JPH02149325A - 複合撹拌翼 - Google Patents

複合撹拌翼

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Publication number
JPH02149325A
JPH02149325A JP30197088A JP30197088A JPH02149325A JP H02149325 A JPH02149325 A JP H02149325A JP 30197088 A JP30197088 A JP 30197088A JP 30197088 A JP30197088 A JP 30197088A JP H02149325 A JPH02149325 A JP H02149325A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow type
vane
blade
liquid
stirring
Prior art date
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Pending
Application number
JP30197088A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Kamei
登 亀井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daicel Chemical Industries Ltd filed Critical Daicel Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一般の液々反応に於て特に有用な、高い剪断
力をもつ攪拌翼に関するものである。
〔従来技術および発明が解決しようとする課題〕攪拌技
術は、通常の化学ノロセス上、非常に重要な位置を占め
ており、近年特に高粘度液の攪拌について数多くの特許
が出願されている。一方、低粘度液の攪拌についても古
くから、数多くの翼形状が提案されておシ、この中で、
液−液混合及びそれに伴う反応が攪拌の条件に大きく左
右され、一般に剪断力の強い攪拌機を用いると、2液相
中の分散相の液滴を微細に粉砕し、混合することが可能
となることが知られている。
しかしながら、このような高い剪断力をもつ攪拌機は、
あまシ知られていないのが現状である。
その中で、反応槽への設置型として、数千回転という高
速回転のもとで、剪断するものや、反回転させるものが
ある。その他、外部循環を行なうことで、ポンプケーシ
ングでの剪断効果を得た例がある他、ここへラインミキ
サーを取付ける方法もある。槽への設置型では、高回転
又は反転させるため、通常、高い動力を必要とし、特殊
設備であるため、コスト、設備の汎用性に問題がある。
外部循環型では、通常大容量の循環が必要であシ、その
動力や、設備コスト上の問題がある。
〔課題を解決するだめの手段〕
本発明者は、従来技術の欠点を考慮した上で、簡単な構
造で、高い剪断力をもつ攪拌翼について、鋭意検討を重
ねた結果、攪拌翼の特定の組合わせにより、高い剪断効
果が表われることを見出し、本発明に到った。
即ち本発明は軸流型と放射流型の翼を組合せ、その翼間
距離を長い方の翼の直径以下とすることを特徴とする複
合攪拌翼であり、好しくは、放射流型の真方向へ、軸流
型具の吐出を行うように組合せた複合攪拌翼である。
本性で、高い剪断力が得られた理由は以下の通りである
。即ちプロペラ翼等の軸流翼から、・母ドル翼等の放射
流翼へ、液が吐出されるわけであるが、吐出された液が
、/fドル翼上で、水平方向の吐出流に合う。この部分
で、液が漱しく剪断され、特に液−液混合に於て、著し
い効果を発揮し、微細な液滴の生成が可能になったもの
と考えられる。
一方、この攪拌翼は、液−液以外の他の混合形成にも効
果は顕著で、気−液混合に於てはガスが細かく破砕され
るため、従来より高いガスホールドアツプが得られる。
このように高い剪断能力を得るために吐出方向が異なる
異種攪拌翼を組み合わせたことは、従来にない全く新規
な方法であり、構造が非常に簡単であるため、従来法に
比べ設備的にも有利で、後述するように、特に高速回転
を必要としないため、動力も少なくて済む。
撹拌翼のうち、軸流型具は、プロペラ翼、傾斜タービン
翼等、いずれも使用できる。放射流型具は、一般に知ら
れるところでは、・Qドル、タービン、ファウドラー型
が挙げられる。
2種の攪拌翼のいずれか土であってもよく、用途に応じ
て使い分けられる。液−液の混合で、分散相の比重が、
連続相の比■よシ重い場合や、気液の混合で、ガスを槽
下部よシ供給する場合等は、下に上部吐出の軸流型翼を
取付け、その上に放射流型具を取付けると、特に効果が
顕著となる。
また液−液の混合で分散相の比重の方が軽い場合や気−
散の混合で、ガスを漕の上部より供給する場合等は、上
に下部吐出の軸流型翼を、その下に放射流型具を取付け
ることが好ましい。
関径は、一般に用いられる径(即ち槽内径の1/2〜1
