JPH02150980A - 文字及び単語の認識方法 - Google Patents

文字及び単語の認識方法

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JPH02150980A
JPH02150980A JP63304104A JP30410488A JPH02150980A JP H02150980 A JPH02150980 A JP H02150980A JP 63304104 A JP63304104 A JP 63304104A JP 30410488 A JP30410488 A JP 30410488A JP H02150980 A JPH02150980 A JP H02150980A
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JP63304104A
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Yasuaki Nakano
中野 康明
Akizo Kadota
門田 彰三
Kiyomichi Kurino
栗野 清道
Kazumi Suzuki
和美 鈴木
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は文字認識方法に係り、特に複数の文字パターン
の文字認識結果を単語辞書と照合する場合に好適な文字
認識方法に関する。
〔従来の技術〕
通常のパターン認識装置の認識性能は100%完全では
なく、誤認識や認識不能が避けられない。
ここでいう認識不能の中には、認識結果として候補カテ
ゴリが全く得られないものと、複数個の候補カテゴリが
得られてそのいずれかを決定できないものとが含まれる
。以下、前者の認識不能を拒絶、後者の認識不能を競合
と呼んで区別することがある。
このようなパターン認識装置の認識性能の不完全性を補
うため、認識装置の特性を利用した候補カテゴリ補正処
理手法が提案されている。例えば音声認識においては、
中津良平、管材昇、坪井俊明著「文節単位の音声による
日本語入力方式」(昭和60年電子通信学会情報・シス
テム部門全国大会講演論文集、S5−5)では、音声認
識部の誤り傾向をあらかじめ観測しておき、生じやすい
誤りを書き換え規則の形で用意しておいて、音声認識部
の出力である音節列にこの規則に合致するものがあると
その部分を書き換える補正処理が述べられており、この
補正処理は、音声認識結果の言語処理、すなわち単語辞
書との照合や文法処理を行う上で有効であるとされてい
る。また文字認識においては、特許公開公報昭和61−
45378号「単語読取装置」の中で、文字認識装置に
おける認識対象外の文字(外字)については、類似文字
で置き換えた単語を単語辞書に登録しておく方法が開示
されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記の従来技術を例えば手書き仮名文字を対象とする文
字認識装置(以下、OCRと略する)に適用しようとす
ると、以下に述べるような問題がある。すなわち、手書
き文字では文字変形の個人差や同−筆者内の経時変化が
著しいため、OCRの文字カテゴリに関する誤認識の傾
向だけを用いて認識結果を修正したのでは、文字パター
ンとして見た場合には全く類似していない文字カテゴリ
に修正してしまうことがある。この現象を第2図及び第
3図を用いて説明する。第2図は文字「ア」に誤認識し
やすい文字パターンの例を示し、第2図の21〜24は
それぞれ「マ、力、フ、り」が変形して書かれたもので
ある。従って、OCRの誤認識の傾向を考慮に入れて認
識結果を修正する従来技術では、認識結果が「ア」であ
った場合には、「マ、力、フ、り」も候補に追加する。
例えば第3図のように、[タタミ」と書かれた文字列が
入力され、これを「タアミ」と認識した場合、第2番目
の文字に対する候補として「マ、力、)。
り」の4文字が追加される。さらに、従来技術では、Q
CRの認識結果の候補文字群と単語辞書との照合を行っ
ており、上の例では、[タマミ(人名)」、「タカミ 
(姓)」、「タタミ (畳)」が選択されることになる
。この中に正解の単語も確かに含まれてはいるが、正解
以外の単語も出力される。そのため、人間がその中から
正解を選択してやる必要が生じ、操作者の介入待ちが生
じるため、装置の利用効率を大幅に低下するなどの不都
合が生じる。また、候補文字数が増加すると、単語照合
に要する時間も大幅に増加するなどの欠点も生じる。
