JPH02169411A - ベルトコンベヤの切り出しストッパー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、ベルトコンベヤ上で連続的に搬送されてくる
被搬送物を適当間隔おきに切り出す場合等に使用される
切り出しスト・ンバーに関するものである。

（従来の技１ネｉ） ベルトコンベヤ上で連続的に搬送されてくる被搬送物を
一定位置で自動カウントする場合や、仕分けする場合に
は、被搬送物間に適当な隙間を開ける必要がある。この
ような場合にコンベヤベルト上の被搬送物を一時停止さ
せる切り出しストッパーが使用されるのであるが、被搬
送物の下側にはコンベヤヘルドが存在するので、従来の
この種の切り出しストッパーは、被搬送物搬送経路の上
側に昇降可能に配設されており、被搬送物間の僅かな隙
間を狙って切り出しストッパーを下降させるように制御
されていた。

（発明が解決しようとする課Ｂ） 上記のような従来のベルトコンベヤの切り出しストッパ
ーでは、昇降制御が困難であるばかりでなく、切り出し
ストッパーが被搬送物間に円滑に進入しないで被搬送物
の表面を押し潰したり、傷付ける恐れがあった。又、前
後の被搬送物が互いに完全に密着して搬送されているよ
うな状況では、上記のような切り出しストッパーでは所
期の目的を達成することが出来なかった。

（課題を解決するための手段） 本発明は上記のような従来の問題点を解決するために、
ベルトコンベヤの搬送面を形成するコンベヤベルトを、
前後一対のガイドローラーとその中間に位置する押さえ
用ガイドローラーとでＵの字形に凹入迂回させ、この凹
入迂回部内に没入する下降位置と被搬送物を受け止める
上昇位置との間で昇降可能なストッパーローラーと当該
ストッパーローラーを昇降駆動する駆動手段とを設け、
前記下降位置にあるストッパーローラーは、前記押さえ
用ガイドローラーに当接して回転せしめられるように構
成すると共に、その表面は前記ベルトコンベヤの搬送面
と略面一となるように構成したベルトコンベヤの切り出
しストンパーを提案するものである。

（発明の作用） 前記ストッパーローラーを下降させて前記押さえ用ガイ
ドローラーに当接させることにより、当該ストッパーロ
ーラーは、前記押さえ用ガイドローラーを介してコンベ
ヤベルトと同一周速度で回転することになり、その回転
方向は、前記ヘルドコンベヤのＲＫ面と略面一となるロ
ーラー表面に於いて、コンベヤベルトの搬送方向と同一
方向である。従って、前記ストッパーローラーの退入空
間となるコンベヤベルトの凹入迂回部が存在していても
、当該凹入迂回部上を通過する被搬送物は、前記ストッ
パーローラーによって支持されると共に搬送方向に付勢
されるので、搬送方向の長さの短い被搬送物であっても
、前記凹入迂回部上を支障なく搬送することが出来る。

被搬送物を一時停止させるときは、停止させるべき被搬
送物が前記凹入迂回部上に達する前にストッパーローラ
ーを駆動手段により下降位置から上昇位置へ上昇させる
ことにより、停止させるべき被搬送物を当該ストッパー
ローラーで受け止めることが出来るのであるが、このと
き、停止させるべき被搬送物とその直前の被搬送物との
間の隙間が小さいか又は当該隙間が全く無い場合には、
前記ストッパーローラーが前記直前の被搬送物の後端部
を持ち上げることになる。この持ち上げられる被搬送物
は、コンベヤベルト上に乗っている前端部が搬送方向に
付勢されているので、ス）　ｙパーローラー上を滑動し
ながらコンベヤヘルド上に再び乗り移り、搬送は支障な
く継続される。そしてストッパーローラーで後端部が一
旦持ち上げられた被搬送物の直後の被搬送物が前記スト
ッパーローラーによって受け止められる。

上記のように、前後に隣接する被搬送物間の隙間が小さ
くとも、或いは隙間が全くなくとも、目的の被搬送物を
前記ストッパーローラーで確実に受け止めることが出来
る。

（実施例） 以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。

第１図及び第２図に於いて、（１）はベルトコンベヤで
あって、その搬送面（２ａ）を形成するコンベヤベルト
（２）は、切り出しストンパー設置位置に於いて、前後
一対のガイドローラー（３ａ）　（３ｂ）と両ガイドロ
ーラー（３ａ）　（３ｂ）間のコンベヤベルト（２）を
押さえる押さえ用ガイドローラー（４）とによってＵの
字形に凹入迂回せしめられ、凹入迂回部（５）ヲ形成し
ている。（６）はコンベヤヘルドを支持するガイドブレ
ート、（７）はリターン経路部のコンベヤヘルド（２）
を支持するガイドローラーである。

（８）はストッパーローラーであって、ヘルドコンベヤ
（１）の左右両側で水平支軸（９）により上下揺動可能
に枢着された左右一対のアーム（１０）間に水平に軸支
され、駆動手段としてのシリンダーユニット（１１）に
より前記アーム（１０）を昇降させることにより、前記
凹入迂回部（５）内に嵌入する下降位置りと、前記搬送
面（２ａ）上で搬送される被搬送物を受け止める上昇位
置Ｈとの間で昇降させることが出来る。前記下降位置し
にあるストッパーローラー（８）は、図示のように押さ
え用ガイドローラー（４）上に当接して当ε亥ガイドロ
ーラー（４）　によって回転駆動され、且つこのときの
ローラー表面が前記搬送面（２ａ）と略面一となるよう
に構成されている。

