JPH02167174A - 血漿成分の変性及び再構成装置 - Google Patents

血漿成分の変性及び再構成装置

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JPH02167174A
JPH02167174A JP1112299A JP11229989A JPH02167174A JP H02167174 A JPH02167174 A JP H02167174A JP 1112299 A JP1112299 A JP 1112299A JP 11229989 A JP11229989 A JP 11229989A JP H02167174 A JPH02167174 A JP H02167174A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可溶性血漿成分の分離及び可溶性血漿成分の
再構成を行う血漿処理装置に関する。
〔従来の技術及びその課題〕
血液及びリンパ液は、身体に関する流体のハイウェイで
ある。これらの流体により、身体の一部位から別の部位
に、栄養分、代謝物、成長因子、ホルモン等が輸送され
、身体のある一部分では細胞及び組織により種々の化合
物が産生じて身体の別の部分の細胞及び組織が調節され
る。更に、これらの流体により、老廃物が除去され、細
胞及び器官が機能するのを妨害する化合物の蓄積を防止
することができる。又、これらの流体は、身体全体に造
血系の細胞を輸送して、それらの細胞が多様な機能を発
揮するようにするとともに、抗原、病原等の場合と同様
に、種々の物質を造血系の細胞に運んで処理又は細胞応
答を誘発することもできる。
多くの状態で、血液中の物質と造血細胞との間の相互作
用により、個人の病気の状態についての有益な情報を提
供することのできる生成物が生成したり、宿主又は他の
個体に関して重要な組成物を提供したり、又は宿主に対
して悪影響を及ぼしたりする。従って、これらの流体に
アクセスしたり、血液流の種々の成分を単離、同定又は
変更したりすることはかなり重要な意味を持っている。
しかしながら、血液は、多種多様の方法で外来環境に応
答する非常に複雑な混合物である。例えば、通常、血餅
により流れが停止する。血漿を使用すると、外来物質と
の接触により、種々の血液成分が活性化され、血液組成
がかなり変化する。
このことは、血液又は血漿を再使用しなければ多くの場
合問題とはならないが、血液を宿主に戻す場合、このよ
うな変化により宿主に悪影響が及ぼされ、その結果、血
液を再使用することが不可能となる。肝炎、旧ν、HT
LV−1等のため供給血液の安全性が不明であったり、
又は適切な血液型の入手容易性の観点から、多くの場合
、血球返還採血の場合のように、人間の血液を戻すこと
が望ましい。従って、血液の成分の性質及び/又は量を
変更し且つ血液を取り出した宿主に返還する血液を節約
することにより、血液又は血漿を選択的に処理すること
を可能にす合方法及び装置の開発が重要となる。このた
めには、血液に大きな悪影響を及ぼすことなくこのよう
な選択的処理を可能とする物質、成分及び条件の同定確
認が必要である。
血液成分を除去するシステムについては、米国装置第4
,086,924号、第4.103,685号、第4,
2l3,672号、第4,362.155号、第4,4
28.744号、第4,464,165号、第4.54
0,401号、第4,614,513号及び第4,62
7,915号、米国再発行装置筒31.688号並びに
ヨーロッパ装置公開第0082345号に記載がある。
又、補体活性化に関連した記載があるものとしては、ブ
レイラ・ント(Bre i la t t)及びドルソ
ン(Dorson)、アサイド ジェイ(ASALTO
J、) 、ユ、57〜63(1984)及びマクレオド
(McLeod)等、アーティフ オーガンズ(Art
if、 Organs) 、7.443〜449(19
83)が挙げられる。
〔課題を解決するための手段] 本発明によれば、血液成分を除去又は再構成することに
より血液又は血漿を変性する装置が提供される。この装
置では、血液の一種以上の成分と互いに作用しあう一種
以上の特異的な結合成分が結合した生体適合性高表面積
充填物により、拡張流体経路が設けられている。この装
置により、流体流がスムーズに連続して流れるとともに
、流体流が基材に結合した結合成分と実質的に均一に接
触することができる。又、本装置により、基材に結合し
た結合成分に結合する血液の成分を回収することができ
る。特に、分子生物学手法により生成した多数の成分が
、血液処理に有効であることが判明した。
本発明によれば、血液又は血液流体誘導体と生物適合性
がある個体表面に受容体・リガンド複合体を生成するこ
とを含む血液試料を処理するための方法及び装置が提供
される。この流体流は、特異的な結合対のメンバーが非
拡散的に結合している高表面積基質を含む拡張した、好
ましくは曲がりくねった経路を通して誘導され・る。流
体流の成分と結合した特異的結合成分との相互作用によ
り、血液流の一種以上の成分の濃度を増加若しくは減少
させたり又は成分の割合を変化することにより、このよ
うな成分が除去又は再構成される。血液流は、使用前に
前処理を施したものでもよい。即ち、血液を赤血球、血
小板、白血球等の除去等の前処理を施したものを用いて
もよく、一方、得られる流体は一種以上の科の細胞を含
有するか、又は実質的に細胞を含有しなくてもよい。又
、酸・クエン酸塩、デキストリン又はヘパリン等の種々
の化合物を添加してもよく、血i流は希釈、4縮、2種
以上の流れに分割又は同−若しくは異種の宿主から得た
血液若しくは血液成分を添加してもよい。
混合する血液は同系又は同種異系である。
本発明の方法は、種々の目的に使用することができる。
特に、意図する成分と相同の特異的結合対のメンバーを
用いて、血液由来流体中の成分のレベルを減少させるこ
とができる。例えば、プロティンA、その結合断片又は
抗体等の類似の結合性を有するタンパク質〔他の細菌性
又は哺乳類Fc受容体〕を用いて、免疫複合体を除去又
は再構成することができる。抗体は、定常領域アイソタ
イプ、例えばIBM、 IgG、 1層八、 IgD若
しくはIgHのエピトープ又はアイソタイプと交差する
エピトープに特異的なものを用いることができる。又、
特定の抗原に特異的な血液流に存在する抗体を、表面に
抗原を結合させて除去してもよい。抗原の代表例として
は、DNA、又は他の宿主物質、特に敗血症性ショック
に関連した腫瘍壊死因子(TNF)等の病気にかかった
若しくは異常な状態に関係した種々の因子又は重症筋無
力症におけるアセチルコリン受容体の抗体が挙げられる
。更に、インシュリン、新生物細胞、ステロイド、例え
ば、ニストロジエン、サイト力イン、リンフ才力イン及
び他の化学療法剤又は治療薬として用いられる生物学的
薬剤等の血液流の特定成分の濃度を低下するようにして
もよい。例えば、表面に存在する結合成分を変化させる
ことにより、流体流の性質を単−又は複数の方法で変え
ることができる。
流体流の性質、特に容易に調整できない性質に及ぼす悪
影響を最少比に抑えながら、流体流を、好ましくはポン
プにより、拡張経路、好ましくは曲がりくねった経路を
通って誘導して、流れを高レベルの結合成分と接触させ
る。次に説明するように、複合体生成条件下ではアナア
イソトキシンレベルが通常増加するので、本発明の方法
は、通常、更なる処理と組み合わせて用いる。
膜がプラスチック、例えば、セルロース又はポリスチレ
ン生体適合性物質から構成されている場合には、結合成
分は非拡散的、通常共有結合により膜表面に結合する。
多孔性ビーズ、中空系等の構造体をはじめとする他の構
造体を用いることもできるが、膜を用いるのが有利であ
る。材料は、生化学的適合性、官能化の容易性、官能化
レベル、非特異的結合の程度、前処理のを無、加工の容
易性等に基づいて選択する。
材料としては、ニトロセルロース、セルロース、セルロ
ースエステル、例えば、アセテート、ナイロン、ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、シリコン、ポリカーボネート
、ポリエステル、ポリテレフタレート等又はそれらの組
み合わせが挙げられる。
膜は、一般的には約1〜500廂、より一般的には2.
