JPH02150745A - セメントペーストまたはモルタルの流動性測定方法及び測定装置 - Google Patents

セメントペーストまたはモルタルの流動性測定方法及び測定装置

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Publication number
JPH02150745A
JPH02150745A JP30404688A JP30404688A JPH02150745A JP H02150745 A JPH02150745 A JP H02150745A JP 30404688 A JP30404688 A JP 30404688A JP 30404688 A JP30404688 A JP 30404688A JP H02150745 A JPH02150745 A JP H02150745A
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JP
Japan
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pot
cement
paste
time
cement paste
Prior art date
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Pending
Application number
JP30404688A
Other languages
English (en)
Inventor
Sho Shimomura
下村 祥
Yasuhiro Fukada
深田 康弘
Toshikazu Oyama
尾山 俊和
Tsuyoshi Kido
城戸 強
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd filed Critical Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Publication of JPH02150745A publication Critical patent/JPH02150745A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、セメントペーストやモルタルの流動性を簡易
に測定する測定方法及び測定装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、セメントペーストの流動性は、以下の方法による
凝結試験の結果から推定して評価することが多い。
■ JISR5201(凝結試験)による方法では、標
準軟度のセメントペースト(厚さ40mm)に、直径1
.13mm(断面積約1mrr?)のどカー針(全重量
:300g)を静かに貫入させ、とカー針の先端が下か
ら1mmのところに止まるときを始発とし、さらに経時
の後、針頭の跡が付き貫入しな(なったときを終結とす
る。
■ 旧JASS (日本建築学会建築工事標準仕様書)
5T−1ot(セメントの異常凝結性の判定規準)によ
る異常凝結試験方法では、標準軟度のセメントペースト
をセメントペースト容器に詰め終ってから、5分後及び
10分後に、その上からビカー針標準棒を静かに貫入さ
せ、表面からの貫入深さが15mm以下の場合に異常凝
結(偽凝結)とする。
セメントの異常凝結性試験ではセメントペーストの軟ら
かさ(標準軟度)と混練時間が決められている。その時
間内に標準軟度を得るために熟練を要する。更に練り終
り後、セメントペーストを容器に詰め、5分後及び10
分後に標準軟度用標準棒の貫入深さの測定を行う0通常
、硬練りとなるため、正確な流動性の判断がしにくい。
■ コンクリートの流動性は通常、スランプ試験(JI
SAIIOI法)で評価する。即ちセメントおよび骨材
に水を加え、練り混ぜ後、スランプコーンの中にフレッ
シュコンクリートを詰め、次にスランプコーンを徐々に
引き上げて、フレッシュコンクリートのコーンの高さの
変化及び広がり幅を測定する。コンクリートのスランプ
試験では、試料を大量に要する土に手間及び人手を要す
る。
■ その他セメントペースト及びモルタルの漏斗からの
流下時間やミニモルタルコーンな用いたモルタルスラン
プの測定などがある。
〔発明が解決しようとする課題」 これらの試験はセメントの凝結性状を測定して、そのデ
ータから流動性状を間接的に推定する方法であるので、
実際のコンクリート、セメントモルタル及びセメントペ
ーストの流動性と対応しないことが多い。また、上記試
験はいずれも熟練を要し、未熟練者には再現性のよいデ
ータを得ることが困難である。
[発明が解決しようとする課題] このような問題点について本発明者等は従来の方法およ
び装置を改良する研究を行った結果、人手間が不要で経
験が浅い人でも再現性よく流動性を判定できるような、
セメントペーストまたはセメントモルタルの簡易型流動
性測定方法および装置を得るに至った。
本発明はこのような新規な方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
[課題を解決するための手段] セメント練り混ぜ用鉢でセメントと水を所定の配合で練
り混ぜてセメントペーストまたはモルタルを作り、その
ペーストまたはモルタルを鉢の中央部に集め、所定時間
後に、その鉢を30’から90°、望ましくは50°か
ら70’の一定角度に傾斜させ、傾斜開始時から鉢の端
にペーストが到達し始めるまでの時間を測定する。
セメントペーストの配合は、測定目的に合わせて適宜選
定し、減水剤、空気連行剤、凝結遅延剤等の混和剤を使
用することもある0通常、水セメント比は、0.5程度
、セメント量は500g程度がよい。
上記方法を実施するための好適な流動性測定装置は次の
組合わせから構成されている。
■ セメント練り混ぜ用の練り鉢 ■ 該練り鉢を担持しこれを一定角度に傾斜させる装置 ■ 練り鉢で練り上げたセメントペーストまたはモルタ
ルが傾斜した鉢の外縁まで流出する時点を検出するセン
サ ■ 鉢を傾斜させる始点を決めるための第1のタイマ ■ 鉢の縁まで流れたセメントペーストまたはモルタル
