JPH02167230A - ポリペプチド系抗ウィルス剤 - Google Patents

ポリペプチド系抗ウィルス剤

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JPH02167230A
JPH02167230A JP1166811A JP16681189A JPH02167230A JP H02167230 A JPH02167230 A JP H02167230A JP 1166811 A JP1166811 A JP 1166811A JP 16681189 A JP16681189 A JP 16681189A JP H02167230 A JPH02167230 A JP H02167230A
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丹羽 允
Sadaaki Iwanaga
岩永 貞昭
Tsukasa Murakami
司 村上
Motoko Kanai
金井 素子
Toru Otake
徹 大竹
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、ポリペプチドを有効成分として含有する抗ウ
ィルス剤に関するちのである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする課題)本発明
者らは、リボ多1(以下rLPSJという、)に親和性
を示す新規物質を見出すべく鋭意研究を重ねた結果、カ
ブトガニ血球から新規ポリペプチドを抽出・単離すると
ともに該ポリペプチドの固相合成法による合成に成功し
、更に、該ボッペプチドがLPSに強い親和性を示すこ
とを見出し、昭和63年8月19日付けにてPCT/J
P88100823として国際出願を行っている。
本発明者らは、更に、本ポリペプチドの薬理活性につい
て鋭意研究を重ねた結果、本ボリベブチドが抗ウィルス
作用を有することを見出し、本発明を完成するに至った
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、 次式(I)  二 Arg  −Gly /       \ Tyr          I l e\      
 / Cys  −Cys        (1)/    
   \ Val          Tyr Arg          Arg Phe         Arg \       / H−Lys−Trp−Cys  −Cys−Arg  
−X(式中、Lysはリジンを、Trpはトリプトファ
ンを、Cysはシスティンを、Pheはフェニルアラニ
ンを、Argはアルギニンを、Valはバリンを、’T
yrはチロシンを、 Glyはグリシンを、11eはイ
ソロイシンを表し:Xは水酸基又はアミノ基を表す。) で示されるポリペプチド又はその類縁体を有効成分とし
て含有することを特徴とする抗ウィルス剤に関するもの
である。
本発明に用いる化合物は、アミノ酸17個からなるポリ
ペプチドであり、抽出・単離された状態ではC末端アミ
ノ酸であるアルギニンのカルボキシル基はアミド化され
ているが、加水分解により酸となっても、抗ウィルス作
用には特に影響は生じない。
本発明に用いるポリペプチドは、例えば、以下のように
してカブトガニ血球(n並社旦朋tridentatu
s及びTach  1eus  i as )から抽出
・単離することができる。
即ち、カブトガニ血球を低張抽出し、残渣として得られ
る不溶性画分を酸性条件下、例えば希塩酸、希硝酸、希
硫酸等の鉱酸の希酸:酢酸等の低級脂肪酸の存在による
強酸性条件下で抽出して、得られた抽出液を常法、例え
ばゲルろ過、クロマトグラフィー等の精製手段により精
製することにより、単離することができる。
本発明に用いるポリペプチドは、固相合成法によっても
製造することができる。
即ち、N−保護アルギニンを、場合によりカルボキシル
基と結合しつる官能基とカルボキシル基とを有するスペ
ーサーを介して、アミノ基を有する不溶性樹脂に結合さ
せた後、 次式。
H−Lys−Trp−Cys−Phe−Arg−Val
−Cys−Tyr−Arg−Gly−Ile−Cys−
Tyr−5−l1e−Cys−Tyr−Ar式中の記号
は前記と同義である。) で示されるポリペプチドの16位から1位までの保護ア