5〜25趨の範囲の孔を有するものである。この膜は複
数層の形態で用いることができ、これらの層は互いに積
み重ねてスタックを形成したものでよい。スタックは少
なくとも2層の膜を有し、10層以上の膜を有していて
もよい。膜スタックは、流体が膜を通って比較的自由に
流れるように分離させるとともに、高表面積として、血
液成分が確実に結合成分と接触させるようにする。又、
膜は連続したスパイラルロールの形態で用いてもよく、
この場合、流れは、スパイラルを通って切断した面に対
して垂直となる。あるいは、溝付膜を用いてもよく、こ
の場合、溝付層を中央コアーのまわりに一緒に充填して
もよく、また平行構造としてもよい。
孔の表面積は、処理容積によって異なるが、−般的に約
0.2〜3m2、より一般的には0.3〜2.5Mの範
囲である。細胞を実質的に含まない流体の場合には、細
胞溶解を考慮せずに、流量を変化させることができる。
流量は、一般的には約o、ooi〜0.1!/分、より
一般的には0.002〜0.1f/分の範囲である。処
理容積は、通常少なくとも約50成、より一般的には少
なくとも250d、好ましくは約500dである。
結合した特異的結合メンバーの膜支持体に対する重量比
は、特異的結合メンバーの性質によって大きく異なる。
はとんどの場合、タンパク質結合メンバーは、膜1層当
たり約0.5〜50■、より一般的には約1〜20■で
ある。又、処理流体容積に対する結合メンバーの重量の
比も特異的結合メンバーによって大きく異なるが、−i
的には約0.05〜Long/d、より一般的には約0
.1〜5mg/−の範囲である。しかしながら、流体流
に存在する成分の量に応じて、確実に飽和とならないよ
うにし且つ膜に結合した結合成分が接触する流体成分に
対して十分となるように、上記よりも多量又は少量を用
いることが必要な場合があることは言うまでもない。
効果的なU字状をしており且つ方向が交互に変化してい
る膜パック又はスタックセパレータを設けて曲がりくね
った経路としてもよい。この場合、流体流は、交互に方
向が変わり、膜パック全体を一方向に流れるとともに、
順次設けた膜パックを反対方向に流れる。流体の流動距
離は処理の目的に応じて大きく異なるが、通常少なくと
も約lθ〜2l0cm、より一般的には約20〜40C
1111である。
結合成分は、使用中及び特異的結合メンバーに結合した
流体成分の回収中の支持体からの溶出が最少となるよう
な方法で支持体に結合する。従って、結合方法としては
、一般的に、膜表面を官能化する共有結合が挙げられる
。アミン類、カルボン酸類、チロシンの場合におけるフ
ェノール等の活性化芳香環、ヒスチジン等の活性複素環
等と反応することのできる官能化表面等、官能化には種
々の手法がある。pi類の場合には、膜又は結合成分と
して、糖類を分解してジアルデヒドとし、これを還元ア
ミノ化条件下でアミンと縮合してもよい。その結果得ら
れる脂肪族アミン結合は、強力な非開裂結合であり、膜
を繰り返し使用することが可能となるので、血液成分を
、効率的且つ高収率で膜から単離及び解離することがで
きる。ポリスチレン表面を用いる場合には、フリーデル
・クラフト条件を用いてハロメチル化、ニトロ化機還元
してアミノ基等とすることにより官能化する。
この場合、フリーデル・クラフト反応は、テトラメチレ
ンスルホン又はジメチルスルホキシド中で、特に1容量
%の水の存在下で行う。1987年5月19日出願の米
国装置出願箱051 、917号にこれに関連した記載
がある。この出願の開示事項を本発明に利用することが
できる。芳香族アミノ基をジアゾ化して、チロシン又は
トリアゾンに対してジアゾ架橋を形成してもよい。トリ
アジン類は比較的結合が不安定であり、通常用いられな
い。
膜バックの他に、流体と接触する表面積を大きくする他
の構造を用いてもよい。既に述べたように、同軸管状膜
又はコアーの周りにスパイラル状に巻きつけた膜を用い
ることができ、この場合、流れは筒の表面に対して平行
となる。流れは、膜全体について単一方向でもよく、又
、−回収上反対方向に流れを変えて経路を大きく延長し
てもよい。
コアーの周りに巻きつけた形態の膜の代わりに、溝付膜
を用いてもよく、この場合、折り重ねた膜により、膜表
面が流体流に接触することになる。
表面上の結合成分を完全に接触させて全ての流体に結合
の機会を提供すると同時に十分空間を使用し且つ閉塞が
起きないようにするどんな手法をも用いることができる
。しかしながら、シート状膜を使用すると、血漿が安全
で効率的に処理できることが判明した。従って、シート
状膜を用いることが好ましい。
本発明の装置を用いると、特異的結合タンパク質複合体
の生成により、アナフィラトキシンに対する補体活性化
が著しく高まる。アナフィラトキシンは有害であるので
、血漿を宿主に戻す場合、本発明の装置は、通常、危険
レベルのアナフィラトキシンを安全なレベルまで減少さ
せる手段とともに用いる。このことは、本発明の装置か
ら出た流体を珪酸粒子が入っているチャンバーに通すこ
とにより達成される。この場合、珪酸により、血液の他
の成分又は血漿特性に著しい悪影響を及ぼすことなく、
危険レベルのアナフィラトキシンが実質的に除去される
。アナフィラトキシン除去装置については、米国装置出
願箱191,039号(出願口: 1988年5月6日
)に説明されている。この出願の開示事項を本発明に利
用することができる。
簡単に説明すると、珪酸粒子は、一般的に、約50〜5
00趨の大きさを有し、pHは約3〜7の中性〜酸性で
ある。孔サイズは、−a的には、約50〜350人であ
り、表面積は少なくとも約200rrf/gである。本
発明の装置を出た流体流、特に血漿は、一般的には、直
接アナフィラトキシン除去装置に誘導される。
