JPH02156019A - 雰囲気熱処理方法 - Google Patents
雰囲気熱処理方法Info
- Publication number
- JPH02156019A JPH02156019A JP31234588A JP31234588A JPH02156019A JP H02156019 A JPH02156019 A JP H02156019A JP 31234588 A JP31234588 A JP 31234588A JP 31234588 A JP31234588 A JP 31234588A JP H02156019 A JPH02156019 A JP H02156019A
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- JP
- Japan
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- gas
- furnace
- heat treatment
- atmosphere
- carbon potential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 title claims abstract description 22
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 19
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims abstract description 7
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
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- 239000007789 gas Substances 0.000 description 57
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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Landscapes
- Furnace Details (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野コ
本発明は鋼材を所期のカーボンポテンシャルに調整され
た雰囲気ガス中で熱処理する雰囲気熱処理方法に関する
ものである。
た雰囲気ガス中で熱処理する雰囲気熱処理方法に関する
ものである。
[従来の技術]
・一般に脱浸炭の管理が必要な熱処理炉には第3図に示
したように吸熱形刃囲気ガス(RXガスとも称される)
発生装置と発券形雰囲気ガス(NXガス又はDXガスと
も称される)発生装置、又はN2ガス発生装置2とが付
帯設つiコされ、該熱処理炉3内の雰囲気ガスの成分組
成をコントロールするに際してはカーボンポテンシャル
と称されるCofi度の2乗を002濃度で除した値を
所期の値にするべく上記吸熱層雰囲気ガス或いは発熱形
容囲気ガスの供給量を夫々コントロールバルブ4,5に
て制御するようにしている。即ちこの吸熱形刃囲気ガス
はCOガス、H2ガス等の還元性ガスの濃度が高くこの
供給量を増加させれば炉内雰囲気ガスのカーボンポテン
シャル値が上がり1反対にその供給量を減らせばそのカ
ーボンポテンシャル値を下げることができるものである
。第2図にバッチ式炉における炉内雰囲気ガスのカーボ
ンポテンシャル値(COガス濃度)のタイムチャートの
一例を示したが、このように所要カーボンポテンシャル
値は経時的に変化し、或いは鋼種によっても変わって来
る。しかし従来の雰囲気熱処理方法ではこのカーボンポ
テンシャル値を制御するのに専ら上記吸熱層雰囲気ガス
或いは発熱形容囲気ガスの供給量をコントロールするこ
とで行なっていた。ところが、処理品の表面性状により
当初の吸熱水雰囲気ガスの能力以上に雰囲気ガスが必要
になった場合LPG等の生ガスを添加(エンリッチ)さ
せて運転する方法が一般的に用いられる方法であった。
したように吸熱形刃囲気ガス(RXガスとも称される)
発生装置と発券形雰囲気ガス(NXガス又はDXガスと
も称される)発生装置、又はN2ガス発生装置2とが付
帯設つiコされ、該熱処理炉3内の雰囲気ガスの成分組
成をコントロールするに際してはカーボンポテンシャル
と称されるCofi度の2乗を002濃度で除した値を
所期の値にするべく上記吸熱層雰囲気ガス或いは発熱形
容囲気ガスの供給量を夫々コントロールバルブ4,5に
て制御するようにしている。即ちこの吸熱形刃囲気ガス