ミノ酸を固相合成法に従って順次結合し、次いで、該不
溶性樹脂及びアミノ酸の保護基を脱離させて、 次式(II): H−Lys−Trp−Cys−Phe−Arg−Val
−Cys−Tyr−Arg−Gly一1ie−Cys−
Tyr5−1ie−Cys−Tyr−Ar −N H2
C式中の記号は前記と同義である。) で示されるポリペプチドを得、その3位と16位、及び
7位と12位のシスティンをそれぞれのメルカプト基を
介して結合させ、ジスルフィド結合を形成させることに
より製造することができる。
前述のアミン基を有する不溶性樹脂としては、そのアミ
ノ基を介してN−保護アルギニンのカルボキシル基又は
場合によりこれに結合しているスペーサーのカルボキシ
ル基と結合可能であり、かつ、その後脱離可能なもので
あれば如何なるものでちよい。
かかる不溶性樹脂としては、例えば、アミノメチル樹脂
(アミノメチル−ポリ(スチレン−旦旦−ジビニルベン
ゼン)、ベンズヒドリルアミン樹脂、メチルベンズヒド
リルアミン樹脂、4−(アミノメチル)フェノキシメチ
ル樹脂等が挙げられる。ベンズヒドリルアミン樹脂、メ
チルベンズヒドリルアミン樹脂、4−(アミノメチル)
フェノキシメチル樹脂を用いれば開裂によって直接アミ
ドを与えるが、収率の点からはアミノメチル樹脂が好ま
しい。
前述の場合により存在するカルボキシル基と結合しうる
官能基とカルボキシル基とを有するスペーサーとしては
、例えばアルギニンのカルボキシル基をp−カルボキシ
メチルベンジルエステルに変換しつるものが挙げられる
が特に制限はない。
かかるスペーサーと保護アルギニンとが結合した4−(
t−ブトキシカルボニル−旦−トシル−L−アルギニル
オキシメチル)フェニル酢酸はJ、P、 Tamら(5
ynthesis (1979) p、955−957
)の方法により調製することができる。
保護アミノ酸とは、官能基を公知の方法により保護基で
保護したアミノ酸であり、各種の保護アミノ酸が市販さ
れている0本発明のポリペプチドを合成する場合には、
以下に示す保護基のいずれかを選択するのが好ましい、
まず、アミノ酸のα−アミノ基の保護基はBoc(t−
ブチルオキシカルボニル)又はFmoc(9−フルオレ
ニルメチルオキシカルボニル)である、 Argのグア
ニジノ基の保護基は、Tos (トシル)、NO,(ニ
トロ)、Mtr(4−メトキシ−2,3,6−)−リメ
チルベンゼンスルホニル)である、 Cysのメルカプ
ト基の保護基としてはBzl (ベンジル)、M−Bz
l (4−メトキシベンジル)、 4−MeBzl (
4−メチルベンジル)、Acm (アセトアミドメチル
)、Trt(トリチル) 、 Npys (3−ニトロ
ピリジンスルフェニル) 、 t−Bu (t−ブチル
)、t−BuS (t −ブチルメルカプト)が挙げら
れるが、4−MeBzl。
Acm、 Np’/sが好ましい、 Tyrの水酸基の
保護基は、Bzl、  C1z−Bzl (2、6−ジ
クロロベンジル) 、 t−Buであるか、あるいは保
護しなくてもよい、 Lysのε−アミン基の保護基は
、2(ベンジルオキシカルボニル)、C1・Z(2−ク
ロロベンジルオキシカルボニル) 、 Boc 、 N
pysである。各保護基は、ペプチドの合成条件に応じ
適切なちのを選択する必要がある。
保護アミノ酸の結合は、通常の縮合法、例えば、 DC
G (ジシクロへキシルカルボジイミド)法、活性エス
テル法、混合あるいは対称酸無水物法、カルボニルジイ
ミダゾール法、DCC−HOBt(1−ヒドロキシベン
ゾトリアゾール)法、ジフェニルホスホリルアジド法等
に従って行なうことができるが、DCC法、DCC−H
OBt法、対称酸無水物法が好ましい、これらの縮合反
応は、通常、ジクロロメタン、ジメチルホルムアミド等
の有機溶媒又はそれらの混合溶媒中で行なわれる。α−
アミノ基の保護基の脱離試薬としては、トリフルオロ酢
酸/ジクロロメタン、 HCI/ジオキサン、ピペリジ
ン/ジメチルホルムアミド等が用いられ、該保護基の種
類により適宜選択する。また、合成の各段階における縮
合反応の進行の程度はE、カイザーらの方法[Anal
、 Biochem、、 34.595(1970)]
にンヒドリン反応法)によって検査される。
以上のようにして、所望のアミノ酸配列を有する保護ペ
プチド樹脂を得ることができる。
