JPH02146480A - クロロフルオロカーボン冷媒回収方法及び装置 - Google Patents

クロロフルオロカーボン冷媒回収方法及び装置

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JPH02146480A
JPH02146480A JP1025606A JP2560689A JPH02146480A JP H02146480 A JPH02146480 A JP H02146480A JP 1025606 A JP1025606 A JP 1025606A JP 2560689 A JP2560689 A JP 2560689A JP H02146480 A JPH02146480 A JP H02146480A
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refrigerant
pressure vessel
oil
heat transfer
transfer device
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Donald G Rich
ドナルド・ジー・リッチ
Howard W Sibley
ハワード・ダブリュ・シブリー
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Carrier Corp
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    • F25B45/00Arrangements for charging or discharging refrigerant
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、機械的熱伝達装置より冷媒流体を回収する方
法及び装置に係り、特に或るチャージのクロロフルオロ
カーボン冷媒を吸収する冷媒回収方法及び装置に係る。
従来の技術 従来より一般に、小型の空調装置やヒートポンプ装置に
対し保守を行うに先立って、それらの修理工やサービス
マンによって空調装置等より大気中に冷媒が放出されて
いる。このことは長期間の内には多量のクロロフルオロ
カーボンが環境中に放出されることを意味する。
近年地球の上層大気、特に電離層中のオゾン層の破壊に
対するクロロフルオロカーボン冷媒の有害な影響に対す
る関心が高まってきている。クロロフルオロカーボン冷
媒はそれがその系内に閉込められた状態ある限り非常に
有効な冷媒である。
しかしクロロフルオロカーボン冷媒が継続的に大気中に
放出されることの危険が認識されるようになってきたこ
とから、クロロフルオロカーボン冷媒の製造や使用を制
限し又は抑制する法制が提案されるに至っている。従っ
て将来の再使用や後の化学的処理に備えて冷媒を回収す
るために現場に於て使用することのできる単純な装置に
対する需要が増大している。しかしこれまでのところ上
記目的を達成する単純にして好適な装置は提案されてい
ない。
多くの炭化水素オイルはクロロフルオロカーボン冷媒を
容易に吸収することができることが従来よりよく知られ
ているが、この事実は冷媒回収システムに未だに有効に
使用されていない。
発明の概要 本発明の目的は、冷凍装置、空調装置、又はヒートポン
プ装置等の熱伝達装置より標準的なチャージのクロロフ
ルオロカーボン冷媒を収集し貯蔵する単純にして効果的
な冷媒回収装置を提供することである。
本発明の他の一つの目的は、コンテナ内に貯容された或
る量の冷凍機オイル中に冷媒を可逆的に吸収し、熱伝達
装置の圧縮機が非作動状態にある場合に於ても冷媒を捕
捉することのできるクロロフルオロカーボン冷媒回収装
置を提供することである。
本発明の更に他の一つの目的は、構造単純にして携帯可
能であり、現場に於て熱伝達装置より冷媒を抽出するこ
とのできる冷媒回収装置を提供することである。
本発明の一つの局面によれば、冷媒回収装置は質量輸送
のための大きい表面積を与える充填材にて充填された圧
力容器を含んでいる。ベルルサドルの如き充填サドルが
好ましい。圧力容器は冷凍機オイルにて部分的に充填さ
れている。圧力容器の入口に設けられた逆止弁によりオ
イルの流出が防止され、遮断弁及び可撓性を有する圧力
ホースにより圧力容器が保守されるべき熱伝達装置に接
続される。
冷媒回収装置はスタンドに装着され、圧力容器が冷凍装
置、空調装置、又はヒートポンプ装置に接続された場合
に定期的に逆転され揺動されるよう、圧力容器に一体に
設けられた枢軸の周りに枢動されることが好ましい。冷
凍装置等は機械的熱伝達装置とも呼ばれる。冷媒蒸気は
圧力容器内へ流入し、オイル中に吸収される。冷媒回収
装置を定期的に揺動−きせることにより、オイルが充填
材を被覆し、これにより吸収のための湿潤した広い面積
が与えられ、これにより冷媒吸収速度が増大される。熱