従って本発明の目的は、不必要な候補を追加せずに、最
小限の限加候補を行う文字認識方式を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、OCRにおいて各文字カテゴリごとに文
字の変形に対応した複数の標準パターンを設け、さらに
各標準パターンごとに類似した文字カテゴリを登録した
テーブルを設け、OCRから出力される候補文字に対し
、上記のテーブルを参照して候補文字の追加を行うこと
により達成される。
〔作用〕
OCRでは入力文字パターンに刻し、公知の手法により
、前処理、正規化、特徴抽出を行い、抽出された特徴パ
ラメータを標準パターンと比較することにより、類似し
た標準パターンを選択する。
そのとき類似度の値に応じて1選択される標準パターン
の個数は、0個、1個あるいは複数個である。この選択
された標準パターンにあらかじめ与えられている文字カ
テゴリを認識結果として出力することは、従来と同様で
ある。さらに、第1図に示すように、各標準パターンに
対しあらかじめ定めた類似文字カテゴリをテーブルに登
録しておく。第1図で、10−1〜10−Nは、テーブ
ルの見出しであり、各標準パターンに対応する。但し、
Nは標準パターンの個数である。A欄は説明の便宜上設
けたもので、各標準パターンの形状を示しているが、実
際にはこの欄は存在しない、B欄は、各標準パターンの
カテゴリを表す、C欄は、カテゴリ内のS準パターン通
番を表す(カテゴリ内通番の変わりに一貫番号をもちい
てもよい)。
D欄は類似文字カテゴリを表す。第1図から分るように
、10−1〜10−4は、第2図の21〜24に対応し
ている。
認識結果として選択されたmiパターンの番号から、第
3図のテーブルを引くことにより、類似文字カテゴリを
求め、この類似文字カテゴリも認識結果として追加して
出力する。この結果、不必要な文字カテゴリを追加する
ことなく、認識誤りを生じ易い必要最小限の文字カテゴ
リのみを追加することができる。
〔実施例〕
以下、本発明による一実施例を第4図により説明する。
第4図は、本発明による文字認識の後処理方式を実現す
るシステムの装置構成を示す図である。
同システムは、システムを制御するCPU (中央制御
装置)400.主メモリ401.端末402、システム
ファイル4039文書画像の走査を行うためのスキャナ
404.ビデオメモリ4052文字認識部406.単語
照合部407.ワークファイル408、バス409を基
本部として持つ。
各部の動作の流れを以下に詳細に説明する。
CPU400は、主メモリ401の中のプログラムを実
行することにより、以下に述べるシステム全体の動作を
制御する。システム各部の動作に応じて、必要なプログ
ラムをシステムファイル403から主メモリ401にロ
ードあるいは退避したり、各プログラムに実行権を付与
したりすることは、オペレーティングスジステムプログ
ラムにより行われるが、その動作は周知の通りであるか
ら省略する。以下の説明で、システム各部が自律的に動
作するように述べるが、実際にはCPU400のプログ
ラム制御に従って動作することを簡略化して述べたもの
である。また、システム各部の間のデータ授受はバス4
09を介して行われるが、説明をWJIB8化するため
、システム各部間で直接データ転送が行われるように述
べる。
端末402は、プログラムが要求する時点で、操作者と
のデータ授受を行うために用いられる。
以下の説明では端末402の記述を省略し、 cpu4
00が直接操作者とデータ授受を行うように述べる場合
もある。
操作者が読取対象文書410をスキャナ404にセット
すると、スキャナ404は文書410の上の画像を走査
し、二値ディジタル画像に変換して、ビデオメモリ40
5に格納する。ビデオメモリ405は文書画像以下にも
後述する各種のデータの格納に用いられ、それぞれが相
互に干渉しないよう別々の領域に格納されるが、以下で
は特に断わらずにビデオメモリ405と記述している。
文字認識部406は、予め与えられた書式情報に従って
、ビデオメモリ405の中の文書画像から1文字の記入
された領域を探索し、その中の文字パターンを切出し、
認識する。文字パターンの切出し処理については公知で
あるので省略する。
文字パターンの認識処理も公知であるが、後述する候補
追加処理との関連があるので、後で簡単に説明する。認
識結果は、各文字パターンに対する候補文字の系列とし
て表され、ビデオメモリ405に格納される。
文字認識が終了すると、CPU400は後述するような
処理を行って、候補文字列に候補追加を行う。その詳細
