JPH0216649Y2 - - Google Patents

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JPH0216649Y2
JPH0216649Y2 JP1985097282U JP9728285U JPH0216649Y2 JP H0216649 Y2 JPH0216649 Y2 JP H0216649Y2 JP 1985097282 U JP1985097282 U JP 1985097282U JP 9728285 U JP9728285 U JP 9728285U JP H0216649 Y2 JPH0216649 Y2 JP H0216649Y2
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JP
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slider
engaging body
engaging
rod
locking
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JP1985097282U
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JPS625009U (ja
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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A44HABERDASHERY; JEWELLERY
    • A44BBUTTONS, PINS, BUCKLES, SLIDE FASTENERS, OR THE LIKE
    • A44B19/00Slide fasteners
    • A44B19/24Details
    • A44B19/38Means at the end of stringer by which the slider can be freed from one stringer, e.g. stringers can be completely separated from each other

Landscapes

  • Slide Fasteners (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、分離を容易にしたスライドフアスナ
ー用開離嵌挿具に関するものである。
従来の技術 一般にスライドフアスナーの開離嵌挿具は、箱
体と蝶棒より構成され、スライダーの肩口を通し
て箱体の上方よりその箱体に蝶棒を挿入して両者
を結合する型式の他に、係合体と係止体より構成
され、係合体を係止体の側方より嵌合する横入式
のものがあつた。例えば第9図として示した特公
昭39−4427号公報のもののように係合体である雄
体Aの上端に務歯受部Bを、下端に鈎部Cを、そ
の中間に斜面状の柱Dを設け、係止体である雌体
Eの側面に差込溝Fを、下端に鈎係合部Gを設け
て、スライダー側面のテープの摺動溝を通じて雄
体Aと雌体Eとを側方より相互に嵌合、離脱する
ようにした横入式開離嵌挿具が知られていた。
考案が解決しようとする問題点 前記の横入式開離嵌挿具は、スライダーを最下
端まで完全に引下げて、雄体Aの上端に設けた務
歯受部Bと相対する最下端の務歯との噛合を分離
させて後、雄体の鈎部Cを雌体の鈎係合部Gから
外して、雄体Aと雌体Eを側方に分離させるので
あるが、スライダーの引下げが不完全であるとス
ライダーのダイヤモンドや所定位置まで行かず、
務歯受部Bと最下端の務歯との噛合が外れないこ
とがあり、開離嵌挿具の分離操作に引掛りを起し
分離操作が円滑に行われないことがあつた。
そこで本考案は、前記の問題点を解消して、分
離操作が引掛りなく容易に行えると共に、厚みの
薄い係合体を補強することができる構造をもつた
横入式開離嵌挿具を提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 本考案は、一方のフアスナーストリンガーの下
端に設けた係合体と、他方のフアスナーストリン
ガーの下端に設けた係止体との分離、結合を側方
より行うように構成した横入式開離嵌挿具におい
て、一方の係合体の側方に、頭部が係合体の上端
より延出している棒状のリブを設け、該リブの頭
部を、引下げられるスライダーの側方の張出部と
衝突して側方に押圧される位置に配置して、スラ
イダーが最下端の係止体のスライダー受けに当接
する前に、引下げられるスライダーの側方の張出
部とリブの頭部を衝突させ、その頭部に側圧力を
与えて、リブの設けてある係合体をその下端を中
心に上端を少しく回動させて最下端の務歯の噛合
を外して、以後の分離操作を引掛りなく容易に行
わせると共に、棒状のリブを係合体の側方に設け
ることにより薄い係合体を補強させたものであ
る。
実施例 以下本考案の実施例について説明する。
第1図は鈎部2を備えた係合体1と鈎係止部7
を備えた係止体11とからなる横入式開離嵌挿具
に本考案の特徴とする棒状のリブ5を設けた実施
例であつて、各フアスナーストリンガー12,1
3の下端に設けた係合体1と係止体11とを嵌合
した状態を示したスライドフアスナーの正面図で
ある。係合体1は、下端に鈎部2を有し、上端に
は他方のフアスナーストリンガー13に設けた最
下端の第1務歯14と噛合する務歯受部3が設け
られており、その中間部は係止体11の側面に設
けた差込溝8に横方向から嵌合するところの内薄
嵌合部4を構成している。そして係合体2の嵌合
側とは反対の側に、フアスナーストリンガー12
の長さの方向と平行に棒状の突出したリブ5を係
合体1の長さにわたつて設けてたもので、そのリ
ブの頭部6は係合体1の上端より延出して設けて
あり、フアスナーストリンガーの分離のために引
下げられてきたスライダー16が係止体に設けた
スライダー受け9に当接する前に、スライダーの
側方の張出部17と衝突し側方に押圧される位置
に配置されている。第2図は、リブの頭部6が、
引下げられてきたスライダーの側方の張出部17
に衝突して側方に押圧されて、係合体1の上端が
下端の鈎部2を中心に少し左回りに回動し、務歯
受部3と第1務歯14との噛合が分離する状態を
示したものである。このように棒状のリブ5は、
開離嵌挿具の分離操作前にスライダー16を利用
して、予め係合体の務歯受部3と最下端の第1務
歯14との噛合を分離させて、スライダーの引下
げが不完全であつて係止体のスライダー受け9に
当接しない場合にも、次の開離嵌挿具の分離操作
を引掛りなく容易に行えるようにしたものであ
る。また棒状のリブ5は、係合体1の側方にフア
スナーストリンガー12の長さの方向と平行に係
合体1の長さにわたつて設けてあるので、係止体
11と比較して厚みの薄い係合体1の補強ともな
