JPH0216463A - 負荷時タップ切換器監視装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、変圧器の負荷時タップ切換器において、そ
の異常を早期にかつ自動的に検出し、事故を未然に防１
卜する監視装置に関するものである。

〔従来の技術〕

一般に、変圧器の負荷時タップ切換器では、給電中に変
圧器の巻線数の切換えが行なわれる。このため、この部
分に異常が生じると、大４を故に発展する恐れがあり、
従って、この異常を早１υｊに検出することは重要な問
題である。従来、このような負荷時タップ切換器、特に
その機構の異常を検出する手段としては、日常の巡視、
α検における人の聴覚による監視方法や、数年毎に変圧
器の！！！Ｉ＋作を停止ヒさせて点検する定期点検法な
どが知られている。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、このような聴覚による監視方法では、巡視具
によって判定がなされることがらその基準が変化したり
、またある一定時間毎に巡視が行なわれることから常時
監視というわけに行かず、）４常の早期検出が困難にな
るという問題点があった。

また、定期点検による方法では、点検周期の中間で異常
が発生、進展することもあり、事故を未然に防１トでき
ないという問題点もあった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、負荷時タップ切換器、特にその切換ＰＩｉ構部を
常１時遠隔的に監視り、ｊ’４常を高精度で検出するこ
とにより、タップ切換に伴う事故を未然に防１１−でき
る。タップ切換器監視装置を提供することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係る負荷時タップ切換器監視装置は、変圧器
の負荷時タップ切換器のタップ切換などの動乍工程時に
生じる振動や音響を検出するセンサ手段と、このセンサ
手段によって検出された信号を波形整形した後、一定パ
ターンのパルス列を形成し、これによりタップ切換器の
切換信号パターンを与える信号処理部と、この切換信号
パターンを、予め正常時に得ておいた正常信号パターン
と比較し、負荷時タップ切換器の監視１こ供する演算処
理部とを設けたものである。

〔作　用〕 この発明においては、信号処理部がタップ切換時に生じ
る振動または音響をパターン化し、信号比較部が、この
切換信号パターンを正常のパターンと比較し、これによ
り負荷時タップ切換器が正常か否かを、高精度で定量的
にかつ自動的に判定する。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図であり、
（１）は負荷時タップ切換器のタンク、（２）はこのタ
ンク（１）の壁部に装着され、タップ切換時に発生しか
つタンク（１）を通して伝達されｔこ振動を検出する振
動センサ、（３）はこの振動センサ（２）により検出さ
れた振動を電気信号に変換するトランスジューサ、（４
）はこのトランスジューサ（３）からの電気信号を波形
整形しかつノイズを除去する波形整形回路、（５）はこ
の波形整形回路（４）からの信号に対し、予め定めた基
準値以上の振幅の（４号を通過させるコンパレータ、＜
６）はコンパレータ（５）からの信号を一定時間加算す
る加ｐ、器、（７）は加算器（６）がらの信号を符号化
するエンコーグである。また、（８ａ）〜（８ｃ）は、
上述のエンコーグ（７）からの信号でゲートが開かれ、
後述するパルスを通過させるデート回路、（９）はこれ
らデート回路（８ａ）〜（８ｃ）にクロックパルスを与
えるクロック発生回路、（１０ａ）〜（１０ｃ　）は上
述のデート回路（８ａ）・−（８ｃ）を力η過したパル
スを計数するカウンタである。以」−は負荷時タップ切
換器から切換時に生成される振動を切換信号パターンと
してパターン化する信号処理部（１１）を構成する。更
に、（１２）は、上述の切換信号パターンと、予め用意
された正常時の信号パターンとを比較して負荷時タップ
切換器の異常を判定する演算処理部である。

これら振動センサ（２）、信号処理部（１１）および演
算処理部（１２）はこの発明の負荷時タップ切換器監視
装置を構成する。第２図は、１１図中の各部における信
号波形を示した波形図である。

負荷時タップ切換器の動作は、操作機構起動、セレクタ
開極、セレクタ投入、ダイバータ動作の工程から成る。

この工程において、負荷時タップ切換器からは切換スイ
ッチの投入、離脱時に他の動作に比べて大きな振動ある
いは音響が発生される。また、この工程の繰返し周期は
正常時には一定である。

タップ切換時に負荷時タップ切換器のタンク（１）から
生じた振動は、振動センサ（２）で検出され、トランス
ジューサ〈３）で電気４８号（１３）（こ変換される。

この電気信号（１３）の波形はｍ２図（ａ）に示したよ
うになる。この電気信号（１３）は、波形整形回路（４
）でノイズ除去および波形整形処理が施され、波形整形
信号（１４）としてコンパレータ（５）に送出される。

