、上述
した凹所32a、32bを夫々介して注入され、両者の
間は、このエポキシ系樹脂38により満杯状態となされ
る。
また、フレキシブル基板22fを保護すると共に、集積
回路10の内部を遮蔽するために、フレーム部材36a
より前方部分は、このエポキシ系樹脂38により埋め尽
されるよう設定されている。
以上詳述したように、この一実施例の集積回路10にお
いては、第1及び第2の回路基板16a、16bの間に
は、第3の回路基板16cが配設され、これに、第1及
び第2の回路基板16a、16bに実装することのでき
ない回路素子が実装されることになる。このように−し
て、全ての回路素子が、同等外付けすることなく、集積
回路10に実装されることになる。
また、上述した一実施例においては、雄型コネクタ12
を、コネクタハウジング28と、上下に2分割された接
続ビン支持体30a、30bから構成されるように形成
し、集積回路10を構成する前の段階において、各接続
ビン支持体30a。
30bを、対応する回路基板16a、16bに夫々固定
すると共に、接続ビン24a、24bを対応する接続端
子22g、22hに夫々接続する動作を行なうように設
定されている。このようにして、集積回路10の組立性
は良好に維持されることになる昏 また、上述した一実施例においては、この雄型コネクタ
12が固着される集積回路10は、上下両面を一対の回
路基板16a、16bから規定するように構成されてい
る。この結果、この一実施例によれば、集積回路10の
部品点数が削減され、小型・低廉価が達成されることに
なる。
また、この一実施例においては、各々回路基板16a、
16bが、導電性のアルミニウム製の基板本体22aと
、この基板本体22a上に貼着された絶縁層22bと、
この絶縁層22b上に所定の回路パターンで貼着された
導電層22cとを備えるように形成されている。この結
果、種々の回路素子22dから発生する熱は、このアル
ミニウム製の基板本体22aを放熱板として利用して、
放熱することが出来るため、別途、放熱部材を設ける必
要が無くなり、大幅な小型化が達成されることになる。
更に、この一実施例においては、上述したように、ケー
スの上下両面をアルミニウム製の基板本体22aを有す
る一対の回路基板16a、16bから夫々構成している
ので、これら回路基板16a、16bを、電磁シールド
部材として利用することが出来るものである。この結果
、このケース上の集積回路1oの内部空間は、実質的に
電磁シールドされ、回路素子22dは電磁波障害を受は
難くなる。
この発明は、上述した一実施例の構成に限定されること
なく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能
であることは言うまでもない。
例えば、上述した一実施例においては、集積回路10と
して、エンジン制御ユニットとして機能するよう説明し
たが、これに限定されることなく、例えば、自動車速制
御装置、4輪操舵における制御装置、自動変速制御装置
等の各々の機能部品として作動するように構成され得る
ものである。
また、上述した一実施例においては、雄型コネクタ12
を集積回路10に対して所謂内封は方式で固定するよう
に説明したが、この発明は、このような構成に限定され
ることなく、雄型コネクタ12を所謂外付は方式で集積
回路10に固定するように構成しても良い。
また、上述した一実施例においては、上下各列の接続ビ
ン24a、24bに対応して、各回路基板16a、16
bには、−列状の接続端子22g、22hが形成される
ように説明したが、この発明は、このような構成に限定
されることなく、接続ビン24a、24bの数が多い場
合には、接続端子22g、22hを夫々2列状に配列す
るように構成しても良い。
更に、上述した一実施例においては、集積回路1oに雄
型コネクタ12を取り付けるように説明したが、この発
明は、このような構成に限定されることなく、例えば、
第9図に、他の実施例として示すように、第3の回路基
板16cの一端部をコネクタハウジングとして用いるよ
うに構成しても良い。
以下に、この発明の他の実施例を、第9図を参照して詳
細に説明する。尚、以下の説明において、上述した一実
施例の構成部分と同一部分に対しては、同一符合を付し
て、その説明を省略する。
即ち、他の実施例においては、第3の回路基板16cの
一端部(開口側端部)は、第1及び第2の回路基板16
a、16bよりも外方に突出した状態に形成されている
。そして、この第3の回路基板16cの一端部に、接続
端子22f、22hを形成し、第1及び第2の回路基板
16a。
16bの一端部には、この接続端子を形成しないよう設
定されている。また、上述したフレーム部材36bは、
丁度箱1及び第2の回路基板16a、16bの一端開口
部を閉塞する状態で取り付けられている。
