JPH02163391A - 磁気誘導洗浄器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （発明の属する技術分野） 本発明は、液体洗浄液に浸漬し、金属部材等を洗浄する
洗浄器ここ関する。

（発明の技術的背景とその問題点） ｉ；ｅ来、被洗浄物たる金属部材等の洗浄装置としては
、４１機洗浄液を満たした容器に超音波振動を印加する
超ａ波洗浄器が多く使用されている。

しかしながら、−度に多数の金属部材を洗浄するため、
多孔面を持った洗浄容器あるいは網状の洗浄器等の専用
容器に収納して洗浄しなけれはならず、たまたまこの容
器の内部に置かれた金属部材は超音波振動エネルギーの
到達が困難なためと洗浄液の汚染濃度の高まりとから、
どうしても充分に洗浄され難く、撹ｒｆシあるいは数度
に分けて再洗浄する必要があり、洗浄効率並びに洗浄品
質の向上が強く望まれていた。

また、たとえ金属部材に超音波振動エネルギーが到達し
たとしても、印加された超音波（■動によって洗浄液の
中で金属部材が自ら振動し、その結果互いに摩擦しあっ
てｔＨ傷を受けることがあり、これを防止するためには
、強い超音波振動エネルギーの印加を避けなければなら
ず、この点からも改善が強く求められていた。

（発明の目的） 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、洸Ｑｐ
を均一かつ確実な状態で行い得る高い洗浄効率と洗ｌ！
ＩＩ品質を持った磁気誘導洗浄器を提供するごとを目的
とするものである。

（発明の概要） 本発明は１等しく着磁した金属片が互に隔離した状態を
保つ原理を応用したものである。

第１図（ａ）、　（ｂ）にこの隔離する動作原理をボす
。磁気誘導コイル群１ａ、２ｂに同じ強さの電流を流す
と、被洗浄物たる金属部材片３ａ、３１）に誘導磁極が
発生するが、同じ強さと同じ方向にあるので、互いに反
発力が生じて、磁気誘導コイル９１１の磁界方向と垂直
方向に互いに隔離して位置することになる。

この場合、磁気誘導コイル群１．１．２ｂの作る磁界方
向は互いに対向していれば、　（ａ、　）または（ｂ　
）のいずれかの場合であれはよい。

この電流として同期した交番電流を用いると、磁気誘導
コイル列の磁界方向とほぼ垂直の方向に移動磁界成分を
発生させることができ、その結果、被洗浄物たる金属部
材を交番周期と同期して揺動・振動させことが可能とな
り、各金属部材をほぼ等しい状態で洗浄液内において振
どうすることになるので、共に摩擦することもなく個々
に洗浄する場合と等しい洗浄品質を得ろことを特徴とす
るものである。

第１１司（ｃ）にこの移動（揺動）する動作原理を示す
。いま磁気誘導コイル群１ａ、２ａの作る磁Ｗ内に、金
属部材片３ａ、：３１）が同図（］））の原理に従って
平衡状態にあるとき、磁気誘導コイル群１ａから同１　
ｂ、および磁気誘導コイル群２ａから同２１）にそれぞ
れ電流を同時に切り替えると、金属部材片３ａ、３ｂは
磁気誘導コイル群１ｂと２ｂとの間で新たな平衡を保つ
ように移動（揺動）する。

ここて、交番電流として直流に交流が重畳した脈流を利
用しても同じ効果を奏することができる。

あるいは、低周波交流を用いてもよく、この場合は金属
部材中に振動皿ひに渦流による磁Ｗと熱が発生して、−
Ｎ好ましい洗浄効果を期待することができろ。

なお、この金属部材がもっている固有振動周波数に共鳴
する振動エネルギー周波数を特に選んで印加てきれば、
洗浄エネルギーの消費効率はさらに改善される。

また、金属部材の洗浄槽内における移動速度に比較して
上記交流周波数が充分に高い場合は、洗浄器から取り出
すときに交流消磁効果が期待できるので、着磁が問題と
なる金属部材等に対して、この交流の印加は非常に有効
な手段となる。

以りの揺動・振動による振どう洗浄とは別に、所定の強
さの超音波振動エネルギーを希望する方向からこの金属
部材へ均一に加えろことができるから、上記の振どう洗
浄と組み合わせることにより、理想的な複合した洗浄効
果が期待てきる。

