JPH02146301A - 油圧シリンダの圧油供給装置 - Google Patents

油圧シリンダの圧油供給装置

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JPH02146301A
JPH02146301A JP63298049A JP29804988A JPH02146301A JP H02146301 A JPH02146301 A JP H02146301A JP 63298049 A JP63298049 A JP 63298049A JP 29804988 A JP29804988 A JP 29804988A JP H02146301 A JPH02146301 A JP H02146301A
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JP
Japan
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boat
pressure
valve
oil chamber
chamber
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Application number
JP63298049A
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English (en)
Inventor
Tadao Karakama
唐鎌 忠雄
Sadao Nunotani
布谷 貞夫
Naoki Ishizaki
直樹 石崎
Toshio Takano
高野 年郎
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Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧シリンダのヘッド側油室とロッド側油室
とに圧油を交互に供給する油圧シリンダの圧油供給装置
に関する。
(従来の技術〕 特開昭82−220705号公報に示すように、油圧シ
リンダのヘッド側油室とロッド側油室の受圧面積はピス
トンロッドの断面積だけロッド側油室の方が小さい。
そこで、特開昭82−220705号公報に示すように
、油圧シリンダのヘッド側油室とロッド側油室を連通・
遮断する再生弁を設け、この再生弁を連通状態とするこ
とでヘッド側油室内の圧油の一部をロッド側油室に供給
できるようにした圧油供給装置が知られている。
(発明が解決しようとする課題〕 かかる圧油供給装置は再生弁を設けることのみであって
、ヘッド側油室とロッド側油室とにポンスの吐出圧油を
供給するための装置が何ら記載されれておらず、その装
置と再生弁をどのように連動して作動させるかが判らな
いから、油圧シリンダの圧油供給装置として実用化する
ことが出来ない。
そこで、本発明は前述の課題を解決できるようにした油
圧シリンダの圧油供給装置を提供することを目的とする
〔課題を解決するための手段及び作用〕ポンプ7の吐出
側を第1、第2メータインバルブIA、IBで油圧シリ
ンダ1のヘッド側油室5、ロッド側油室6に連通すると
共に、そのヘッド側油室5、ロッド側油室6を第1、第
2メータアウトバルブOA、OBでタンク8に連通し、
前記ヘッド側油室5とロッド側油室6を合流弁Cで連通
すると共に、前記第1・第2メータインバルブIA、1
.及び第1、第2メータアウトバルブO^、OBを、外
部信号によって作動されるパイロット弁を作動すると連
通状態に切換る構造とし、前記合流弁Cを第1又は第2
メータアウトバルブO^sonを切換えるパイロット弁
によって連通状態に切換る構造とした油圧シリンダの圧
油供給装置であり、これによっ°C、パイロット弁を切
換えることで油圧シリンダを伸長、縮少できると同時に
ロッド側油室又はヘッド側油室の圧油をヘッド側油室又
はロッド側油室に供給できる。
〔実 施 例〕
第1図に示すように、油圧シリンダ1はシリンダチュー
ブ2内にピストンロッド3を備えたピストン4を嵌挿し
てヘッド側油室5とロッド側油室6を形成し、そのヘッ
ド側油室5、ロッド側油室6には第1・第2メータイン
バルブIA% t、でポンプ7の吐出圧油が供給される
と共に、第1・第2メータアウトバルブOA%08でタ
ンク8に接続され、ヘッド側油室5とロッド側油室6は
合流バルブCによって連通・遮断されると共に、各バル
ブは第1、第2、第3、第4パイロツト弁D 1 、D
2 、Ds 、D4により作動制御される。
