JPH0216347Y2 - - Google Patents

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JPH0216347Y2
JPH0216347Y2 JP10936683U JP10936683U JPH0216347Y2 JP H0216347 Y2 JPH0216347 Y2 JP H0216347Y2 JP 10936683 U JP10936683 U JP 10936683U JP 10936683 U JP10936683 U JP 10936683U JP H0216347 Y2 JPH0216347 Y2 JP H0216347Y2
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voltage
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、被写体から受けた光の総量を計算す
る装置に関し、更に詳細には、受けた光をデイジ
タル化してパルス電気信号にする回路を利用する
電子フラツシユ装置に関する。
電子フラツシユ装置は、該装置のフラツシユ・
バルブによつて発生される閃光が被写体から所定
量の光を受けた後自動的に終止されることは、当
該技術分野において周知である。これは、関連の
カメラのフイルムに到達する光量をカメラと被写
体との距離に無関係にするためである。
この種の装置は当アナログ的であつたが、デイ
ジタル技術が提案され受けた光のトータル量を計
算するものが示された。デイジタル的光感知技術
についての問題は、光強度を比例するパルス速度
に変換することであり、受ける光は通常持続時間
が短く、ダイナミツク・レンジが大きいので、そ
の変換に誤差を生じる。
従つて、本考案の目的は、被写体から受けた光
量を正確に、信頼性のあるようにデイジタル化す
る改良された電子フラツシユ装置を提供すること
である。
本考案の他の目的は、構成が簡単で製造コスト
の低い光デイジタル化回路であつて2本の導線の
みでフラツシユ装置の回路を作動させるように接
続される光デイジタル化回路を有する電子フラツ
シユ装置を提供することである。
以上の目的は、周囲又はフラツシユの光を感知
し、その光の強度を表わす信号を発生することに
より達成される。発生された信号は、カメラが所
定の光エネルギーを受ける時間間隔に変換され
る。この変換は連続して行なわれ、パルス列が発
生される。
本考案の好適実施例においては、光強度信号
は、反復してコンデンサを充電して光エネルギー
を表す出力を発生する。ヒステリシス特性を有す
る高速CMOS電圧コンパレータは、コンデンサ
間の電圧をモニターし、所定量の光エネルギーが
受けられる時間間隔を決定する。コンデンサの放
電は、充電のときと異なる経路で行われる。
光デイジタル化回路は、該回路を駆動する電力
を供給する一対の導線に接続される。光デイジタ
ル化回路は、所定の光エネルギーが該デイジタル
化回路によつてモニターされたことに応答して前
記導線に持続時間の短いパルスを発生する。持続
時間の短いパルスはモニターされ、計数されて、
所定の計数値に達するとフラツシユが終止され
る。更に他の実施例では、一対の導線がカメラ・
スイツチの作動に応答してフラツシユ・バルブを
トリガーするのに利用される。
本考案を以下実施例に従つて詳細に説明する。
第1図は本考案の電子フラツシユ装置の実施例
を示す概略ブロツク図である。周知の写真用フラ
ツシユ・バルブ11は、所望の被写体あるいは風
景の写真を撮るために撮影者がカメラのスイツチ
(図示せず)を押下したことに応答するトリガ回
路13によつて付勢される。フラツシユ蓄積コン
デンサ15は、フラツシユ終止回路17がバルブ
11に直列に接続される電子スイツチを開成する
ことによりフラツシユを終止させるまでフラツシ
ユ・バルブに電源を供給する。フラツシユは、制
御回路21によりリード19に供給される制御信
号に応答する終止回路17により終結される。
制御回路21の目的は、被写体又は風景から所