流体に対する珪酸の比は、流体12当たり約10〜10
0 g 、より一般的には15〜50gの範囲である。
温度は、一般的に約20〜40°C1好ましくは約25
〜37°Cである。周囲温度で行うのが簡便である。
以下、酢酸セルロース膜をとりあげて本発明を説明する
。この膜は、不活性ポリエステル支持体上に酢酸セルロ
ースの被膜を施したものである。
被膜の厚さは、−船釣に少なくとも約100〜200卿
であり、厚さの合計は約150〜500卿、好ましくは
約150〜300趨である。酢酸セルロース被膜は、適
当な揮発性の生理学的に許容される溶媒を用いて、適当
ないずれかの手段により支持体上に塗布して設ける。次
に、酢酸セルロース被膜を、従来の手法、例えば、看過
ヨウ素酸塩を用いて、所望レベルまで活性化することが
できる。これに関しては、米国装置第4.299,91
6号及び第4,391,904号に記載がある。
その後、膜を、結合させるべきタンパク質、例えば、プ
ロティンA又はアセチルコリン受容体の希薄溶液でフラ
ッシュする。この場合、溶液を、膜パックに通して十分
な時間潅流し、確実に反応を完結させ且つ実質的に全て
のアルデヒド基を反応させてもよい。その後、適当な緩
衝液、好ましくはタンパク質の場合に用いられるよりも
希薄な緩衝液で穏やかにフラッシュ又は潅流して、非共
有的に結合したタンパク質を除去する。次に、膜を、硼
化水素の希薄水溶液と反応させて、生成したシッフ塩基
又はイミン類を還元し、メチレンアミン類を生成するこ
とができる。通常、適当な希薄緩衝液、例えば、硼酸塩
緩衝液に硼化水素を約0.1〜IMの濃度で溶解して用
いる。反応を完全に行うために、還元を一回以上繰り返
し、毎回還元処理後希薄緩衝液で洗浄する。
最後に、装置を、少なくとも約0.5M以上で且つ約2
M以下の希薄塩水を用いて処理後、30〜50°Cの高
温で約0.1〜IMのグリシンで処理して、残留硼化水
素及び共有的に結合しなかったタンパク質を完全に除去
する。PBSでフラッシュ後、膜を一般的に約0.1〜
1%の希薄グリセリンで安定化し、その後、適当な手段
、例えば、遠心分離で乾燥する。
リジンを含有するいずれの組成物も、上記した方法で膜
に結合してもよい。このようにして、上記の方法により
、リジン含有化合物をセルロース表面に、浸出が低レベ
ルとなる方法で結合でき、その結果、結合したタンパク
質が血漿から抽出され且つその後表面から溶離される生
成物を汚染しない。
セルロース膜の代わりに、ポリスチレン又は他の生体適
合性芳香族含有プラスチックを小粒子の形態で用い、米
国装置出願第051.917号に記載の方法により、少
量の水の存在下でテトラメチレンスルホン中でニトロ化
媒体を用いて表面を官能化してもよい。次に、得られた
ニトロ化ポリスチレンを還元してアミノ基として、粒子
表面に複数のアニリン基を有するようにすることができ
る。
抗体は、例えば、酢酸セルロースについて上記で説明し
たように、過ヨウ素酸塩を用いた公知の手法により酸化
してジアルデヒドを生成することができる。上記したタ
ンパク質のリジンと活性化セルロース表面との間の還元
アミノ化後、活性化抗体を粒子と混合して、還元アミノ
化を生じさせ、粒子に抗体を結合させることができる。
この方法により、高濃度で表面に結合され且つ結合部位
を有するように官能化した抗体を有する粒子を生成する
ことができる。
血漿を、装置を介して循環し、且つ更に適当に処理して
アナフィラトキシンを除去した後、従来の手法を用いて
宿主に戻すことができる。例えば、適当に連続又は不連
続法により血漿を取り出し且つ戻すことができる。
結合した成分を含有する装置は、種々の方法で使用する
ことができる。例えば、約2〜IOMの尿素溶液、約0
.1〜0.8Mの希酢酸、約1〜3m2のグアニジニウ
ム塩又は1〜5MのMgCl2等を用いて、抽出した成
分を溶離して戻すことができる。
具体的にどの溶離剤を選択するかは、意図する物質、物
質を回収するのか捨てるのか、次に使用する・方法等に
より異なる。
本発明の装置によれば、免疫複合体を採取することがで
き、抗原を同定して種々の方法で使用することができる
。この抗原を使用して、特定の病気の確認及び抗体の生
成に利用したり、抗体の存在を監視するための他の装置
又は抗原・特定免疫エフェクター若しくは調節細胞を生
成するのに用いることができる。又、これらの抗体は、
抗イデオタイブを生成するのに使用して他の試料中の抗
原を同定したり、配列決定のために、プローブを生成し
て細胞中の遺伝子又はmRNAを同定するのにも使用す
ることができる。
本発明の理解をさらに深めるために、以下、図面を参照
しながら説明する。第1図は、本発明の装置の概略図で
ある。装置10は、導管14を介して患者の一方の腕1
2からの血液を受は入れる。
導管14により、第一チャンバー16に血液が導入され
、そこで、一種以上の成分が交換、除去又は変性される
。血液は導管20に出て、導管20によりアナフィラト
キシン除去チャンバー2lに誘導される。その後、アナ
フィラトキシンレベルが有害濃度以下である変性された
血液は、導管24を介して患者の他の腕26に誘導され
る。この方法では、血液は、患者の必要性に応じて変性
され、ショックを避けるためにアナフィラトキシンのレ
ベルのを低くしてから患者に戻される。
第2図は、第−及び第二隔室を有する箱形装置の分解図
である。第一隔室には積み重ねた複数の膜が設けられて
おり、第二隔室には珪酸が入っている。膜隔室により、
血液由来の流れが隔室を通って交互の方向に流れるよう
になる。この装置には、入口32及び出口34を備えた
ハウジング30が設けられている。又、膜隔室には、0
リング36、Uリング40及びスクリーン42が入って
いる。このUリングにより、流れの方向が制御される。