な処理内容については後述する。
次に、単語照合部407が起動され、上記の候補文字列
と単語辞書に含まれる各単語を順次比較し、各単語に対
する距離を求める処理を行う、この処理の詳細な内容は
後述する。
単語照合部の出力は、各単語に対する距離を揺べたりス
トであり、ビデオメモリ405に出力される。このリス
トに対して、CPU400は公知の手法により距離の小
さい順に並べ替えを行い、距離の小さい候補単語数個を
求める。CP U2O5はこの候補単語を端末402を
上に表示し、操作者の選択あるいは修正を行わせる。こ
こで1選択とは表示されている候補単語の中から正しい
単語を選ぶものであり、修正とは表示された単語の中に
正しい単語が存在しない場合に、操作者が正しい単語を
入力するものである。この時、認識対象となった部分の
画像を候補単語と同時に端末402の表示することは選
択あるいは修正を行う上で有効である。
操作者の選択あるいは修正を経た単語データはワークフ
ァイル408に出力される。用途によっては、操作者の
選択・修正を行わずに、単語照合での第1位単語をその
まま出力してもよい。
次に1文字認識処理について、簡単に説明する。
結果の候補文字列に候補追加を行う処理の説明を第5図
と第6図を用いて行う。
第5図は1文字認識部406の標準パターンのビデオメ
モリ405内での表現方法の一例を示す。
第5図で、501はカテゴリテーブルであり、各文字カ
テゴリを表す文字符号S (1) 、 S (2) 。
・・・、 S (C) 、標準パターンの個数N (L
) 、 N(2)、・・・、 N (C) 、ポリイン
タテーブル502へのポインタP (1) 、 P (
2) 、・・・、p(c)、を有する。但し、Cは文字
カテゴリの総数である。
502は標準パターンポインタテーブルであり。
各文字カテゴリ(iとする)ごとに、文字カテゴリiに
属する標準パターンの中に含まれる特徴の個数、L(i
t i)t r−’ (it 2)#・・・tL(it
N (i) )及び標準パターンテーブル503へのポ
インタQ(i、L)、Q(i、2)、・・・、Q(it
 N (i) )を並べたものである。標準パターンテ
ーブル503は、第iカテゴリの第j#fl*パターン
の特徴F(x* j)をならべたもので、その先頭アド
レスが、Q(x、j)で指示され、その長さはL(x、
j)である。
第6図は、入力文字パターンを認識する概略の流れ図を
PAD形式で示したものである。第6図の流れ図におい
て、601は初期化処理であり。
以後の処理で使用される作業エリアのクリアや各種変数
への初期値の埋め込みを行う、602は入力パターンか
ら特徴を抽出する処理であり、公知の各種特徴抽出手法
が使用できる。602の中には、正規化や前処理も含ま
れる。抽出された特徴の個数をLxとする。第6図の6
03〜609は文字認識を実行する部分である。603
はカテゴリ数すなわち0回だけ以下の処理を繰り返すル
ープ制御であり、iはカテゴリを表す。604は第にカ
テゴリのカテゴリ名称S (i) 、4F!l準パター
ン数N (i) 、ポインタP (i)を取り出す部分
である。605は標準パターン数、すなわちN(i)回
だけ以下の処理を繰り返すループ制御であり、nは標準
パターンのカテゴリ内通番を表す。
606は第n標準パターンの特徴の個数L(i。
n)及び特徴テーブルへのポインタQ (i、n)を取
り出す部分である。607では、入力パターンから抽出
した特徴の個数Lxと第n標準パターンの特徴の個数L
 (i、n)とを比較し、一致する場合のみ608〜6
09の処理を実行する。
608では、入力パターンと第n標準パターンとを比較
して、両者の間の距離りを求める。609では、この距
離りとそれまでに求められた距離とを比較し、小さい順
にソートして、カテゴリ各称i、カテゴリ内標準パター
ン通番nとともに距離テーブルに記憶する部分である。
ただし、609のソート処理において、同じカテゴリの
中では距離が最小の標準パターンのみを記憶し、それ以
外は捨てる。以上の603〜609の処理が終了すると
、610で距離テーブルに記憶された距離を閾値と比較
し、閾値以下の距離を有する標準パターンのカテゴリ名
称とカテゴリ内標準パターン通番とをビデオメモリ40
5上の所定の部分に出力する。
次に、文字認識結果の候補文字列に候補追加を行う処理
の説明を、第7.8.9図を用いて行う。
第7図は、文字認識部406の出力である候補文字列の
ビデオメモリ405内での表現方法の一例を示す。第7
図で、701はポインタテーブルであり、各文字パター
