JPH0215770Y2 - - Google Patents

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JPH0215770Y2
JPH0215770Y2 JP5813486U JP5813486U JPH0215770Y2 JP H0215770 Y2 JPH0215770 Y2 JP H0215770Y2 JP 5813486 U JP5813486 U JP 5813486U JP 5813486 U JP5813486 U JP 5813486U JP H0215770 Y2 JPH0215770 Y2 JP H0215770Y2
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JP
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tube
float
opening
film
ridge line
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JP5813486U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は例えばボトルに薄肉のチユーブ状フイ
ルム(以下チユーブ)をシユリンク包装するシユ
リンクチユーブ装着機に於て、平に折りたたまれ
たチユーブをボトルに装着し易くするためにチユ
ーブを開口する浮子に関する。
(ロ) 従来技術 従来から平に折りたたまれたチユーブを引出し
て一定長さに切断し、円筒状に成形してボトルの
胴体又はキヤツプの外側に嵌め、加熱収縮するこ
とが行なわれている。
このような作業を行なう従来の装置としては、
例えば米国特許3924387号に示されるものがある。
この装置は平に折りたたまれたチユーブを引出し
て一定長さに切断しボトルにかぶせるが、折りた
たみぐせがついているため、第4図に示されるよ
うにチユーブを開口してやる必要があり、このた
め第6図に示されようにチユーブtの中にボール
aを入れ開口しながら引出すようにしている。し
かしながら、ボールのためローラで引出す際にし
わcが発生し、後工程の切断で切口がきれいにな
らなくなりまた成形が不確実になる等の不具合が
発生する原因となつた。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案が解決しようとする問題は、開口後のチ
ユーブ状フイルムにしわが発生せずしかもフイル
ムとの摩擦を最小限にして円滑な動作を行える開
口浮子を得ることである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は、それぞれがチユーブ状フイルムの折
り畳み幅よりも僅かに小さい長さの開口稜線と該
開口稜線とほぼ90゜方向を変えた後部稜線とを有
する四面体に形成されていて、平坦に折り畳まれ
たチユーブ状フイルム内に挿入されて一対の平行
に配設された浮子保持ローラの間に該後部稜線を
入れた状態で保持されて該チユーブ状フイルムを
開口する開口浮子において、該開口浮子の後部稜
線には切欠きを形成し、該切欠き内にはそれぞれ
が該後部稜線を限定する面より突出するガイドロ
ーラを回転可能に取り付け、該ガイドローラを該
フイルムを間に挟んで該浮子持ローラと当接させ
て構成されている。
(ホ) 作用 上記構成において、開口浮子はシユー状フイル
ム内に入れられてガイドローラが間にフイルムを
挟んだ状態で一対の浮子保持ローラに当たつて保
持されている。フイルムを送るとガイドローラ及
び浮子保持ローラはそのフイルムに接して転動
し、折り畳まれたチユーブ状フイルムを開いて折
りぐせのあつた方向と約90゜向きを異ならせた方
向に折りぐせがつけられる。
(ヘ) 実施例 以下図面を参照して本考案の実施例について説
明する。
第1図において、本実施例の開口浮子1が示さ
れている。この開口浮子1は、連続的に送られて
来る折りたたまれたチユーブtの上流(図で上
側)に向かう開口稜線2と、その開口稜線と約
90゜向きを異ならせた下流側に向かう後部稜線3
とを有する四面体で構成されている。開口稜線2
の長さL1と後部稜線の長さL2とはほぼ同じであ
つて折りたたまれたチユーブの折りたたみ幅Wよ
りもわずかに小さくなつている。
開口浮子1の下部の後部稜線3の中央部には切
欠き4が形成され、その切欠き4内には後部稜線
を限定する二つの面5a及び5より突出するガイ
ドローラ7a及び7bが回転自在にに取付けられ
ている。このガイドローラ7a及び7bはこの実
施例では公知の構造のボールベアリング或いはロ
ーラベアリングを軸8a及び8bで支持した構造
になつていて開口浮子1が折りたたまれたチユー
ブt内に入れられたとき第2図に示されるように
チユーブの外側に配設される一対の浮子保持ロー
ラ13に間にチユーブを介在させて当接し回転し
ながらチユーブを案内するようになつている。
上記構造の開口浮子1は、例えば第3図ないし
第6図に示されるチユーブ装着装置10と共に使
用される。このチユーブ装着装置10は、固定の
支持板11の上に回転可能にかつ上下に隔てて配
設された一対の回転板12と、回転板12の周辺
部の供給位置Aの直上に上下に隔てて設けられた
対の浮子保持ローラ13及び対の送りローラ14
と、チユーブtを切断するカツタ15と、回転板
の周辺部の装着位置Bにおいて上側の回転板の上
及び対の回転板の間に配設されたストツパ16