前記第1、%22メータインバルブIA IBは次のよ
うに構成しである。
つまり、弁本体10に弁孔11を穿孔し、弁孔11に開
口する流入ボート12、流出ボート13、ボート14を
形成すると共に、弁本体IOに嵌挿した筒状体15に入
口ボート16と出口ボート17を形成し、かつ入口ボー
ト16と出口ボート17を連通・遮断するスプール18
を嵌挿し、そのスプール18をバネ19で遮断位置に保
持すると共に、受圧室20内の圧油で連通位置に移動す
るようにし、その流入ボート12をポンプ7の吐出側に
、流出ボート13をヘッド側油室5、ロッド側油室6に
それぞれ連通しである。
前記第1、第2パイロツト弁D I 、D 2は次のよ
うに構成しである。
つまり、弁本体21に弁孔22と、その弁孔22に開口
する流入ボート23と流出ボート24を形成し、弁孔2
2に嵌挿した筒体25に入口ポート26と出口ボート2
7を形成すると共に、その入口ボート26と出口ボート
27を連通・遮断するスプール28を嵌挿し、このスプ
ール28をバネ29で遮断位置に保持し、かつソレノイ
ド30で連通位置に向けて移動するように構成してあり
、流入ボート23を前記第1、第2メータインバルブI
AS IBの流入ボート12、つまりポンプ7の吐出側
に連通ずると共に、流出ボート24をボート14を経て
前記受圧室20に連通しである。
このようであるから、ソレノイド30に通電してスプー
ル28を連通位置とすればポンプ7の吐出圧油が受圧室
20に供給され、スプール15を連通位置に移動するか
ら入口ボート16と出口ポート17が連通し、ポンプ7
の吐出圧油が第1又は第2メータインバルブIA11B
より油圧シリンダ1のヘッド側油室5又はロッド側油室
6に供給される。
また、ソレノイド30への通電量によってスベール28
の移動スプールを変えて入口ポート26と出口ボート2
7の連通面積を増減できるので、受圧室20内の圧力を
変えてスプール15の移動ストロークを変更でき、それ
によって入口ボート16と出口ボート17の連通面積を
増減してヘッド側油室5、ロッド側油室6への供給油量
をコントロールできる。
前記第1、第2メータアウトバルブOA%OBは次のよ
うに構成しである。
つまり、弁本体31の弁孔32に流入ボート33、流出
ボート34、パイロットボート35が形成され、前記弁
孔32には筒状体36が嵌挿され、該筒状体36には流
入ボート33が開口した入口ボート37と流出ポート3
4に開口した出口ボート38が形成されていると共に、
その入口ポート37と出口ポート38を断連するポペッ
ト42が摺動自在に嵌挿され、該ポペット42には小径
孔43aと大径孔43bより段付形状となった軸孔43
形成され、該軸孔43には、小径の第1ランド部44a
と大径の第2ランド部44aを有するスプール44が嵌
挿されて、小径孔43bとの間に環状室45を、大径孔
43bと第2ランド部44bとの間に第1背圧室48a
をそれぞれ形成している。前記スプール44はバネ46
で、前記筒状体36に嵌挿固定された軸体47の前面4
7aに当接してポペット42の後面42bとの間に第2
背圧室48bを形成し、前記環状室45は、ポペット4
2に形成したスリット溝状の流入ボート49とスプール
44の第1ランド部44aより成る可変絞り40で前記
入口ポート37に開口制御され、かつポペット42に形
成した油孔41、小径部46及び筒状体36に形成した
油孔47で前記パイロットボート35に連通していると
共に、前記第2背圧室48bは絞り48で前記流出ボー
ト34に連通している。
そして、流入ボート33が油圧シリンダ1のヘッド側油
室5、ロッド側油室6に連通し、流出ポート34がタン
ク8に連通している。
前記第3、第4パイロツト弁D 3、D 4は次のよう
に構成しである。
つまり、弁本体50の弁孔51に流入ボート52と流出
ボート53を形成し、その弁孔51内に嵌挿した筒体5
4に流入ボート52に連通した入口ボート55と流出ボ
ート53に連通した出口ボート56を形成すると共に、
筒体54内に入口ボート55と出口ボート56を連通・
遮断するスプール57を嵌挿し、このスプール57をバ
ネ58で遮断位置に保持すると共に、ソレノイド59で
連通位置に移動するようにしてあり、流入ボート52が
前記流出ポート34に連通し、流出ポート53がタンク
8に連通し、ソレノイド59への通電量によってスプー
ル57を連通位置に向けて所定ストローク移動して入口
ポート55と出口ボート56の連通面積を増減できるよ
うになり、可変絞り60を有している。
このようであるから、ソレノイド59に通電して第3又
