JPH021675Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH021675Y2 JPH021675Y2 JP6908481U JP6908481U JPH021675Y2 JP H021675 Y2 JPH021675 Y2 JP H021675Y2 JP 6908481 U JP6908481 U JP 6908481U JP 6908481 U JP6908481 U JP 6908481U JP H021675 Y2 JPH021675 Y2 JP H021675Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- buoy
- transmission cable
- springs
- branch line
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 18
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 6
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 claims description 5
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 claims description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 8
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
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Landscapes
- Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
- Testing Or Calibration Of Command Recording Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は液面の変動に追従して移動するブイに
於いて、当該ブイが浮上している液体（例えば海
水）に関して計測した諸要素（例えば表層の液温
度、塩分濃度等）に関する計測データを計測室に
伝送する伝送ケーブルの保持構造に関するもので
ある。
於いて、当該ブイが浮上している液体（例えば海
水）に関して計測した諸要素（例えば表層の液温
度、塩分濃度等）に関する計測データを計測室に
伝送する伝送ケーブルの保持構造に関するもので
ある。
本考案の実施例を説明するにあたり、当該ブイ
が水面に浮上した例を用いる。
が水面に浮上した例を用いる。
まず第１図を用いて従来例を説明する。第１図
は滑車の動きをわかりやすくするために原理図的
にしてある。
は滑車の動きをわかりやすくするために原理図的
にしてある。
支柱１，２及び１２は構造上、一体的に作られ
ており、かつ、水面１３が変化しても変化しな
い。水面１３から露呈している支柱１と水中の支
柱２の間にはブイ５の外径より広い間隔で支線３
と支線４が鉛直かつ互に平行に十分緊張させて張
つてあり、ブイ５の両側面に設けられたガイド用
リング６に当該支線３及び４が通してある。この
ような構造によつてブイ５は水流に流されること
なく水面１３の変動に追従して垂直方向に上下運
動をする。
ており、かつ、水面１３が変化しても変化しな
い。水面１３から露呈している支柱１と水中の支
柱２の間にはブイ５の外径より広い間隔で支線３
と支線４が鉛直かつ互に平行に十分緊張させて張
つてあり、ブイ５の両側面に設けられたガイド用
リング６に当該支線３及び４が通してある。この
ような構造によつてブイ５は水流に流されること
なく水面１３の変動に追従して垂直方向に上下運
動をする。
ブイ５の底部に取り付けられた受感部１４の計
測データは伝送ケーブル１５を通して地上の計測
室に導く。この場合ブイ５の上下運動に支障がな
いように上記伝送ケーブル１５にたるみを持たせ
るが、このたるみを吸収するために定滑車７，
８、動滑車９，１０及び錘１１の組み合わせでた
るみ吸収機構が構成してある。
測データは伝送ケーブル１５を通して地上の計測
室に導く。この場合ブイ５の上下運動に支障がな
いように上記伝送ケーブル１５にたるみを持たせ
るが、このたるみを吸収するために定滑車７，
８、動滑車９，１０及び錘１１の組み合わせでた
るみ吸収機構が構成してある。
すなわち、上記ブイ５の上下運動に対応して動
滑車９及び１０が錘１１による荷重によつて移動
してブイ５と定滑車７との間の伝送ケーブル１５
の長さの変化分を吸収する。
滑車９及び１０が錘１１による荷重によつて移動
してブイ５と定滑車７との間の伝送ケーブル１５
の長さの変化分を吸収する。
しかしこの従来例においては構造が複雑で、設
置工事が容易でなく、さらに伝送ケーブル１５が
柔軟でないため急激な水面の変動があつたとき等
にこれが滑車から逸脱する等の欠点を有してい
る。
置工事が容易でなく、さらに伝送ケーブル１５が
柔軟でないため急激な水面の変動があつたとき等
にこれが滑車から逸脱する等の欠点を有してい
る。
本考案の目的は以上に述べた従来の問題点を解
決し、簡易な構成でブイ５に取り付けられた伝送
ケーブルを水面の上下運動に対して円滑に追従す
る伝送ケーブルの保持構造を得ることにある。
決し、簡易な構成でブイ５に取り付けられた伝送
ケーブルを水面の上下運動に対して円滑に追従す
る伝送ケーブルの保持構造を得ることにある。
第２図は本考案の実施例を示す図で、第２図に
おいて１６及び１７は例えば硬質ビニールをコイ
ル状に巻いたバネであり、その他の記号は第１図
で説明した従来例に於ける意味と同じである。ま
た、支線３及び４と、４個のガイド用リング６と
の係合関係も第１図で示した従来例と同様であ
る。
おいて１６及び１７は例えば硬質ビニールをコイ
ル状に巻いたバネであり、その他の記号は第１図
で説明した従来例に於ける意味と同じである。ま