なお、上記説明において、便宜上、被洗浄物として金属
部材の常磁性体または強磁性体をχ・Ｊ象としたが、反
磯性体の金属においては、吸引方向及び反発方向並びに
それらの強さが共に相違するだけであるから、磁気誘導
コイル列の方向と交番電流の強さを変えろことにより適
用可能であり、従って同様な作用及び効果を期待するこ
とができることは明かである。

また、金属具に取り付けた非金属の被洗浄物を、全く同
様にして洗浄できろことは言うまでもない。

（実施例） 第２図は、磁気誘導コイル列ｌ、２を水平方向に対向し
て洗浄器４の両側面に配設し、かつ洗ン争器４の底面に
超音波トランスジューサ５を配設して、金属部材３を洗
浄する本発明の一実施例を示す。ただし、磁気誘導コイ
ルｆｆ１ａ−１ｅ、２ａ〜２１）並びに超音波トランス
ジューサ５のそれぞれの駆動電源は図示してない。

第３図は、磁気誘導コイル列】、２に脈流電源６　ａ　
ｌｉ：接続した他の実施例である。脈流は直流電源部６
ａ１と交流電源部６ａ２として表しである。

この脈流が磁気誘導コイル列１．２に印加されろと金属
部材片３ａは脈流の交流成分６ａ２に同期して回転揺動
を受は洗浄される。ここに図示していないが、同じ磁気
誘導コイル列をもう１列増設して、それぞれ垂直方向に
２段に配設したとすると、垂直方向にもｔｆ動が加わり
、複合して水平並びに暇直方向に洗浄される。この場合
、洗浄液が金属部材の周囲をむらなく流動できるから、
個体毎に丁寧に手動で洗浄する場合に近く、優れた洗浄
品質が期待できる。

第４図は、Ｙ結線型の３相交流電源６　ｂを磁気誘導コ
イル群に接続した他の実施例である。

この場合、金属部材片３ａは磁気誘導コイル列の磁界方
向と垂直方向に平行移動（揺０）するので、さらに優れ
た洗浄品質が期待できる。

上記実施例において、２個の磁気誘導コイル列を対向し
て対としたが、小形な金属部材の洗浄においては、対向
した対とせず一方側の磁気誘導コイル列のみて金属部材
を互いに反発させることができるので、この磁気誘導コ
イル列を、例えば、洗浄容器の底面に設けることもでき
る。

また、洗浄容器に適当な金属材１１を用いて、容器自体
を磁気誘導コイル列の一方の磁極とすることもできる。

このとき、金属部材の自然落下あるいはスプリング等の
弾発力と、磁Ｗの強弱とを組み合わせれば、上記実施例
と同様に据とう洗浄することができる。

磁気誘導コイル列は、洗浄容器内に設けることもできる
。

これらの手段を最適ならしめるよう適宜選択して、本発
明を幾様にも構成実施することができる。

いづれの実施例においても、磁気誘導コイル列を構成す
る磁気誘導コイル群の個数は任意な選択事項であること
は言うまでもない。

（本発明の効果） 以上詳述したよう（こ本発明によれば、金属部材片等の
被洗浄材を洗浄液に浸漬して置いて、交番電流磁界を印
加して磁気誘導を４えることくこより、互いに隔離しか
つ揺動・振動を与えることができるので、均一かつ確実
な状態で高い洗浄効率及び洗浄品質の実現を可能にする
磁気誘導洗浄器を提第１図（ａ）（ｔ：＋）は本発明の
金属部材が隔離する動作原理の説明図、同図（ｃ）は切
り替え交番電流による本発明の金属部材が揺動する動作
原理の説明図、第２図は本発明の一実施例を示す斜視図
、第３図は本発明の他の実施例を示す結線図、第４段Ｉ
？よ本発明の他の実施例を示す結線図、そして第５図は
洗浄Ｆ！７を用いた超音波洗浄器の従来の実施例を示す
図である。

１．２・・・・磁気誘導コイル列 １ａ−１ｅ、２ａ〜２ｅ・・磁気誘導コイル詳３、・・
・・・金属部材（被洗浄材） ３ａ〜３ｇ・・金属部材片 ４、　　・　・　・　・　・　１先ン争容器５、・・・
・・超音波トランスジューサＧ、・・・・・電源 ６ａ・・・・脈流電源 ６ｂ・・・・３相交流電源 ７、・・・・・洗浄籠 第２図 男４１！Ｉ ｑ 第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 金属部材の洗浄器において、 洗浄液を満たした容器と、 この容器に配設した磁気誘導コイル群からなる磁気誘導
   コイル列と、 上記磁気誘導コイル群に交番電流を同期して供給する電
   源と、 を具備することを特徴とする磁気誘導洗浄器。