上記のように構成された切り出しストッパー（１２）に
よれば、第３図に示すようにベルトコンベヤ（１）上で
前後に隣接するものどうしが互いに密着する状態で連続
的に搬送されてくる被搬送物（１３）を一定ピツチで切
り出すことが出来る。即ち、停止させるべきＢ被搬送物
の直前のＡ被搬送物が凹入迂回部（５）の真上を通過し
終わる直前に、シリンダーユニット（１１）によりアー
ム（１０）を介してストンバーローラー（８）を下降位
置りから上昇位置１１に上昇させる。この結果、Ａ被搬
送物の後端部が図示のようにストッパーローラー（８）
によって持ち上げられるが、当該Ａ被搬送物は前端部が
コンベヤベルト（２）上に乗っているのでストッパーロ
ーラー（８）上を滑動しながら再びコンベヤベルト（２
）上に乗り移り、そのまま継続して搬送される。そして
後続のＢ被搬送物は目的通り上昇位置Ｈにあるストッパ
ーローラー（８）によって受け止められる。

仮想線で示すように、前記Ａ被搬送物がＢ被搬送物から
所定距離だけ前方に離れた位置に達したならば、前記シ
リンダーユニット（１１）によりアーム（１０）を介し
てストッパーローラー（８）を上昇位置Ｈから下降位置
しに復帰させることにより、当該ストッパーローラー（
８）で受け止められていたＢ被搬送物がコンベヤヘルド
（２）によって搬出される。即ち、被搬送物（１３）の
切り出しが行われるのであるが、このときＢ被搬送物は
前記凹入迂回部（５）　内に嵌入しているストッパーロ
ー−７−（８）上を通過することになるが、当該ストッ
パーローラー（８）は、コンベヤベルト（２）によって
回転せしめられている押さえ用ガイドローラー（４）に
よってコンベヤベルト（２）と同一周速度で回転駆動さ
れており、その回転方向は、搬送面（２ａ）と面一のロ
ーラー表面が搬送方向に移動する方向であるため、凹入
迂回部（５）上を通過する被搬送物（１３）は前記スト
ッパーローラー（８）　によって支持されると共に搬送
方向に付勢され、長さの短い被搬送物であっても確実に
凹入迂回部（５）上を通過させることが出来る。

上記の操作を繰り返し行うことにより、互いに当接する
状態で連続的に搬送されてくる被搬送物（１３）を一定
間隔おきに切り出すことが出来る。勿論、各被搬送物（
１３）間にストッパーローラー（８）が入り込める程度
の隙間がある状態で被搬送物（１３）が搬送されてくる
場合は、前後の被搬送物（１３）間の隙間にストッパー
ローラー（８）を入り込ませるようにアーム（１０）を
上昇させれば良い。

又、上記の切り出しストッパー（１２）は、第４図に示
すように仕分は用ベルトコンベヤ（１４）の各仕分は位
置に配設し、切り出しストッパー（１２）のストンバー
ローラー（８）で停止させた被搬送物（１３）を払い出
しプッシャー（１５）でシュー）　（１６）上に払い出
すように構成することも出来る。

（発明の効果） 以上のように本発明のベルトコンベヤの切り出しストッ
パーによれば、ベルトコンベヤ上で搬送されてくる任意
の被搬送物を、その直前の通過させるべき被搬送物との
間に仮に隙間が全くなくとも支障なく確実に一時停止さ
せることが出来、連続的に搬送されてくる被搬送物を一
定ピッチで切り出す手段として、或いは仕分は用ストッ
パーとして、便利に活用することが出来る。しかもスト
ッパー位置の前後でベルトコンベヤを分断させる必要は
なく、ベルトコンベヤ全体も安価に構成することが出来
る。

更に本発明の構成によれば、使用していないときのスト
ッパーローラーは、ベルトコンベヤの搬送面に形成され
た凹入迂回部上を通過する被搬送物に対する支持搬送用
コンヘヤローラーとして機能するので、被搬送物をスト
ッパーローラーで受け止めないでそのまま通過させると
き、長さの短い被搬送物であっても全く支障なく円滑確
実に通過搬送させることが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は縦断側面図、第２図は平面図、第３図は使用方
法を説明する概略側面図、第４図は他の使用例を説明す
る平面図である。 （１）　（１４）・・・ベルトコンベヤ、（２）・・・
コンベヤヘルト、（２ａ）・・・搬送面、（３ａ）　（
３ｂ）・・・ガイドローラー、（４）　・・・押さえ用
ガイドローラー、（５）・・・凹入迂回部、（８）・・
・ストッパーローラー、（１０）・・・アーム、（１１
）・・・シリンダーユニット　（駆動手段）　、（１２
）・・・切り出しストッパー、（１３）・・・被搬送物
、（１５）・・・払い出しブツシャ−１（１６）・・・
シュート。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ベルトコンベヤの搬送面を形成するコンベヤベルトを、
   前後一対のガイドローラーとその中間に位置する押さえ
   用ガイドローラーとでＵの字形に凹入迂回させ、この凹
   入迂回部内に没入する下降位置と被搬送物を受け止める
   上昇位置との間で昇降可能なストッパーローラーと当該
   ストッパーローラーを昇降駆動する駆動手段とを設け、
   前記下降位置にあるストッパーローラーは、前記押さえ
   用ガイドローラーに当接して回転せしめられるように構
   成すると共に、その表面は前記ベルトコンベヤの搬送面
   と略面一となるように構成したベルトコンベヤの切り出
   しストッパー。