JPH0214680B2 - - Google Patents

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JPH0214680B2
JPH0214680B2 JP56062585A JP6258581A JPH0214680B2 JP H0214680 B2 JPH0214680 B2 JP H0214680B2 JP 56062585 A JP56062585 A JP 56062585A JP 6258581 A JP6258581 A JP 6258581A JP H0214680 B2 JPH0214680 B2 JP H0214680B2
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waste
thermosetting resin
rubber
particles
solidified
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Takeshi Matsuda
Toshimasa Yamamoto
Takaaki Kurita
Tetsuo Meguro
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

本発明は原子力発電所等の施設から発生する放
射性廃棄物の熱硬化性樹脂による固化方法に関す
る。 従来の放射性廃棄物の熱硬化性樹脂固化方法に
は(1)液状放射性廃棄物を乾燥粉末化した後に不飽
和ポリエステル等の熱硬化性樹脂のモノマーで重
合固化する方法および(2)乾燥放射性廃棄物を粒子
化した後に熱硬化性樹脂のモノマーで固化する方
法がある。しかしながら(1)の方法では乾燥廃棄物
粉末と液状樹脂のモノマーとの均一な混合が困難
であつて該粉末の分散が悪く得られる固化体の物
性が不良である場合が少なくない。例えば200
ドラム缶による固化体ではこの現象が顕著であり
放射性物質の浸出や固化体の膨潤等の大きい欠点
がある。また(2)の方法では対象廃棄物が粒子化の
可能な濃縮廃液のみに限定される嫌いがあり、ま
た粒子化した乾燥廃棄物の機械的強度と該粒子へ
の熱硬化性樹脂のモノマーの浸透速度には互いに
相反する関係があり、粒子の機械的強度を高める
と樹脂のモノマーの浸透速度が小さくなり長時間
の作業を要することになり、また浸透を容易にす
るために粒子の機械的強度を下げると粒子の移送
か貯蔵中に破壊、表面剥離、粉塵発生などが起り
保管上好ましくない。こうして樹脂のモノマーに
より重合固化した固化体が外力により破壊された
ときに放射能濃度の高い破壊片が環境汚染するこ
とになるので粒子化された廃棄物への樹脂のモノ
マーの浸透は充分完全でなければならない。しか
るに全粒子へ樹脂のモノマーを100%浸透させる
事は殆んど不可能である。 本発明の目的は従来法における上記のような諸
欠点を排除して放射性廃棄物を完全かつ容易に熱
硬化性樹脂のモノマーにより重合固化する方法を
提供することである。 本発明者等は乾燥廃棄物をゴム状弾性高分子体
と混練し機械的強度が大きくかつ均質でち密な粒
子状固形物を作り、これを熱硬化性樹脂のモノマ
ーで重合固化することにより従来法による諸欠点
のない優れた固化体の得られることを見出して本
発明を完成した。 すなわち本発明は溶液状またはスラリー状の放
射性廃棄物を乾燥し、ゴム状弾性高分子体よりな
る結合剤と30〜120℃の温度で混合、混練または
〓和し、粒状化し、こうして得られた粒状物を熱
硬化性樹脂のモノマーと混合して重合固化するこ
とを特徴とする放射性廃棄物の熱硬化性樹脂によ
る固化方法である。 本発明方法によれば乾燥廃棄物とゴム状弾性高
分子体結合剤とで作られた粒状物は機械的強度が
大で均質かつち密な固形物であるから熱硬化性樹
脂のモノマーの浸透という煩雑な操作を要しない
大きな利点がある。 本発明方法において乾燥廃棄物の結合剤として
使用するゴム状弾性高分子体とは通常エラストマ
ーといわれる高分子物質であつて、使用温度範囲
内で物理的な意味でのゴム状弾性の挙動や化学的
性質(架橋反応が行えること)を有する一群の物
質をいうが、本発明方法においては上記物質のう
ち特にヤング率が5〜500Kg/cm2のものを使用す
ることが好ましい。ある種のプラスチツクでは非
結晶性または塩素化の割合などによりヤング率が
上記範囲内の値を示すものがあり、例えば通常熱
可塑性樹脂として取扱われているポリエチレンを
塩素化したもの(塩素化ポリエチレン)は塩素含
有量30〜40%において結晶性のものはプラスチツ
ク状であるが、非結晶性のものはゴム状弾性を有
し本発明方法の結合剤として使用することができ
る。 本発明方法において結合剤に使用することので
きるゴム状弾性高分子体の例としては天然ゴムや
合成ゴムであり、さらに詳しくは例えば次のもの
が挙げられる:天然ゴム、塩酸ゴム等の天然ゴム
誘導体;オレフイン系合成ゴム例えばイソプレ
ン、イソブチレン、ブチルゴム、塩素化ポリエチ
レン、エチレン−プロピレン共重合弾性体など;
ブタジエン系合成ゴム例えばブタジエン、ブタジ
エン−スチレン共重合体、ブタジエン−アクリロ
ニトリル共重合体、メチルブタジエン、クロロプ
レン、スチレン−ブタジエン−アクリロニトリル
共重合体など。この外にウレタンゴム、シリコン
ゴムなども使用できる。これらのゴム状弾性高分
子体は単独かまたは組合せて使用することができ
る。 本発明方法によれば、ゴム状弾性高分子体だけ
でも廃棄物の混入率は熱可塑性樹脂や熱硬化性樹
脂の場合よりも大きく、そのままでも結合剤とし
て使用することができるが、ジオクチルフタレー
トは、廃棄物をゴム状弾性高分子体に充填する場
合には、得られる粒状物の圧縮強度を低下させる
ことなく、ゴム状弾性高分子体に乾燥廃棄物を高
充填させる作用があるので、特に添加するのが好
ましい。 なお、液状ゴム例えばニトリルゴム等の可塑
剤、ステアリン酸鉛のような滑剤を添加すること