は第4パイロツト弁D 3 、D 4のスプール57を
移動し、入口ボート55と出口ボート53を連通ずると
、油圧シリンダ1のヘッド側油室5又はロッド側油室6
内の圧油は第1又は第2メータアウトバルブ0^、OB
の流入ボート33、入口ボート37、可変絞り40、環
状室45、油孔41、小径部46、油孔47よりパイロ
ットボート35に流れ、第3又は第4パイロツト弁D3
、D4の可変絞り60よりタンク8に流出するので、可
変絞り40の前後に圧力差が生じ、その入口側圧力P1
はポペット42の肩部42aに作用すると共に、出口側
圧力PGは第1背圧室48a及び絞り48より第2背圧
室48bに作用する。
ここで、前記圧力差は可変絞り40を流通する流量によ
って決定されると共に、その流量は可変絞り60の開口
面積によって決定されるから、流量制御用の可変絞り6
0の開口面積によって前記圧力差が決定される。
他方、ポペット42は肩部42aに作用する入口側圧力
P1で図中右向きの押力F1、第1背圧室48aと第2
背圧室48b内の出口側圧力Paにより図中左向き押力
F2を受けるので、肩部42aの受圧面積と第1、第2
背圧室48a。
48bの受圧面積の差及び前記圧力差によりボペット4
2は右方又は左方に移動されるようになる。
そして、流量制御用の可変絞り60の開口面積が小さい
、つまりソレノイド59への通電量が少ないと、圧力差
が小さいのでポペット42に作用する左向きの押力F2
が右向きの押力F、よりも大きくなってポペット42は
左方に押されてシート面42bが弁座40aに圧着して
入口ボート37と出口ポート38を遮断している。
このように、ポペット42が静止している時には第2背
圧室48b内に圧油が流入しないから絞り48の前後に
圧力差が生じない。
前述の状態よりソレノイド59への通電量を多くして、
流量制御用の可変絞り60の開口面積を大きくすると流
量が多くなって可変絞り40前後の圧力差が大きくなっ
て、ポペット42に作用する右向きの押力F1が左向き
の押力F2よりも大きくなり、ポペット42は右方に移
動してシート面42gが弁座40aより離れて入口ボー
ト37より出口ボート38に圧油が流れると共に、ポペ
ット42が右方に移動すると可変絞り40の開口面積が
増大して圧力差が小さくなるので、ポペット42は流量
制御用の可変絞り60の開口面積に応じた位置で静止す
る。
したがって、油圧シリンダ1のヘッド側油室5、ロッド
側油室6内の圧油を、ソレノイド59への通電量に比例
した流量としてタンク8に流出できる。
前記合流弁Cは、第2メータアウトバルト0B−D4と
同一形状となり、流入ボート33がロッド側油室6に連
通し、流出ボート34が逆止弁61を介してヘッド側油
室5に連通していると共に、パイロットボート35が第
4パイロツト弁りの流入ボート52に連通し、第4パイ
ロツト弁D4のソレノイド59に通電することで第2メ
ータアウトバルブO3と合流弁Cは同時に作動する。
しかして、第1パイロツト弁D1のソレノイド30の第
4パイロツトD4のソレノイド59に通電して第1メー
タインバルブD、の流入ボート12と流出ボート13を
連通ずると同時に、第2メータアウトバルブOBの流入
ボート33と流出ボート34を連通すれば、ポンプ7の
吐出圧油が第1メータインバルブIAよりヘッド側油室
5に流入し、ロッド側油室6内の圧油がタンク8に流出
するので油圧シリンダ1は伸長する。
これと同時に、合流弁Cの流入ボート33と流出ボート
34が連通ずるのでロッド側油室6内の圧油の一部をヘ
ッド側油室5に供給できる。
この時、ヘッド側油室5内の圧油が合流弁Cの流出ボー
ト34に流入することは逆止弁61で阻止される。
また、第2パイロツト弁D2のソレノイド30と第3パ
イロツト弁D3のソレノイド59に通電して第2メータ
インバルブ1.の流入ボート12と流出ボート13を連
通ずると同時に、第1メータアウトバルブOAの流入ボ
ート33と流出ボート34を連通すれば、ポンプ7の吐
出圧油がロッド側油室6に供給されると共に、ヘッド側
油室5内の圧油がタンク8に流出するので、油圧シリン
ダ1を縮少できる。
第2図は第2実施例を示し、合流弁Cのポペット42を
軸体37の小径筒状部37bに沿って摺動自在とし、か
つバネ46でシート面42bが弁座40aに当接して入
口ボート37と出口ポート38を遮断するようにし、出
口ボート38の径dlAとポペット42の内径d2Aを
同一としてポペット42が次式でバランスするようにし
である。
π (d2 iA  d2 □A) このようにすれば、可変絞り40前後の差圧が62以上