を検知するまでの時間を知るための第2のタイマ。
〔作用1 ペーストが鉢の端に到達するまでの時間が短いほど流動
性がよく、その時間が長いほど流動性が悪い、偽凝結、
こわばり等の異常な凝結性状を示すセメントを使用した
場合には、20秒以上の時間を要する。
本発明方法は、未熟練者が行っても再現性のよい測定値
を得ることができ、しかも測定値がコンクリート、セメ
ントモルタルまたはセメントペーストの流動性と整合性
がある。
また1本発明の装置は上記方法を自動的に実施すること
ができるもので得られたデータの信頼性が極めて高い。
〔実施例] 実施例1 20℃の恒温室にて、練り混ぜ用の鉢に500gの普通
ポルトランドセメントを入れた後に、235gの水を注
ぎ、セメント練り混ぜ用さしで1秒間に約1回のペース
で90秒間混練した。このペーストを鉢の中央に集め、
ペーストを混練してから10分後に鉢を60°に傾斜さ
せ、その時からペーストが鉢の端に達するまでの時間を
測定した。第1表に試験結果を示す。異常凝結を示すセ
メントは、25秒以上の流下時間を示した。
実施例2 第1図に実施例の装置を示した。セメント練り混ぜ用の
鉢lとこの鉢lを傾斜させるモータ3、更にセメントペ
ーストやモルタル等が鉢の外縁まで流出しようとした時
点を検知するセンサ4とタイマ11.12、及び制御部
から構成されている。
セメント練り混ぜ用鉢lで、所定量のセメント、水、砂
、混和剤等を適宜所定の配合で練り混ぜ、セメントペー
ストもしくはセメントモルタル2を作り、それを鉢lの
底に集めた後、その鉢を傾斜台6に静かに載せる。この
とき傾斜は零とする。直ちに傾斜開始時期設定用のタイ
マ11のスイッチ15をONに操作すると、10分後に
モータの作動により、鉢の傾斜角度が変化し、第2図に
示すように、所定の角度例えば60°になるとモータ3
が停止し、引き続いて、流動時間計測用のタイマ12が
始動する。また、セメントペースト若しくはセメントモ
ルタル2が鉢lの縁にあるセンサ4に接触するとタイマ
が止まる。この際鉢lが水平位置から60°傾斜し、こ
の鉢lからセメントペーストあるいはセメントモルタル
2が流出してセンサ4に接触するまでの時間をプリンタ
13で自動的に打ち出す。次にモータ3を逆回転して鉢
lを水平位置に戻す。
セメント練り混ぜ用鉢lでセメントペースト2を作り、
鉢lの底の部分にかき集めたときのセメントペースト2
の端部と、傾斜角度を60°にしたときのセンサ4との
距離は約10cmである。
その距離をセメントペーストが移動するに要する時間で
流動性を評価しようとするものである。
セメント練り混ぜ用鉢lにセメント500gを入れ1次
に水235gを注入する。このとき水セメント比は47
%である。セメント練り混ぜ用さしで1秒間に約1回の
ベースで90秒間練り混ぜる。このセメントペースト2
を鉢の底にかき集め、その鉢を傾斜台6上に静かに載せ
る。このとき傾斜は0°である0次いで直ちにタイマ1
1のスイッチ15を入れると、10分後にモータ3が作
動して、鉢lが傾斜し、傾斜角度が60°になるとモー
タ3が停止し、タイマ12が始動する。
セメントペースト2が流れ出し鉢1の縁にあるセンサに
接触すると、センサの検出信号が制御装置に入力され、
タイマ12が停止する。このようにして、鉢lが60″
に傾斜してからセメントペースト2がセンサ4に接触す
るまでの時間が計測され、この計測時間が自動的にプリ
ンタ13に打ち出される0次にモータ3が逆転して傾斜
した鉢を水平に戻し、ブザーで測定が終了したことを知
らせる。
実施例3 機械練りの鉢を用いて、機械練りしこれを第1図に示す
装置にて試験をした。セメント練り混ぜ機(JISR5
201)を用いて、練り混ぜ機に練り鉢及びパドルをセ
ットし、次に水、セメント、砂、右よび混和剤を加えて
練り混ぜ、セメントペーストあるいはモルタルを作り、
それを鉢の底にかき集めた。この鉢を第1図に示すよう
に傾斜台6上に水平に設置し、同時に傾斜開始のタイマ
のスイッチ15を作動させる。1時間以内の所定時間後
(例えば10分後)モータ3が始動し、鉢1を30度か
ら90度の間の設定角度(例えば60度)に傾斜させる
。設定角度に達するとモータ停止し、流動時間計測用の
タイマが始動する。
セメントペースト2が流れ出し、鉢lの縁先のセンサ4
にセメントペーストが接触するとセンサの検出信号が制
御装置IOに入力され、タイマ12が停止する。直ちに
鉢が60°傾斜後からセメントペーストがセンサに接触
するまでの時間を計測し、自動的にプリンタに打ち出さ
れる。
次にモータ3が逆転して鉢が水平位置に戻る。
それと同時にブザー18で測定が終了したことを知らせ
る。
セメント練り混ぜ用鉢l内に置かれたセメントペースト
あるいはモルタル2の端部とセンサとの距離は15cm
程度となる。その距離をセメントペーストまたはモルタ
ルが移動するに要する時間で流動性を評価する。
〔発明の効果] 本発明方法は次の効果を奏する。
■ 未熟練者でも再現性のよい流動性評価指数のデータ
を得ることができ、この値は実際の流動性と整合性があ
る。
■ 試験方法が簡単で、短時間に結果を得ることができ
る。
■ この試験方法で、セメントペーストの異常凝結現象
も判定することができる。
次に1本発明の装置は次の利点がある。
(イ)高価な装置を要しない。
(ロ)セメントペーストを作り、練り鉢を傾斜台に置く
だけで自動的にセメントペースト等の流動性を測定する
ことができる。
(ハ)測定に熟練を必要としないで簡便且つ再現性よく
セメントペースト等の流動性を測定することができる。
また、自動化しているのでセメントペーストの流出測定
時間に個人差がない。
(ニ)試料がセメントペーストまたはモルタルであるた
め、コンクリート試験のような多くの人手を必要としな
い。
(ホ)省力化することができ、且つ、測定が自動化され
ているので、その間、他の作業を行うことができる。
(へ)なお、本装置ではペーストが流動開始する角度か
らも流動性を判定することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明装置の実施例の斜視図である。 l・・・鉢