不溶性樹脂としてアミノメチル樹脂を用いた場合には、
例えば適当な溶媒中においてアンモニアで処理すること
により該樹脂を脱離させることができる6次いで、フッ
化水素で処理することにより、前記式(II)で示され
る、全ての保護基が脱離したポリペプチドが得られる。
不溶性樹脂としてベンズヒドリルアミン樹脂、メチルベ
ンズヒトノルアミン樹脂、4−(アミノメチル)フェノ
キシメチル樹脂を用いた場合には、フッ化水素で処理す
ることにより、該樹脂及び保護基を同時に脱離させるこ
とができる。
次いで、好ましくは、2−メルカプトエタノール等で還
元することによりシスティンのメルカプト基が還元型と
なっていることを確実ならしめた後、酸化処理すること
により目的とする環状ポリペプチド(I)をアミドとし
て得ることができる。
この際の酸化処理は、公知の方法を用いることができ、
通常、大気中の酸素やフェリシアン酸塩(例えば、フェ
リシアン化カリウム)のような酸化剤を用いる。
かくして得られたポリペプチドは、ポリペプチドの常套
的手段、例えば、抽出、再結晶、各種クロマトグラフィ
ー(ゲルろ過、イオン交換、分配、吸着、逆相)、電気
泳動、向流分配等により単離精製することができるが、
逆相高速液体クロマトグラフィーによる方法が最も効果
的である。
このようにして得られる前記式CI)で示されるポリペ
プチドは、水痘性口内炎ウィルスfVesicular
 Stomatitis Virus)、インフルエン
ザウィルス、ヒト免疫不全ウィルス(humanimm
unodeficiency virus: HI V
)等の種々のウィルスに対し、不活化作用を示し、抗ウ
ィルス剤として広く適用することができる。
(発明の実施例) 以下、調製例及び実施例により本発明を更に詳細に説明
するが、これらは本発明の範囲を何ら制限するものでは
ない。
調製例I A、ポリペプチドの抽出・精製 カブトガニ(n化社ハ朋tridentatus)血球
約50gに20mM)リス塩酸/ 50 m M塩化ナ
トリウム/pH8,0緩衝液150m1を加え、高速ホ
モゲナイザ−(ヒスコトロン■:日本精密工業((2)
製)で3分間ホモゲナイズした後、遠心(8000r 
pm、 30分間、4℃)にまり上清と沈澱物に分画し
た。沈澱画分について、前記操作を2回繰り返し、血球
内の可溶性成分を充分に抽出した後、不溶性画分(沈澱
物)を得た。
不溶性画分に20mM塩酸150m1を加え、高速ボモ
ゲナイザーで3分間ホモゲナイズし、遠心後、塩酸抽出
液の上清を得た。この操作を計3回繰り返し、全量的4
00m1の抽出液を得た。この上清画分を凍結乾燥によ
り濃縮乾固した。
濃縮乾固した塩酸抽出物は20mM塩酸で再溶解した後
、セファデックスG−50(3,0X90、Ocm)カ
ラム(20mM塩酸で予め平衡化)に添加してゲルろ過
を行った。LPS(E、 coli 0111 B:4
株由来のちのを使用)によるC因子(カブトガニ血液磨
固セ1リンプロテアーゼ前駆体:本発明者らが名付けた
LPS感受性因子、  Nakamura、 et a
l、、 Eur、 J、 Biochem、。
154、511(19861)の活性化を阻害する溶出
画分を集め、プールした画分のpHを水酸化ナトリウム
水溶液で6.0に合わせた。
サンプルを予め20mM酢酸緩衝液(pH6,0)で平
衡化したCM−セファロースCL−6Bカラムにかけ、
溶出を0〜0.3M塩化ナトリウムを含む20mM酢酸
緩衝液(pH6,0)のグラジェントで行った。C因子
活性化阻害画分を集め、LPS結合物質の最終精製標品
(本発明に用いるポリペプチド)とした、収量は、血球
約50gから約30mgであった。
B、純度検定 (1)SDSポリアクリルアミドゲル電気泳動法LPS
結合ポリペプチドを還元剤(β−メルカプトエタノール
)の不存在下又は存在下に、8M尿素を含む12%ポリ
アクリルアミドゲル電気泳動(Weber−Osbor
n系)を行い、クーマシーブリリアントブルー(Coo
massie Br1lliant Blue) R−
250で染色したところ、共に分子盟約2000の単一
バンドを示した。結果を第1図に示す。第1図において
、左側のバンドは、還元剤の不存在下におけるバンドを
、中央のバンドは、還元剤の存在下におけるバンドを、
右側のバンドは、標準蛋白質(SDS −PAGE M
arker IIl、 Fluka AG (スイス)