定量の光エネルギーが得られた後フラツシユを自
動的に終止させることである。このように、照明
された被写体から所定量の光がカメラのフイルム
上に到来し適正な露出が行なわれたとき、本装置
はフラツシユ・バルブから発生される閃光の持続
時間を制御する。
制御回路21は、フラツシユ・バルブにより照
明される被写シーンからの光に露出するように配
置された光センサ23を含む。センサ23は受け
た光の強さに比例する大きさの出力電流i,tを
発生する。受けた光の強さとその強さが発生され
る時間長を結合したものが、カメラに到着した光
エネルギーの総量と関連する。光センサ23によ
り発生される出力電流i,tは、リード27を介
して光デイジタル化回路25に送られて、その電
流i,tはリード29に出力される複数のデイジ
タル出力パルスに変換される。各パルスは光セン
サ23から受けた光エネルギーのデイスクリート
な量を表わす。
2進カウンタ31はリード29に接続され、リ
ード29からのパルスを計数してリード33に2
進カウント出力を発生させる。リード29に出力
される各パルスはその時に光センサが受けた光エ
ネルギーの量を示し、光センサの受けた光エネル
ギーの総量はリード33に現われる2進カウンタ
の計数値によつて表わされる。
2進計数値はカウント出力をモニターする論理
回路35に送られる。フイルムの適正な露出に必
要な光エネルギー量を表わす値にカウント値が達
すると、フラツシユは制御リード19を介して終
止される。
第2図を参照すると、本考案の電子フラツシユ
装置に含まれる光デイジタル化回路と類似する回
路が参考として示され、光センサ23は、ダイオ
ードに当る光の強さに比例してカソード・アノー
ドに沿つて逆電流を生じるホトダイオード39に
より形成される。ホトダイオード39が逆バイア
スされると、ホトダイオードを流れる逆電流の大
きさはそこに当る光強度に直線的に比例する。
ホトダイオード39は2対のダイオード41,
43及び45,47と相互に接続され、ホトダイ
オード39のカソード・アノード接合を介する2
つの異なつた逆電流路を形成する。ダイオード4
1,43は回路接続点51から回路接続点49へ
の第1電流路を形成し、ダイオード45,47は
接続点49から接続点51への第2電流路を形成
する。
CMOS集積回路CD4093から成るシユミツト・
トリガー53は、接続点49,51間に接続さ
れ、シユミツト・トリガー53の入力及び出力間
には第1及び第2電流路が配置される。シユミツ
ト・トリガーは接続点49に接続された一対の入
力リード55,57と、接続点51に接続された
出力リード59とを含む。
シユミツト・トリガー53は上側トリツプ・レ
ベルVHと低側トリツプ・レベルVLとを有し、入
力リード55,57への電圧レベルに従つて出力
リード59に電圧出力VOを供給する。入力リー
ド55,57の電圧レベルがVHに上昇すると電
圧出力VOは低レベルLになり、入力リード55,
57の電圧レベルVLに減少して出力VOが高レベ
ルHとなるまでLのままである。出力VOは入力
リード55,57の電圧レベルが再びVHとなる
までHを維持する。
ヒステリシス特性を有する電圧コンパレータが
シユミツト・トリガー53の代りに使用可能であ
ることは明らかである。
コンデンサ61及び抵抗63が接続点49とグ
ランドとの間に直列に接続され、コンデンサ61
に積蓄される電荷の大きさに従つて、シユミツ
ト・トリガー53への入力電圧VCを供給する。
コンデンサは出力リード59に現われる電圧出力
VOに従つて、充電−放電サイクルで動作する。
VOがHのとき、電流はダイオード41,39,
43を介する第1電流路を流れコンデンサ61を
充電する。VOがLのとき、ダイオード45,3
9,47を介する第2電流路は放電路として作用
しコンデンサ61を放電させる。コンデンサ61
間の電圧はコンデンサの充電及び放電サイクル中
電圧出力VOをトリツプする。
第3図を参照すると、グラフAはシユミツト・
トリガー53の出力電圧VOを示す。VOは、グラ
フBに示される入力電圧VCに従い、電圧Vの高
レベルか、ほぼ零ボルトの低レベルのいずれかで
