JPH02145851A - ウェブ処理機械及びウェブの処理方法 - Google Patents

ウェブ処理機械及びウェブの処理方法

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JPH02145851A
JPH02145851A JP1270150A JP27015089A JPH02145851A JP H02145851 A JPH02145851 A JP H02145851A JP 1270150 A JP1270150 A JP 1270150A JP 27015089 A JP27015089 A JP 27015089A JP H02145851 A JPH02145851 A JP H02145851A
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deceleration
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edge
primary
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    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06CFINISHING, DRESSING, TENTERING OR STRETCHING TEXTILE FABRICS
    • D06C21/00Shrinking by compressing

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は静止した減速面が被動ウェブの外面上に作用し
て、ウェブを減漣させ、処理領域内にて縦方向に圧縮又
はしぼ寄せ(creping)が行われるようにするウ
ェブの圧縮処理方法に関する。
(従来の技術及びその課題) ブレード型式の減速装置を使用する必要がないこと、及
び微細なしぼを形成し得るその機能により、ブレード無
しのマイクロクレーピングと称されることがある、この
しぼ寄せ技術は引用して本明細書の一部とした当該出願
人による先願の米国特許出@第3.810.280号に
記載されている。
このブレード無しクレーピング技術の場合、商業的な状
態下及び商業的な速度下にて、希望する均一な水準の処
理を行うことは困難であることが確認されている。例え
ば、速度の増加に伴い、場合によってはウェブの幅に沿
って又は縦方向に沿って望ましくない不均一な処理状態
となり、又は処理による特徴が運転速度に亘って異なる
ことになる。又、場合によっては、処理の結果による特
徴は温度又は調整の僅かな変化にも鋭感に反応し、その
ためその技術を商業目的に適用するには不適当であった
。従来のブレード無しクレーピング技術はウェブの垂る
み又は表面に摩耗あるいはその他の有害な影響を与える
場合もあった。
かかる理由のため、この技術は基本的に有利であり、適
用分野にとって重要であるにも拘わらず、その商業的な
利用は制限されていた。重要な適用分野の例は完全であ
るならば、機械的処理が非常に有利となるデニム布地の
加工分野がある。別の適用分野としては、かなり低廉で
あり又は低品質である布地を提供し、及び価値と品質を
向上させる特性を提供するために、機械的処理を施すこ
とが望まれる特殊な布地の加工分野である。
ブレード無しクレーピング技術はウェブの圧縮に適用可
能であり、この技術によれば、例えば編み物又は織り材
料のようなウェブの構成要素がしぼ寄せを生じさせるこ
となく、極めて均一な状態に縦方向に圧縮され、しかも
最も微細なしぼ寄せから相当に粗なしぼ寄せ、あるいは
一次的及び二次的しぼ寄せの組み合わせに及び又は装飾
的効果を与えるための各種程度のしぼ寄せを施すことが
出来る。処理後のウェブ−に張力を加えることにより、
処理部分の一部又は場合によってほそめ大部分を除去す
る場合がある。例えば、かかる処理は主として、ウェブ
を軟質にし又は可撓性を持たせる場合に望ましい。この
技術は、繊維状布地に加えて、不織布地、紙及びその他
のウェブ状の可撓性シート物等の広範囲の材料に適用可
能である。
本発明の幾多の特徴は商業的に採用可能な方法にて、ウ
ェブを縦方向に圧縮処理する際に生じるその他の上記の
ような需要に応えることが出来ると考えられる。
本発明の特徴の一部はブレード無しマイクロクレーピン
グ機械以外のウェブ処理機械に適用可能である。
(課題を解決するための手段) 本発明の一特徴は、ウェブを把持する駆動面と、該駆動
部材上に配設され、駆動部材の表面と被動の係合状態に
てウェブを圧縮する平滑な面を有する一次部材と、及び
該一次面の後方に配設されて、ウェブが駆動部材から離
反する前にウェブに係合して該ウェブを減速させる略静
止した減速面であって、薄板状の支持部材により支持さ
れた前記減速面とを備える駆動部材を採用するウェブ処
理機械及びその方法に関する。本発明のこの特徴による
と、薄板状の支持部材は弾性的に屈曲可能であり、先端
偏倚板が支持部材の下流端部分上に偏倚圧力を作用させ
、該支持部材を駆動部材に向けて偏倚させ得る構造を備
えかつそのように配設されている。第2の薄板状部材の
形態によるキャビティ安定手段が設けられており、この
キャビティ安定手段は一次部材の直ぐ下流の領域内にて
支持部材の最初の部分上を対面する補強状態にて伸長す
る。
このキャビティ安定手段と先端偏倚板間を伸長する支持
部材の部分は比較的補強されていない状態にある。
本発明の一つの重要な実施例によると、ウェブを把持す
る面は円筒状ロール又は該ロール上を走行するベルトに
より提供されるような湾曲した形状を備え、薄板状の支
持部材が比較的直線状の非応力状態の形状から、駆動面
の湾曲程度に略順応する屈曲し弾性的に変形へれた形状
まで、加えられI;先端の圧力下、湾曲面を中心として
弾性的に屈曲可能である。
本発明のこれら好適実施例は次の特徴を有している。
先端偏倚板は支持部材の端部の上面と対面状態に係合す
る板ばね部材から成っている。先端偏倚板瓦ビキャビテ
ィ安全手段は補助的板ばね部材の離間して配設した部分
を備えている。該板ばね部材の部9分は支持部材の端部
の上面と対面して係合する状態にある。この補助的板ば
ね部材は非応力状態下において、キャビティ安定手段及
び先端偏倚板を画成する部分間を架橋する予め湾曲させ
た外方に凹状の部分を備えている。一次部材は薄板状で
あり、補助的板ばね部材の伸長部分はキャビティ安定手
段を画成する部分の上流に伸長する。
該伸長部分は一次部材の上に位置し、圧力部材が伸長部
分を下方に押し付け、該伸長部分は一次部材を下方に押