伝達装置より圧力容器への質量移動速度は圧力容器を冷
却することにより、若しくは熱伝達装置内の冷媒を加熱
することにより更に増大される。後者の場合には、この
ことは屋内ファン又は屋外ファンを運転することにより
達成されてよい。1トン系に典型的なチャージ(1゜0
ポンド(0,45kg))のR22冷媒を吸収するため
に約4.0ポンド(1,8kg)のオイルが使用される
冷媒がオイル中に吸収された後、遮断弁が閉弁され、冷
媒回収装置が冷媒を再生するための再生湯へ搬送されて
よい。或いは冷媒は熱伝達装置の保守が完了した後に熱
伝達装置へ戻されてよい。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例について
詳細に説明する。
実施例 第1図に於て、本発明の冷媒回収装置10は約1ガロン
(4,5))の容量を有し冷凍機オイル14にて部分的
に充填された圧力容器12を含んでいる。1トンの冷凍
装置や空調装置を保守するために使用される典型的なオ
イルの量は約4ポンド(1,8kg)である。圧力容器
12の内部空間全体が例えばベルルサドルの如き充填材
16にて充填されており、充填材16は質量輸送の表面
積を増大し、これによりオイル14中への冷媒の吸収を
迅速化すべく、オイル14にて湿潤されてよい。好まし
いベルルサドル充填材16は約Q、  25インチ(0
,6cm)の公称直径を有し、約270ft2/ft3
 (866rn2/m’ )の表面積密度ををし、安全
に且稠密に充填された場合には約60%の空隙率を有す
る。圧力容器12の入口孔18には逆止弁20が設けら
れており、この逆止弁はオイルが不用意に容器12より
流出することを防止する。途中に遮断弁24を有する長
く可撓性を有する圧力ホース22が圧力容器12を保守
されるべき熱伝達装置に接続するために使用されている
。圧力容器12のためのスタンド26が例えば圧力容器
の側面に設けられたトラニオンの如き枢軸28を介して
圧力容器12を揺動可能に装着している。かくして、オ
イル14が充填材16を被覆し、これにより吸収のため
の湿潤した面積が増大されるよう、圧力容器が定期的に
逆転され得るようになっている。
典型的な空調装置、冷凍装置、又はヒートポンプ装置等
の熱伝達装置30は圧縮機32と、コンデンサコイル3
4と、膨張弁36と、エバポレータコイル38とを含み
、これらは密閉された冷媒回路を郭定するよう適当な導
管により互いに接続されている。ファン40がエバポレ
ータコイル38を横切って空気を流し、図には示されて
いない同様のファンがコンデンサコイル34に設けられ
ている。また熱伝達装置30等の一部を構成するレシー
バやドライヤの如き補助部品が存在するが、これらは図
に於ては省略されている。出口弁及び大口弁42が系内
の冷媒の量を調整すべく圧縮機32のそれぞれ圧力側及
び吸入側に設けられている。第1図に於ては、冷媒回収
装置10の圧力ホース22は圧力側に設けられた出目弁
42に接続されている。冷媒回収装置は吸入側の大口弁
に接続されてもよい。
本発明の冷媒回収装置10はラウールの法則に従って熱
伝達装置30より冷媒蒸気を吸収する。
ラウールの法則によれば、液体混合物内の或る成分の分
圧Pは混合物中のその成分のモル分率Xとその温度に於
ける純粋の成分の蒸気圧Pとの積に等しい。熱伝達装置
30に於ては冷媒は比較的純粋であるが、冷媒回収装置
10内に於ては冷媒はオイル14と混合物を形成する。
従って圧力容器内の冷媒の分圧は熱伝達装置内の圧力よ
りも遥かに低く、冷媒熱伝達装置30内に蒸気のみが残
存するようになるまで冷媒は回収装置10内へ連続的に
流入する。オイル14の蒸気圧は一般に小さく、1 p
si(0、07bar)程度である。フルチャージのR
22冷媒を有する標準的な1トンの空調装置については
、その系に存在する冷媒は約1ポンド(0,45kg)
である。90下(32℃)に於けるR22冷媒の蒸気圧
は177psla(12,6bar)である。冷媒回収
装置10内のオイル14の量は4.0ボンド(1,8k
g)である。この場合435g/molの分子量を有す
るナフテン油、即ち5UNISO3GSが使用される。
このことは全ての冷媒がオイル中に吸収された場合に於
けるオイルに対する冷媒のモル分率Xが0.558であ
ることを意味する。ラウールの法則によれば、圧力容器
内の冷媒蒸気の分圧Ppは90下(32℃)に於て98
. 8psta (7,031bar)である。
しかし圧力容器内のオイルの温度上昇について或る程度
補正が行われなければならない。即ち冷媒蒸気の凝縮の
潜熱が存在し、この潜熱によりR22冷媒がオイル14
中へ吸収されるにつれてオイルの温度が上昇せしめられ
る。オイルの比熱は下記の式により与えられる。
C−(0,338+0.00045T)/S、Gここに
Tはオイルの温度(下)(−(T−32)X5/9 (
℃))であり、S、G、 はオイルの比重、即ち、0.