ある。シユミツト・トリガーがH出力を供給する
とき、電流は第1電流路を介して流れ、コンデン
サ61を充電してグラフBに示すように電圧VC
を増加させる。VCの電圧上昇の速度は、ホトダ
イオード39に当る光の強さに依存する。
VCがVHボルトに到達すると、シユミツト・ト
リガー53は、その出力をグラフAに示すように
L出力にスイツチする。VOがL出力となること
によつて、電流は第2電流路を介して流れコンデ
ンサ61を放電させ、電圧VCをグラフBに示す
如く減少させる。電圧VCの減少速度はホトダイ
オード39に照射される光の強度に依存する。
その結果、出力リード59に引き出される出力
波形はグラフAに示す如くである。パルス列の周
波数はホトダイオード39が受けた光エネルギー
の関数となる。
コンデンサ61の充電が増加するとき、コンデ
ンサはホトダイオード39を流れる電流信号を積
分するように作用し、コンデンサの両端にホトダ
イオード電流の時間積分を表わす電圧を発生す
る。光強度の時間積分は積分された時間間隔に亘
つて受けた光エネルギーの総量であるので、コン
デンサの充電の間にコンデンサ間に現われる電圧
の大きさは、コンデンサの充電開始からホトダイ
オードが受けた光エネルギーの大きさを表わすこ
とになる。
この電圧増加は、シユミツト・トリガー53に
よつてモニターされ、光エネルギーが所定の大き
さに達するまで電圧出力VOをHに保ち、達した
ときはVOはLとなる。このように出力リード5
9上のパルス列の各正側の部分のパルス幅は光エ
ネルギーの量を表わす。
第2図に示す回路の特徴は、コンデンサ61の
放電する速度がホトダイオード39に照射される
光強度に依存することである。コンデンサ61の
積分特性の為、コンデンサ間の電圧減少の振幅は
コンデンサの放電開始からの受けた光エネルギー
の大きさを表わす。
この電圧減少の振幅はシユミツト・トリガー5
3によつてモニターされ、表わされる光エネルギ
ーが所定の大きさに達する迄電圧出力VOをLに
維持し、所定の大きさに達したときはVOをHに
する。このように、出力リード59上のパルス列
の正パルスと正パルスとの間の時間は、光エネル
ギー量を表わすことになる。これによつて、正パ
ルスと正パルスとの間に受けた光エネルギーが考
慮に入れられないことを防止する。
電圧コンパレータとしてCMOSを使用するこ
とにより、コンパレータのパルス出力が非常に狭
いパルス幅となることを許容するような高速スイ
ツチングを提供する。これによりフラツシユ持続
時間のきめ細かな制御が可能となる。また、
CMOSシユミツト・トリガーは非常に高い入力
インピーダンスを有し、ホトダイオード電流の殆
んど全部がコンデンサ61の充電及び放電に使用
される。
抵抗63はコンデンサ61と接続点49との間
に直列に接続されて、回路が高いレベルにより速
く応答することを可能とし、フラツシユ・バルブ
11の終止の遅れによる誤りを防止する。回路の
ダイナミツク・レンジはホトダイオード39のダ
イナミツク・レンジとシユミツト・トリガー53
のスピードとの関数である。
第4図を参照すると、本考案による光デイジタ
ル化回路の実施例が示され、該実施例は、一対の
入力リード55,57と出力リード59とを有す
るCD4093シユミツト・トリガー53を利用する。
ホトダイオード39は、シユミツト・トリガーの
出力リード59と入力リード55間に抵抗65と
直列に接続される。ホトダイオードは、出力リー
ド59からカソード・アノードを介して入力リー
ド55に至るフイードバツク回路を形成する。コ
ンデンサ61は入力リード55とグランドとの間
に接続され、フイードバツク回路を介して流れる
電流に従つて充電されてシユミツト・トリガーに
電圧入力を供給する。
出力リード59上の電圧VOがHのとき、電流
は抵抗65を介してフイードバツクされ、ホトダ
イオード39を介してコンデンサ61を充電す
る。VOがLのとき、コンデンサ61は抵抗65
を介してホトダイオード39の順方向に放電す
る。コンデンサ61の電圧はシユミツト・トリガ