スクリーン42の上面には第二〇リング44が設けられ
ており、これにより、0リングと膜パック46とを分離
している。膜としては、プロティンA、U12A又はU
38Aを結合せしめたナルジーン(Nalgene)ア
フィニティークロマトグラフィーユニット(カタログ番
号:  751−2012及び751−5038)を用
いることができる。膜バックは、複数の膜を積み重ねて
構成してあり、そこに特異的結合対メンバーが結合され
る。好ましくは、各パックは、約5〜25、通常5〜2
0の膜から構成されている。血液由来の流れは、特異的
結合対メンバーを含有している膜バック46を通り、孔
を通って上昇して各膜と次々と繰り返して接触する。血
液由来の流れが膜パックを通過後に、0リング36、前
のUリング40とは反対の方向に位置しているUリング
40.0リング36、スクリーン42、第二〇リング4
4及び膜パック46の組立物を、ユニットのサイズ、抽
出すべき物質の量、膜パックの結合容量等に応して、−
回以上繰り返して設けることができる。最終成分である
特定の成分が何であるかは、本発明においては重要では
ない。
種々の成分に対して、種々の生体適合性材料を用いるこ
とができる。例えば、0リング及びUスペーサは、高密
度のポリプロピレンが適当であり、スクリーン及びハウ
ジングはポリカーボネートが適当である。
膜隔室の構成部材の上には、出口52を有する内部IE
50が設けられる。出口52の寸法は、ハウジング30
の入口32及び出口34の寸法とほぼ同じである。ポリ
エチレンフィルター(図示していない)、好ましくは孔
サイズが35〜60−のポリエチレンフィルターを、出
口に対向して設は珪酸粒子が膜パック隔室に入らないよ
うにする。バリヤー54及び60を用いて、珪酸隔室の
所定の部分に珪酸を保持する。珪酸粒子は、箱62の形
態で示しである。珪酸粒子のサイズは、約50〜300
−でよい。次に、カバー64を用いて、ハウジング30
を密閉して装置を完成する。
第3図及び第4図に、第三の装置を示す。この装置70
は円筒状であり、膜隔室の役割を果たす円筒74に嵌め
込んだ円筒状膜72が設けられている。内部筒又はスリ
ーブ76により膜72を取りつけ且つ珪酸隔室80を区
画する。次に、上記した珪酸粒子81を、珪酸隔室80
に充填する。
第一スクリーン82及び第ニスクリーン84を、それぞ
れ隔室80の底部と上部に取りつけて、珪酸粒子が逃散
しないようにする。上部キャップ85及び底部キャップ
90を用い且つ内筒76を、それを保持するための突出
部86に取りつけることにより装置を組み立てることが
できる。内筒76内部には、マウンティング90が設け
られている、このマウンティングは、内筒76における
オリフィス94と一列に並んでいる導管92を有してい
る。マウンティング90により、第一スクリーン82及
び第ニスクリーン84が所定の位置に受入且つ保持され
、それにより、珪酸粒子81が膜隔室74に入るのが防
止される。上部キャップ85には、血漿人口96及び血
漿出口100が付いている。
内筒76を突出部86に取りつけた後、膜72を内筒7
6に嵌め入れ、続いて、膜72を内部に入れた膜隔室筒
74を取りつける。上部珪酸スクリーン82及び84を
珪酸上に取りつけ、且つ血漿入口オリフィス96及び血
漿出口100が付いた上部キャップ85で装置を密閉し
て装置の組立を完了する。
ホットメルト104で所定の位置に保持した網102で
膜の上部を覆い、膜72を構造的に安定化してもよい。
装置を使用する際、血漿は人口96に入り、膜72を通
って下向きに流れる。血漿の流れは、装置を取り囲むよ
うにして循環し、膜が血漿で満たされる。血漿が装置の
底部に到達し、オリフィス94を通って導管92に入る
。導管92から、血漿は、第一スクリーン82及び第ニ
スクリーン84を通過して、珪酸粒子8μmの部分には
いり、そこで、アナフィラトキシンが除去される。珪酸
粒子81を上方向に通過後、血漿は、上部スクリーン8
2及び84を通って出口100を通過する。
その後、上部キャップ85及び膜隔室74を取り外した
後、スリーブ又は内筒76から膜72を取り出すことに
より、容易に膜が取り外され、再生又は他の用途に使用
することができる。
別の抽出装置等の他の装置を本装置とともに用いてもよ
い。通常、ポンプ又は油圧機械を用いて、患者又は他の
源からの血液を種々の隔室及び導管を通して移動させる
。又、種々の警報及び制御システムを用いて、流量、流
れの閉塞、気泡、凝固等を検出してもよい。他の部材と
しては、別のフィルター、吸収材、化学処理剤、放射線
処理剤等が挙げられる。種々の電子装置を本装置と関連
させて、種々の流体の流れ、結合した物質を除去するた
めの溶離剤等を自動化してもよい。
〔実施例] 以下、実施例により本発明を説明するが、本発明はこれ
らのものに限定されるものではない。
第1図に示した装置は、以下のようにして炸裂する。ポ
リカーボネートケースに、セルロース膜をIOパック入
れる。各パックには、長方形のシート状膜10枚が入っ
ている。各パックと次のパックとを、ポリプロピレンO
リング及び流れ誘導Uリングだけでなく、ポリプロピレ
ン分離スクリーンでも分離する。lOパックの膜を、ポ
リカーボネートケースの入口及び出口と同一直径のアク
セスポートを有するポリカーボネート蓋の真下に押しつ
ける。35〜60側の高密度ポリエチレンフィルターで
アクセスポート上を覆い、珪酸粒子が膜パックが入って
いる隔室に侵入しないようにする。
同様のフィルターで、珪酸隔室の出口を覆い、珪酸が血
漿と同伴しないようにする。
珪酸は、75〜250迦の粒子サイズを有するものであ
る。次に、ポリカーボネート蓋をかぶせる。
その後、受容体を、上記した方法により共有結合で膜に
固定する。上記した固定の方法により、珪酸を珪酸隔室