はCOガス、H2ガス等の還元性ガスの濃度が高くこの
供給量を増加させれば炉内雰囲気ガスのカーボンポテン
シャル値が上がり1反対にその供給量を減らせばそのカ
ーボンポテンシャル値を下げることができるものである
。第2図にバッチ式炉における炉内雰囲気ガスのカーボ
ンポテンシャル値(COガス濃度)のタイムチャートの
一例を示したが、このように所要カーボンポテンシャル
値は経時的に変化し、或いは鋼種によっても変わって来
る。しかし従来の雰囲気熱処理方法ではこのカーボンポ
テンシャル値を制御するのに専ら上記吸熱層雰囲気ガス
或いは発熱形容囲気ガスの供給量をコントロールするこ
とで行なっていた。ところが、処理品の表面性状により
当初の吸熱水雰囲気ガスの能力以上に雰囲気ガスが必要
になった場合LPG等の生ガスを添加(エンリッチ)さ
せて運転する方法が一般的に用いられる方法であった。
しかし媒の発生等副作用があり送気に制限があり所定の
目的を達することが困難であった。
目的を達することが困難であった。
[発明の目的]
本発明は上述に鑑みてなされたもので、炉内雰囲気ガス
のカーボンポテンシャル値の制御を容易ならしめんとす
るものである。
のカーボンポテンシャル値の制御を容易ならしめんとす
るものである。
[目的を達成するための手段]
本発明の雰囲気熱処理方法は上記目的を達成するため、
炉内雰囲気ガスの成分組成を所要カーボンポテンシャル
値に制御し鋼材等を熱処理する雰囲気熱処理炉において
、COガスボンベを備え該ボンベからCOガスを補助的
に該雰囲気熱処理炉に供給することによりその炉内雰囲
気ガスのカーボンポテンシャル値を上昇させるようにし
たことを特徴とするものである。
炉内雰囲気ガスの成分組成を所要カーボンポテンシャル
値に制御し鋼材等を熱処理する雰囲気熱処理炉において
、COガスボンベを備え該ボンベからCOガスを補助的
に該雰囲気熱処理炉に供給することによりその炉内雰囲
気ガスのカーボンポテンシャル値を上昇させるようにし
たことを特徴とするものである。
[実施例コ
第1図において、1は吸熱水雰囲気ガスを発生するガス
ジェネレータ、2は発熱形刃囲気ガスを発生するガスジ
ェネレータ又はN2ガス発生装置、3は雰囲気熱処理炉
、6は該炉内の処理鋼材である。該ガスジェネレータ1
,2からは夫々コントロールバルブ4,5を介して吸熱
水雰囲気ガスおよび発熱形刃囲気ガス又はN2ガスが供
給される。
ジェネレータ、2は発熱形刃囲気ガスを発生するガスジ
ェネレータ又はN2ガス発生装置、3は雰囲気熱処理炉
、6は該炉内の処理鋼材である。該ガスジェネレータ1
,2からは夫々コントロールバルブ4,5を介して吸熱
水雰囲気ガスおよび発熱形刃囲気ガス又はN2ガスが供
給される。
しかして、ここでは市販のCOガスボンベ7を使用し、
該COガスボンベ7からコントロールバルブ8を経て必
要に応じ補助的に雰囲気熱処理炉3にCOガスを供給す
る。即ち、雰囲気熱処理炉3の炉内雰囲気ガスのカーボ
ンポテンシャル値を上昇させる必要のあるときガスジェ
ネレータ1から吸熱水雰囲気ガスを供給するのと同時に
COガスボンベ7からCOガスを少量炉内に直接供給す
る。その効果は第2図に示す通り吸熱水雰囲気ガスの約
10倍に達する。こうしてCOガスを供給することによ
り炉内のカーボンポテンシャル値(CO濃度)は急上昇
させることもできる。なお、炉内容積10m1の実験炉
でテストすると従来のガスジェネレータ1からのみの吸
熱水雰囲気ガスの供給では炉内のCO濃度を12%から
14%に上昇させるのに1rrr/hで2時間程を要し
ていたがこの方法でCOガスを0.4rd/h供給すれ
ば約30分でCO濃度が12%から14%に到達させる
ことができた。なお、COガスボンベ7としては市販品
で高純度のものを入手可能であるのでガス発生能力を高
めるためガスジェネレータを増設する程の設備費もかか
らず低コストで実施できる。
該COガスボンベ7からコントロールバルブ8を経て必
要に応じ補助的に雰囲気熱処理炉3にCOガスを供給す
る。即ち、雰囲気熱処理炉3の炉内雰囲気ガスのカーボ
ンポテンシャル値を上昇させる必要のあるときガスジェ
ネレータ1から吸熱水雰囲気ガスを供給するのと同時に
COガスボンベ7からCOガスを少量炉内に直接供給す
る。その効果は第2図に示す通り吸熱水雰囲気ガスの約
10倍に達する。こうしてCOガスを供給することによ
り炉内のカーボンポテンシャル値(CO濃度)は急上昇
させることもできる。なお、炉内容積10m1の実験炉
でテストすると従来のガスジェネレータ1からのみの吸
熱水雰囲気ガスの供給では炉内のCO濃度を12%から
14%に上昇させるのに1rrr/hで2時間程を要し
ていたがこの方法でCOガスを0.4rd/h供給すれ
ば約30分でCO濃度が12%から14%に到達させる