]によるミオグロビン(16,9kDa)、ミオグロビ
ンI+H(14,4kDa)、 ミオグロビンI  (
8,2kDa)、 ミオグロビンII(6,2kDa)
、  ミオグロビンIII(2,5kDa)のバンドを
示す。
(2)逆相高速液体クロマトグラフィー本発明に用いる
ポリペプチドを逆相高速液体クロマトグラフィ=(カラ
ムはCosmosil 5C+aP、ペプチドの溶出は
O,L%トリフルオロ酢酸/アセトニトリルO〜98%
のグラジェント系を使用)で分析したところ、単一ピー
クを示した。
C、アミノ酸組成値 サンプルを110’Cで24.48.72時間5.7M
塩酸で加水分解した後、日立835自動アミノ酸分析計
で分析した。半シスチンについては、サンプルを過ギ酸
酸化後、110℃で24時間5.7M塩酸で加水分解し
、またトリプトファンについては、サンプルを3Mメル
カブトエタンスルホン酸で110’cで24時間加水分
解した後、それぞれアミノ酸分析計で分析した。SDS
ポリアクリルアミドゲル電気泳動法で得た分子量から、
このペプチドは17個のアミノ酸から構成される単純塩
基性ポリペプチドであることが判明した。アミノ酸分析
の結果を表1に示す。
表  1 D、アミノ酸配列の決定とC末端アルギニンアミドの同
定 アミノ酸配列は、インタクトな標品約23μgを用い、
アミン末端よりベックマン(Beckman1890D
シークエンサーを用いて、15残基(半シスチンを除く
)まで同定できた。また、還元アルキル化したサンプル
(本発明に用いるポリペプチドをM、 A、  Her
modson、  et al。Biochemist
ry。
12、3146(19731(7)方法によりS−ピリ
ジルエチル化したもの)約36μgを用い、16残基(
半シスチンを含めて)まで同定できた。残る177番目
アミノ酸残基(C末端残基)はアミノ酸分析値よりアル
ギニンであると推定できた。しかし、C末端アルギニン
は、インタクトな標品、ピリジルエチル化した標品を用
い、カルボキシペプチダーゼ(以下rcPaseJとい
う)Y及びBで消化しても全く検出できなかった。そこ
で、−旦、サンプルを30mM塩酸で110℃で10時
間緩和な条件で加水分解した後、再度(、Pa5eBで
処理した。その結果、本発明のポリペプチド1モル当り
アルギニン約0.5モルの遊離が認められ、C末端アル
ギニンのカルボキシル基は、アミド化されている可能性
が強いものと判断した。このアミド化合物の理論分子量
(計算値MW=2264)と質量分析による実測値とが
完全に一致したことにより、C末端アルギニンのカルボ
キシル基はアミド化されていることが確認された。
E、ジスルフィド(S−S)結合の同定本発明に用いる
ポリペプチド内に4個の半シスチンが同定されたが、こ
れらは全てジスルフィド結合していることが、還元剤(
ジチオスライトール)の存在下又は不存在下におけるS
−ピリジルエチル化の比較実験より明らかになった。そ
こで、ジスルフィド結合の位置を同定するため、インタ
クトな標品をジスルフィド結合の交換反応が起こらない
条件下(酸性条件下、pH6,5)でトリプシン消化を
行い、消化物を前述の逆相高速液体クロマトグラフィー
(カラムはCosmosi15C,、P 、ペプチドの
溶出は0.1%トリフルオロ酢酸/アセトニトリル系を
使用)にて分゛離した。
得られたペプチドのアミノ酸組成を調べたところ、アミ
ン末端から3番目と16番目、7番目と12番目がジス
ルフィド結合していることが判明した。
F、ポリペプチドのLPS結合活性 本発明に用いるポリペプチドは、0.1μg/Dllの
L P S (E、 coli 0111 B:4株由
来の6のを使用)によるC因子の活性化(「C因子」と
表す)を0.05uM (0,12ug/ml)で50
%、l BM (2,3LLg/ml)で完全に阻害し
た。また、本発明に用いるポリペプチドは、1%アガロ
ースゲルを用いた二重拡散テストにおいて、LPSと高
分子複合体を形成し、沈降線を形成することが観察され
た。
LPSによるC因子の活性化に対する本発明に用いるポ
リペプチドの阻害効果についての試験結果を第2図及び
第3図に示す、第2図及び第3図は、それぞれ塩化ナト
リウム不存在下及び存在下(1M)における結果を示す
。対照として、本発明者らにより始めて明らかになった