となると背圧室48c内の圧力が低下し、合流弁Cのポ
ペット42が左方に移動することで流入ボート33と流
出ボート34が連通し、第4パイロツト弁D4のスプー
ル57を更に右方に移動してタンク8への流量を増加し
第1背圧室48a内の圧力PGを更に低下すると、第2
メータアウトバルブ011のポペット42が移動して流
入ボート33と流出ボート34が連通ずる。
このようであるから、合流弁Cの流入ボート33と流出
ボート34が連通した後に第2メータアウトバルブO3
の流入ホード33と流出ボート34が連通ずる。
第3図は第3実施例を示し、合流弁Cを次のように構成
しである。
つまり、軸杆47の盲穴62とポペット42の盲穴63
とに亘って杆体64を嵌挿して背圧室65を形成し、こ
の杆体64の軸方向中間部は小径となって前記盲穴62
.63とにより油通路66を形成し、この油通路66に
よってポペット42に形成したスリット溝49と前記背
圧室65を連通し、かつスリット溝49と軸杆47に形
成したボート67を連通・遮断していると共に、そのボ
ート40は前記ボート28に連通していると共に、前記
軸杆47に嵌挿した押杆68が杆体64の端面に当接し
、かつバネ69で図中左方に押され、押杆68を右方に
押す受圧室70は軸杆47に形成した孔71及び杆体6
4の細孔72、盲穴73、並びにポペット42の孔74
で前記出口ボート38に連通し、前記ポペット42はバ
ネ75で右方に押されてシート面42bがシート座40
bに当接して入口ボート37と出口ボート38を遮断し
ている。
合流弁Cは以上の様であるから、第4パイロツト弁D4
の流入ボート52と流出ボート53が遮断されてパイロ
ットボート35内の圧油が流れない時には入口ボート3
7と背圧室65内の圧力が等しくなり、ポペット42は
バネ75で右方に押されて入口ポート37と出口ポート
38を遮断して第3図の状態となる。
この状態でソレノイド59に通電して第4パイロツト弁
D4の流入ボート52と流出ボート53を連通し、パイ
ロットボート35の圧油をタンク8に流出すると、入口
ボート37の圧油がパイロットボート35よりタンク8
に流れるが、この時スリット溝49と油通路66の連通
部で絞られて圧力降下するので、入口ポート87側の圧
力よりも背圧室65内の圧力が低下する。
つまり、スリット溝49と油通路66の連通部が可変絞
り40となっている。
他方、第2メータアウトバルブ08のポペット42は、
合流弁Cのポペット42が左方に移動してから更に第4
パイロツト弁D4のソレノイド5つに通電してタンク8
への流量が増加した後に作動して流入ボート33と流出
ボート34を連通するように構成しである。
つまり、合流弁Cのポペット42及び第2メータアウト
バルブOBのポペット42は背圧室65及び第1・第2
背圧室48a、48b内の圧力で遮断方向に移動し、受
圧部a、bの圧力で連通方向に押されると共に、それら
の圧力は同一であるから、それらの面積比を異ならせる
ことで前述のように作動できる。
これによって、ポペット42は左方に押されて入口ボー
ト37と出口ボート38が連通して入口ポート37の油
圧が出口ポート38に流出するが、その連通面積は僅か
で絞られるから出口ボート38側の圧力は入口ボート3
7側の圧力よりも低くなる。
出口ボート38側の圧力が設定圧力となると受圧室70
内の圧力によって押杆68がバネ69に抗して右方に押
され、杆体64をバネ75に抗して右方に押してボート
67と油通路66を遮断するから入口ポート37よりパ
イロットボート35への圧油流れがなくなって背圧室6
5内の圧力が上昇し、ポペット42を右方に押して入口
ボート37と出口ポート38を遮断する。
このようであるから、ヘッド側油室5内の油圧力が設定
圧力以上であると合流弁Cが作動し、設定圧力以下であ
ると作動し′ない。
第4図は第4実施例を示し、合流弁Cの押杆68を左方
に押す室76を形成し、この室76を軸杆47に形成し
た孔77、筒状体36に形成した孔78でパイロットボ
ート35に連通して、背圧室65内の圧油を室76に導
いて押杆68を左方に押すように形成しである。
このようにすれば、合流弁Cのポペット42はヘッド側
油室5とロッド側油室6の差圧に基づいて作動するから
その差圧が設定圧力以上の時にロッド側油室6内の圧油
をヘッド側油室5内に供給できる。
第5図は第5実施例を示し、合流弁Cの筒状体36に形
成した孔38を外部圧力供給手段79に連通して、押杆
68の室76に外部より圧油を供給できるようにしであ
る。
このようにすれば、合流弁Cのポペット42が連通状態