に入れる前に、約400+ngの組み換えプロティンA
(rPA)を、共有結合で膜に固定する。この方法にお
いて、本発明の装置は、10平方フイートのセルロース
膜を有しており、そこに、約400廊のrPAが結合し
ている。
膜は、酢酸セルロースをポリエステル支持体マトリック
ス上に溶液流延することにより製造される。このような
膜(BIO−38)は、マサチューセッツ州のベレニア
(Bellenia)にあるメムテク(Mem tek
)社により製造されている。この膜には、ポリエステル
(ダクロン)不織材料で強化したセルロース材料が用い
られている。強化ウェッブは、膜の生成中に組み込まれ
、膜と一体化して膜の一部分となっているが、膜の特性
には大きな影響は及ぼさない。膜は、フオーム点で表し
たとき、主に1〜1.5卿の範囲の孔径分布を有してい
る。膜を、乾燥し、プラスチックコアーに巻きつけた後
、品質管理の試験を行う。その後、膜を、化学洗浄で処
理し、過ヨウ素酸塩で酸化して表面を活性化する。
次に、膜を十分に洗浄後、グリセリン溶液及び殺菌水で
安定化する。乾燥後、膜を次の使用のために包装してお
いてよい。結合rPAの膜重量に対する比は、膜1g当
たり約5.5 mgrPAである。
更に、この膜は、幅が約3.18〜3,25インチ、長
さが6.42〜6.52インチ、厚さが175〜250
踊、ディスク47mm当たりの重量が90〜125mg
、水流束が11g真空約20〜25インチ(d/分/C
l1I)及びヒトIgG結合容量が約10mg/ciで
ある。膜は、実質的に非発熱性で無毒性である。
タンパク質は、下記のようにして固定する。乾燥重量を
記録し、装置を二酸化炭素でパージした後、装置を0.
2M硼酸塩緩衝液でフラッシュする。
0.5M硼酸塩緩衝液(pI+ 9.2 >にrPAを
12.6mg/dの濃度で溶解して調製した溶液を、室
温で11〜15時間の間装置全体に循環後、0.2M硼
酸塩緩衝液でフラッシュする。この装置を、次に、0.
5 M硼酸塩緩衝液に硼化水素ナトリウムを1’、 O
mg / mllの濃度で溶解して調製した溶液をたっ
ぷりと供給し、0.2M硼酸塩緩衝液でフラッシュ後、
硼化水素化物及びフラッジユニ程を繰り返す。装置を3
5°Cで1M塩化ナトリウムでフラッシュ後、0.5M
グリシン−)ICIを35°Cでフラッシュする。その
後、グリシン−ICI(0,5M)を37℃で、流出液
が280nmで約0.001未満の光学濃度を示すまで
循環する。
次に、この装置を、光学濃度が上記で説明したレベルを
維持するように監視しながら、pHが7.0〜7.2に
なるまで、リン酸緩衝生理食塩水で連続的にフラッシュ
した後、0.5%グリセリンでフラッシュする。この装
置を、乾燥を容易にするために2、OOOrpmで30
分間遠心分離した後、濾過空気又は窒素を潅流しながら
、各ユニットの乾燥重量が最初の乾燥重量の約10g以
内となるまで約40°Cに維持する。
血漿又は他の水性媒体で潅流したときに共有結合したタ
ンパク質が実質的に浸出しないことを確認するために、
下記の実験を行った。ポリエチレン珪酸フィルター 1
0平方フイートの膜、400■のrPA及び90gの珪
酸を有する、エチレンオキサイドで殺菌した4つの装置
を、次のようなフラッシュ/潅流プロトコールに附した
。2つの容積500dの0.9%生理食塩水を、室温で
200成/分の速度でポンプで装置に供給し、別々に集
めた。
この際、各々の試料を採取した。その後、2つの更なる
容積500mj!の0.9%生理食塩水を、37°Cで
2QOd/分の速度でポンプで装置に供給し、別々に集
めた。その際、各々の試料を採取した。
更なる500mffμmの0.9%生理食塩水を、37
°Cで50rd/分の速度で4時間装置に通して連続的
に再循環した。この操作の終わりに、生理食塩水潅流液
を別々に集め、アッセイ用試料を採取した。
全ての試料を、rPA特異的エリサ(EL[SA)アッ
セイ並びに特異性の小さな方i (BCA 、バイオシ
ンコニニック アシッド(biocinchonini
c acid)及び001〜0.2l0n…及び280
nmでの光学濃度〕測定した。結果を表1に示す。
、表−」− フーツシュ  ゛によるプロティンAの内部にポリエチ
レン珪酸フィルターを有する装置を閉回路にしなかった
以外はフラッシュ/潅流の検討実験と同様の管及びボン
プア・ノセンブリーを用いた擬似操作により、BCA活
性物質がフラッシュ/潅流プロトコールに使用されるア
ッセンブリーの汚染物であることが判明した。データか
ら明らかなように、潅流中の装置からの溶出液には、無
視できる程度のff1(<0.001%)のrPA L
か検出されなかった。
本発明の装置の結合の特異性を測定するために、下記の
実験を行った。即ち、珪酸を有する装置と珪酸のない装
置の2種類の装置について検討した。
この実験では、上記したようにして、ポリエチレンフィ
ルターを使用した。全ての装置をエチレンオキサイドで
殺菌した。プロトコールは下記の通りであった。
リン酸緩衝生理食塩水11で装置を十分にフラッシュし
た後、正常ヒト血漿1.51を、ポンプで50d/分の
流量で装置を一回通過させた。この際、潅流前及び潅流
後の血漿試料を採取した。初期段階のデータから、プロ
ティンAが約1〜1.5μmの正常血漿で飽和すること
が判明した。2!のリン酸緩衝生理食塩水で2回フラッ
シュ後、0.54酢酸を2Ilフラツシユして酢酸洗浄
液試料を採取した。酢酸洗浄液試料及び潅流前/潅流後
血漿の両方を、ブラッドフォード(Bradford)
アッセイキット〔バイオ−ラッド(Bio−Rad 5
00−001))により分析した。潅流前試料と潅流後
試料との間の差から残留血漿に含有されている量を引い
たものが総1gG結合量である。又、特異的に結合した