し付けてウェブと係合させる。これらの部材は圧力部材
の下方への押し付は作用により先端偏倚板及び補助的板
ばね部材のキャビティ安定手段部分を付勢させて、支持
部材のそれぞれの部分に係合させる働きをする。
非応力状態時、補助的な薄板状部材の上流伸長部は圧力
部材の下流側の補助的部材の湾曲部分の延長部分として
、圧力部材の直ぐ上流側の領域上にて予湾曲させた外方
の凸状の形状をしている。
圧力部材は、駆動面の形状がロールにより画成される場
合には、処理方向に対して垂直な方向に伸長する圧力端
縁を備え、この圧力端縁はロールの長さ方向に伸長して
いる。補助的板ばね部材は作用位置において、圧力部材
が板ばね部材を局部的かつ弾性的に偏倚させて僅かに反
対方向に湾曲した外方にの凹状の形状となり、よって、
圧力部材の上流側及び下流側の直ぐ近くの領域内にて板
ばね部材は予応力を作用させた安定的な略かもめ型の翼
の形状をしている。
本発明の好適な実施例はさらに次の特徴を備えている。
一次部材は薄板金属部材と、一次部材の上流側伸長部分
と、支持部材と、〜及びこれら部材を対面状態に把持す
る共通のホルダまで上流方向に伸長する補助的板ばね部
材とを備えている。例えば、被動部材が12インチ以上
の直径を有するロールである場合、支持部材は肉厚がo
、otoインチ以上のブルー鋼にて形成すると有利であ
る。支持部材の肉厚は約0.020インチ以下とする。
補助的な薄板状部材は先端の偏倚板及びキャビティ安定
手段を形成し、補助的な薄板状部材は肉厚が約帆010
インチ以上で支持部材の肉厚よりは厚くないブルー鋼に
て形成する。平滑で薄板状の低摩擦の屋根部材が一次部
材の端部から減速面の有効開始部分まで僅かな距離を下
流方向に伸長している。この屋根部材は肉厚が約0.0
03インチのブルー鋼の薄板にて形成され、一次部材の
端部から約0.5インチ以内の距離だけ下流方向に伸長
している。減速面は一次部材の端部から開始する。該減
速面は下流方向への有効距離が約0.5乃至1,5イン
チである。
減速面は支持部材の下方に位置するあるエメリーシート
により形成される一方、支持部材の上面と一体に形成さ
れる。さらに、この減速面は機械方向に対して鋭角な角
度に設定された大きい多数の連続的なさねはぎ部分を備
え、さらに、研磨した金属のような無害の低摩擦面を有
することが望ましい。プリセを含む、木皮剥ぎ効果を提
供し得るように、処理キャビティの領域内には表面の不
連続部分が幅方向に分布されている。これらは、例えば
、一次部材の端部に減速面、又は変形物を提供するよう
なエメリー布に形成された穴、スリット又はスロット等
の減速面に形成された開放スペースがある。
本発明の別の特徴はウェブ把持の駆動面と、ウェブを押
し付けて駆動面と係合させるように駆動面と係合可能な
ように駆動部材上に配設された平滑な表面の薄板状の一
次部材と、該一次部材を駆動部材に押し付ける圧力端縁
を画成する圧力部材と、及び一次部材の後方に配設され
て、ウェブが駆動部材から離反する前にウェブに係合し
て該ウェブを減速させる略静止した減速面とを備え、前
記減速面が一次部材の上方でかつ圧力部材の下方を後方
に伸長する後方部分を有する板ばね部材により支持され
たウェブ部材を採用するウェブ処理機械及びその方法に
関する。本発明のこの特徴にょると、板ばね部材は非応
力状態時、圧力部材の上流側の箇所と端縁の略下流側の
領域とを架橋させる予め湾曲させた外方に凸状の部分を
有している。
板ばね部材は、作用時、圧力部材が板ばね部材を局部的
にかつ弾性的に偏倚されて僅かに反対方向に湾曲した外
方に凹状の形状とし、よって、圧力部材の上流側及び下
流側の直ぐ近くの領域内にて、板ばね部材が予応力を作
用させた安定的な略かもめ型の翼の形状を有するような
構造としかつそのように配設されている。
本発明のこの好適な実施例は次のような特徴を有してい
る。
作用位置において、圧力部材の上流側に離間させた板ば
ね部材がかもめ型の翼の形状のために屈曲され一次部材
との接触状態から離脱する。圧力部材の下流側の直ぐ近
くの作用位置において、法部材の端部は、かもめ型の翼
の形状をした上方向に凹状の形状部分が係合することに
より、補強されて上方向に偏倚しないようにされる。作
用位置において、一次部材の先端の領域内にて、及びこ
の領域を越える板ばね部材の部分はかもめ型の翼の形状
のために耐屈曲性の予応力が加えられた状態にあり、こ
のため、板ばね部材の下流側先端に加えられる偏倚力に
よる偏倚作用に抵抗することができる。薄板状の支持部
材は一次部材と板ばね部材間に位置し、薄板状の支持部
材は一次部材の先端の下流方向に伸長し、処理キャビテ
ィを画成する。一次部材を越えて直ぐ近くの板ばね部材
は補強状態にて支持部材の上面に係合し、一次部材の端
部にてキャビティの深さの変化に抵抗することが出来る
。板ばね部材は露出されて減速面を直接支持する。減速
面は板ばね部材の下方を伸長するエメリー布により画成
される。この減速面は板ばね部材の上面に施された摩耗
性被覆により画成される。減速面は機械の方向に対して
鋭角な角度に設定された大きい多数の連続的なさねはぎ
部分により画成され、研磨金属から成る無害の表面を有
することが望ましい。
(!l!施例) 第1図及び第2図を参照すると、回転可能な被動の鋼管
ロールlOはプラズマ被覆を施された微細な炭素粒子に
より提供されたウェブ把持面12を有している。例えば
直径12インチのロールは符号13にて略図的に示した
熱的制御された内部ヒータを収容している。
薄板状部材の組立体16はホルダ14内に取り付けられ
、片持ち状態にて前方に伸長している。
この組立体16は圧力部材18の下方でかつロール面1
2の上方を伸長し、このロール面12にでロール上のウ
ェブ20の外面に係合する。
底部から上方にかけ、組立体16は一次部材22、減速
面25を支持する板状ばね部材24、及び特別の湾曲し
た形状の第2の板ばね部材26を備えている。
より具体的には、一次部材26は平滑な下面を有し、圧
力部材の端縁18’の影響下、ウェブ22を押し付け、
被動ロールIOの表面12と被動係合可能であるように
配設されている。該一次部材22の下流端縁22′は圧
力部材の端縁18’と整合する状態から僅かに下流に位
置している。この一次部材22の肉厚は処理せんとする
ウェブの性質及び希望する処理の型式いかんにより異な
る。
一次部材の最終的な限界まで圧縮することが望まれる場
合、肉厚は0.010インチとし、及びその端縁部分を
研磨することによりより薄くすることが出来る。一次部
材の端部を越えて下記の寸法のしぼ寄せ付はキャビティ
を画成することが望まれる場合には、肉厚は例えば0.