ー53の入力リード55によつてモニターされ、
コンデンサ61の充電及び放電サイクルにおいて
電圧出力VOをトリツプする。
シユミツト・トリガーの入力リード57上の電
圧VGは、回路のパルス出力動作を開始させるよ
う作用する。第5図に示されるように、VGがL
のとき、VOはHとなり、コンデンサ61はVO
充電され、回路はOFF状態に維持されてリード
59に常にH出力を供給する。
VGは、コンデンサ61の充電を開始し光をモ
ニターするために、カメラ・スイツチの発動に応
答して、好適にはフラツシユの発光直前に、Hに
駆動される。VGがHになると、VOがLとなりコ
ンデンサ61は電圧レベルVL(第5図)まで急速
に放電されて、コンデンサ61が充電を開始して
VOを再びH状態にする。コンデンサ61は次に
受けた光に応答してホトダイオード39を介しコ
ンデンサ61の電圧VCが電圧VHに達する迄充電
され、電圧VHになると出力VOを再びL状態に切
換えてコンデンサ61をホトダイオードの順方向
に急速に放電させる。この回路は、以上の態様
で、ホトダイオード39に照射される光エネルギ
ーの関数である周波数を有するパルス列出力を発
生するサイクルを継続する。
コンデンサ61の急速な放電の間、光強度の積
分が行なわれないことによる小さな誤差が生じ
る。この誤差を補償するための光デイジタル化回
路の第2の実施例が第6図に示され、該実施例に
おいてはコンデンサ61に対する充電及び放電路
が別別に設けられる。
第6図を参照すると、ホトダイオード39は、
電圧源に接続されるカソードとシユミツト・トリ
ガー53の入力リードに接続されるアノードとを
有する。入力リード55は可変抵抗67とコンデ
ンサ61の直列回路を介してグランドに接続され
る。コンデンサ61はホトダイオードに当る光の
強度に従つてホトダイオード39及び可変抵抗6
7を介して充電される。
抵抗69及びホトダイオード71の放電路は、
シユミツト・トリガーの出力リード59にコンデ
ンサ61を接続することにより、コンデンサ61
が可変抵抗67を介して放電電流を流さないこと
を可能とする。
従つて、可変抵抗67間の電圧降下は、コンデ
ンサ61の電圧降下に加えられて、入力リード5
5のスイツチング電圧VH(第5図)を決定する。
このように、光強度に対する積分時間は可変抵抗
67によつて加えられる電圧により、少なくてよ
いことになる。これによつて、コンデンサの放電
中の積分の欠如により引き起こされる誤差を補償
することが可能となる。この補償電圧はホトダイ
オード39に照射される光強度の関数として直線
的に増加する。
第7図を参照すると、電子フラツシユ回路の好
適実施例が示され、該回路は好ましくはCMOS
の光デイジタル化回路25を利用して電子フラツ
シユを終止させる。第7図の回路は、回路25を
駆動するためと回路25によつて発生されたパル
ス信号を受けるための両方を行うのに、2本だけ
の線を使用するという大きな特徴を有している。
2本の線は、更に後述するように、スイツチ13
7の作動に応答して、フラツシユ・バルブ11を
トリガーするためにも使用することが可能であ
る。
フラツシユ・バルブ11は蓄積コンデンサ15
と並列に接続される。コンデンサ15は比較的高
い(例えば350V)電圧に充電状態に…維持され
る(コンデンサ15を充電するための電源は省略
されている)。また、コンデンサ15と並列に、
コンデンサ111、抵抗113、抵抗113にカ
ソードが接続されるツエナー・ダイオード11
5、及びツエナー・ダイオード115のアノード
にそのアノードが接続されるツエナー・ダイオー
ド117が接続される。抵抗118はコンデンサ
111と抵抗113との間に接続されてツエナ
ー・ダイオード115に電流を供給する。
コンデンサ15と並列に、抵抗120とSCR
122が直列に接続され、SCR122のアノー
ドは抵抗120に、そのカソードはコンデンサ1
5にツエナー・ダイオード117のカソードと同
じ方に接続される。抵抗124とコンデンサ12
6の直列接続が、SCR122と抵抗120の接
続点と、抵抗113とツエナー・ダイオード11