IgGについての結果は、酢酸洗浄液から得られたもの
である。これも、回収可能1gGである。
結果を表2に示す。
、表−」− プロトタイプ  によるIG  人 7501ImのrPA”を有するが珪酸隔室のない15
平方フイートの装置によるIgG結合”rPA =組み
換えプロティンA。
上記の結果から明らかなように、本発明の装置は、珪酸
隔室を設けても設けなくても、効果的に且つ強固にヒト
血漿からのIgGを結合する。上記のデータから計算す
ると、1500dの処理血漿から平均約3.0gの総1
gGが結合することが分かる。
別の検討実験において、免疫複合体が未複合イムノグロ
ブリンに対して優先性があることが、装置の通過前後に
複合体と単量体を測定することにより判明した。結果か
ら明らかなように、結合rPAは、最終的には、最初に
結合した単量体と置換した免疫複合体で飽和状態となっ
た。
装置の存効性をさらに評価するために、酢酸洗浄液を濃
縮し、濃縮溶出液を脱塩後、TEPプレートに入れ、I
gG 、 Igl’l及び全血清タンパク質について抗
体を用いて展開した。その結果、溶出液には、IgGと
IgMのみが存在し、他の血漿タンパク質が存在しない
ことが判明した。このようにして、rPA受容体に特異
的に結合するりガントのみが、本装置により結合し且つ
血漿から除去された。
もう一つの重要なものは、血小板である。はとんどの場
合、血小板は、血液から細胞を除去するのに通常用いら
れる手法、即ち、遠心分離では効率的には除去されない
。このようなことから、血小板が装置を閉塞するかどう
か及び装置が血小板の生存度及び状態にどのような影響
を及ぼすかを試験により調べた。
IBM 2997型血液細胞分離器による日常血漿交換
の4つの操作の間、装置を、血漿ポンプと濾液採集バッ
グとの間にオンライン接続した。三方コックを、装置の
直前と直後に真っ直ぐに接続して、装置に入る前の試料
採取と装置を出た後の試料採取ができるようにした。装
置の直前と直後試料を対で、交換操作の5分、25分及
び45分の時点で採取した。これらの時間は、合計3μ
mのうちの約0.52、約1.Ol及び約1.5I!、
の交換容積と一敗する。血小板・装置の相互作用を確認
するために、対の試料について以下の測定を行った:血
小板カウント;β−トロンボグロブリン(RTG)  
レベル;及ヒイントラプラテレットセロトニンレヘル。
各操作後、血小板が「集塊」及び凝集していないか大ざ
っばに装置を調べた。
rPAを約500mg結合させ且つ珪酸隔室のない15
平方フイートの装置を用いたときの結果を表3〜6に示
す。
これらの結果から明らかなように、官能性の大きな装置
(IgGが膜に結合された)では、血小板が多少装置内
結合しているが、流路は影響を受けず(血漿が自由に流
れ続ける)、装置内に結合した血小板は活性化されず(
β−タトロンボグロプリンレベルの変化が最少)且つ装
置を通過する血小板は十分に官能性がある(血小板内セ
ロトニンレベルの変化なし)。従って、装置の血小板に
対する作用は中立的である。
、表−」− 、表−」− BTGに関する正常血漿範囲は、24〜28ng/蔵で
ある。
木本NDは測定をしなかったことを示す。
これは、19の評価を行うだけの試 料しか入手できなかったためである。
備考)* 、表−」− 鷹−−[ 備考)本正常範囲は、300〜980ng/10’血小
板である。
25〃 5.55 4.18 備考)車 この試料における陣下は、希釈によるもので
ある。
木本  正常範囲は、8〜18g/7!である。
装置を、血漿からの特異タンパク質、例えば、敗血症性
ショックに関係する腫瘍壊死因子(TNF)の除去に使
用することができることを示すために下記の試験を行っ
た。
この試験には古い正常ヒト血漿を用いた。血漿を2×1
!に分解し、各12に17屑の” S −TNFを添加
して合計で5. I X 1106cp/ j!となる
ようにした。各試料の1−を5dのオプトフラウワー(
OpLofluor)でカウントして潅流前の放射能測
定を行った。従来の手法により、TNFを355−メチ
オニンで標識した。液体シンチレーションにより入口及
び出口での血漿試料をカウントすることにより、血漿中
のTNFが直接測定できた。この装置には、rPAに関
して上記した方法で結合したモノクローナルα−TNF
を有する4平方フイートの経路が設けられている。又、
この装置には、珪酸隔室が設けられていない。装置に結
合したTNFの量は、入口での血漿中のTNFの量から
潅流後の血漿(出口での血漿)に残存しているTNFの
量を減じることにより求めた。免疫活性放射標識TNF
の分画を、過剰の抗体を固定した固相ラジオイムノアッ
セイを用いて測定した。以下、操作を概略説明する。0
.5M炭酸塩緩衝液(pH9,0)に抗モノクローナル
抗体を100//g/Idの濃度で添加して調製したス
トックの10m、 25J11.50m、100m、1
25JI!、1504及び20011!をレモバウエル
(Removawe I 1)〔ダイナチク イムロン
(Dynatech Immulon) ()を入れ、
−晩4°Cでインキュベーションした。これらのウェル
を、炭酸塩緩衝液に溶解した5%BSAの200IJ1
を用いて、室温で2時間ブロックした。ウェルを最低6
回PBSで洗浄後、200μ!のPBSに”S−TNF
5〜50I!1を溶解して調製した溶液を各ウェルに添
加し、室温で1.5時間インキュベーションした。イン
キュベーションの終わりに、各ウェル内の溶液をできる
だけ完全にシンチレーションバイアルに移した後、カウ
ントした。個々のウェルについてもカウントした。CP
M限界率((ウェルについてのCPM) / (ウェル
についてのCPM+溶液におけるCPM) X 100