このように他の実施例を構成することにより、第3の回
路基板16cの一端部における突出部分は、雄型コネク
タ12のコネクタハウジングとして機能し、接続端%2
2g、22hが接続ビンとして機能することとなり、こ
の結果、このような他の実施例においては、雄型コネク
タ12は集積回路10に一体的に形成されることになる
このように雄型コネクタ12が規定されることになるの
で、この雄型コネクタ12に連結される雌型コネクタ1
4は、第9図に示すように、上下に離間した接続端子1
4a、14bを上下に離間した状態で備えるタイプが採
用されることになる。
このように他の実施例を構成することにより、上述した
一実施例と同様な作用・効果を奏することが出来ること
になる。
[発明の効果] 以上詳述したように、この発明に係わる車載用制御ユニ
ット構造は、金属基板上に絶縁層を介して導電層が貼着
され、各導電層に回路素子が固定された回路基板が、両
導電層を接続基板を介して互いに接続された上で、両導
電層を互いに対向した状態で備えた所の車載用制御ユニ
ット構造において、両金属基板の間に位置した状態で、
両者の間の熱放射を遮断する遮断部材を具備する事を特
徴としている。
従って、この発明によれば、小型・低コスト化を図るこ
とが出来ると共に、回路素子が熱損傷されることの無い
ようになされた車載用制御ユニット構造が提供される事
になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係わる車載用制御ユニット構造の一
実施例を、これが適用される集積回路と共に示す斜視図
; 第2図は第1図に示す集積回路の構成を示す分解斜視図
; 第3A図は第1図におけるA−A線に沿って切断して示
す断面図; 第3B図は第1図におけるB−B線に沿って切断して示
す断面図; 第4A図は共通基板の構成を示す平面図;第4B図は共
通基板の構成を示す断面図:第52図は集積回路に取り
付けられる雄型コネクタの構成を示す断面図; 第6図は雄型コネクタの構成を具体的に示す分解斜視図
; 第7図は雄型コネクタを組み立てられた状態で示す正面
図; 第8図は両接続ビン支持体が、開かれた状態の回路基板
に、夫々固定された状態を示す上面図;そして、 第9図はこの発明に係わる車載用制御ユニット構造の他
の実施例の構成を示す側断面図である。 図中、1o・・・集積回路、12・・・雄型コネクタ、
14・・・雌型コネクタ、14a;14b・・・接続端
子、16a・・・第1の回路基板、16b・・・第2の
回路基板、16c・・・第3の回路基板、18・・・側
板、18a;18b・・・段部、20−・・枠体、20
 a ・・・本体、20b ; 20c・・・フランジ
部、22・・・共通基板、22a・・・基板本体、22
b・・・絶縁層、22c・・・導電層、22d・・・回
路素子、22e・・・開口部、22f・・・フレキシブ
ル基板、22g、22h・・・接続端子、22i;22
j・・・外方フランジ部、24a;24b・・・接続ビ
ン、24a+;24bt・・・水平部、24 as ;
 24 ba ””垂直部、24as  :24bs・
・・折曲部、26・・・シールラバー 28・・・コネ
クタハウジング、30a・・・上側の接続ビン支持体、
308K・・・起立片、30a2・・・突出片、30b
・・・下側の接続ビン支持体、30b、−・・起立片、
30b*””突出片、32a;32 b−・・凹所、3
4−・・嵌合穴、36 a ; 36 b ・・・フレ
ーム部材、38・・・エポキシ系樹脂、40a ;40
b・・・フランジ部、42・・・支持ポスト、44・・
・補助フレキシブル基板である。 第1図 6a 第3A図 第3B図 第4A図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)金属基板上に絶縁層を介して導電層が貼着され、
    各導電層に回路素子が固定された一対の回路基板が、両
    導電層を接続基板を介して互いに接続された上で、両導
    電層を互いに対向した状態で備えた所の車載用制御ユニ
    ット構造において、両金属基板の間に位置した状態で、
    両者の間の熱放射を遮断する遮断部材を具備する事を特
    徴とする車載用制御ユニット構造。
  2. (2)前記遮断部材は、ガラスエポキシ樹脂製の回路基
    板から構成され、これには回路素子が実装されているこ
    とを特徴とする請求項第1項に記載の車載用制御ユニッ
    ト構造。
  3. (3)一方の回路基板には、大電力用の回路素子が実装
    され、他方の回路基板には、小電力用の回路素子が実装
    されていることを特徴とする請求項第1項に記載の車載
    用制御ユニット構造。
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