ができる。特に塩素系合成ゴムの場合には、三塩
基性硫酸鉛のような安定剤を添加するのが好まし
い。これらの添加剤は合成ゴムにおける通常の可
塑剤、滑剤および安定剤であり、それらの好まし
い配合割合はゴム状弾性高分子体に対し10〜50重
量%の可塑剤、0.5〜2重量%の滑剤および5〜
20重量%の安定剤である。 本発明方法によれば原子力発電所等の施設から
発生する廃液およびスラリーを完全に固化処理す
ることができるが本発明方法の対象廃棄物として
は次のものが挙げられる。 (a) 使用済イオン交換樹脂 粒径は約0.5m/mφの粒状のものと、パウ
デツクス(powdex−商品名)と呼ばれる粉状
のものがあり、沸騰水型炉(BWR)で原子炉
水浄化系、復水脱塩系、燃料プール水脱塩、放
射性廃液処理系等で、また加圧水型炉(PWR)
ではバイパス浄化系(浄化脱塩、脱ホウ素)、
燃料ピツト脱塩、抽出冷却材処理系等でそれぞ
れ発生する。 (b) 濃縮廃液 化学廃液(樹脂再生廃液等)を蒸発濃縮した
ものを言い、含水率は80%前後であり、
Na2SO4(硫酸ナトリウム、又はほう硝)が主
成分である。 (c) 機器、配管から発生する腐食生成物を含有す
る廃液(クラツドという) 流体と接する機器、配管から発生する。
Fe2O3が主成分。 (d) フイルタースラツジ 機器ドレン、床ドレン等の過から生じる。
主成分はパルプ状微粉末のフイルター・エイド
(過助剤)である。 (e) 焼却炉 焼却炉から出る。 (f) 洗濯廃液 作業員の汚染した衣服の洗濯時に発生する。 本発明方法の実施の態様を工程図を参照しなが
ら説明する。 原子力発電所等で発生した放射性廃棄物を含む
溶液またはスラリーは原液供給タンク1と一旦貯
留された後原液供給ポンプ2により乾燥機4へ導
かれる。粒状の使用済イオン交換樹脂はそのまま
では乾燥しにくいので乾燥機の性能を高めるため
に原液供給ポンプと乾燥機との間にインライン粉
砕機3を設置してスラリーの状態で該樹脂粒子を
粉砕することもできる。乾燥機4は濃度5〜20重
量%の廃棄物溶液またはスラリーを水分5重量%
以下にすることのできるものが好ましく、例えば
薄膜乾燥機またはドラム型乾燥機がよい。乾燥機
で乾燥された廃棄物は水分計5により所定の含水
量に達したかどうかが確認される。所定含水量に
まで乾燥されていない高水分含有乾燥廃棄物は返
送タンク6に戻され水で希釈された後返送ポンプ
7により系外に排出され原液供給タンク1へ戻さ
れる。所定含水量に乾燥された廃棄物は一旦貯蔵
タンク15に貯蔵された後定期的に計量器8に移
される。一方ゴム状弾性高分子体と添加剤とを混
合した結合剤も結合剤ホツパー9から計量器に供
給される。乾燥廃棄物および結合剤を所定に重量
割合で計量した後混合機10に自然落下させる。
乾燥廃棄物/結合剤の混合割合(重量比)は廃棄
物の種類によつて異なるが、濃縮廃液および焼却
灰の場合には3/1〜8/1であり、使用済イオ
ン交換樹脂およびフイルタースラツジでは15/1
〜4/1である。混合機で充分混合された乾燥廃
棄物と結合剤よりなる混合物は次に混練造粒機1
1で造粒される。このとき混練物は溶融されるこ
となく30〜120℃、好ましくは40〜100℃、更に好
ましくは50〜60℃に加熱されるが、通常〓和機ま
たは混練造粒機11では摩擦熱により混練物が50
〜60℃に昇温するので特に外部加熱することなく
混練物の加熱を達成することができる。図示の造
粒工程ではカツター12により造粒が行われる。
造粒された粒子の形状は貯蔵・運搬に便利な径
0.5〜3.0cm、長さ0.5〜3.0cmの円柱状のものが好
ましい。こうして造粒された粒子は振動フイーダ
ー13を通つて貯蔵ピツト14に貯蔵される。貯
蔵ピツトとしてドラム缶を使用することもでき
る。造粒体を振動フイーダー上で冷却するときに
はトラフ型トンネル構造の振動フイーダーを備え
た振動冷却機を使用することができる。 こうして得た乾燥廃棄物粒状体は次に熱硬化性
樹脂のモノマーにより重合固化する(第2図参
照)。熱硬化性樹脂のモノマーとしては不飽和ポ
リエステル樹脂のモノマー、エポキシ樹脂のモノ
マー、フエノール樹脂のモノマー、尿素樹脂のモ
ノマー、樹脂のモノマー などを使用することができる。第2図において先
に得た粒状体をドラム缶25にランダムに充填し
振動等を与えて粒子の空隙率をできるだけ小さく
する。同一寸法の粒子では充填率(=1.0−空隙
率)は通常40〜60%程度であるが、寸法の異なる
2種類以上の粒子を混合充填すると充填率は70%
程度に上昇する。次にタンク21,22,23か
らそれぞれ熱硬化性樹脂のモノマー、触媒、促進
剤を所定割合でミキサー24に供給しよく混合し
た後ドラム缶25に流し込み粒子空隙を充填して
硬化させる。熱硬化性樹脂のモノマーとして不飽
和ポリエステルのモノマーを使用したときの固化
の条件は次の通りである。 混合割合(部) 不飽和ポリエステル樹脂のモノマー 100 メチルエチルケトンパーオキサイド
0.5〜2.0(※) ナフテン酸コバルト 0.1〜1.0(※) (※)何れも樹脂100部のモノマーに対する値。 樹脂のモノマーのゲル化時間は約30〜60分であ
り、全体が完全に硬化するのには5〜24時間を要
する。 本発明方法によれば、乾燥廃棄物の固形化した
粒子をドラム缶等の容器に充填した後熱硬化性樹
脂のモノマーを粒子間の空隙に流し込み硬化させ
るだけで巾広い廃棄物を簡単に処理でき、かつ得
られる固化体は放射性廃棄物をゴム状弾性高分子
体および熱硬化性樹脂で二重に被覆することにな
るので従来の方法によるよりも極めて安全な固化
体が得られる。また本発明方法において中間的に
得られる乾燥廃棄物粒状体はそれ自体安定化され
ているので一時的に例えば10〜30年間貯蔵した後
に熱硬化性樹脂のモノマーによる重合固化を行う
こともできる。 以下の実施例によつて本発明を更に具体的に説
明する。 実施例 1 BWR系原子力発電所から発生した放射性濃縮
廃液(主成分はNa2SO4)を薄膜乾燥機で水分1