ンに対する候補文字数M(1)、M (2)、・・・、
 M (K)と、候補文字列を格納したテーブル702
へのポインタR(1) 。
R(2) 、・・・、 R(K)を有する。ここで、K
は入力文字パターンの個数を示し、この例では3個であ
る。702は候補文字テーブルであり、各文字パターン
ごとの候補文字を並べたもので、先頭からの相対アドレ
スR(1)以降に第1字での候補が、同じ<R(2)以
降に第2字での候補文字カテゴリとその標準パターン番
号が、以下同様に文字数だけ候補が並ぶ。各候補文字に
対して1文字カテゴリ、標準パターン番号9重みの3個
の数値が3語に格納される。この例では、各文字パター
ンに対し、最大5組の候補が入り得るようになっており
、入力文字パターンは3個で、それぞれに対する候補は
、「ター1」、「アー4」、「ミー2.シー3」として
いる。重みとは、各候補の確からしさを示す数値であり
、ここでは各候補の順位から1を減じた値としている。
この例では。
「ターIJ、「アー4」、「ミー2」は1位の候補であ
るから重みは0であり、「シー3」は2位の候補である
から重みは1である。第8図は、候補追加処理の流れ図
をPAD形式で表したものである。第8図で、801は
初期化処理であり、以後の処理で使用される作業エリア
のクリアや各種変数への初期値の埋め込みを行う。80
2は入力文字パターン数すなわちに回だけ803〜81
0の処理を繰り返すループ制御であり、には入力文字パ
ターン番号を表す。803では候補文字カテゴリ数M 
(k)及びポインタR(k)を取り出す。
804では、候補文字カテゴリ数M (k)をカウンタ
pに複写する。805は、候補文字カテゴリ数すなわち
M (k)回だけ、806〜809の処理を繰り返すル
ープ制御であり、mは候補文字カテゴリの番号を表す。
806では、ポインタR(k)とmとから、第m候補文
字カテゴリの格納されているアドレスAを計算し、アド
レスAから始まる3語の内容(A)〜(A+2)すなわ
ち第m候補文字カテゴリ、 4FJ準パタ一ン番号及び
重みWを取り出す。なお、この計算ではテーブル702
で各候補ごとに3語のメモリを要するとしている。
807では、この第m候補文字カテゴリ及び標準パター
ン番号とから、第9図の類似文字カテゴリテーブルを参
照して、第に入力文字パターンの候補として追加すべき
候補文字カテゴリC(1)〜C(R)を求める。ここで
、Rは追加すべき候補文字カテゴリの個数である。第9
図の類似文字カテゴリテーブルは、第1図の内容をビデ
オメモリ405の上に展開したもので、その詳細は後述
する。・808は、追加すべき候補文字カテゴリ数すな
わちR回だけ、809の処理を繰り返すループ制御であ
り、rは候補文字カテゴリの番号を表す。
809は候補文字カテゴリを追加する処理であり、カウ
ンタpの値を1だけ、アドレスAの値を3だけ増し、ア
ドレスAの内容として文字カテゴリC(r)を、アドレ
ス(A+2)の内容として重みを書き込む。候補文字カ
テゴリの重みとしては、Wに3を加えた値とする。なお
、この実施例では候補文字カテゴリに対する標準パター
ン番号を定める処理は省略し、空白としている。805
〜809のループが終了すると、810で新しい候補文
字カテゴリ数M (k)として、カウンタpの値を代入
する。K個のパターンに対する処理が終了すると、81
1でこれらに個のパターンに対する候補文字カテゴリを
まとめて出力する。
次に、第9図の類似文字カテゴリテーブルの説明を行う
、類似文字カテゴリテーブルは、カテゴリテーブル90
1.ポインタテーブル902と類似文字カテゴリ本体テ
ーブル903からなる。カテゴリテーブル901は、各
文字カテゴリを表す文字符号S (1) 、 S (2
) 、・・・、 S (C) 、標準パターンの個数N
 (1) 、 N (2) 、・・・、N(C)、ポイ
ンタテーブル902へのポインタT(1)、T (2)
、・・・、 T (C)を有する。但し、Cは文字カテ
ゴリの総数である。ポインタテーブル902は、各文字
カテゴリ(iとする)ごとに、文字カテゴリiに属する
標準パターンの各々n(i)について、類似文字カテゴ
リの個数Y(i。
n (i) )及びポインタX (i、 n (i) 
)を並べたもので、このポインタは類似文字カテゴリ本
体テーブル903の中で、標準パターンn (i)に類
似した文字カテゴリR(l t l + n (i) 
) e−、R(i、 x (i、 n (i) 、 n
 (i) )を並べたものである。この図から明らかに
、この類似文字カテゴリテーブルを用いれば、第8図の
