JPH0216256A - 納棺用の折り畳み式簡易畳 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は畳の改良に関し、更に詳しくは、畳を祈り畳み
自在として納棺用の畳、病院の付き添い用畳、置き床の
開、レジャー用畳として収納保管や運搬を便利とした簡
易畳に関する。

（従来の技術） 畳の用途として、棺桶の中に敷いて死者を寝かすように
した納棺用の畳や、病院の付き添い者が就寝するために
使用する畳、置物等を載置する置き床の間、レジャー先
まで持参してその上で食事や休憩をするレジャー用畳、
等が知られている。

その中の一つである納棺用の畳を説明すると、燃焼し易
くかつ残り灰の少ないグンポールを畳床とし、この畳床
の上に畳表と畳縁な取り付けていた。（実開昭６１−１
５１７２２号公報参照）この公知の納棺用の畳は、軽量
かつ燃焼後の残り灰が少ないので有用なものであった。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、上記従来公知の畳では、次のような大息
があった。

上記従来公知の各用途の畳は、不使用時には倉庫等の所
定場所に収納保管して置き、使用時に取り出すものであ
り、更には使用に当たって運搬するものであるから、小
スペース、軽量、かつ運搬に便利なものでなければなら
ない、更に又、長期間の保管によっても畳表や畳縁の汚
れや破損が無いようにしなければならない。

ところが、従来公知の前記各用途の畳では、長さや幅が
その用途によって定められ、例えば納棺用の畳では縦が
２メートル以上必要であり、幅が７０センチ程度必要と
なる。二のような縦艮の畳を収納保管するには、特殊な
収納空間を必要とし、収納スペースに無駄が生じてしま
う。

又、縦長の畳を運搬する作業も困難であり、迅速性、コ
ストの面で問題が生ずるものとなる。

又、従来公知の前記各用途の畳は、畳表を上にして重ね
置くものであるから、収納保を時に畳表や畳縁が汚れた
りあるいは傷ついたりするおそれがあった。

そこで、本発明の目的は、収納保管のスペースが小さく
、かつ運搬が容易であると同時に、畳表や畳縁の汚れや
破損を防止した前記各種用途の畳を提供するにある。

（課題を解決するための手段） 本発明の特徴とする構成は、複数の畳床片を隣接して配
置し、該畳床片を祈り曲げ自在な材料からなる連結部材
で連結して折り畳み自在とした簡易畳の構造にある。

（実施例） 以下、図によって本発明の実施例について説明する。

第１図は本発明の一実施例になる納棺用の畳みを示す平
面図であり、ｉ２図は該第１図のＡ−Δ断部面である。

艮手力向に２枚の畳床片１を隣接配置し、該畳片１を薄
い布からなる連結部材２によって連結する。連結ｎＮ２
の畳床片１への貼着方式としては、糊による貼着や糸に
よる縫い付は等、種々の貼着方式が採用される。又、連
結部材２による連結方式には、図示の布による連結の他
に、合成樹脂の薄膜による連結や糸による直接連結も含
むものである。

畳床片１は２枚の薄いベニヤ板３と該ベニヤ板３の間に
ダンボールをカットした挾み片４をサンドイッチした構
造となっており、その連結した２枚の畳有用片１の全表
面に畳表５を貼着してなっている。挾み片４を設置した
理由は、畳床片１の材料全体をベニヤ製とした場合には
重量がかさむので、２枚の畳床片１の中間に挾み片４を
挿入して空間を形成し、重量軽減を行なうためである。

そして、畳表５の四辺には畳縁６が貼着されている。畳
縁６の貼着は畳表５の表側から畳床片１の裏側にかけて
折り曲げて行なわれ、ｔｊｆＪ３図の底面図にも示され
ているように、畳床片１の裏側の畳縁６の一部に切り込
み７を入れ、これによって畳床片１の連結部分に弛み８
を持たせている。

本発明の上記一実施例について、その作用を説明すると
、収納保管に当たっては２枚の畳床片１をその連結部材
２の点で折り曲げ、畳表５が向かい合うようにして半分
の長さとする。このため、収納スペースの無駄が低減し
、運搬も便利となる。又、畳表５や畳縁６の汚れや破損
もなくなる。

使用に当たっては、２つ折り状態となっている畳床片１
を開いて縦長とすれば良い。

以上に説明したのは、本発明の一実施例であって、本発
明は上記実施例に限定解釈されるものではない。

まず、本発明の折り畳み式畳の用途は、前述の用途に限
定されるものではなく、その他通常の畳にも適用できる
ものである。

又、畳床片の材料としては、ベニヤ板に限定されるもの
ではなく、通常使用されている藁製の畳床や、発泡スチ
ロール製のスタイロ畳床、圧縮ボード等が使用可能であ
り、更には前記公知の納棺用の畳と同様に２枚のダンボ
ールの間にダンボール製の挾み片を設ける構造も含むも
のである。

更に又、挾み片はダンボール等の紙製に限定されるもの
ではなく、その池水製の挾み片としたものも含むもので
ある。

又、ベニヤ板を用いた場合、そのｍｘが大きくなるおそ
れがあるので、ベニヤ板を部分的に穿孔して重量軽減す
ることも含むものである。

又、納棺用の畳の場合、２枚のベニヤ板の中間や前記穿
孔部分に防腐剤、覗臭剤やドライアイス等を埋設するこ
とも含むものである。

又、本発明の折り畳み式簡易畳は、２つ折れに限定され
るものではなく、３つ祈れ及びそれ以上とすることも含
むものである。

（発明の効果） 以上説明したように、本発明によると次のような効果を
奏する。

縦長の特殊に形状をした畳であっても、折り畳むことに
よって収納保管や運搬に便利な形状とすることができる
ので、収納保管のための無駄なスペースが無（なり、収
納保管のコストが低減し、運搬の簡便さや運搬コストの
低減が得られる。

又、畳表を向かい合わせて折り畳むので、畳表や畳縁の
汚れや破損が低減される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す簡易畳の平面図、ｒｊ
Ｓ２図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は第１図の簡易
畳の底面図である。 １：畳床片　２：連結部材　３：ベニヤ板４：挾み片　
５：畳表　６：畳縁　７：切！ン込み８：弛み

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数の畳床片を隣接して配置し、該畳床片を折り曲げ自
   在な材料からなる連結部材で連結してなることを特徴と
   する折り畳み式簡易畳。