5の接続点123と、に接続される。SCR12
2のゲートは、SCR122及びフラツシユ・バ
ルブ11の両方の付勢を行うトリガー回路143
に接続される。
好適には、SCR122はバルブ11の閃光の
開始の直前に付勢される。バルブ11はイオン化
するのに数マイクロ秒かかるのでSCR122は
バルブ11によつて光が発生される直前に導通す
るとみられる。これによつて、フラツシユからの
光を受ける前に回路を作動状態にする。
ツエナー・ダイオード117は、電圧レギユレ
ータとして作用し、一対の導線119,121を
介して回路25に電力を供給する。導線119は
回路25に接続点123で接続される。導線12
1は、回路25にダイオード125及び抵抗12
7を介してツエナー・ダイオード117のカソー
ドに接続される。リード129はCMOS回路を
ダイオード125のカソードに接続し、そのアノ
ードは抵抗127に接続される。
フラツシユ・バルブ11の付勢前に、ツエナ
ー・ダイオード115は接続点123をプリセツ
ト電圧に維持し、ダイオード125は導線121
からCMOS回路25をデカツプリングする。従
つて、CMOS回路は不作動状態を維持する。
フラツシユ・バルブの作動前においては、コン
デンサ111は、コンデンサ15の電圧からツエ
ナー・ダイオード115の電圧降下分少ない電圧
に充電される。SCR122が付勢されると、コ
ンデンサ126は抵抗124を介してライン12
1に接続され、抵抗124の値に従つてツエナ
ー・ダイオード117を介して電流を流す。更
に、ライン119への電流は、フラツシユ・バル
ブ11がコンデンサ15を放電させコンデンサ1
11の電圧よりも低くなつたとき、抵抗113を
介してコンデンサ111から得られる。
ツエナー・ダイオード117は、導線121に
関し負の電圧レベル、例えば−15Vにライン11
9を調節する。この電圧レベルが回路25に印加
され、小さな電流ILが抵抗127及びダイオード
125を介して導線121に沿つて得られる。
一度電力がCMOS回路25に送られると、出
力パルスが、光センサ23に受けた光の強さに従
つて、その出力ライン59に沿つて発生される。
回路25の動作は、電源にダイオード125のカ
ソード・アノード接続及び抵抗127を介して電
流スパイクを発生させる。第7図の実施例におい
ては、これらの電流スパイクは、出力リード59
に発生される電圧出力パルスを感知する代りにフ
ラツシユの終止のために感知される。出力リード
59は接続されないで浮いたままに、あるいは、
リード119又は129のどちらかにコンデンサ
を介して接続されるが、リード129に抵抗を介
して接続されて、電流スパイクの振幅を増大させ
る。当業者には明らかなように、ライン59に発
生される電圧パルスは、もし第3の導線がライン
59をパルス計数回路に接続するために利用され
たならば、発生されるパルス列を感知するために
使用され得る。
第8図を参照すると、グラフAは導線121に
対する導線119上の電圧波形を示す。フラツシ
ユが付勢されると、グラフBに示すように導線1
19上の電圧レベルは負の値に降下し、電流は正
の小さな値ILとなつて、回路25に電力を流し始
める。グラフBに示すように、スパイクは、回路
25が1つの状態から他の状態に切換るとき、回
路25に電力を供給する電流に生じる。
これらの電流スパイクを感知又は計数するため
に、トランジスタ131は回路ライン121に接
続され、そのエミツタ・ベース路は抵抗127と
並列に接続される。トランジスタ131のコレク
タは、抵抗135を介してバツテリ133の負端
子に接続され、カウンタ31は抵抗135間に接
続される入力を有し、その抵抗間に発生する電圧
レベルに従つて計数を行なう。
電流スパイクは抵抗127及びトランジスタ1
31のエミツタ・ベース接合を介して伝送し、ト
ランジスタ131を直ちにONさせる。これによ
り、電圧スパイクが回路接続点132,134間
の抵抗135に印加され、V132→V134(第8図、
グラフC)のパルスを形成してカウンタ31によ
り計数される。カウンタ31からの出力はフラツ