88である。従って90下(32℃)に於けるオイルの
比熱は0.43BTU/下(0,25kj/’C)であ
る。冷媒蒸気の凝縮によりオイルに与えられる熱ff1
Hcは76.7BTU/+b(178,4kJ/kg)
であり、1.0ポンド(0,45kg)の冷媒チャージ
については総熱量Hcは76.7BTU (80,9k
J)である。この熱はオイルの温度上昇ΔTに寄与する
ので、熱jl Hcは以下の如く表される。
Hc−オイル重QX 0.430BTU /lbXΔT
(Hc−オイル重ff1Xo、  25kJ/kgXΔ
T)この例に於ては、上記式は以下の如く表される。
76、 78Ttl −4,01bXO,430BTU
 /lbX Δ T (178,4kJ−1,8kgX0.25kJ/kg×
ΔT) 従って温度Tは45.9丁(25℃)となる。
従ってオイル14の最終温度Tfは以下の如くなる。
Tf−90下+45下−135下 (Tf−32℃+25℃箇57℃) 135下(57℃)に於けるR22冷媒の蒸気圧ptは
318psla (22,7bar)である。従ってラ
ウールの法則によれば、圧力容器12内の分圧Ppは以
下の如くなる。
Pp =318XO,558−177psia(Pp 
=22.7XO,558−12,6bar)この例につ
いては、冷媒回収装置10内の冷媒の最終圧力は熱伝達
装置内30内の冷媒の蒸気圧に等しい。このことはオイ
ル14が90下(32℃)の周囲温度に於てR22冷媒
の全てのチャージを吸収することを意味する。系内に残
存するものは177psla、 (12,6bar)の
残留蒸気であり、全ての液体冷媒(蒸気に転換されてい
る)が除去される。かかる場合には、オイル中の冷媒の
分圧が増大するにつれて純粋の冷媒の質量輸送速度が減
少する。従って質量輸送速度を高い値に維持するために
は、圧力容器12を冷却することによって圧力容器内の
オイルの温度を低下させればよい。
このことは圧力容器を水浴又は水浴中に浸漬したり、圧
力容器の外面に設けられたフィンに自然対流によって空
気を通すことにより達成されてよい。
或いは熱伝達装置30のエバポレータコイル38又はコ
ンデンサコイル34に加熱された空気を流すことにより
、熱伝達装置内の冷媒の温度が上昇せしめられてよい。
冷凍装置に使用されているオイルと同一のオイルが冷媒
吸収プロセスに使用されることが好ましい。従ってP2
2及びR12冷媒については5UNISO3GSの如き
ナフテン曲が使用されR11冷媒についてはMobil
  DTE26の如きパラフィン浦が使用される。
上述の系については、1/4インチ(0,635cm)
のベルルサドルの必要な数は3165個であり、かかか
る数のサドルによれば冷媒吸収のための8.lf’t”
  (0,75イ)の表面積が与えられ、その重量は0
.33ポンド(0,15kg)である。
本発明を具現化する系の実験的試験の結果を第2図のグ
ラフを参照して説明する。この例に於ては、0.171
b(0,077kg)のチャージのR22冷媒が130
下(54℃)の空気にて加熱された。R22冷媒は1.