LPSと電気的に結合する性質を示す高分子量塩基性物
質、ポリリジンを用いた6第2図及び第3図において、
(○)印及び(・)印は、それぞれ本発明に用いるポリ
ペプチド及びポリリジンの結果を表す。
これらの結果より、本発明に用いるポリペプチドは、L
PSと単なる電気的な結合ではなく、塩濃度に影響を受
けない強い親和性を有することが判る。
G、吸光度の測定 本発明に用いるポリペプチド99.2μg/ml水溶液
の紫外部吸収スペクトルを第4図に示す。
276nmに吸収ピークをもつ。280nmにおける吸
光度は0.3842であるので、1%水溶液の280n
mにおける吸光度は、38.7と算出される。
調製例2 A、アミノメチル樹脂へのアルギニンの導入(1)4−
 (ブロモメチル)フェニル酢酸フェナシルエステルの
合成 室温下、アセトニトリル75m1中にα−ブロモアセト
フェノン3. 98 g (2Ommol)及びフッ化
カリウム3.49g (60mmol)を態濁させ、撹
拌下、4−(ブロモメチル)フェニル酢酸4、58g 
(20mmol)を6等分し30分間隔で添加し、2時
間撹拌を継続した。反応終了後、不溶物をろ別し、ろ液
から溶媒を留去し、残渣を酢酸エチルに再溶解し、飽和
炭酸水素ナトリウム水溶液で2回、蒸留水、クエン酸、
蒸留水で各1回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。酢
酸エチルを留去し、石油エーテルから結晶化し、5.5
gの目的物(融点84〜85℃)を得た。これを再結晶
して融点85〜86℃の結晶5.2g(収率75%)を
得た。
(2)4−(t−ブトキシカルボニル−G−トシル−L
−アルギニルオキシメチル)フェニル酢酸の合成 t−ブトキシカルボニル−G−1−シルーL−アルギニ
ン4.71 g (11mmol) 、 4− (ブロ
モメチル)フェニル酢酸フェナシルエステル3.47 
g (1Ommol) 、フッ化カリウム1.28g(
22mmol) 、水0 、 8ml (44+on+
ol) 、アセトニトリル50+nl及びジメチルホル
ムアミドlomlの混合物を室温下24時間激しく撹拌
した。生成する不溶物を自然ろ過し、ろ液をエバボレー
トにより15〜20m1まで濃縮した。酢酸エチル80
m1を添加した後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で2
回、蒸留水で1回、飽和クエン酸水溶液で2回、蒸留水
で1回洗浄し、硫酸ナトリウムで乾燥した。溶媒を留去
し、残渣を石油エーテルで処理して、半固形状の4−(
t−ブトキシカルボニル−G−トシル−L−アルギニル
オキシメチル)フェニル酢酸フェナシルエステルを得た
これを酢酸105m1に溶解し、水19m1及び亜19
13.1gを加え、室温下5.5時間激しく撹拌した。
亜鉛をハイフロス−パーセル及び酢酸エチルを用いてろ
別し、ろ液に酢酸エチル400m1及び水300m1を
加え、酢酸エチル層を分離し、10回水洗し、硫酸ナト
リウムで乾燥後、溶媒を留去し、残渣を石油エーテル中
で摩細し、4−(t−ブトキシカルボニル−旦−トシル
−L−アルギニルオキシメチル)フェニル酢酸4.77
gを得た。本物質は薄層クロマトグラフィーによりlス
ポットのほぼ純品として得られた。
(3)4−(t−ブトキシカルボニル−G−トシル−L
−アルギニルオキシメチル)フェニルアセトアミドメチ
ル樹脂の合成 4−(t−ブトキシカルボニル−G−1−シルーL−ア
ルギニルオキシメチル)フェニル酢酸577mg (L
、Ommol)、アミノメチル樹脂(株式会社ペプチド
研究所販売、1%架橋)2、oog及びDCC206m
g (1,Ommol)をジクロロメタン中で常法によ
りカップリングさせ、樹1指1g当り0.284mmo
lのカップリングが確認された。
8.16位システィンの導入 4−(t−ブトキシカルボニル−旦−トシル−L−アル
ギニルオキシメチル)フェニルアセトアミドメチル樹脂
1.0g (0,284mmolArg (Tos) 
/g ti4脂)をジクロロメタン25m1で4回、各
1分洗浄し、ろ過した。この樹脂に30%トリプルオロ
酢酸溶液(溶媒ニジクロロメタン)25mlを添加し、
30分撹拌し、Boc基を脱離させた。得られた樹脂を
下記の溶媒各25m1で順次処理し、各々の処理後にろ
過した。