%]を、ウェル当たりの吸着抗TNFモノクローナル抗
体の量に対してプロットした。免疫活性”5−TNF率
を上記プロットから平坦域値として求めた。これらの結
果から、”5−TNFの結合活性が得られた。
” ’S −TNFを含有する血漿を、室温で3時間5
0戚/分の流量で、上記した装置に通過させた(結合ヒ
トIgGを有する装置を対照として用いた)。
潅流開始後、1時間、2時間及び3時間の時点で、ld
アリコツトを血漿溜から取り出しカウントした。各装置
に、5 X500m生理食塩水を10分間室温で150
m/分の流速で潅流させた。各洗浄液のIIdアリコツ
トについてカウントを行った。次に、5X100−以下
の4M塩化マグネシウムで装置の溶離を行った。各溶離
後、1戚アリコツトを取り出し、カウントした。結果を
表7及び表8に示す。
、表−j− 1時間  7.5  6B、8 2  〃     7.8   71.6俯考) :累積値 10.9(鱈〕 1.1   10.1 0.9   8.3 1ニー亀 第1溶出液 第2 〃 第3 〃 第4 〃 第5 〃 24.7 28.4 18.5 7.4 2.5 0.2   40.0 0.1    20.O o、o     o、。
備考)1:下式により計算した値 結合活性から、”5−TNFの免疫結合活性が約64.
1%であった。その後、この免疫反応性レベルを用いて
、血漿潅流及び塩化マグネシウムによる溶離の結果から
の計算を行った。上記の表から明らかなように、1 n
aTNFを含有する血漿11を抗TNF装置に3時間潅
流することにより、74.3%のTNFが除去された。
これに対して、対照装置では、2.8%のTNF Lか
除去されなかった。更に、上記結果から明らかなように
、結合TNFの81.5%が装置から回収された。
以下、全身性エリトマト−デスの患者の血清からの抗D
NA抗体の除去について検討する。吸着剤としては、米
国装置出願第051.917号(出願臼:1987年5
月19日)に記載されている方法で調製されるポリスチ
レンビーズ(500−)を用いる。子ウシ胸腺DNA(
10■/d)を、先端が細いプローブを用いて1時間音
波(脈動排出)処理する。剪断されたDNAは、約50
0〜1500bpの平均サイズを有している。この剪断
されたDNAを、フェノール・クロロホルムで2回抽出
後、エタノールで沈澱させる。次に、剪断されたDNA
を10■/戚で再懸濁後、使用するまで、5dアリコツ
トで一20°Cの温度で保存する。0.05M冷硫酸(
5d)に入れたポリスチレンビーズ(精密プラスチック
ボールビーズ)を容積50戚の冷ポリプロピレン遠心分
離管に入れる。上澄みを除去後、IMIICIに2%亜
硝酸ナトリウムを溶解して調製した冷溶液45蔵を添加
する。4°Cで30分間プラットフォームロッカーで混
合後、ビーズを、容積15dの冷焼結ガラスフィルター
により真空吸引で集め、0.5 M冷硫酸ioo<で洗
浄後、冷水200dで洗浄する。
その後、排出したビーズを、容積50mlの冷ポリプロ
ピレン遠心分離管に入れ、0.025M硼酸塩緩衝液(
ptl 9.2 )に”P−DNAを5mg/dの濃度
で溶解して調製した溶液10+ngを添加する。この混
合物を、−晩4°Cの温度で、プラットフォームロッカ
ーによりインキュベーションする。上澄み液を容積10
dのポリプロピレン管に移し、標識ビーズを水50緘で
15回、2M塩化ナトリウムで2回及び水で15回洗浄
する。ビーズの0.125dアリコツトをカウントする
と、DNAビーズの充填容積5成で40.000cpm
である。
膜の代わりに上記したビーズを用い、ビーズに、上記し
た方法で、抗DNAを有する患者から採取した血漿試料
を潅流すると、抗DNA抗体がDNAに結合し、自己抗
体を実質的に含有しない血漿流出液が得られる。
本明細書で述べた全ての刊行物及び装置出願は、本発明
に関連する技術分野の水準を示すものである。これらの
全ての刊行物及び装置出願の開示内容は本発明に用いる
ことができる。
以上、本発明の理解を深めるために、図面及び実施例に
よりある程度詳細に説明したが、装置請求の範囲内で変
更及び修正ができることは明白であろう。
(発明の効果〕 上記したように、本発明の装置は、診断及び治療並びに
変性血漿源の調製等の分野で種々の用途に用いることが
できる。流体流動に用いられる厳しい条件にもかかわら
ず、特異的成分が高効率で除去されるとともに、支持体
に結合した物質の損失がほとんどない。更に、装置を通
過した流れの他の成分だけでなく装置における支持体に
結合した結合成分を含有せず、高い回収率で特異的成分
が回収される。
本発明の装置は、治療に用いることができ、免疫複合体
、II!it瘍壊死因子等の宿主に悪影響を及ぼす物質
を除去することができる。更に、本発明の装置は、結合
した特定の物質を溶離して同定することにより、診断に
も用いることができる。免疫複合体の場合、複合体を単
離して、抗原をアッセイすることにより、免疫応答を刺
激する原因をつきとめることができる。このように、本
発明の装置は、複数の実用性及び構造を有しており、血
漿を変性する効果的な方法及び診断並びに治療に使用さ
れる血漿から情報を得る効果的な方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による装置の概略図であり、第2図は本
発明による箱形装置とその内容物の分解斜視図であり、
第3図は本発明による管状装置の断面立面図であり、第