15)で充分で、特に大きな翼径を用いる必要はない。
両翼間の距離は、長い方の翼径以下とする必要がある。
これよシ翼間距離が長いと、効果は著しく減じられる。
このため、例えば縦長の槽に用いる場合は、両翼をペア
として、数ペア取付ける配慮をすればよい。
攪拌回転数は、高い程、効果はよシ顕著になるが本発明
者の検討では径7備の翼を用いた場合、20 Orpm
という低速回転でも、高い剪断能力が見出され、回転数
増加と共に、その効果がより著しくなった。
〔発明の効果〕
本発明の複合攪拌翼を用いることにより、従来に比べ設
備的に有利に高い剪断効果を有する攪拌混合が可能とな
った。
〔実施例〕
以下、液々反応の1つである、2,3,5.6−チトラ
クロロビリジンの、アルカリ水溶液による加水分解反応
について、具体的に説明する。本発明は、もちろん、こ
の反応例に限定されることなく、使用することができる
実施例1 内径15ctn、内容積31の反応槽に、各々7cmの
径のプロペラ翼と2枚パドル翼を取付けた。プロペラ翼
は下部に取付け、吐出が上向になるようにし、その4c
rn上部に、2枚ノやドル翼を取付けた。
この中に、3,5.6− トリクロロ−2−ビリジノー
ル合成を目的として、米国特許3.53’8,100に
従って合成した粗2,3,5.6−チトラクロロビリジ
ン(塩化第二鉄を2%、タール分を2チ含む、GC純度
テトラクロロピリジン96.0%、2,3.6− トリ
クロロピリジン2.0チ、ペンタクロロピリジン1.5
%)434.j9(2,00モル)、水1736.!i
+(粗テトラクロロピリジンの4重量倍)、及び水酸化
カリウム294.!9 (5,265モル)からなる混
合物を、投入し、95〜100℃に加熱しながら、回転
数200 rpmで攪拌した。
反応開始後12時間後、反応液を分析したところ、2,
3,5.6−チトラクロロビリジンの転化率が98%を
超えていたため、反応を停止した。
比較例1 攪拌翼をプロペラ翼のみとし、攪拌回転数を40 Or
pmで行なった。この結果、転化率98%に達するのに
、20時間を必要とした。
比較例2 攪拌翼を2枚・母ドルのみとし、攪拌回転数を30 O
rpmとした。反応開始23時間後の転化率は93%で
あり、これ以後、反応はあまり進行しなかった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、軸流型と放射流型の翼を組み合せ、その翼間距離を
    長い方の翼の直径以下とすることを特徴とする複合攪拌
    翼 2、放射流型の翼方向へ、軸流型翼の吐出を行うように
    組合せることを特徴とする請求項1記載の複合攪拌翼
JP30197088A 1988-11-29 1988-11-29 複合撹拌翼 Pending JPH02149325A (ja)

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JP30197088A JPH02149325A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 複合撹拌翼

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JP30197088A JPH02149325A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 複合撹拌翼

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JPH02149325A true JPH02149325A (ja) 1990-06-07

Family

ID=17903323

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JP30197088A Pending JPH02149325A (ja) 1988-11-29 1988-11-29 複合撹拌翼

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JP (1) JPH02149325A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010529003A (ja) * 2007-06-01 2010-08-26 ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) クロロヒドリンの製造方法
JP2014223581A (ja) * 2013-05-16 2014-12-04 株式会社井上製作所 低剪断型同芯2軸ミキサー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010529003A (ja) * 2007-06-01 2010-08-26 ソルヴェイ(ソシエテ アノニム) クロロヒドリンの製造方法
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