030又は0.040インチとし、例えば多数の重なり
合った板ばね部材にて構成することが出来る。
板状のばね部材24は、非応力状態時、その先端に加え
られる圧力により偏倚し、ロールの湾曲部分に弾性的に
順応し得ることを条件にして選択された肉厚寸法の直線
状の平坦な部材である。又、選択された比較的非支持状
態の長さに亘って離間し、ウェブにより加えれらる外方
向への圧力下、悪影響を与える程度に変形したり、又は
「膨張」することなく、ウェブと弾性的に係合する。長
さが約0.5乃至1−0インチの減速通路、及び直径1
2インチで通常の商業的状態下にて作動するロールの場
合、この第1の平坦な板ばね部材はブルー鋼から成るな
らば、肉厚は約0.010インチ以上とし、非常な堅牢
さが求められる商業的状態下にて約0゜020インチま
での肉厚寸法とすることが可能である。
支持部材24に対する要求が厳しくない作動状態下にお
いては、この条件は緩和することが出来る。例えば、柔
らかく、処理力が小さくて済むウェブの場合、又は第2
の又は不規則なしぼ寄せを形成しようとするような場合
である。
第1図の実施例において、減速面はこの板ばね部材24
の下側にプラズマ被覆により形成された微細な炭素粒子
の一体層として提供される。
第2の板ばね部材は非応力状態時(第1a図参照)、特
別の予め湾曲させた形状を備えている。
板ばね部材は非応力状態時、圧縮部材の端縁18′と整
合する点の後方の点から始まりその先端にまで達する外
方向に凸状の湾曲部分を備えている。
この湾曲部分はロールの湾曲程度よりも小さく、・本例
において、その曲率半径は約2インチである。
この部材の肉厚はこの部材が作用荷重を受けたときに偏
倚し、以下に説明する方法にて第1ばね部材の処理キャ
ビティの安定手段及び先端荷重を提供し得るように選択
されている。一方、これら2つの領域間における第1部
材の中心間距離は比較的非支持状態とする。殆どの場合
、この第2部材は第1部材よりも剛性でないものとする
ことが望ましい。例えば、直径12インチのロール及び
長さ0.5乃至l、0インチの減速通路を利用するが、
第2部材がプレー鋼から成る場合、この第2の補助的部
材は全体として最小肉厚が約0.010インチであり、
第1部材の肉厚を著しく上廻らないようにする。
第2図乃至第2c図には、機械のヘッドが作用位置まで
下降されたときの薄板部材の組立てられた状態及びその
漸進的に行われる弾性的な変形が図示されている。
第2図に図示するようく、3枚の薄板状部材は全て、ホ
ルダクランプ14により対面状態にクランプ止めされ、
その予め湾曲させた第2の板ばね26の自由端は第1板
ばね部材24の自由先端付近に係合している。このクラ
ンプ止めの結果、板ばね部材間にはある程度の圧力が加
えられ、図示するように、第1ばね部材24及び一次部
材22は当初の非応力状態の平坦な形状から僅かに偏倚
させる。
作用可能な状態になるためには、圧力部材18を備える
ヘッド、その支持体19、ホルダ14及びクランプ止め
された組立体16は第2a図及び第2b図の位置を通っ
て第2c図の作用位置まで図示しない空気圧アクチュエ
ータにより一体として回転される。
第2a図には、ロールlO上のウェブ20に係合する一
次部材が図示されており、板ばね部材の形状又は応力は
第2図と同一である。
第2b図には、圧力部材の端縁18’が第2の板ばね部
材26を変形させて、その湾曲部分を局部的に変形させ
てかもめ型の翼の形状にするその後の状態が図示されて
いる。この点において、第2ばね26の変形部分は第1
ばね部材24に接触していない。
第2c図及び第2e図の拡大図には、ヘッドをさらに回
転させ、圧力部材の端縁18’の圧力が一次部材22に
伝達される状態が図示されている。
端縁18′下方にては、第2部材26と第1部材24間
、第1部材24と一次部材26間、及び一次部材22と
ウェブ20間には緊密な接触が行われる。ばね部材26
の片持端部により、その先端領域に加えられる圧力の結
果、第1部材は凸状に屈曲し、ロールに十分順応するこ
とが出来る。第2部材26の予成形した湾曲部分により
、かもめ型の翼の形状部分は弾性的に第2部材26上に
押し付けられる(隔離したかもめ型の翼の形状部分を示
す第2d図も参照のこと)。一次部材22の端部領域に
て、かもめ型の翼の形状部分の下方に変形した部分は領
域Gにて対面状態に係合する一方、そこから下方向に向
け、架橋部分Sを越えて先端に向かう第2ばね部材26
は上流側におけると異なり、部材24を支持しない。
第2c図の位置に達した後、ヘッドに対するアクチュエ
ータ上の空気圧力が作用可能な値にまで増加される。こ
の作用可能な値は駆動しようとする特定のウェブの性質
及び実施しようとする処理の種類いかんにより選択され
る。駆動し減速することがより困難であるウェブは弱い
ウェブと比べ圧力部材の圧力を大きくすることを必要と
する。
一部の図面が示すように、ウェブは圧力領域において、
垂直方向に圧縮される。ニット布地はこのことを極めて
じっしってきに実証するが(例えば、シャーシーニット
の場合、0.016インチ乃至帆00フインチに圧縮し
、セータシャツニットの場合は、0.070乃至0.0
30インチに圧縮する)、全てのウェブはある程度圧縮
する。
第2c図を参照すると、例えば柔らかい毛ばたった布地
の場合、例えば0.003インチの屋根部材21が一次
部材22と支持部材21間に介在され、ウェブは一次部
材の端部にてキャビティ内に入るとき減速面ではなく、
平坦な面と境を接する。屋根の長さは0.5インチとす
ることが出来る。屋根の後方にて、ウェブは減速面に露
出される。
第3図には、ウェブにしぼ寄せする作用状態が図示され
ている。この工程はゆっくりと開始し、商業的生産速度
