JPH02165735A - 映像信号伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はスペクトラム拡散通信（以下本明細書において
はＳＳＣと略記する。）における映像信号伝送方式に関
する。

［発明の概要］ 映像信号をスペクトラム拡散（以下本明細書においては
ＳＳ　と略記する。）伝送する装置で映像信号を　ＦＭ
変調（１次変調）してからＰＮ　コード発生器の出力で
極性変調（２次変調）してＳＳ　信号とする。

受信側では、まず２乗回路（乗算回路）で入力の２倍の
周波数に変換するとともに、連続波として　ＦＭ復調器
を通して映像信号を得る。

［従来の技術］ 第７図は従来方式の構成例を示し１図中、　１は映像信
号、２はＦＭ変調器、３は周波数変換器、４は局部発振
器、５は送信アンテナ、６は受信アンテナ、７はＦＭ復
調塁、８は映像信号出力を表わす。

映像信号　１　でＦＭ変調器（例えば ＶＣＯ）２　でＦＭ信号とし、さらに周波数変換器３お
よび局部発振器４で伝送周波数に適した周波数に変換し
、アンテナ５　で放射する。

アンテナ５　から放射する電界強度が以前の設備から　
１００　　ｍ　の距離で　１５　μＶ／ｍ　から３　ｍ
になるので伝達距離が短くなる。

受信機では、受信アンテナ６で受信してＦＭ復調器７　
により映像信号８　を復元する。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来の微小電力の　ＦＭ通信方式は法改正の猶予期
間が切れる昭和６４年以降は使用できなし）。

［発明の目的］ 本発明の目的は、映像信号を　ＳＳ方式により帯域当り
の電力を小さい状態で伝送して微小電力の法改正後も実
用になる範囲の到達距離の伝送方式を得ることを可能と
する映像信号伝送方式を提供することである。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、本発明による映像信号伝送
方式は、映像信号を変調して第１の変調信号とし、該変
調信号を伝送周波数に適した周波数に変換して擬似雑音
符号発生器からのＰＮ符号によってさらに変調して送信
するとともに、受信された受信信号を乗算することによ
り、その周波数を所定倍に変換して、連続した正弦波と
し、該正弦波を復調することを要旨とする。

［作用］ 連続レベル変化でＦＭ変調したＦＭ変調波を　ＰＮ　コ
ードで２次変調することで周波数拡散が可能となり、電
界強度が低くても受信可能となる。受信機では２乗回路
により　ＰＮ　コードで２次変調されていた信号がＰＮ
　コードに無関係な連続正弦波の　ＦＭ変調波となるの
で１通常のＦＭ復調器で映像信号を復調できる。

［実施例］ 以下に、図面を参照しながら、実施例を用いて本発明を
一層詳細に説明するが、それらは例示に過ぎず、本発明
の枠を越えることなしにいろいろな変形や改良があり得
ることは勿論である。

第１図は本発明による映像信号伝送方式の構成を示すブ
ロック図で、図中、第７図と共通する引用番号は第７図
におけるものと同じか、またはそれに対応する部分を表
わし、９　は同期分離回路。

１０はクランプ回路（直流分固定）、　１１　はＶＣＯ
（電圧制御発振器）、　１２は乗算回路、１３　はＰＮ
　コード発生器（クロック　ｆｃ）、１４　は帯域通過
フィルタ、１５　は高周波受信部、１６は帯域通過フィ
ルタ、　１７　は乗算回路（２乗回路）、１８　は帯域
通過フィルタ、１９は低域通過フィルタを表わす。

以下上記実施例の動作を説明する。

映像信号１　は第２図Ｃａ）のように０〜ｆ１の周波数
帯に分布している。二Ｎでは映像信号として第４図（ａ
）のステップ（黒レベルから白レベルまで）を入力させ
た場合の各部波形を第４図および第５図に示し、第１図
の各部に記号（アルファベット）で対応させる。

映像信号　１　を同期分離回路９で同期分離しクランプ
回路　１０で直流分の固定を行ない、周波数変調回路　
１１　、例えばＶＣＯ（電圧制御発振器）に加えて　Ｆ
Ｍ変調波を得る。第２図（ｂ）に示すように周期先端に
対応する周波数をｆｌ、映像信号の黒レベルに対応する
周波数をｆａ（ｆａは直流分固定回路　ｌＯにより、映
像内容が変化しても不変である）、映像信号の白ピーク
値に対応する周波数を　ｆｖｌとする。ＶＣＯｌｌ　の
出力の周波数帯域幅Ｂ１は近似的に式％式％ たりし、ｆ、は映像信号の最高周波数 ＶＣＯＩＩ　　のＦＭ変調波は周波数変換器３　で局部
発振器４　の周波数に応じて所望の伝送周波数に調整さ
れる。周波数変換器３の出力を第４図（ｂ）および（ｂ
′）に示すｅ　　ｆａからｆｌ＃まで連続的に周波数が
変化する１周波数変換器３　の出力は乗算回路１２でＰ
Ｎ　コード発生器　１３　の出力で変調する。　　ＰＮ
　コード発生器１３の出力は第４図（ｃ）のように２値
であり、オン／オフを　＋１７−１　とすると、＋１で
は正極性、−１では負極性になる８したがって、第４図
〔ｂ′）の波形は（ｄ）となる、帯域通過フィルタ　１
４　で帯域制限してアンテナ５で送出する。第４図（ｄ
）の波形はＰＮ　コードで変調されているが、　　ＰＮ
　コードのクロック周波数を　ｆｃとすると、第３図の
周波数分布となり。

