JPH0216739Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0216739Y2
JPH0216739Y2 JP19215685U JP19215685U JPH0216739Y2 JP H0216739 Y2 JPH0216739 Y2 JP H0216739Y2 JP 19215685 U JP19215685 U JP 19215685U JP 19215685 U JP19215685 U JP 19215685U JP H0216739 Y2 JPH0216739 Y2 JP H0216739Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer cylinder
inner cylinder
tip
cylinder
rear end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19215685U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62101520U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19215685U priority Critical patent/JPH0216739Y2/ja
Publication of JPS62101520U publication Critical patent/JPS62101520U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0216739Y2 publication Critical patent/JPH0216739Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)
  • Finger-Pressure Massage (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、主として人体皮膚面の局部を加温
して健康の増進を図る冷温器に関し、特に内装し
た燃焼棒の先端点火による発熱によつて先端部分
を加温し、この先端加温面を手でもつて軽く皮膚
面に押圧接触させながら移動させる冷温器に関す
るものである。
〔従来の技術〕
冷温器は通常、万年筆状の大きさと形状で互い
に出し入れ自在な外筒と内筒とからなつており、
点火した線香状の燃焼棒を内筒の先端部に突出さ
せておいてこれを外筒に摺動挿入して外筒の先端
部を加温する構造となつている。
この際、燃焼棒の先端が外筒の加温面に接触す
ると火が消えてしまうので従来はこの様な不具合
を防止するために、外筒と内筒の相互の位置がず
れない様に双方を片手で押えて保持しながら体表
面を押圧しその状態で移動させねばならず、また
燃焼して短くなる燃焼棒に合わせて内筒を除々に
外筒内に押し込む調整操作を同時に行わなければ
ならないという不便があつた。
これを改善するために、内筒の後端に設けた鍔
と外筒との間にコイルバネを挿通し、内筒と外筒
を弾性的に反発するようにしたものが考案された
が、この場合も内筒を所定位置で固定するために
は内筒と外筒をしつかり握つた状態で冷温器を操
作しなければならない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の冷温器では、内外筒の相対
位置を望ましい状態に保持するためには内外筒を
しつかり押さえたり握つた状態で押圧移動させね
ばならず、このため広範囲に自由に移動させるこ
とができずまた初心者には扱いずらいという問題
点があつた。
特に冷温器はこれを2本並列に持つて加温する
のが望ましいのであるがこのような操作が非常に
困難であつた。
この考案は、このような問題点を解決するため
になされたもので、外筒と内筒の相対位置を所定
の位置に簡単に移動かつ固定でき、押圧移動によ
つてこれがずれることがなく片手で軽く持つて自
由に操作でき、さらに内筒の出し入れが簡単にで
きる冷温器を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る冷温器は、外筒の後端付近にマ
グネツトを設けたもので、マグネツトは内管を挿
通した際に内管の外面を吸着しながら内管が摺動
するように、外管の内周に沿つて配置し固定して
設けたものである。従つて少なくとも内筒はマグ
ネツトに吸着する金属製であることは勿論であ
る。
また吸着摺動するとは、内筒と外筒が通常の人
体皮膚面への押圧施療時の振動程度では相互の位
置がずれることはないが、内筒を手で強く押圧ま
たは引張ることによつて摺動する強さの吸着力を
備えていることをゆう。
〔作用〕
この考案においては、外筒の後端開口部から内
管を挿入すると、外筒の後端部付近の内周面に配
置されたマグネツトが、すでに摺動状態にある内
筒の外周面を吸着する。しかしてさらにやや強く
押し込むことによつて内筒を所定の位置に固定停
止させることができる。また内筒をやや強く引張
れば外筒から引抜くことができ、さらに内外筒の
相対位置の微調整も容易にできる。
マグネツトの吸着力の強弱は、冷温器の太さ、
重さに応じて人体に対する施療時や多少の振動で
は内管が移動しないように調節設計されるので、
冷温器の使用時における内外筒の位置ずれやガタ
ツキを防止する。
〔実施例〕
第1図〜第4図はこの考案の一実施例を示すも
ので、第1図は一部断面平面図、第2図は第1図
の実施例における外筒の平面図、第3図は外筒の
後端を示す側面図、第4図は同じく内筒の平面図
である。
各図において1は外筒で、外径が5〜15mm、長
さが6〜20mmで材質が金属もしくは耐熱樹脂製の
円筒状に形成され、その先端は塞がれて円味を帯
び加温面2を形成しその中央に小孔3が穿設され
ている。また先端付近に細長い換気孔4が円周方
向に4列開口しこの部分は多少太く形成されてい
る。後端5は開口されている。
6は内筒で、外筒1の後端開口部5から摺動し
て挿通できる適宜の外径を有し、その先端付近に
燃焼棒7を突出挟持するための支持部材8が設け