にまでスピードアップしていく。
より高速時における動的状態において、部材24の下流
端はふらつく傾向となるが、第2板ばね部材26により
先端に加えられる著しいばね抵抗力がかかるふらつきに
抵抗する。さらに、部材24の先端が上昇する傾向は、
いわゆるわにロジョーの作用により、後方向に広がって
一次部材22の近接端にて処理キャビティを不当に開放
させるのが阻止される。かかる開放動作は第2ばね部材
26のかもめ梨の翼の形状部分が領域Gにおいて、対面
状態に接触することにより生ずる安定化作用により効果
的に抵抗される。この安定化効果は極めて重要である。
その理由は、処理キャビティの寸法が不当に変化した場
合、減速装置のふらつく状態に伴う周期的なものか、又
はより一定で、速度に左右される性質のものであるか否
かを問わず、処理に対して許容し得ない影響を及ぼすか
らである。同様に、一次部材の下流端は、下流部材上に
加えられる好ましくない上昇作用に抗して安定化される
さらに、ウェブに加えられる引き締め張力が過度に早い
速度にて減速通路から処理材料を除去し始めるならば、
部材26の先端荷重下、部材24の先端が閉じることに
よりかかる傾向に抵抗し、減速通路は十分に充填された
状態を維持する。
先端領域と安定化キャビティ間の径間距離Sに沿って、
第1部材24は有利な程度の外方向への弾性を維持し、
そのため、材料は被動ロールによりウェブに加えられる
駆動力の結果、減速面に沿って進む。部材24の弾性に
より、通路の深さはウェブに応答してその深さを僅かに
変化させることが出来る。このため、ウェブの肉厚が僅
かに変化した場合でも、処理状態に著しい変化を生じさ
せることなく対応可能となる。
全体的な結果として、この技術は製造状態における固有
の変化に対応する一方、広範囲の速度に亘って極めて均
一な処理を実現することが出来る。
さらに、この技術は極めて堅牢で現下の処理に合わせて
適正に選択された後、機械の縦方向に沿って何れの構成
要素も調整を必要としない構成要素を利用することによ
り実現可能である。
ある場合には、第2ばね部材の予成形した湾曲部分は圧
力部材の端縁から開始するようにすることが可能である
。しかし、多くの場合、かかる湾曲状態は圧力部材の十
分後方から湾曲し始めるようにした場合程、有利ではな
い。その結果得られるかもめ型の翼の形状は、湾曲部分
の対向する形状部分間の移行部分である薄板金属の屈曲
領域におけるより大きい予応力及び構造的安定性のため
、処理キャビティに対してより強い安定化作用を提供す
るものと考えられる。第2部材が圧力部材の後方に向け
て上方向に屈曲し、第1ばね部材との接触状態を脱する
ことも、又一次部材に過度に大きい剛性が付与されるの
を防止する。かくて、例えば、ある商業的処理にとって
有害となり得るウェブ上に対するアイロン掛は一作用が
防止出来る。
第4図の実施例は第3図のものと同様であるが、減速面
は第1板ばね部材24の下方に支持された状態にあるエ
メリー布23により提供される。このエメリー布23は
第1板ばね部材24の下方に支持された状態にて位置し
ている。このエメリー布23は第1板ばね部材24と一
次部材22間の上流方向に把持されている。
第4a図は第4図と同様であるが、第4C図に図示する
ように、繊維ウェブ20′に木皮剥ぎ効果を付与し得る
ように、−成部材の端部にてエメリー布には穴50の形
態による中断部分(第4bも図参照)が形成されている
繊維布地に十分に画成された完全に連続的なしぼ寄せ又
はうね部分を備えるという一般的には望ましいことに反
して、この木皮剥ぎ効果はしぼ寄せ形成部分が幅方向に
幾分不規則状態に不連続となることを特徴としている。
かかる不連続部分において、あるしぼ寄せ形成部分はそ
こが終端となり、又、別のしぼ寄せ部分がそこから開始
し、あるいは交わり、分岐する。許容可能な製品は全体
として略均−な外形を有し、不規則に配分される一方、
その不連続部分の全体的な周期及び性質が均一であるよ
うにする。かかる木皮剥ぎ効果は従来、いわゆるブレー
ド付きのマイクロフレーバを利用して、繊維に対して、
より低い温度や高速度が望ましいのにも拘わらず高温(
例えば400°F)を作用させ、ゆっくりした速度(例
えば分当たり10ヤード)といった小さい商業的規模で
行われていた。従って、本発明の特徴はより高速の商業
的速度にて木皮剥ぎ効果を提供しようとするものである
木皮剥ぎ効果を提供し得るように拡大したキャビティが
提供されている。この穴の寸法は特定の布地に対して、
その前に成形されたしぼ寄せ上に第2又は表面的なしぼ
寄せを生じさせる程には大きくないように選択される。
キャビティの寸法は特定の速度に合わせて選択し、希望
の結果が得られるようにすることが多いが、キャビティ
の寸法のみによっては、広範囲の速度又はその他の運転
状態に亘って同一の木皮剥ぎ効果を確保するには不十分
である。しかし、−成部材22の端部22′にてエメリ
ーシートに形成された穴50により処理キャビティを局
部的に不連続にすることは、減速動作に対して望ましい
局部的な不連続部分を提供し得ることが確認されている
。これらはしぼ寄せ形成動作に望ましい中断部分を提供
して、有効に広範囲に亘る運転状態に対して木皮剥ぎ効
果を提供することを可能にする。
不連続部分のその他の形成手段が可能であり、例えば、
−成部材の端部に局部的な変形部分を提供し、又は機械
方向に対して例えば20°という鋭角な角度にてエメリ
ーシートに形成された輻の狭いスロット(又はスリット
さえも可能)とすることが出来る。スロットの角度関係
により、ウェブの全ての部分は一部の減速面を横断して
、希望しない場合に機械方向に処理されたウェブに筋又
はその他の直線状の加工部分が生ずるのを防止出来る。