ことができた。なお、COガスボンベ7としては市販品
で高純度のものを入手可能であるのでガス発生能力を高
めるためガスジェネレータを増設する程の設備費もかか
らず低コストで実施できる。
[発明の効果コ
このように本発明の雰囲気熱処理方法によればカーボン
ポテンシャル値の制御を容易ならしめ鋼材等を所期の成
分組成の雰囲気ガスの基で熱処理できその品質を向上さ
せる有益なものである。
ポテンシャル値の制御を容易ならしめ鋼材等を所期の成
分組成の雰囲気ガスの基で熱処理できその品質を向上さ
せる有益なものである。
第1図は本発明の雰囲気熱処理方法の一実施例を示した
雰囲気熱処理炉の配管系統図、第2図は炉内CO濃度の
タイムチャート、第3図は従来の雰囲気熱処理炉の配管
系統図である。 1・・・ガスジェネレータ、2・・・ガスジェネレータ
。 3・・・雰囲気熱処理炉、4・・・コントロールバルブ
、5・・・コントロールバルブ、6・・・処理鋼材、7
・・・COガスボンベ、8・・・コントロールバルブ。
雰囲気熱処理炉の配管系統図、第2図は炉内CO濃度の
タイムチャート、第3図は従来の雰囲気熱処理炉の配管
系統図である。 1・・・ガスジェネレータ、2・・・ガスジェネレータ
。 3・・・雰囲気熱処理炉、4・・・コントロールバルブ
、5・・・コントロールバルブ、6・・・処理鋼材、7
・・・COガスボンベ、8・・・コントロールバルブ。
Claims (1)
- 炉内雰囲気ガスの成分組成を所要カーボンポテンシャ
ル値に制御し鋼材等を熱処理する雰囲気熱処理炉におい
て、COガスボンベを備え該ボンベからCOガスを補助
的に該雰囲気熱処理炉に供給することによりその炉内雰
囲気ガスのカーボンポテンシャル値を上昇させるように
したことを特徴とする雰囲気熱処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31234588A JPH02156019A (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 雰囲気熱処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31234588A JPH02156019A (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 雰囲気熱処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02156019A true JPH02156019A (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=18028126
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31234588A Pending JPH02156019A (ja) | 1988-12-09 | 1988-12-09 | 雰囲気熱処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02156019A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104988288A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-10-21 | 西安市北恒实业有限公司 | 一种钢的完全无脱碳的无氢气氛保护热处理工艺 |
JP2019189942A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | エア・ウォーター株式会社 | 金属の焼鈍方法 |
-
1988
- 1988-12-09 JP JP31234588A patent/JPH02156019A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104988288A (zh) * | 2015-07-29 | 2015-10-21 | 西安市北恒实业有限公司 | 一种钢的完全无脱碳的无氢气氛保护热处理工艺 |
CN104988288B (zh) * | 2015-07-29 | 2017-10-31 | 西安市北恒实业有限公司 | 一种钢的完全无脱碳的无氢气氛保护热处理工艺 |
JP2019189942A (ja) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | エア・ウォーター株式会社 | 金属の焼鈍方法 |
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