ジクロロメタン (1回、1分) ジオキサン   (1回、1分) ジクロロメタン (1回、1分) ジオキサン   (1回、1分) ジクロロメタン (2回、各2分) 10%トリエチルアミン(ジクロロメタン溶液)  (
1回、2分)、(1回、5分)ジクロロメタン (4回
、各1分) 次いで、前記樹脂をジクロロメタン25m1゜及び総ア
ルギニン量に対して3.5当量の保護アミノ酸、即ち、
Boc−Cysf4−MeBzl) 310 mg(0
,994mmol)とともに1分撹拌した。
DCC205mg(0,994mmol)のジクロロメ
タン溶液25m1を加え、2時間撹拌した。得られた樹
脂を下記の溶媒釜25m1で順次処理し、各々の処理後
にろ過した。
ジクロロメタン  (1回、1分) イソプロパツール (1回、1分) ジクロロメタン  (1回、1分) イソプロパツール (1回、1分) ジクロロメタン  (3回、各1分) C015〜1位のアミノ酸の導入 Bと同様にして、先に得られた樹脂に、前記式(II 
)で示されるポリペプチドの15位から1位までの各構
成アミノ酸に対応する保護アミノ酸を順次カップリング
した0表2に各反応段階で用いた保護アミノ酸を示す、
保護アミノ酸の使用量は全て総アルギニン量に対して3
.5当量である。
なお、Boc−Arg (ToslのカップリングはD
CC−HOBt;法によりDCCに対しHOBtを2倍
モル使用で行った。
表2 1位アミノ酸の導入後、樹脂ペプチドをジクロロメタン
を用いてグラスフィルターに回収し、減圧乾燥して、乾
燥樹脂ペプチド1.781gを得た。
D、樹脂の脱離 Cで得られた乾燥樹脂ペプチドをメタノール及びジメチ
ルホルムアミド中においてアンモニア(無水)で処理す
ることにより樹脂を脱離させて、 次式; %式% で示される保護ポリペプチド0.765g(0、196
mmol)を得た。
分子量+  3904 E、保護基の脱離 りで得られた保護ポリペプチドをアニソール中において
エタンジチオールの存在下フッ化水素で処理し、次いで
塩酸で処理することにより、次式・ H−Lys−Trp−Cys−Phe−Arg−Val
−Cys−Tyr−Arg−Gly−Ile−Cys−
Tyr−Arg−Arg−Cys−Arg −N HK
−78C1で示されるポリペプチド塩酸塩470+ng
(0,186mmol)を得た。
分子量+  2523 F、ポリペプチドの環化 Eで得られたポリペプチド塩酸塩30mgを、200倍
モル過剰の2−メルカプトエタノールを含む0.1M 
Tris−HCI (pH8,5)中において一夜室温
で放置した。次いで、1%酢酸で平衡化したセファデッ
クスG−10カラムで処理してポリペプチド含有画分を
得た。水で10倍に希釈しく○、1mg/ml ) 、
0.5MNaOHでpHを8.5に調整し、室温で30
時間放置した後、凍結乾燥した。次いで、1%酢酸で平
衡化したセファデックスG−10カラムで処理して酸化
型ポリペプチド8.511Igを得た。
これを逆相高速液体クロマトグラフィー(カラムはTS
K−ゲル 0DS−120T (0,46x25cm)
、ペプチドの溶出は0.01Mギ酸−トリエチルアミン
(pi(4,5)(A)−A20%含有アセトニトリル
(B)を使用)で分析したところ、調製例1で得られた
天然のポリペプチドのピークと一致し、更に両者を混合
したものは該ピークが2倍になり、両者は同一物と認め
られた。
実施例 l 水痘性口内炎ウィルス及びインフルエンザウィルスに対
する抗ウィルス作用 1、材料及び方法 (1)ウィルス及び使用細胞 水痘性口内炎ウィルス(Vesicular Stom
atitisVirusl (Nem Jersey株
)(以下rVSVJという、)は、サル腎由来のVer
o細胞で増殖させた。インフルエンザウィルス(A/Y
amagata/120/86、HINI)は、イヌ腎
由来のMadin−Darby caninekidn
ey細胞で増殖させた後、培養液中のトリプシン(10
μg/ml)を除去するために2回超遠心(24,OO
Orpm、90分)して洗浄し使用した。
(2)ポリペプチドとウィルスとの反応リン酸緩衝液(
以下rPBSJという、)で希釈した一定濃度の調製例
1で得られたポリペプチド(以下rLBPJという、)
(20!LL)とウィルス液(20μl)とを混合し、
37℃、5%C○2聯卵機にて60分又は120分反応