第5図の実施例は、第5b図に図示するようにパッケー
ジに組み立てられた、第5aに図示するように、高密度
のさねはぎ部分45.47を有する薄板金属から成る減
速部材43を使用している。
このさねはぎ部分は研磨鋼のような非摩耗性の材料にて
形成することが出来る。処理キャビティの配設形態及び
これらのさねはぎ部分に選択された角度Uの値いかんに
より、かかる減速面は、ウェブがさねはぎ部分上にて「
ラチェット」動作するとき、希望する不連続部分を提供
し、望ましい木皮剥ぎ効果を提供する。
特に有利な点は、さねはぎ部分が張出し部分によりウェ
ブが前方に動くのに抵抗する角度付きの抵抗力に起因す
る背圧による減速効果を提供することである。ニット布
地のような順応性のある材料の場合、このさねはぎ部分
はウェブを通って進み、張出し部分の角度付き方向に向
けてそっくり動き、処理キャビティにおいてしぼ寄せさ
れ又は圧縮させた材料の必要とされる抵抗性バックを提
供する。このパック材料に対して導入される新しい材料
が縦方向に圧縮され、よって、ウェブの摩耗を防止出来
る。
かかる偏倚減速装置の上記及びその他の特徴及び利点は
ここに引用して本明細書の一部とした1987年4月2
日付けで出願された米国特許出願第035゜268号に
開示されている。
第6図には、木皮剥ぎ効果を提供する別の手段が図示さ
れている。この場合、炭素粒子の減速面25′は第1ば
ね部材がパッケージから除去される間にばね部材26の
上面に係合される。比較的大きい寸法のしぼ寄せである
こと、及びある程度の処理の不規則性が希望されること
のため、この場合には、第1ばね部材は省略することが
可能である。
第7図のパッケージはその後端に機械方向の一連のスリ
ット27を有している。これらのスリット27はtJ2
薄板状部材が減速表面下方の局部的な状態に応答するの
を可能にし、場合によっては、工程の円滑な進行が促進
される。
第8図、第8a図において、2つの予湾曲させた補助的
なばね部材30.32はホルダ14により片持ち状態に
支持されている。短い方の部材30は一次部材22の端
部の下流側に近接する領域に先端を備え、作用可能な位
置(第8a図)において、処理キャビティを安定させる
働きをする。
長い方の部材32は第1板ばね部材の下流端に係合する
先端を有し、この第1板ばね部材をロールを中心として
偏倚させる。
第9図、第9a図の実施例において、長さが短い予湾曲
させた部材42は第1支持ばね24の一部分の両端上に
着座し、それぞれ、キャビティ安定化手段及び先端の偏
倚手段を提供する。第2の予湾曲させた部材40がその
片持ち支持体から長さの短い方の部材42の中間領域ま
で伸長し、圧力部材の端縁18’に応答して偏倚圧力を
作用させる。
第8a図、第9a図に示した実施例において、安定化処
理キャビティと先端間には径間距離Sが提供されており
、この径間距離S内にて、第1板ばね部材は比較的非支
持の状態にあり、その下を通る閉じ込められたウェブに
対しである程度の弾性支持体を提供する。
好適な実施例、例えば第1図、第8図及び第9図に示し
たものは湾曲した駆動ロールを採用しているが、かもめ
型の翼の形状の特徴及び第8図及び第9図に示したよう
な別の構成を含む、本発明の多数の特徴は適当な駆動面
を有する動くウェブ駆動ベルトに適用可能である。ウェ
ブ圧縮動作は案内ロールの位置にて行われ、この場合、
ベルトは湾曲した案内形態を有するか、又はある有利な
場合には、その圧縮動作はベルトが平坦である箇所にて
行われるようにする。後者の場合、後方支持体はベルト
自体が十分な安定性を提供し得ない動いている平坦なベ
ルトの下方に設けることが出来る。かかるベルトを使用
する一つの適用例は、偏倚力によりウェブにしぼ寄せす
る場合であり、このときは圧力端縁はベルトの動く方向
に対しである角度を成して配設することが出来る。
上述のかもめ型の翼の形状及びその他の特徴が商業的運
転を可能にする機能を備えるため、本発明によるさねは
ぎ部分を利用する減速技術は新たな重要性を獲得するこ
とになった。これらの重要性については以下に詳細に説
明する。
かかる減速手段については第5図に図示しである。
ここで、第1O図乃至第13図を参照すると、減速部材
40は溝状通路48により分離されI;−連の比較的密
に離間させた減速張出し部46から成る特別のウェブ係
合面を有している。好適な実施例において、該張出し部
は硬質で平坦な研磨面、例えば、ウェブ材料がその上を
容易に摺動可能である硬質のばね鋼から形成される。供
給されるウェブの動きに対向するこれら張出し部の前縁
Elが主要な働きをする。
図示した実施例において、さねはぎ部分の形態は幅の狭
いダイヤモンド砥石車にてブルー鋼の表面を連続的に研
磨して形成するか、又はこれらをエツチング処理して形
成することが出来る。何れの場合でも、端縁は2つの異
なる面を交差させることにより形成することが出来る。
図示するように、これら2つの面は張出し部の略平坦な
頂部面とし、及び該張出し部の側面とする。その結果、
形成される端縁ELはウェブの表面を割り出す機能を備
えるに至る。さねはぎ部分は機械方向Sに対して角度a
にて伸長する。この角度aは処理する材料の性質及び処
理により実現しようとする特性いかんにより、約IO″
乃至約606の範囲内で変化させることが出来る(剛性
なウェブに対しては30°、柔らかい可撓性のウェブに
対しては45@とすることが望ましいことが多い)。第
1O図乃至第13図に図示した実施例において、この角
度aは45″とする。
第13図を参照すると、ブルー鋼は0.020インチの
肉厚を有している。溝が深さdにて形成されており、こ
れは各張出し部46の前縁ELの鋭角な深さdが典を的