%以下に乾燥した後、合成ゴム結合剤として塩素
含有率30%の非結晶性塩素化ポリエチレンおよび
可塑剤、安定剤、滑剤を添加して室温で混練し、
0.5cmφのダイスを有する押出し造粒機より押出
し、長さ0.5cmで切断して径0.5cm×長さ0.5cmの円
柱形粒子を作つた。このときの乾燥廃棄物/塩素
化ポリエチレン+添加物の重量比は6であり、結
合剤の組成は次の通りである。 塩素化ポリエチレン 79.4(重量%) ジオクチルフタレート 15.9 三塩基性硫酸鉛 4.0 ステアリン酸鉛 0.7 得られた粒子の比重は2.25であつた。こうして
得た粒子2.1Kgを10cmφ×20cmの円筒形容器に充
填した(充填率約60%)。次に不飽和ポリエステ
ル樹脂のモノマーに触媒0.75重量%および促進剤
0.75重量%を混合したものを容器に流し込み粒子
空隙を埋めて一晩放置し固化体を得た。この固化
体の比重は約1.81であり、アムスラー万能試験機
による圧縮破壊強度は160Kg/cm2であつた。 実施例 2 熱硬化性樹脂のモノマーとしてエポキシ樹脂の
モノマー(主剤と硬化剤を混合したもの)を使用
する以外は実施例1と同様に操作して固化体を作
つた。粒状物の円筒形容器内での充填率は約50%
であつた。得られた固化体の比重は1.75であり、
圧縮破壊強度は180Kg/cm2であつた。 比較例 1 従来法により実施例1と同じ放射性濃縮廃液を
用い、これを乾燥して粉末とした後、不飽和ポリ
エステル樹脂のモノマー溶液と混合して重合固化
体を作つた。得られた固化体の比重は1.75であつ
た。 比較例 2 従来法により実施例1と同じ放射性濃縮廃液を
用い、これを乾燥粒子化したものを熱硬化性樹脂
のモノマーで重合固化した。得られた固化体の比
重は1.82であつた。 実施例および比較例で得た固化体を比較すると
第1表の通りである。
The present invention relates to a method for solidifying radioactive waste generated from facilities such as nuclear power plants using a thermosetting resin. Conventional methods for solidifying radioactive waste with thermosetting resin include (1) drying and powdering liquid radioactive waste and then polymerizing and solidifying it with thermosetting resin monomers such as unsaturated polyester; and (2) drying radioactive waste. There is a method of making particles into particles and then solidifying them with a thermosetting resin monomer. However, in method (1), it is difficult to uniformly mix the dry waste powder and the liquid resin monomer, and the powder is often poorly dispersed, resulting in poor physical properties of the solidified product obtained. For example 200
This phenomenon is noticeable in the solidified material produced in drums, which has major drawbacks such as leaching of radioactive substances and swelling of the solidified material. In addition, in method (2), the target waste is limited to only concentrated waste liquid that can be pulverized, and the mechanical strength of the granulated dry waste and the addition of thermosetting resin monomer to the particles are also disadvantageous. There is a mutually contradictory relationship between the penetration rate; increasing the mechanical strength of the particles will reduce the penetration rate of the resin monomer, requiring a long time to work; If the strength is lowered, destruction, surface peeling, dust generation, etc. may occur during particle transport or storage, which is undesirable for storage. In this way, when the solidified material polymerized and solidified by the resin monomer is destroyed by external force, the fragments with high radioactivity concentration will pollute the environment, so