7+b(0,077kg)のDTE−26の冷凍機オイ
ルを貯容するガラス製の容器内に吸収された。系内に残
存する冷媒が或る時間間隔にて測定され、それらの結果
が第2図のグラフに示されている。第2図のグラフの縦
軸は系内に残存するR22冷媒のパーセンテージであり
、横軸は経過した時間を示している。冷媒の回収量はオ
イルの吸収性に完全に依存しており、如何なる形式の機
械的圧縮も採用されなかった。
また撹拌や圧力容器の逆転は行われなかった。この系に
於ては、約半分の冷媒が約4分間の内に吸収され、実質
的に全ての液体冷媒が約15分経過後にオイル中に完全
に吸収された。圧力容器が定期的に撹拌又は逆転される
と、或いはベルルサドルの如き高い容量の充填材が使用
されれば、第2図のグラフの傾斜はかなり急峻なものに
なり、1トンの空調装置より全チャージ(即ち約1ポン
ド(0,45に、g) )の冷媒が約2分間のうちに約
4ボンド(1,8kg)のオイル中に吸収される。
以上に於ては本発明を特定の実施例について詳細に説明
したが、本発明はかかる実施例に限定されるものではな
く、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能である
ことは当業者にとって明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の冷媒吸収装置を熱伝達装置と共に示す
解図である。 第2図は本発明の冷媒吸収装置の作動を説明するための
グラフである。 10・・・冷媒回収装置、12・・・圧力容器、14・
・オイル、16・・・充填材、18・・・入口孔、20
・・・逆止弁、22・・・圧力ホース、24・・・遮断
弁、26・スタンド、28・・・枢軸、30・・・熱伝
達装置、32・・圧縮機、34・・・コンデンサコイル
、36・・・膨張弁、38・・・エバポレータコイル、
40・・・ファン。 42・・・弁 特許出願人  キャリア・コーポレインヨン代  理 
 人   弁  理  士   明  石  昌  毅
時r、FI(ゴ) F/G、ノ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 機械的熱伝達装置よりクロロフルオロカーボン
    冷媒を受けてこれを貯蔵する冷媒回収装置にして、 入口孔を有する圧力容器と、 前記圧力容器の前記入口孔を前記熱伝達装置に接続する
    導管手段と、 前記圧力容器を部分的に充填する或る量の液体オイルと
    、 前記圧力容器内に充填され冷媒に対する前記オイルの質
    量輸送面積を増大させる充填手段と、を含む冷媒回収装
    置。
  2. (2) 機械的熱伝達装置よりクロロフルオロカーボン
    冷媒を回収する方法にして、 前記冷媒を吸収するオイルが部分的に充填され且前記オ
    イルの質量輸送面積を増大させる充填要素が充填された
    圧力容器の入口孔を導管を介して前記熱伝達装置に接続
    する工程と、 前記導管に設けられた弁を開弁して前記熱伝達装置より
    前記導管を経て前記圧力容器内の前記オイルへ冷媒の蒸
    気を流動させ、前記オイル中に吸収させる工程と、 前記冷媒が実質的に前記圧力容器内の前記オイル中へ移
    動した段階に於て前記弁を閉弁し、これにより前記冷媒
    を前記圧力容器内に閉込める工程と、 を含む方法。
JP1025606A 1988-02-12 1989-02-03 クロロフルオロカーボン冷媒回収方法及び装置 Pending JPH02146480A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/155,488 US4776174A (en) 1988-02-12 1988-02-12 Refrigerant recovery device
US155488 1988-02-12

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JPH02146480A true JPH02146480A (ja) 1990-06-05

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Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1025606A Pending JPH02146480A (ja) 1988-02-12 1989-02-03 クロロフルオロカーボン冷媒回収方法及び装置

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US (1) US4776174A (ja)
EP (1) EP0328475B1 (ja)
JP (1) JPH02146480A (ja)
BR (1) BR8900516A (ja)
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