807で類似文字カテゴリを取りだす処理の詳細設計が
可能なことは明らかであろう。
第10図に、第7図の例に候補追加を行った結果の例を
示す。第10図のfool、1002はそれぞれ第7図
の701,702に相当する。第10図の例では、類似
文字カテゴリテーブルは第1図に対応するものを用いて
いる。この結果、第2番目の候補文字として「アー4」
の類似文字カテゴリ「り」が重み3で追加されている。
次に第11図、第12図を用いて単語照合の処理内容を
説明する。第11図は単語照合を実行するために用いら
れるオートマトンの説明図である。
第11図のオートマトンは、第10図で示した候補文字
の例、すなわち第7図の個補文字に候補追加を施した結
果に対応するものである。一般に、単語長すなわち単語
に含まれる文字数をN個とすれば、オートマトンの状態
数は(N+1)個になり、隣接した状態の間が文字の位
置に対応し、隣接状態間を結ぶ単数または複数の実線で
画かれた枝が候補ζ文字カテゴリに対応する。破線で画
かれた枝については後述する。第10図の例では、単語
長は3であるから、状態は1101〜1104の4個と
なる。枝の上に書かれた文字は各文字位置での候補文字
カテゴリであり、その右に書かれた数字は各候補文字カ
テゴリの確からしさを表す重みであり、第10図100
2に格納された値を用いる6第11図で、破線で画かれ
た枝は、候補文字カテゴリとして出現していない文字カ
テゴリに対応し、この枝には重み10を与えるものとす
る。
次に、第12図に第11図に示したようなオートマトン
を用いて単語照合を行う処理の流れ図を示す。この処理
は、ビデオメモリ405上にあらかじめ読み込まれた単
語辞書の中の各単語と、候補文字カテゴリの列に対応す
るオートマトンとの照合を行って、候補文字カテゴリの
列と各単語との距離を求めるものである。第12図で、
1201は初期化処理であり、以後の処理で使用される
作業を行う、特に、最小距離り、JIxとして非常に大
きい値、ここでは999をセットする。1202では、
候補文字カテゴリの列からオートマトンを生成する部分
である。1203は単語辞書に含まれる単語の総数すな
わちW回だけ、1204〜1209の処理を繰り返すル
ープ制御であり、Wは単語番号を表す。1204では第
W番目の単語の長さN、を取り出す。1205で、入力
文字パターン数にとN、とを比較し、この二つの数値が
等しいときのみ、1206〜1209の処理を行う。
1206では第W番目の単語の文字符号列Z、(1)〜
Z、(K)を取り出す。1207は、文字列z1(t)
 〜Zw (K)を、1202で作成したオートマトン
に通し、第W番目の単語とこのオートマトンが表す候補
文字カテゴリの列との距離り豐 (以下簡略化して、単
語とオートマトンの距離と記す)を求める部分であるが
、その内容は後述する。
1208では、それまでに得られた最小距離Dlxと今
回得られた距NDwとを比較し、Dwの方が小さい場合
には、1209で最小距離の更新を行うとともに、最小
距離を与える単語の番号WXとしてWをセットする。1
203で制御されるループが終了すると、1210では
最小距離り、&8を閾値θと比較し、閾値より小さい場
合には1211で単語番号Wx及びその単語の文字符号
列Z豐x(L)〜ZWX(K)を候補単語として出力す
る。
次に、各単語を第11図のようなオートマトンに通して
、単語とオートマトンとの距離を求める原理を説明する
。第11図の例で、このオートマトンに与えられる単語
を、例えば「タヮシ」とする、距離Dwの初期値として
0を代入する。出発状態は1101である。1字目の「
夕」に相当する枝が在存するので、この枝を通って次の
状態1102に遷移する。そのとき、コスト0が距離り
、に加算される。2字目の[ワ」に対応する枝は存在し
ないので、破線の枝を通って状7a11103に遷移し
、コスト10が距離Dwに加算される。3字目の「シ」
に対応する枝は存在するので、最終算される。従って、
単語「タワシ」とこのオートマトンの距離り、は11と
なる。同様に、単語「タタミ」に対する距離は3、単語
「タマミ」に対する距離は10となり、その結果、単語
「タタミ」が最小距離3を与えることが理解されよう。
実際に第11図のようなオートマトンを構成する方法、
及びそのオートマトンに単語を入力して状態間を遷移さ
せる方法は、情報処理の分野では広く知られているので
説明は省略する。
以上の説明により、文字認識部の候補文字カテゴリに候
補を追加する処理の内容、及びこの追加を行った後の候
補文字カテゴリの列を用いて単語照合を行う処理の内容