その周波数帯域幅　ｆ２は式（２）となる。

Ｂ２　＝　　ΔＢ　　＋　　２　ｆ、　＋　　２　ｆＣ
−・−・−（２）ｆＣ：ＰＮ　コードのクロック周波数 式（１）の８１から式（２）のＢ２まで帯域が拡散され
る。

受信機ではアンテナ６で受信し、高周波受信部　１５で
高周波増幅する。その出力を帯域通過フィルタ　１６（
式（２）の帯域）を通して。

乗算回路（２乗回路）１７の２人力に加えて第４図（ｄ
）の積を取ると、第５図（ｅ）となり。

黒の部分は　２ｆＢ、白の部分は２ｆｗの連続した正弦
波となる。帯域通過フィルタ　１８　は２ΔＢ＋２ｆ、
である、帯域通過フィルタ１８の出力を　ＦＭ復調器７
　に加え、さらに低域通過フィルタ　１９　を通して出
力映像信号８　とする。

第６図はＦＭ復調器７　に遅延型復調器を用いた例であ
る。

帯域通過フィルタ　１８　の出力（第５図（ｅ））をリ
ミッタ　２０で整形して（ａ）を方形波とし。

短時間遅延素子２１　に加え、時間遅延素子２１の入力
と出力の差を差動増幅器２２で取り出す。

差動増幅器２２は正／負の両出力を出すものとすると、
整流素子２３．２３’　を通すことで（ｆ）のパルス列
となる。ニーで実線は整流素子２３の出力があり、破線
は整流素子２３′の出力である。加算回路２４で両者を
加算して低域通過フィルタ　１９　（０〜　ｆ、）を通
すことにより、第５図（ｇ）の映像信号が得られる。

［発明の効果］ 以上説明した通り、本発明によれば、微小電力の、法改
正後も実用になる範囲の到達距離の伝送方式を得ること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による映像信号伝送方式の構成を示すブ
ロック図、第２図はＦＭ変調波の周波数分布図、第３図
はＰＮ　コードで２次変調した信号の周波数分布図、第
４図は送り側の波形を示す図、第５図は受信側の波形を
示す図、第６図は遅延型ＦＭ復調器の構成を示すブロッ
ク図、第７図は従来の　ＦＭ変調方式を示すブロック図
である。 １・・・・・・・・・映像信号、２・・・・・・・・・
　ＦＭ変調器。 ３・・・・・・・・・周波数変換器、４・・・・・・・
・・局部発振器、５・・・・・・・・・送信アンテナ、
６・・・・・・・・・受信アンテナ。 ７・・・・・・・・・　ＦＭ復調器、８・・・・・・・
・・映像信号出力、９・・・・・・・・・同期分離回路
、１０・・・・・・・・・クランプ回路（直流分固定）
、１１・・・・・・・・・ＶＣＯ（電圧制御発振器）、
１２・・・・・・・・・乗算回路、１３・・・・・・・
・・ＰＮコード襄生土器クロックｆＣ）、１４・・・・
・・・・・帯域通過フィルタ、１５・・・・・・・・・
高周波受信部、１６・・・・・・・・・帯域通過フィル
タ、　１７・・・・・・・・・乗算回路（２乗回路）、
１８・・・・・・・・・帯域通過フィルタ、１９・・・
・・・・・・低域通過フィルタ。 第２０ ＦＭ変Ｉ組皮の周波数分布図 （ｂ） （ａ） 第３図 ＰＮコート？２次変調した信号の周ｘ数分序図特許出願
人　クラリオン株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 映像信号を変調して第１の変調信号とし、 該変調信号を伝送周波数に適した周波数に変換して擬似
   雑音符号発生器からのＰＮ符号によってさらに変調して
   送信するとともに、 受信された受信信号を乗算することにより、その周波数
   を所定倍に変換して、連続した正弦波とし、該正弦波を
   復調する ことを特徴とする映像信号伝送方式。