この波形整形信号（１４）は、第２図（ｂ）に示したよ
うになる。コンパレータ（５）は、この波形整形信号（
１４）がある基準レベル以上の振幅を持つときは、その
まま通過させる。コンパレータ（５）を通過した波形整
形信号（１４）は、加算器（６）で加Ｗ、され、エンコ
ーグ（７）で符号化され、ゲート回路（８ａ）〜（８ｃ
）に送出される。これらゲート回路（８ａ）−（８ｃ）
では、第２図（ｂ）に示した第１回目の信号でケート回
路（８ａ）がオンになり、クロック発生回路（９）から
のクロックを第２図（ｃ）に示したような第１パルス列
（１５）としで送出す、同様に、第２回目の信号でゲー
ト回路（８ｂ）から第２図（ｄ）に示したような第２パ
ルス列（１６）が、また第３回目の信号でデート回路（
８ｃ）から第２図（ｅ）に示したような第３パルス列（
１７）が送出される。そして、第４回目のｍ号でデート
回路（８ａ）〜（８ｃ）は全てオフになる。

上述のように、デート回路（８ａ）〜（８Ｃ）のオン、
オフの間に生Ｊ＆された第１．第２．第３のパルス列（
１５）−（１７）は、それぞれカウンタ（１０ａ）−（
１０ｃ）により計数される。そして、演算処理部（１１
）で、予め用意された負荷時タップ切換器の動作が正常
時の３群のパルス数とパターン比較される。即ち、演算
処理部（１１）は、検出パルス数が正常パルス数に対し
、予め定められた許容範囲内にあるか否かを比較し、な
ければ異常と判断し、異常ｆ’ｌ＋断処理全処理。

なお、上述の実施例では負荷時タップ切換器からの切換
時の振動を振動センサ（２）により検出したが、第３図
に示したように、音響センサ（１８）を用いても、同様
の結果を期待できる。

また、ｔＪＩＪ１図および第３図に示した実施例におい
ては、カウンタ（１０ａ）〜（１０ｃ）によりパルス数
を計数したが、第４図に示したように、＾／Ｄ変換器（
１９）を用いてら同様の結果が期待できる。即ちこの場
合は、波形整形回路（４）からの波形整形４３号（１４
）を＾／Ｄ変換器（１９）で＾／Ｄ変換し、演ＩＴ処理
部（１２）て゛＾／Ｄ変換されたそれぞれの信号の時間
を検出してパターン化し、その後正常時のパターンとの
比較を行うようにしてもよい。

更に、Ｐｔ４ｉ図に示した実施例では、パターンの比較
はパルス数で行っているが、このパルス数を時間に変換
し、各信号の時間或いは各信号間の時間差を比較しても
、同様の結果を期待できる。

〔発明の効果〕

この発明は、以上説明した通り、負荷１時タッ７切換器
のタンク壁部またはタンク近傍に設けられ、タップ切換
時に生じる振動またはａｖｇを検出するセンサ手段と、
このセンサ手段によって検出された信号から切換信号パ
ターンを生成する信号処理部と、この信号処理部からの
切換４３号パターンを正常時の信号パターンと比較して
前記負荷時タップ切換器の異常を判定する演算処理部と
を備えているので、負荷時タップ切換器の動作を、従来
の巡視点検方式のように操作具が現地に出向くことなし
に、常時連続的に監視することができ、また一定の検出
法でパターン化しているので、澗定値ｔニバラツキがな
く、精度よく異常検出を行うことができる効果を奏する
。更に、センサを負荷時タップ切換器の内部でなく外部
の壁またはその近傍に設けるようにしたので、これを容
易に着脱できる効果もある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すブロック図、ｔｊＳ
２図は、第１図の実施例の各部におけるイボ９波形を示
す波形図、第３図は第１図の実施例の振動センサを音響
センサに変えた変形例を示すブロック図、第４図は、第
１図の実施例のカウンタを＾／Ｄ変換器に変えた他の変
形例を示すブロック図である。 図において、（１）は負荷時タップ切換器のタンク、（
２）は振動センサ、（１１）は信号処理部、（１２）は
演算処理部、（１日）は音響センサ出ある。 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。 昂１図 倣動ｔ″−サ 昂３図 ｆマｔ′−サ 扇２図 昂４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 変圧器の負荷時タップ切換器のタンク壁部またはタンク
   近傍に設けられ、タップ切換時に発生する振動や音響信
   号を検出するセンサ手段と、このセンサ手段によって検
   出された信号からタップ切換時の切換信号パターンを形
   成する信号処理部と、この信号処理部からの切換信号パ
   ターンを正常動作時の信号パターンと比較し、前記負荷
   時タップ切換器の異常を判定する演算処理部とを備えた
   ことを特徴とする負荷時タップ切換器監視装置。