た、支線３及び４と、４個のガイド用リング６と
の係合関係も第１図で示した従来例と同様であ
る。
本考案ではブイ５の側面のガイド用リング６に
支線３及び４が挿入されていると共に、例えば硬
質ビニールがコイル状に巻回されて構成されたバ
ネ１６，１７がその内部に支線３及び４をそれぞ
れ内包した状態で設定され、当該バネ１６及び１
７の支柱１側の一端は、支線３及び支線４が当該
支柱１に固定される位置にそれぞれ固定され、他
端は共にブイ５の上面に固定される。
支線３及び４が挿入されていると共に、例えば硬
質ビニールがコイル状に巻回されて構成されたバ
ネ１６，１７がその内部に支線３及び４をそれぞ
れ内包した状態で設定され、当該バネ１６及び１
７の支柱１側の一端は、支線３及び支線４が当該
支柱１に固定される位置にそれぞれ固定され、他
端は共にブイ５の上面に固定される。
次に受感部１４からの伝送ケーブル１５は左右
にあるバネ１６及び１７の複数の個所Ｐに於いて
交互に一定の余長を持たせて固定し、支柱１上に
引き上げて計測室の例えばデータ処理装置に接続
される。
にあるバネ１６及び１７の複数の個所Ｐに於いて
交互に一定の余長を持たせて固定し、支柱１上に
引き上げて計測室の例えばデータ処理装置に接続
される。
以上に説明したように、本考案によれば、バネ
１６及び１７の状態が自重と伝送ケーブルの重量
により支柱１側程伸長し、ブイ５側程伸長が少な
く、また、伝送ケーブル１５の折り返し部分が互
に重なり合うことなく上下に移動するため、当該
伝送ケーブル１５がからまるようなことはなく、
かつバネ１６，１７の伝送ケーブル支承点は固定
することができるので、ブイ５の移動に伴う伝送
ケーブル１５の移動がスムーズになり、水面１３
の変動にブイ５が円滑に追従する効果があり更に
従来の構造に比較して単純であり、設置のための
占有面積も少なくてすみ現場での設置工事も容易
である等、多くの利益を享受でき、本考案は極め
て顕著な効果を奏するものである。
１６及び１７の状態が自重と伝送ケーブルの重量
により支柱１側程伸長し、ブイ５側程伸長が少な
く、また、伝送ケーブル１５の折り返し部分が互
に重なり合うことなく上下に移動するため、当該
伝送ケーブル１５がからまるようなことはなく、
かつバネ１６，１７の伝送ケーブル支承点は固定
することができるので、ブイ５の移動に伴う伝送
ケーブル１５の移動がスムーズになり、水面１３
の変動にブイ５が円滑に追従する効果があり更に
従来の構造に比較して単純であり、設置のための
占有面積も少なくてすみ現場での設置工事も容易
である等、多くの利益を享受でき、本考案は極め
て顕著な効果を奏するものである。
尚、以上に説明した実施例は、海水面に浮べる
ブイについて本考案を実施したものであり、海水
による腐蝕を避けるためにバネ１６及び１７硬質
ビニールで構成したが、当該バネ１６，１７は必
ずしも硬質ビニールで構成する必要はなく、設置
される環境条件に合わせて例えばステンレス線材
等種々の材料を使用することができる。
ブイについて本考案を実施したものであり、海水
による腐蝕を避けるためにバネ１６及び１７硬質
ビニールで構成したが、当該バネ１６，１７は必
ずしも硬質ビニールで構成する必要はなく、設置
される環境条件に合わせて例えばステンレス線材
等種々の材料を使用することができる。
第１図は従来例を説明する図、第２図は本考案
の実施例を示す図である。 主な記号、１，２，１２……支柱、３，４……
支線、５……ブイ、１５……伝送ケーブル、１
６，１７……バネ。
の実施例を示す図である。 主な記号、１，２，１２……支柱、３，４……
支線、５……ブイ、１５……伝送ケーブル、１
６，１７……バネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 液面から露呈した構造物と、当該構造物と位
置関係が一定で液中に存在する構造物との間に
一定の間隔を隔てて垂直に張られた少くとも２
本の支線に沿つて液位に追従するブイに於い
て、前記それぞれの支線を内包し、一端を前記
ブイに、他の一端を前記液面から露呈した構造
物にそれぞれ固定した少くとも２本のコイル状
バネを有し、前記ブイに搭載した計測器の伝送
ケーブルを前記それぞれのコイル状バネに交互
に複数個所で固定したことを特徴とするブイ用
伝送ケーブルの保持構造。 ２ コイル状バネを硬質ビニールで構成した実用
新案登録請求の範囲第１項に記載のブイ用伝送
ケーブルの保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6908481U JPH021675Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6908481U JPH021675Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57185094U JPS57185094U (ja) | 1982-11-24 |
| JPH021675Y2 true JPH021675Y2 (ja) | 1990-01-16 |
Family
ID=29864970
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6908481U Expired JPH021675Y2 (ja) | 1981-05-13 | 1981-05-13 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH021675Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-05-13 JP JP6908481U patent/JPH021675Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57185094U (ja) | 1982-11-24 |
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