させた後、ウィルスを定量した。対照としてLBPの代
わりにPBSを使用した。LBPとトリプシンとの反応
ではそれぞれ最終濃度が125μg/m1.  l O
LL g /mlとなるように調整した。
(3)ウィルスの定量 LBPとウィルスを反応させた後のウィルスの定量は、
混合液を最少必須培地(minimuraessent
ial medium)  (以下rMEMJという。
)でlO段階希釈した後、50%tissue cul
tureinfective dose (以下r T
 CI D soJという、)又はプラーク形成単位(
plaque−formingunit)(以下rPF
UJという、)にて測定した。
まず、TCID6.法では10段階希釈したウィルス液
の0.1mlずつを、予め96穴マイクロプレートに培
養していた単層細胞の4穴に接種して、2〜3日培養し
た後、細胞変性効果(CPE)の有無を顕微鏡下にて調
べ、Reed &11Iuenchの方法にて計算した
。PFLJ法では直径60mmのプラスチックシャーレ
の単層培養した細胞に10段階希釈したウィルス液を0
.1ml接種し、ウィルスを細胞に吸着させるために3
7℃、Co 、卿卵機にて60分静置し、0.6%寒天
を含んだMEM培地培地5奢l胞に重層した後、37°
c、c○2卿卵機にて培養した。プラーク数の計算はウ
ィルスの種類によってl〜3日培養後に行った。インフ
ルエンザウィルス定量の赤血球凝集素(Hemaggl
utininl  (以下rHAJという、)の測定は
、ウィルス−LBP反応液を2段階希釈し、その50μ
lと0.5%ニワトリ赤血球の50μlを96穴U型マ
イクロプレートに入れ、混合した後、4°C160分の
後、最高希釈倍数の凝集によりウィルス数を調べた。
2、結果 (1)高濃度vSvの不活化 VSV約2X 10’ PFUlo、1mlのもの15
ulとL B P (0〜250 u g/ml) 1
5μlを37℃、60分保温後、10−2〜10−’ま
で段階希釈し、その0.1mlをVero細胞に接種し
、4田園にTCI Da。、PFUを測定した結果を第
5図に示す。
第5図から、LBPは濃度依存的にvSvを不活化する
ことがわかる。
(2)表3に本発明の抗ウィルス剤のVSv及びインフ
ルエンザウィルスに対する効果を検討した結果を示す。
表3から、LBPはVSv及びインフルエンザウィルス
を不活化することがわかる。
表3 実施例 2 ヒト免疫不全ウィルス(F(I V)に対する抗ウィル
ス作用 1、材料及び方法 (L)ウィルス及び使用細胞 T細胞株で継代培養されているHIV株としてLAV株
(大阪府立公衆衛生研究所)を用い、LAV株に持続感
染しているTALL−1/LAVあルイはMOLT−4
/LAV細胞が培養液中に産生ずるウィルスを原液とし
て使用した。
尚、株化されたT細胞系は、成人T細胞白血病(adu
lt T cell leukemia、 ATL)の
原因ウィルスである。HTLV−1に持続感染している
MT−4細胞の他に、T細胞性の白血病細胞由来の細胞
株であるTALL−1,MOLT−4細胞とそれぞれの
HIV持続感染細胞である1’ A L L −1/H
IV、MOLT−4/)IIV及びMOLT−4/ H
T L V −IIIを用いた。それら細胞は、10%
の牛胎児血清(Fe2)とペニシリン(100u/ml
)とストレプトマイシン(100J、Ig/ml)を含
むRPMI−1640培養液(Flow社、英国)を用
いて5%の炭酸ガスの存在下37℃で培養した。
(2)HIV増殖抑制効果 本ペプチドのHIVに対する増殖抑制作用を次の(イ)
原理に基づき(ロ)の方法に従い実施判定した。
(イ)原理 ヒトT細胞白血病の原因ウィルスであるHTLV−1(
ATLV)が持続感染シテイルT細胞株であるMT−4
細胞に、HIVを感染させると急速にHIVが増殖し、
MT−4細胞は細胞障害の為に5〜6日で死滅すること
が知られている。従って、MT−4細胞の細胞障害をマ
ーカーとして薬剤の抗1(I V効果を判定することが
出来る。
(ロ)方法 MT−4細胞にHIVfLAV株)をo、oolT C
I D so/ cellとなるように37℃で1時間
感染させた後洗浄し、種々の濃度の薬剤(調製例2で得
られた本発明のポリペプチドをRPMI−1640培養
液に無菌的に溶解準備した)を含むRPMI−1640