the penetration of the resin monomer into the particulate waste must be sufficiently complete. There must be. However, it is almost impossible to infiltrate 100% of the resin monomer into all particles. The object of the present invention is to provide a method for completely and easily polymerizing radioactive waste with thermosetting resin monomers, eliminating the above-mentioned drawbacks of conventional methods. The present inventors kneaded dry waste with a rubber-like elastic polymer to create a homogeneous and dense particulate solid with high mechanical strength, and then polymerized and solidified it with a thermosetting resin monomer. The present invention was completed by discovering that an excellent solidified product without the various disadvantages caused by the method can be obtained. That is, in the present invention, radioactive waste in the form of a solution or slurry is dried, mixed with a binder made of a rubber-like elastic polymer at a temperature of 30 to 120 degrees Celsius, kneaded or sintered, and granulated. This is a method for solidifying radioactive waste using a thermosetting resin, which is characterized by mixing particulate matter with a thermosetting resin monomer and polymerizing and solidifying the mixture. According to the method of the present invention, the granules made from dry waste and the rubber-like elastic polymer binder have high mechanical strength, are homogeneous, and are dense solids, so that the infiltration of thermosetting resin monomers is possible. This has the great advantage of not requiring complicated operations. The rubber-like elastic polymer used as a binder for dry waste in the method of the present invention is a polymer substance commonly called an elastomer, and its rubber-like elastic behavior in a physical sense and its chemical properties within the operating temperature range. Among the above-mentioned materials, it is particularly preferable to use those having a Young's modulus of 5 to 500 Kg/cm 2 in the method of the present invention. Some types of plastics exhibit Young's modulus values within the above range due to their amorphous nature or chlorination ratio; for example, chlorinated polyethylene (chlorinated polyethylene), which is usually treated as a thermoplastic resin. At a chlorine content of 30 to 40%, the crystalline one is plastic-like, but the amorphous one has rubber-like elasticity and can be used as a binder in the method of the present invention. Examples of rubbery elastomeric polymers that can be used as binders in the method of the invention are natural rubbers and synthetic rubbers, more specifically the following: natural rubbers, hydrochloric acid rubbers, etc. Derivatives: Olefin-based synthetic rubbers such as isoprene, isobutylene, butyl rubber, chlorinated polyethylene, ethylene-propylene copolymer elastomer, etc.;