に0.010インチであるようにするのに十分である。
図示した実施例において、溝48は0.040インチの
幅W1を有している。これらの溝は0.050インチの
中心上に形成され、張出し部に0.010インチの輻W
、を提供する。さねはぎ部分46.48はウェブ16の
全幅に亘って伸長し、本実施例において、各種のウェブ
材料を均一に処理するのに十分な密度を備えている。図
示した実施例において、さねはぎ部分は減速部材の最下
流端まで伸長している。
第1O図、第11図及び第12図に図示するように、ニ
ット布地のような可撓性のウェブの場合、一次部材18
の下方にて機械方向Sに動くウェブは減速部材40によ
り、動く間に反転されて方向Rに動き、減速部材aの端
部下方にて機械から機械方向Sに向けて繰り出され、ロ
ール上に巻き付けられる。別の実施例においては、第1
2図に点線で示すように、ウェブは機械方向から角度S
′にて繰り出すことが出来る。この角度は張出し部の方
向に対応させ、又は処理する性質いかんにより、機械方
向に対する角度より小さくすることが出来る。 各張出
し部46の前縁ELは供給される材料に対面し、その最
初部分P、がウェブに減速力を提供する働きをする。第
10図及び第11図を参照すると、任意のウェブ部分は
前縁ELに達するとき、抵抗端RELの伸長方向に直角
に作用する抵抗力F1を受ける。この抵抗力F、は材料
の機械送り方向と反対方向に作用する力成分F。
と、それに直角の方向に作用する駆動力成分F。
に分解することが出来る。力成分F、はウェブをさねは
ぎ部分の角度aにて、方向Sから方向Rに方向度えする
作用をする。かかるウェブと抵抗性端縁ELとの相互作
用は材料の幅寸法0.05Qインチ毎に反復され、その
結果、ウェブ全体は機械方向Sに動く方向から角度aに
て設定された一時的な方向Rまでそっくり方向変更され
る。
第11図に示唆するように、おそらく全端縁E、が供給
されるウェブ上に与える総合的な効果により、ウェブが
当初の点P、からさらに遠方に接触するときに、抵抗力
Flはウェブを減速させる効果がある。
主要な働きをするのは減速部材の前縁ELであるため(
張り出し部分の反対側の第2又は遊休端縁ではない)、
別の形態の減速面が採用可能であることが容易に理解さ
れよう。例えば、第14図を参照すると、減速端縁EL
は「チエツクマーク」断面の性質によりシートに機械加
工することが出来る。この場合、減速部材の表面43は
各端縁E、から減速部材40′の伸長面まで角度すにて
傾斜している。この傾斜は段状面りに端末があり、該段
状面りは上昇して、次ぎの減速端縁ELを形成し、これ
が減速部材の全面に互って反復される。
第15図には、ホタテガイ状の断面が図示されており、
湾曲した抵抗端縁ELは隣接する凹状の湾曲面45が交
差することにより形成されている。
第1O図乃至第13図の実施例の作用 ウェブ20は、第1図に図示するように、供給ロールか
ら被動ロールまで速度Sにて供給される。
最初、動作を開始するため、ウェブは一次部材22の下
方に位置決めされ、減速部材40は未処理位置にあり、
圧力部材18は下方に圧縮されて一次部材22をウェブ
20に押し付ける。これにより、ロール10はウェブを
前方に駆動する。ウェブの減速が開始されて、オペレー
タが手でウェブ上に作用させる一次部材22及び減速部
材400作用により、柱状に圧縮処理されたウェブを「
ビルドバラフコする。かくて、第5図の状態は始動期間
中に実現される。オペレータは、加えられているならば
一時的な圧力を急激に釈放することにより、その後、図
示した設定値以上の圧力を加える必要がなく、減速部材
はその減速機能を果たすことが出来る。新規のウェブ2
0が処理キャビティ(これは一次部材の下方又はその端
部に位置決めすることが出来る)に達したとき、ウェブ
20の各要素はロールの作用及び後方への減速力により
、前方への駆動力を受ける。この時点において、最初の
圧縮処理が行われ、処理されたウェブはロールlO上に
滑動する。ティシュペーパ又は不織布のように薄いウェ
ブがしぼ寄せ加工を行ったとき、最初の極めて微細なマ
イクロクレープ(高さが僅か数十分の一インチに過ぎな
い)を形成することが出来る。繊維の場合、圧縮は全体
の布地をしぼ寄せすることなく、構成要素の繊維をマイ
クロクレープ加工することにより、圧縮が行われる。被
動ロールが回転を継続するに伴い、このウェブは一次部
材22の端部22′に達する。この時点において、ウェ
ブは一次部材の肉厚によりその高さが決まる処理キャビ
ティ内にて拡大又は膨張しく繊維の場合)、又はクレー
プ加工され(紙の場合)、より粗なりレープ状態となる
。何れの場合でも、材料の表面は多少とも溝48内まで
伸長する一方、張出し部分46、又は少なくとも前縁E
Lはマイクロクレープ加工された材料の表面内部に圧入
し、第11図に説明した減速力を加える。全部の張出し
部分の前縁ELにおける一組みの偏倚力F、はウェブを
偏倚させて、ロールよりも遅い速度にて前進する圧縮さ
れた柱として、溝Rの方向に動かす。
ロール表面は処理された材料の下方に滑動する。
ロールの駆動力及び処理されたウェブの下方にて滑動す
るロールの抗力作用により、ウェブは通路状の流れとし
て溝48を通って前進し、該ウェブが減速部材40から
釈放される。この時点にて、第12図に実線で示すよう
に、処理されたウェブはロール32により巻き取られる
。該ロール32は第16図に図示するように、ウェブの
偏倚された動きにより、距離りだけ偏心された通路内に
て方向Sに向けてウェブを引っ張る。
肉厚が約0.015インチの薄いポリエステルのトリコ
ットニット布地を処理する場合、ウェブは多数の段階、
即ち、駆動、処理、減速、調整及び巻き取りといった段