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 セメントペーストまたはモルタルを練り鉢の中央に
    置き、該練り鉢を30°〜90°の範囲の一定の角度に
    傾け、傾けてからセメントペーストまたはモルタルが該
    練り鉢の周縁に到達するまでの時間を測定し、該時間を
    セメントペーストまたはモルタルの流動性評価指数とす
    ることを特徴とするセメントペーストまたはモルタルの
    流動性測定方法。 2 セメント練り混ぜ用の練り鉢と、該練り鉢を担持し
    これを一定角度に傾斜させる装置 と、練り鉢で練り上げたセメントペーストまたはモルタ
    ルが傾斜した鉢の外縁まで流出する時点を検出するセン
    サと、鉢を傾斜させる始点を決めるための第1のタイマ
    と、鉢の縁まで流れたセメントペーストまたはモルタル
    を検知するまでの時間を知るための第2のタイマとを備
    えたセメントペーストまたはモルタルの流動性測定装置
JP30404688A 1988-12-02 1988-12-02 セメントペーストまたはモルタルの流動性測定方法及び測定装置 Pending JPH02150745A (ja)

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JP30404688A JPH02150745A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 セメントペーストまたはモルタルの流動性測定方法及び測定装置

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JP30404688A JPH02150745A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 セメントペーストまたはモルタルの流動性測定方法及び測定装置

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JPH02150745A true JPH02150745A (ja) 1990-06-11

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30404688A Pending JPH02150745A (ja) 1988-12-02 1988-12-02 セメントペーストまたはモルタルの流動性測定方法及び測定装置

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JP (1) JPH02150745A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06201564A (ja) * 1993-01-08 1994-07-19 Kaname Wakasugi レオロジー測定方法および測定装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06201564A (ja) * 1993-01-08 1994-07-19 Kaname Wakasugi レオロジー測定方法および測定装置

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