Butadiene-based synthetic rubbers, such as butadiene, butadiene-styrene copolymer, butadiene-acrylonitrile copolymer, methylbutadiene, chloroprene, styrene-butadiene-acrylonitrile copolymer, and the like. In addition to this, urethane rubber, silicone rubber, etc. can also be used. These rubber-like elastic polymers can be used alone or in combination. According to the method of the present invention, the rate of waste contamination with rubber-like elastic polymer alone is higher than that with thermoplastic resin or thermosetting resin, and it can be used as a binder as it is, but dioctyl phthalate can be used as a binder. When filling a rubber-like elastic polymer with waste, it is especially important to fill the rubber-like elastic polymer with a high amount of dry waste without reducing the compressive strength of the resulting granules. It is preferable to add In addition, a plasticizer such as liquid rubber, such as nitrile rubber, and a lubricant such as lead stearate can be added. Particularly in the case of chlorinated synthetic rubber, it is preferable to add a stabilizer such as tribasic lead sulfate. These additives are common plasticizers, lubricants, and stabilizers in synthetic rubber, and their preferred blending ratio is 10 to 50% by weight of plasticizer and 0.5 to 2% by weight of lubricant to the rubbery elastic polymer. and 5~
20% by weight stabilizer. According to the method of the present invention, it is possible to completely solidify waste liquids and slurries generated from facilities such as nuclear power plants, and the following are target wastes for the method of the present invention. (a) Used ion exchange resin There are two types: one with a particle size of approximately 0.5m/mφ and the other with a powder called powderex (trade name).It is used to purify reactor water in a boiling water reactor (BWR). systems, condensate desalination systems, fuel pool water desalination systems, radioactive waste liquid treatment systems, etc., and pressurized water reactors (PWR).
Bypass purification system (purification desalination, deboronization),
These occur in fuel pit desalination, extracted coolant processing systems, etc. (b) Concentrated waste liquid Refers to chemical waste liquid (resin recycling waste liquid, etc.) that has been evaporated and concentrated, and has a moisture content of around 80%.