階を経て進む。ニット布地は導入されるとき、機械方向
Sに対して垂直で平行状態に伸長するニットの線部分を
有している。これらのニットの線部分は決して回転する
ことはない。
減速領域においても、これらのニットは断面方向に平行
である。ウェブが前方に駆動されるときに、該ウェブは
圧縮処理を受ける。圧縮されたウェブは容易に膨張して
、柔らかくなりかつ屈曲可能となり、溝48を充填する
。さねはぎ部分の面が平滑であるため、ウェブはピック
又は摩耗部分のない均一な状態を維持する。該ウェブは
上述のように方向Sに繰り出され、冷却領域を通過する
圧縮処理により、ポリエステルの繊維は膨張し、冷却領
域にて冷却される間に、より柔らかい感触の布地となり
、より襞付けし易くなる。
さらに、本発明の使用方法は別の変形例が可能であるこ
とが理解されよう。さねはぎ部分は直線状ではなく、湾
曲させ(第15図)、さらに、以下に説明する減速の目
的のため、S字形の凹入曲線又はジグザグ状に形状にす
ることが出来る。ウェブの輻に対する処理の変形例とし
ては、特定の材料の場合及び減速張出し部を適当に配設
させた場合、減速端縁ELに隣接する箇所にて最大程度
の圧縮が行われる一方、この張出し部分に隣接する領域
、即ち、減速端縁ELから離間した領域(第1O図の遊
休端縁に隣接する領域)の幅の広い溝においては、圧縮
圧力が小さく及び恒久的な変形の程度が少ないようにす
る。その結果得られるウェブは希望する場合には、段階
的な処理を施すことが出来る。幅の広いランド部上にお
ける処理は別種類の処理が可能である一例である。多く
の場合、ウェブは極めて異常な状態により、それ自体の
面において、捩れおよびせん断効果を受ける。その結果
、より柔軟になり、その他の希望する効果を得ることが
出来る。
ここに図示されていない幾多のさらに別の実施例におい
て、本発明の特徴が採用可能であることが理解されよう
。ウェブの駆動面は米国特許第4゜090.385号に
記載されたような溝を有するロールとすることが出来、
又は上述のように、支持ロール又は平坦な支持体上を走
行するベルトにより提供することも出来る。特に、機械
の幅に沿った箇所にて減速面又は一次部材の適当な不連
続部分を利用することにより、微細に処理された布地に
プリセ効果を実現し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による機械の作用位置における好適実施
例を示す一部切欠いた斜視図、第1a図はヘッドが非作
用位置まで後退した機械の第1図と同様の斜視図、 第2図、第2a図、第2b図及び第2C図は後退した位
置からその作用位置まで動く際における機械のヘッドの
4つの連結的な位置を示す図、第2d図は分離したかも
め型の翼の形状のばね要素を示す図、 第2e図は第1図の機械の圧力領域の拡大図、第2f図
は屋根を有する実施例の同様の図、第3図は薄板金属ば
ね部材の下側に施されたプラズマ被覆面を減速面として
利用する、ウェブにしぼ寄せ処理を提供し得るように構
成された第2C図と同様の図、 第4図はエメリーシート減速手段を採用する機械の第3
図と同様の図、 第4a図は第4図の一部及びエメリーシートに形成され
た穴を示す拡大図、 第4b図は穴を有するエメリーシートの平面図、第4c
図は第4a130に従って処理された繊維ウェブの木皮
剥ぎパターン番示す写真に基づく平面図、第5図はさね
はぎ部分を有する減速面を採用する実施例の第3図と同
様の図、 第5a図はかかる減速部材の表面の平面図、第5b図は
第5図の実施例に採用された一次部材及び減速手段パッ
ケージを示す一部切欠いた斜視図、 第6図は木ス剥ぎ効果を提供し得るように減速面の支持
体としてかもめ型の翼の形状の板ばね部材を使用する構
造を示す第3図と同様の図、第7図は本発明による有用
な別のパッケージの斜視図、 第8図は片持ち式の子連曲させた2枚の補助的板ばね部
材を採用する別の実施例の第2a図と同様の図、 第8a図は作用位置にある実施例を示す第2c図と同様
の図、 第9図は子連曲させた2枚の補助的板ばね部材の異なる
組み合わせを採用するさらに別の実施例を示す第2a図
と同様の図、 第9a図は作用位置にある第2C図と同様の図、第10
図は改良されたマイクロフレバー機械の圧縮処理キャビ
ティの重要部分を拡大して示す線図的な平面図、 第11図はさらに拡大した@10図と同様の図、第12
図は斜めに対向する効果により、減速させるため材料の
面に作用する、鋭角な角度にて設定された平行な減速張
り出し部分を特徴とするこの実施例の新規な減速要素を
示すと共に、減速要素を経る布地の経路の外形も示す平
面図、第13図は第12図の減速要素の一部分拡大した
斜視図、 第14図及び第15図は減速要素の別の実施例を示す第
13図と同様の図である。 lO:被動ロール   I2:ウェプ把持面13:内部
ヒータ   14:ホルダ 18:圧力部材    19:支持体 20:ウェブ     22ニ一次部材24:第1板ば
ね部材 25:減速面 26:第2板ばね部材 30.32:補助的なばね部材 40.42:子連曲部材 43:減速部材  45.47:さねはぎ部分代理人 
弁理士 湯 浅 恭 ミ 外4名 FIG、l○ 日G、 l l

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ウェブ把持面と、ウェブを圧縮して駆動部材の表面
    に係合させ得るように該駆動部材上に配設された平滑な
    面の一次部材と、及びウェブが駆動部材から離反する前
    に、係合して該ウェブを減速させ得るように一次部材の
    後方に配設された略静止した減速面であって、薄板状の
    支持部材により支持された前記減速面とを備える駆動部