シユ終止回路17に接続され、カウント出力が所
定値に達したときライン33によりフラツシユ・
バルブ11を消勢する。当業者には明らかである
が、抵抗と並列のインダクタは抵抗127の代用
可能であり、それはより高い周波数においても動
作可能である。同様に、抵抗と並列のインダクタ
が使用されるときは、ダイオード141も削除す
ることができる。
導線119は、また、フラツシユ・バルブ11
をトリガーするために使用可能である。導線11
9は、通常ダイオード125がCMOS回路25
を導線からデカツプリングする間、ツエナー・ダ
イオード115による正電圧レベル(第8図、グ
ラフA)に維持される。
スイツチ137は撮影者が写真を撮るとき付勢
され、スイツチ137を閉じると信号ライン11
9がバツテリ133の正端子に一対のダイオード
139,141を介して短絡される。ダイオード
139はスイツチ137をダイオード125及び
抵抗127の接続点に接続する。
第8図のグラフAに示すように、スイツチ13
7の閉成は導線119を比較的低い電圧レベル
(零ボルトに近い)にする。導線119はトリガ
ー回路143によつてモニターされ、導線が比較
的低電圧レベルになると、SCR122及びフラ
ツシユ・バルブ11をトリガーする。SCR12
2及びフラツシユ・バルブ11のトリガーによ
り、導線119を負にし、ダイオード139,1
41を逆バイアスしてスイツチ137のバウンド
信号をデカツプリングする。電流ILが流れ始め、
電力がCMOS回路25に供給される。回路25
が必要とする電流は、スイツチングしてなくてト
ランジスタ131がOFFのときは、非常に少な
い。
以上の説明は、本考案の好適実施例についての
ものであり、他の変更が実用新案登録請求の範囲
に記載される考案の範囲内において可能であるこ
とは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の電子フラツシユ装置の実施
例を示すブロツク図である。第2図は、本考案の
電子フラツシユ装置に含まれる光デイジタル化回
路に類似する参考例の回路図である。第3図は、
第2図の回路の時間に対する電圧レベルを示すグ
ラフである。第4図は、本考案の電子フラツシユ
装置に含まれる光デイジタル化回路の好適実施例
の回路図である。第5図は、第4図の回路の時間
に対する電圧レベルを示すグラフである。第6図
は、本考案の電子フラツシユ装置に含まれる光デ
イジタル化回路の他の好適実施例の回路図であ
る。第7図は、本考案の電子フラツシユの実施例
の回路図である。第8図は、第7図の時間に対す
る信号レベルを示すグラフである。 符号説明、11……フラツシユバルブ、13…
…トリガ回路、17……フラツシユ終止回路、2
1……制御回路、23……光センサ、25……光
デイジタル化回路、31……カウンタ、35……
論理回路、39……ホトダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被写体を照射する閃光を発生するフラツシユ・
    バルブと、受けた閃光の強さに応じた出力信号を
    発生するため露光するように配置された光センサ
    と、前記光センサに接続され前記出力信号に応じ
    て充電され前記光センサが受けた光エネルギー量
    を表す電圧出力を発生するコンデンサと、前記電
    圧出力を入力として受けるように接続されるヒス
    テリシス特性を有する電圧レベル検出器であつ
    て、入力の電圧に従つて高出力又は低出力を出力
    する検出器と、前記検出器出力と前記コンデンサ
    との間に接続され該検出器の入力レベルが所定値
    に達したとき前記コンデンサの電荷を前記光セン
    サを通さずに放電させる手段と、前記検出器から
    のパルス信号数が所定値に達したとき前記フラツ
    シユ・バルブからの光を終止させる手段と、を有
    することを特徴とする電子フラツシユ装置。
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