と、その装着位置の直上に上下動可能に配設され
た押圧板17とを備えている。
支持板11には装着位置においてチユーブが通
る切欠き19が形成されている。各回転板の周辺
部にはチユーブtが挿入される複数(本実施例で
は4個)の穴21が形成されている。この穴は円
形の部分22とその部分に通じる真直ぐな部分2
3とから構成されていて、その円形の部分の周辺
には複数の切欠き24が円周方向に隔てて形成さ
れている。ストツパには穴21の円形部のほぼ同
じ半径の円弧状の切欠き25が形成されている。
押圧板17は例えば図示しない流体圧シリンダ
により上下動されるようになつていて、周辺部に
は第3図に示されるように、回転板12の穴21
の円形部分22の周辺に形成された切欠き内に入
る複数の突起26が形成されている。
上記構成において、開口浮子は浮子保持ローラ
13の上部においてチユーブ内に入れられ、折り
たたまれて折りぐせが付けられたチユーブを開口
稜線2を限定する二つの面9a及び9bの作用に
より開き、後部稜線3の作用により折ぐせと90゜
向きの異なる向きに開かれ、浮子保持ローラ13
及び送りローラ14により押圧されてこの向きに
折りぐせが付けられる。
このようにくせが付けられたチユーブはカツタ
15により所定の長さに切断されて供給位置にお
いて回転板の穴21の円形部分22と直線部分2
3内に図示のように挿入される。
その後回転板12の回転により装着位置Bに送
られて来るとチユーブtがストツパに当つて円形
にされて穴21の円形部分22の中に入る。その
後押圧板17が降下してチユーブtを押し下げボ
トルbの外側に装着する。装着されたチユーブは
ヒータ30により熱収縮される。
(ト) 効果 本考案による開口浮子によれば直線状の開口稜
線と後部稜線の作用によりチユーブを開いて最初
の折りぐせと約90゜向きを異ならせて折りぐせを
付けるように平らに伸ばせるので、しわが発生す
ることはない。
更に、開口浮子はガイドローラを介して浮子保
持ローラに保持されていてフイルムはガイドロー
ラと浮子保持ローラとの間で移動するのでフイル
ムとの摩擦を小さくでき、開口浮子の動作を円滑
に行わせることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるチユーブ状フイルム用開
口浮子の一実施例の斜視図、第2図は第1図の開
口浮子の断面図、第3図は本考案の開口浮子が使
用されるチユーブ装着装置の斜視図、第4図は第
3図の装置の断面図、第5図は押圧板の斜視図、
第6図は従来の開口浮子を示す図である。 1:開口浮子、2:開口稜線、3:後部稜線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. それぞれがチユーブ状フイルムの折り畳み幅よ
    りも僅かに小さい長さの開口稜線と該開口稜線と
    ほぼ90゜方向を変えた後部稜線とを有する四面体
    に形成されていて、平担に折り畳まれたチユーブ
    状フイルム内に挿入されて一対の平行に配設され
    た浮子保持ローラの間に該後部稜線を入れた状態
    で保持されて該チユーブ状フイルムを開口する開
    口浮子において、該開口浮子の後部稜線には切欠
    きを形成し、該切欠き内にはそれぞれが該後部稜
    線を限定する面より突出するガイドローラを回転
    可能に取り付け、該ガイドローラを該フイルムを
    間に挟んで該浮子保持ローラと当接させたことを
    特徴とするチユーブ状フイルムの開口装置。
JP5813486U 1986-04-17 1986-04-17 Expired JPH0215770Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5813486U JPH0215770Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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JP5813486U JPH0215770Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62168303U JPS62168303U (ja) 1987-10-26
JPH0215770Y2 true JPH0215770Y2 (ja) 1990-04-27

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JP5813486U Expired JPH0215770Y2 (ja) 1986-04-17 1986-04-17

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5548879B2 (ja) * 2010-03-24 2014-07-16 株式会社フジシール フィルム折りユニット
DE202018101592U1 (de) * 2018-03-22 2019-06-27 Krones Ag Verbesserter Sleeve-Umfaltkeil

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Publication number Publication date
JPS62168303U (ja) 1987-10-26

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