に作動することを、ヘッド側油圧5とロッド側油室6内
の圧力関係と外部より供給される圧力で変更して任意に
制御できる。
第6図は第6実施例を示し、合流弁Cを弁本体31の弁
孔32にポペット42を嵌挿し、このポペット42をバ
ネ46でシート面42bが弁座40aに当接するように
付勢して入口ポート37と出口ポート38を遮断し、そ
の背圧室48cを第3パイロツトバルブD3の流入ボー
ト52に連通ずると共に、そのポペット42が右方に移
動する時の背圧室48cの圧力、つまり開弁圧POAを
第1メータアウトバルブOAの開弁圧poaより低く設
定し、入口ポート37をヘッド側油室5に連通ずると共
に、出口ボート38を逆止弁61を介してロッド側油室
6に連通する。
このようにすれば、油圧シリンダ1を縮少するために第
3パイロツトバルブD3の流出ボート53よりタンク8
に圧油を流出すると流入ボート52内の圧力が低下し、
合流弁Cの背圧室48c内の圧力が低下する。
そして、背圧室48C内の圧力が開弁圧POA以下とな
るとポペット42がバネ46に抗して右方に移動して合
流ポペット弁Cが連通状態に作動し、ヘッド側油室5内
の圧油は逆止弁61よりロッド側油室6内に供給される
更に流入ボート52内の圧力が低下して第1メータアウ
トバルブOAの開弁圧P。B以下となると第1メータア
ウトバルブOAのポペット弁42が右方に移動して流入
ボート33と流出ボート34が連通ずるから、ヘッド側
油室5内の圧油は第1メータアウトバルブOAよりタン
ク8に流出する。
第7図は第7実施例を示し、合流弁Cを次のように構成
しである。
つまり、弁本体31の弁孔32に流入ボート33、流出
ボート34、パイロットボート35を形成し、筒状体3
6に入口ボート37と出口ボート38を形成すると共に
、ポペット42の盲穴63と軸杆47の盲穴62とに亘
って押杆64を嵌挿して受圧室70を形成し、その受圧
室70を細孔72、盲穴73、孔74で前記出口ポート
38に開口すると共に、ポペット弁42に筒状体36に
嵌合するフランジ80を形成して出口ボート38をタン
ク8と遮蔽し、流入ボート33をヘッド側油室5に連通
ずると共に、流出ボート34をロッド側油圧6に連通し
である。
このようにすれば、ポペット42はロッド側油室6内の
圧油及び背圧室65内の圧油で遮断方向に押され、受圧
部Cに作用するヘッド側油室5内の圧油で連通方向に押
されるので、合流弁Cは第3パイロツト弁D3の流入ボ
ート52と流出ボート53を連通ずることで連通状態と
なり、油圧シリンダ1を縮少させる時にヘッド側油室5
内の圧油をロッド側油室6内に供給できる。
〔発明の効果〕
パイロット弁を切換えることで油圧シリンダ1のヘッド
側油室5又はロッド側油室6にポンプ7の吐出圧油を供
給して油圧シリンダ1を伸長又は縮少できると共に、そ
れと同時にヘッド側油室5内の圧油をロッド側油室6に
供給したり、ロッド側油室6内の圧油をヘッド側油室5
に供給できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図は本発明のそれぞれ異なる実施例を示す断面図であ
る。 1は油圧シリンダ、5はヘッド側油室、6はロッド側油
室、7はポンプ、8はタンク、1AsIBは第1、第2
メータインバルブ、0A10Bは第1、第2メータアウ
トバルブ、Cは合流弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ポンプ7の吐出側を第1、第2メータインバルブI_
    A、I_Bで油圧シリンダ1のヘッド側油室5、ロッド
    側油室6に連通すると共に、そのヘッド側油室5、ロッ
    ド側油室6を第1、第2メータアウトバルブO_A、O
    _Bでタンク8に連通し、前記ヘッド側油室5とロッド
    側油室6を合流弁Cで連通すると共に、前記第1・第2
    メータインバルブI_A、I_B及び第1、第2メータ
    アウトバルブO_A、O_Bを、外部信号によって作動
    されるパイロット弁によって連通状態に切換る構造とし
    、前記合流弁Cを第1又は第2メータアウトバルブO_
    A、O_Bを切換えるパイロット弁によって連通状態に
    切換る構造としたことを特徴とする油圧シリンダの圧油
    供給装置。
JP63298049A 1988-11-28 1988-11-28 油圧シリンダの圧油供給装置 Pending JPH02146301A (ja)

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