つている。なおこのリブ5はその下端を係合体1
の鈎部2まで延設すればよく、係合体1の下端と
面一に揃うまで延さなくともよい。
係止体11は、下端に係合体1の鈎部2と係合
する鈎係止部7が設けてあり、突出している鈎係
止部7の上端面には、引下げられたスライダー1
6が当接するスライダー受け9が設けられてい
る。そして鈎係止部7の上方の側面には差込溝8
が設けてあり、横方向から係合体1の中間部の肉
薄嵌合部4が嵌合するようになつている。係合体
1および係止体11は、その嵌合側とは反対側に
夫々羽根状の補強部10,10が設けてあり、フ
アスナーストリンガー12,13の下端部に貼着
されて開離嵌挿具を操作する際のフアスナースト
リンガー下端のテープ部の摘み操作を容易にして
いるだけではなく、係合体1側の羽根状補強部1
0はリブ5のテープからの剥離を防止するもので
ある。
なお係合体1に設ける棒状のリブ5は、第3図
に示すようにその頭部6aがスライダー16の衝
突による摩耗に備えて、当接する部分の接触面積
を大きく構成しておくとよい。また棒状のリブ5
および補強部10は、滑らずに掴み易いように第
4図に示すように滑止めの粗面にしたり、取付け
を強固にするため、フアスナーテープを第5図に
示すように編組等によりスカシ構造にして、第6
図の断面図に示すように表裏を一体に連結して成
形するとよい。また表裏の一体連結としてテープ
の所定部分に小孔を設けて成形してもよい。
第7図および第8図に示したものは、鈎部と鈎
係止部の代りに枢支ピン18と支持孔19により
嵌合するようにした横入式開離嵌挿具に本考案の
棒状リブ5aを設けた実施例で、枢支ピン18を
備えた係合体1aにおいてその嵌合側とは反対の
側方に、務歯列と平行に棒状の突出したリブ5a
を係合体の長さにわたつて設けたもので、その頭
部は、第1図と同様に係合体1aの上端より延出
していて、引下げられてきたスライダー16が、
係止体11aに設けたスライダー受け20に当接
する前の位置で、スライダーの側方の張出部17
と衝突した側方に押圧されるように配置されてい
る。第8図は棒状のリブ5aの頭部が、スライダ
ーの側方の張出部17と衝突し側方に押圧され
て、係合体1aの上端が下端の枢支ピン18を中
心として少し左回りに回動して務歯受部3aと第
1務歯14aとの噛合が分離する状態を示したも
のである。
考案の効果 本考案は、開離嵌挿具の一方の係合体の側方
に、頭部を係合体の上端より延出している棒状の
リブを設けたため、引下げられるスライダーが係
止体のスライダー受けに当接する前に、リブの頭
部がスライダーの側方の張出部と衝突して側方に
押圧されて、係合体の上端が左回りに回動して務
歯受部と第1務歯の噛合が外されるので、スライ
ダーの引下げが不完全であつて係止体のスライダ
ー受けに当接していない場合であつても、次の開
離嵌挿具の分離操作は引掛りなく容易にしかも確
実に行うことができる。そして棒状のリブは薄い
係合体を補強すると共に、リブの頭部が係合体の
上端より延出しているため係合体の上端部のテー
プの折れ曲りが防止され、該部の務歯の取着して
いる芯部の切断がなくなる等多くの実用的な効果
を有している。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の棒状リブを係合体と係止体よ
りなる横入式開離嵌挿具に適用したスライドフア
スナーの正面図、第2図は同じく棒状リブの頭部
がスライダーの側方の張出部と衝突して係合体を
側方に少しく回動させた状態の正面図、第3図は
本考案の棒状リブの変形例を示したもので第2図
と同様な状態の正面図、第4図は棒状リブと補強
部の表面を粗面とした片方のフアスナーストリン
ガーの下端の正面図、第5図はスカシ構造を有す
るフアスナーテープに棒状リブと補強部を表裏一
体に取付けた片方のフアスナーストリンガーの下
端の正面図、第6図は第5図の−線の断面
図、第7図は本考案の棒状リブを枢支ピンと支持
孔よりなる横入式開離嵌挿具に適用したスライド
フアスナーの正面図、第8図は同じく棒状リブの
頭部がスライダーの側方の張出部と衝突して係合
体を側方に少しく回動させた状態の正面図、第9
図は公知の係合体と係止体よりなる横入式開離嵌
挿具の分離した状態の斜視図である。 1,1a……係合体、2……鈎部、5,5a…
…棒状リブ、6,6a……頭部、7……鈎係止
部、10……補強部、11,11a……係止部、
15……芯部、16……スライダー、17……側
方の張出部、18……枢支ピン、19……支持
孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方のフアスナーストリンガー12の下端に設
    けた係合体1と、他方のフアスナーストリンガー
    13の下端に設けた係止体11との分離、結合を
    側方より行うように構成した横入式開離嵌挿具に
    おいて、係合体1,1aの側方に、頭部6,6a
    が係合体1,1aの上端より延出している棒状の
    リブ5,5aを設け、該リブの頭部6,6aを、
    引下げられるスライダーの側方の張出部17と衝
    突して側方に押圧される位置に配したことを特徴
    とするスライドフアスナー用開離嵌挿具。
JP1985097282U 1985-06-26 1985-06-26 Expired JPH0216649Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985097282U JPH0216649Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26
KR2019850016092U KR870002382Y1 (ko) 1985-06-26 1985-12-03 슬라이드 파스너용 분리장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985097282U JPH0216649Y2 (ja) 1985-06-26 1985-06-26

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Publication Number Publication Date
JPS625009U JPS625009U (ja) 1987-01-13
JPH0216649Y2 true JPH0216649Y2 (ja) 1990-05-09

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JPS625009U (ja) 1987-01-13
KR870002382Y1 (ko) 1987-07-16
KR870000163U (ko) 1987-02-20

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