が明らかに理解されよう。
なお、上記の実施例では、追加された候補文字カテゴリ
にさらに候補文字カテゴリを追加することはしていない
が、この再追加処理を行うようにすることもでき、その
ためには第9図の類似文字カテゴリ本体テーブル903
で、文字カテゴリの他に標準パターン番号を記憶してお
き、第12図の処理1209で文字カテゴリを(A)に
格納した後、標準パターン番号を(A+1)に格納する
ようにすればよい。
また単語照合において、最小距離を与える単語1個のみ
を出力するとしたが、最小距離との距離が小さい複数の
単語を候補単語として出力するようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、文字認識結果に対して有効に候補が追
加できるので、誤認識を防止でき、しかも不必要に候補
数を増加させないので、単語照合を行ったときにも無関
係な単語が候補として出現することを防止でき、また単
語照合処理の対象となる候補文字数が少ないので高速に
処理できるなどの利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による文字認識方式の原理を示す説明図
、第2図、第3図は従来の文字認識方式の原理を示す説
明図、第4図は本発明の実施例の装置構成を示す図、第
5図、第7図、第9図、第10図は実施例におけるメモ
リ内での情報の配置を示す説明図、第6図、第8図、第
12図は実施例における文字認識処理の流れ図、第11
図は単語照合の原理を示す説明図、である。 400・・・中央制御装置、401・・・主メモリ、4
02・・・端末、403・・・システムファイル、40
4・・・スキャナ、405・・・ビデオメモリ、406
・・・文字認識部、407・・・単語照合部、408・
・・ワークファイル、409・・・バス。 拓 1 図 循 茅 図 會 灯謁坑 ク ア 壷 候神遵加 夕 アマカフヲ 舎 卓話叩合 第 5θ1 5θ2 5ρ3 拓 記 第 7θ2 築 第 図 2ρノ i2 2ρJ χ /〃 口 /θρl ノρρ2 第 1/ 図 /lθI //ρ2 //63 /lρ4 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ディジタル画像を入力する手段と、上記ディジタル
    画像の内部に存在する文字パターンを切り出す手段と、
    各文字カテゴリごとに標準パターンを記憶してなる記憶
    装置と、上記切り出された文字パターンと上記記憶装置
    に記憶された標準パターンとを比較して上記入力パター
    ンと類似した標準パターンを選出する手段とを有する文
    字認識方式であつて、上記記憶装置は各標準パターンの
    属する文字カテゴリ情報ならびに類似した文字カテゴリ
    情報を記憶すると共に、少なくとも1個の文字カテゴリ
    については複数の標準パターンを記憶し、上記選出され
    た標準パターンの属する文字カテゴリ情報ならびに類似
    した文字カテゴリ情報を出力することを特徴とする文字
    認識方法。 2、特許請求の範囲第1項記載の文字認識方法において
    、上記選出された標準パターンの属する文字カテゴリ情
    報と類似した文字カテゴリ情報とのそれぞれについて、
    相異なる重み情報を付加して出力することを特徴とする
    文字認識方法。 3、特許請求の範囲第1項記載の文字認識方法を用いた
    文字認識手段と、単語として用いられる文字列の情報を
    含んだ辞書を有し、複数の入力文字パターンの認識結果
    を組合せた文字列を複数個生成し、上記の生成された文
    字列の中から上記辞書に含まれる文字列を選出すること
    を特徴とする車側認識方法。
JP63304104A 1988-12-02 1988-12-02 文字及び単語の認識方法 Pending JPH02150980A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06251204A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Nec Corp 文字認識装置

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JPH06251204A (ja) * 1993-02-26 1994-09-09 Nec Corp 文字認識装置

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