メジウム(牛胎児血清を10%含む)にl X I O
’ cell/ ml濃度で浮遊させた。この細胞浮遊
液を24穴のカルチャープレートに1m1/ウェル量入
れ、37℃、5%CO2存在下で5日間培養した。また
HIV非感染MT−4細胞も同様に薬剤と共に培養した
。培養後、ウィルス増殖による細胞障害効果(CPE)
の観察を行ない、MT−4細胞の生存数をトリパンブル
ー染色法によりカウントした。
検体のHIV増殖抑制作用は下の式から算出される細胞
障害抑制率(%)を指標として評価した。
細胞障害抑制率(%) (3)巨細胞形成抑制効果 本ペプチドの巨細胞形成抑制作用を次の(イ)原理に基
づき(ロ)の方法に従い実施し、その抗HIV作用を判
定した。
(イ)原理 MOLT−4細胞とHIVに持続感染しているMOLT
−4/HIV細胞を混合すると1〜2日間で巨細胞が形
成される。この現象は、MOLT−4細胞表面のCD4
レセプターとMOLT−4/HIV細胞表面に発現され
ているHIVのエンベロープ蛋白であるap120が結
合して起こるものと考えられている。この実験では薬剤
がHIVとCD4分子の結合(HIVのリンパ球への吸
着)を抑制する効果を見ることができる。
(ロ)方法 MOLT−4細胞とHIVに持続感染しているM OL
 T −4/ HT L V −III細胞を種々ノ濃
度の薬剤(調製例2で得られた本発明のポリペプチドを
RPMI−1640培養液に無菌的に溶解準備し゛た)
を含むRPMI−1640メジウム(牛胎児血清を10
%含む)中で1=1の割合で混合しく細胞濃度は5 X
 l O’ cell/ml) 、 24大のカルチャ
ープレートにウェルに1mlづつ入れ24時間培養した
。培養後鏡検にて巨細胞形成の有無を観察した。
2 結果 (1)本化合物のHIV増殖抑制作用 本化合物の各濃度における細胞障害抑制率を表4に示す
表4 る。
[発明の効果] 本発明によれば、新規なポリペプチド系抗ウィルス剤を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、LBPのSDSポリアクリルアミドゲル電気
泳動の結果を示す図である。第2図及び第3図は、LP
SによるC因子の活性化に対するLBPの阻害効果につ
いての試験結果を示す図である。第4図は、LBPの紫
外部吸収スペクトルである。第5図は、LBPによるv
SVの不活化を示す図である。 表4から判るとおり、本化合物は7.5μg/ml〜1
5μg/ml濃度で80%以上の細胞障害抑制率を示し
、HIVの増殖を強く抑制した。 (2)本化合物の巨細胞形成抑制作用 本化合物は7.5μg/m1以上の濃度で巨細胞形成を
100%抑制し、HIVのリンパ球への吸着(結合)を
抑制する効果を持つことが示唆され第 図 C因子活1生 (A46515分) C因イL’i l′l:(A 4 o 5 / 5分)
波長 (nm) 第 IM!

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次式: ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Lysはリジンを、Trpはトリプトファンを
    、Cysはシステインを、Pheはフェニルアラニンを
    、Argはアルギニンを、Valはバリンを、Tyrは
    チロシンを、Glyはグリシンを、Ileはイソロイシ
    ンを表し:Xは水酸基又はアミノ基を表す。) で示されるポリペプチドを有効成分として含有すること
    を特徴とする抗ウィルス剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1992004374A1 (en) * 1990-09-11 1992-03-19 Seikagaku Kogyo Co., Ltd. Novel polypeptide and anti-hiv drug prepared therefrom
US5776899A (en) * 1993-10-14 1998-07-07 Seikagaku Corporation Polypeptide and anti-HIV agent prepared therefrom

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