The main component is Na 2 SO 4 (sodium sulfate or borax). (c) Waste liquid containing corrosion products generated from equipment and piping (referred to as crud) Generated from equipment and piping that come into contact with fluids.
Main component is Fe 2 O 3 . (d) Filter sludge Occurs from equipment drains, floor drains, etc.
The main ingredient is a pulp-like fine powder filter aid. (e) Incinerator Exit from the incinerator. (f) Laundry waste liquid is generated when workers wash contaminated clothing. Embodiments of the method of the present invention will be described with reference to process diagrams. A solution or slurry containing radioactive waste generated at a nuclear power plant or the like is once stored in a stock solution supply tank 1 and then guided to a dryer 4 by a stock solution supply pump 2. Granular used ion exchange resin is difficult to dry as it is, so in order to improve the performance of the dryer, an in-line crusher 3 is installed between the stock solution supply pump and the dryer to crush the resin particles in a slurry state. You can also do that. Dryer 4 converts the waste solution or slurry with a concentration of 5 to 20% by weight into a moisture content of 5% by weight.
It is preferable to use the following methods, such as a thin film dryer or a drum type dryer. A moisture meter 5 checks whether the waste dried in the dryer has reached a predetermined moisture content. High moisture content dry waste that has not been dried to a predetermined moisture content is returned to the return tank 6 and diluted with water, then discharged from the system by the return pump 7 and returned to the stock solution supply tank 1. The waste dried to a predetermined moisture content is once stored in a storage tank 15 and then periodically transferred to a scale 8. On the other hand, a binder containing a rubber-like elastic polymer and an additive is also supplied from the binder hopper 9 to the meter. The dry waste and binder are weighed in predetermined weight proportions and allowed to fall naturally into the mixer 10.
The mixing ratio (weight ratio) of dry waste/binder varies depending on the type of waste, but it is 3/1 to 8/1 for concentrated waste liquid and incinerated ash, and for used ion exchange resin and filters. 15/1 in Suratji
~4/1. The mixture of dry waste and binder thoroughly mixed in the mixer is then passed through the kneading and granulating machine 1.
1 to be granulated. At this time, the kneaded material is heated to 30 to 120°C, preferably 40 to 100°C, and more preferably 50 to 60°C without being melted. 50 things
Since the temperature is raised to ~60°C, heating of the kneaded material can be achieved without any particular external heating. In the illustrated granulation process, the cutter 12 performs granulation.
The shape of the granulated particles is convenient for storage and transportation.
A cylindrical shape with a length of 0.5 to 3.0 cm and a length of 0.5 to 3.0 cm is preferable. The particles thus granulated are stored in a storage pit 14 through a vibrating feeder 13. Drums can also be used as storage pits. When cooling the granules on a vibrating feeder, a vibratory cooler equipped with a vibratory feeder having a trough-type tunnel structure can be used. The dried waste granules thus obtained are then polymerized and solidified with a thermosetting resin monomer (see Figure 2). As the thermosetting resin monomer, unsaturated polyester resin monomers, epoxy resin monomers, phenol resin monomers, urea resin monomers, resin monomers, etc. can be used. In FIG. 2, the previously obtained granules are randomly filled into a drum 25 and subjected to vibration or the like to reduce the porosity of the particles as much as possible. For particles of the same size, the filling rate (=1.0 - porosity) is usually around 40 to 60%, but when two or more types of particles with different sizes are mixed and packed, the filling rate is 70%.