られ、さらに先端は燃焼棒7を突出させるために
開孔しており後端は閉塞されて鍔9が設けられて
いる。しかして燃焼棒7に点火した内筒6を挿入
すると換気孔4からの空気と燃焼ガスの出入によ
つて燃焼棒は燃焼しその輻射熱によつて外筒の加
温面2を内側から加熱する構造となつている。
以上の付号1〜9で示す構造は従来の冷温器と
ほぼ同一のものである。10は外筒1の後端部に
内筒6の外面に当接するように設けたマグネツト
で、この実施例では断面リング状のマグネツトが
3列に亘つて内筒の外面を囲む様に配設され、か
つ外筒の鍔11内に固定されている。
いま内筒6を外筒1の後端開口部5から押し込
むと、内筒はマグネツト10に吸着されながら摺
動し、押圧力を止めればその位置で安定して固定
することになる。燃焼棒の先端位置を調整するた
めに内外筒の相対位置の固定を行う場合も同様で
ある。なお、燃焼棒の先端位置は換気孔4から確
認することができる。
マグネツト10の配設構成は上記実施例に限ら
ず、第5図に示すように幅広で薄い円筒状のマグ
ネツト10aを外筒1の内周面に配置するか、ま
たは第6図の断面図に示すように外筒1の円周方
向に断続的に短冊状のマグネツト10bを配列し
ても同様の動作を期待できる。
またマグネツトを配設する位置は、第1図のよ
うに外筒の後端に限らず、第5図に示すように適
宜先端方向に移動させてもよい。
これらマグネツトの配設構成は、冷温器の形
状、大きさ、重量、材質および使用方法に応じて
設計し得るものである。
〔考案の効果〕
この考案は以上説明した通り、外筒の後端付近
にマグネツトを配設するという簡単な構造によ
り、内外筒の摺動と所定位置の固定を容易にし、
かつこの位置において冷温器の外筒を皮膚に押付
けまた移動させる施療中に内外筒相互の位置がず
れないので、燃焼棒が外筒の加温面に接触して火
が消えることはなく、また片方の手で軽く握るだ
けで体表面に押圧でき、かつあらゆる箇所に自由
に移動させることができる。さらに2本を並列に
並べて一緒に持つこともできるので温灸効果が大
きい。
また燃焼棒が短くなつてもワンタツチの動作で
点火位置と加温面の距離を調整できかつ固定する
ことができるので便利である。さらに燃焼棒の差
込み位置をずらしたり、燃焼棒の交換、灰出し等
のために内筒を出し入れする操作も簡単にできる
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す一部断面平
面図、第2図および第3図は第1図の実施例にお
ける外筒の平面図およびその後端側面図、第4図
は第1図における内筒の平面図である。第5図は
他の実施例の平面図、第6図別の実施例の断面図
である。 各図において、1……外筒、2……先端加温
面、4……先端部換気孔、5……外筒の後端開口
部、6……内筒、7……燃焼棒、10,10a,
10b……マグネツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 先端加温面と先端部換気孔を有し後端が開口し
    ている円筒形の外筒と先端部に燃焼棒を出入自在
    に突出して装着した円筒形の内筒とからなり、前
    記外筒の後端開口部から前記内筒を摺動挿通させ
    て前記燃焼棒で外筒の先端加温面を加熱し、該加
    温面を皮膚に接触させて局部加温する冷温器にお
    いて、外筒の後端付近の内周面に、内筒の外面と
    吸着摺動するマグネツトを配設固定したことを特
    徴とする冷温器。
JP19215685U 1985-12-16 1985-12-16 Expired JPH0216739Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19215685U JPH0216739Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19215685U JPH0216739Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62101520U JPS62101520U (ja) 1987-06-27
JPH0216739Y2 true JPH0216739Y2 (ja) 1990-05-09

Family

ID=31146968

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19215685U Expired JPH0216739Y2 (ja) 1985-12-16 1985-12-16

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0216739Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62101520U (ja) 1987-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0216739Y2 (ja)
JPH038287Y2 (ja)
EP0175232A3 (en) Hair treatment device
CN204932247U (zh) 艾灸器
CN209596188U (zh) 双面温熨艾灸盒
JPH0291504U (ja)
JP2582705Y2 (ja) 冷温器
JP3073825U (ja) 温圧治療材の保持具
JPS60128633U (ja) 温灸もぐさ用保持器
JPS6354920U (ja)
JPS61103106U (ja)
JPS63179911U (ja)
JPH0417269U (ja)
JPH0256271U (ja)
JP2007229409A (ja) 温熱刺激用具
JPS6381865U (ja)
JPS63196620U (ja)
JPS6399157U (ja)
JPS6441898U (ja)
JPS61135133U (ja)
JPS62148552U (ja)
JPS62183932U (ja)
JPS6173348U (ja)
JPS63125744U (ja)
JPS6359643U (ja)