4図は第3図の装置の部品の斜視図である。 10・・・本発明の装置、 20 、24・・・導管、 2l・・・アナフィラ 30・・・ハウジング、 40・・・Uリング、 46・・・l模バック、 54 、60・・・バリヤー 64・・・カバー、 72・・・円筒状膜、 76・・・内部筒、 81・・・珪酸粒子、 85 、90・・・キャップ、 トキシン除去チャンバー 36・・・0リング、 42・・・スクリーン、 50・・・内部蓋、 62・・・箱、 70・・・本発明の装置、 74・・・円筒、 80・・・珪酸隔室、 82 、84・・・スクリーン、 102・・・網。 16・・・第一チャンバー FIG、3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、特異的結合対のメンバーである少なくとも一種の血
    漿成分を除去又は再構成することにより血漿を変性する
    ための装置であって、前記装置が、入口及び出口並びに
    前記入口及び出口の間に拡張流路を有する生体適合材料
    の容器と; 前記装置の定格容積で、前記特異的結合対のメンバーが
    残りのメンバーと結合するに十分な量で実質的に均一に
    且つ不可逆的に結合している高表面積生体適合性セルロ
    ース又はポリスチレン多孔性固体支持体とを有し、前記
    流路により前記血漿が前記多孔性支持体を通って誘導さ
    れることを特徴とする装置。 2、前記支持体が固体膜担体上の酢酸セルロース層であ
    り、前記特異的結合対のメンバーが還元的アミノ化によ
    り前記酢酸セルロース層に結合したタンパク質であり、
    前記孔のサイズが約1〜500μmである請求項1に記
    載の装置。 3、前記支持体がポリスチレンビーズであり、前記特異
    的結合対のメンバーがDNAである請求項1に記載の装
    置。 4、特異的結合対のメンバーである少なくとも一種の血
    漿成分を除去又は再構成することにより血漿を変性する
    ための装置であって、前記装置が、入口及び出口並びに
    前記入口及び出口の間に拡張流路を有する生体適合材料
    の容器と; 前記装置の定格容積で、前記特異的結合対のメンバーが
    残りの部分と結合するに十分な量で実質的に均一に且つ
    不可逆的に結合している高表面積生体適合性セルロース
    又はポリスチレン多孔性固体支持体であって、前記流路
    により前記血漿が前記多孔性支持体を通って誘導される
    ものを有し、前記多孔性支持体がシート状膜の少なくと
    も2枚を積み重ねたスタックを少なくとも2つ包含し、
    交互Uリングを交互の方向に配置して前記スタックを分
    離し、流路を交互に反対方向に誘導することを特徴とす
    る装置。 5、流体受入関係において、前記出口と組み合わせて珪
    酸アナフィラトキシン除去隔室を設けた請求項4に記載
    の装置。 6、同種異系宿主への導入に有効な少なくとも一種の血
    漿成分を除去又は再構成することにより血漿を変性し且
    つ少なくとも一種の血漿成分を実質的に純粋な形態で回
    収するための方法において、前記方法が、 実質的に無細胞の血漿流約50mlを、実質的に不可逆
    的に結合した特異的結合対のメンバーを包含する生体適
    合性多孔支持体を通して誘導することにより、前記成分
    の少なくともかなりの割合を、他の血漿成分を顕著に除
    去することなく、前記結合した特異的結合対のメンバー
    との複合体の生成により前記血漿から除去し; 前記支持体を洗浄して非特異的に結合した血漿成分を除
    去し; 複合体逆転媒体で溶離して、前記血漿成分を前記複合体
    から解離せしめ;そして 前記血漿を同種異系宿主に投与するとき、前記宿主への
    投与の前に珪酸でアナフィラトキシンを除去する;工程
    を含んで成る方法。 7、前記支持体が酢酸セルロースであり、前記特異的結
    合対のメンバーが還元的アミノ化により前記支持体に結
    合したタンパク質である請求項6に記載の方法。 8、前記支持体が処理すべき血漿0.25〜2l当たり
    0.2〜3m^2の範囲の表面積を有し、前記タンパク
    質が膜1g当たり約0.5〜50mgの範囲で存在する
    請求項7に記載の方法。 9、前記流量が0.001〜0.2l/分の範囲である
    請求項8に記載の方法。 10、血清又は血漿からなる血液由来流体を、アナフィ
    ラトキシンを減少するに十分な量の珪酸と接触させるこ
    とを含んで成る、血清又は血漿からなる血液由来流体中
    の高レベルのアナフィラトキシンを減少させる方法。 11、前記珪酸のpHが約4〜7の範囲であり、大きさ
    が約50〜400μmの範囲であり、孔サイズが約50
    〜350Åであり、表面積が少なくとも約200m^2
    /gであることを特徴とする請求項10に記載の方法。 12、哺乳類宿主に投与する血液を処理する方法であっ
    て、前記方法が、 前記血液から血漿を調製し; 前記血漿の組成に対して特異的に影響を及ぼす膜と前記
    血漿を接触させて、前記血漿の組成を選択的に変化させ
    、この場合アナフィラトキシンレベルが増加してもよく
    ;その後、 分子量が約15〜500kDでpIが約7を超えるタン
    パク質を実質的に選択的に除去することができ且つ前記
    血漿のアナフィラトキシンを少なくとも実質的に最初の
    レベルまで減少させるに十分な量の珪酸と前記血漿とを
    接触させることを特徴とする方法。 13、血漿の少なくとも一種の成分の濃度を変化させる
    ための手段を有する第一隔室、及び 分子量が約15〜50kDでpIが約7を超えるタンパ
    ク質を比較的特異的に除去できることを特徴とし且つ前
    記第一隔室とは流体受入の関係にある第二隔室を有する
    装置。
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