increase to a certain extent. Next, thermosetting resin monomers, catalysts, and accelerators are supplied from tanks 21, 22, and 23 at predetermined ratios to a mixer 24, mixed thoroughly, and then poured into a drum 25 to fill particle voids and harden. The conditions for solidification when an unsaturated polyester monomer is used as a thermosetting resin monomer are as follows. Mixing ratio (parts) Unsaturated polyester resin monomer 100 Methyl ethyl ketone peroxide
0.5 to 2.0 (*) Cobalt naphthenate 0.1 to 1.0 (*) (*) All values are based on 100 parts of resin and monomer. The gelation time of the resin monomers is about 30-60 minutes, and it takes 5-24 hours for the whole to be completely cured. According to the method of the present invention, a wide range of waste can be easily processed by simply filling solidified particles of dried waste into a container such as a drum, and then pouring a thermosetting resin monomer into the gaps between the particles and curing it. , and the resulting solidified material double coats the radioactive waste with a rubber-like elastic polymer and a thermosetting resin, making it possible to obtain a much safer solidified material than with conventional methods. Furthermore, since the dry waste granules obtained intermediately in the process of the present invention are themselves stabilized, they can be temporarily stored for, for example, 10 to 30 years, and then polymerized and solidified with thermosetting resin monomers. The present invention will be explained in more detail with reference to the following examples. Example 1 A radioactive concentrated waste liquid (main component is Na 2 SO 4 ) generated from a BWR nuclear power plant is reduced to 1 part water using a thin film dryer.
% or less, amorphous chlorinated polyethylene with a chlorine content of 30% as a synthetic rubber binder, a plasticizer, a stabilizer, and a lubricant are added and kneaded at room temperature.
It was extruded from an extrusion granulator with a die of 0.5 cmφ and cut into 0.5 cm lengths to produce cylindrical particles with a diameter of 0.5 cm and a length of 0.5 cm. The weight ratio of dry waste/chlorinated polyethylene+additive at this time was 6, and the composition of the binder was as follows. Chlorinated polyethylene 79.4 (wt%) Dioctyl phthalate 15.9 Tribasic lead sulfate 4.0 Lead stearate 0.7 The specific gravity of the obtained particles was 2.25. 2.1 kg of the thus obtained particles were filled into a 10 cmφ x 20 cm cylindrical container (filling rate of about 60%). Then add 0.75 wt% catalyst and accelerator to the unsaturated polyester resin monomer.
A mixture of 0.75% by weight was poured into a container to fill the voids of the particles and left overnight to obtain a solidified product. The specific gravity of this solidified material was about 1.81, and the compressive fracture strength measured by an Amsler universal testing machine was 160 Kg/cm 2 . Example 2 A solidified product was produced in the same manner as in Example 1, except that an epoxy resin monomer (a mixture of a main resin and a curing agent) was used as a thermosetting resin monomer. The filling rate of granules in a cylindrical container is approximately 50%.
It was hot. The specific gravity of the obtained solidified material was 1.75,
Compressive fracture strength was 180 Kg/cm 2 . Comparative Example 1 Using the same radioactive concentrated waste liquid as in Example 1, it was dried to a powder by a conventional method, and then mixed with a monomer solution of an unsaturated polyester resin to produce a polymerized solidified product. The specific gravity of the obtained solidified material was 1.75. Comparative Example 2 The same radioactive concentrated waste liquid as in Example 1 was used by a conventional method, and the dried particles were polymerized and solidified with a thermosetting resin monomer. The specific gravity of the obtained solidified material was 1.82. Table 1 shows a comparison of the solidified bodies obtained in Examples and Comparative Examples.

【表】 固化体の体積
減容率=
[Table] Volume of solidified material Volume reduction rate =

Claims (1)

【特許請求の範囲】[Claims] 1 放射性廃棄物を乾燥し、ゴム状弾性高分子体
よりなる結合剤と30〜120℃の温度で混合、混練
または捏和し、粒子化し、こうして得られた粒状
物を熱硬化性樹脂のモノマーと混合して重合固化
することを特徴とする放射性廃棄物の熱硬化性樹
脂による固化方法。
1 Dry the radioactive waste, mix, knead or knead it with a binder made of a rubber-like elastic polymer at a temperature of 30 to 120°C to form particles, and use the thus obtained granules as a thermosetting resin monomer. A method for solidifying radioactive waste using a thermosetting resin, which is characterized by polymerizing and solidifying radioactive waste by mixing it with a thermosetting resin.
JP6258581A 1981-04-27 1981-04-27 Method of solidifying radioactive waste with thermosetting resin Granted JPS57178196A (en)

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Citations (3)

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JPS5237699A (en) * 1975-09-18 1977-03-23 Niigata Eng Co Ltd Treating system of radioactive waste
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