    材から成る型式のウェブ処理機械にして、 a)前記薄板状の支持部材が弾性的に屈曲可能であり、 b)先端偏倚板が前記支持部材の下流端に偏倚圧力を加
    え、前記支持部材を前記駆動部材の方向に偏倚させる得
    る構造としかつそのように配設され、 c)前記一次部材の下流端の直ぐ近くの領域にて前記支
    持部材の最初の部分上に対面する補強状態に伸長する第
    2の薄板状部材の形態のキャビティ安定手段が設けられ
    、 d)前記キャビティ安定手段と前記先端偏倚板間を伸長
    する前記支持体の部分が比較的非補強状態であることを
    特徴とするウェブ処理機械。 2、ウェブ把持面と、ウェブを圧縮して駆動部材の表面
    に係合させ得るように該駆動部材上に配設された平滑な
    面の一次部材と、及びウェブが駆動部材から離反する前
    に、係合して該ウェブを減速させ得るように一次部材の
    後方に配設された略静止した減速面であって、薄板状の
    支持部材により支持された前記減速面とを備える駆動部
    材から成る型式のウェブ処理機械にして、 a)前記薄板状の支持部材が加えられた先端圧力により
    湾曲した面を中心として弾性的に屈曲し、比較的直線状
    の非応力の形状から駆動面の湾曲に略順応する屈曲した
    弾性的に変形された形状になり、 b)先端偏倚板が前記支持部材の下流端に偏倚圧力を加
    え、前記支持部材を前記駆動部材の方向に偏倚させて前
    記駆動部材に適合する状態とし、c)前記一次部材の下
    流端の直ぐ近くの領域にて前記支持部材の最初の部分上
    に対面する補強状態にて伸長する第2の薄板状部材の形
    態のキャビティ安定手段が設けられ、 d)前記キャビティ安定手段と前記先端偏倚板間を伸長
    する前記支持体の部分が比較的非補強状態であることを
    特徴とするウェブ処理機械。 3、前記先端偏倚板が前記支持部材の端部分の上面と対
    面状態に係合する板ばね部材から成ることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の機械。 4、前記先端偏倚板及び前記キャビティの安定化手段が
    、補助的な板ばね部材の離間させて配設した部分を備え
    、前記偏倚板を画成する前記補助的な板ばね部材の離間
    させて配設した部分が前記支持部材の端部分の上面と対
    面状態に係合し、前記補助的な板ばね部材が非応力状態
    において、前記キャビティの安定手段を画成する前記部
    分と前記先端の偏倚板間を架橋させる予湾曲させた外方
    向に凸状の部分を有することを特徴とする請求項1又は
    2に記載の機械。 5、前記一次部材が薄板状部材であり、前記補助的な板
    ばね部材の伸長部分が前記キャビティの安定手段を画成
    する部分の上流に伸長し、前記伸長部分が前記一次部材
    上に位置し、前記伸長部分を下方に圧縮して前記伸長部
    分が前記一次部材を下方に押し付け、前記ウェブと係合
    させる圧力部材を設け、該圧力部材を下方に押し付ける
    ことにより、前記先端の偏倚板及び前記補助的な板ばね
    部材の前記キャビティ安定手段の部分を押し付け、前記
    支持部材のそれぞれの部分と係合させ得るように、前記
    圧力部材が構成されかつのように配設されることを特徴
    とする請求項4記載の機械。 6、非応力状態時、前記上流の伸長部分が、前記圧力部
    材の下流側にて、前記補助的部材の湾曲部分の連続部分
    として、前記圧力部材の上流の直ぐ近くの領域上にて、
    予湾曲させた外方向に凸状であることを特徴とする請求
    項5記載の機械。 7、前記駆動部材が被動ロールであり、及び前記圧力部
    材がロールの長さ方向に伸長する圧力端縁を備えること
    を特徴とする請求項5記載の機械。 8、前記補助的な板ばね部材が、作用位置において、前
    記圧力部材が前記板ばね部材を局部的にかつ弾性的に偏
    倚させて、僅かに反対方向に湾曲した外方向に凹状の形
    状とし、よって、前記圧力部材の領域及びその上流及び
    下流に直ぐ近くの領域において、前記板ばね部材が予応
    力を加えた安定的な略かもめ型の翼の形状を備えること
    を特徴とする請求項5記載の機械。 9、前記一次部材が薄板金属部材と、及び前記一次部材
    の上流側の伸長部分とを備え、前記支持部材及び前記補
    助的な板ばね部材が上流方向に伸長し、これらを対面状
    態に把持する共通のホルダを備えることを特徴とする請
    求項4記載の機械。 10、前記支持部材が肉厚約0.010インチ以上のブ
    ルー鋼から成ることを特徴とする請求項1又は2に記載
    の機械。 11、前記支持部材の前記肉厚が約0.020インチ以
    下であることを特徴とする請求項10記載の機械。 12、補助的な薄板状部材が先端偏倚板及びキャビティ
    安定手段を形成し、前記補助的な薄板状部材がブルー鋼
    から成りかつその肉厚が約0.010インチ以上であり
    かつ前記支持部材の略肉厚より厚くないことを特徴とす
    る請求項10記載の機械。 13、平滑な薄板状の形態の低摩擦の屋根部材が前記一
    次部材の端部から前記減速面まで下流方向に限られた距
    離だけ伸長することを特徴とする請求項1又は2に記載
    の機械。 14、前記屋根部材が肉厚が約0.003インチの薄板
    ブルー鋼から成りかつ一次部材の端部から下流方向に約
    0.5インチ以上でない距離だけ伸長することを特徴と
    する請求項13記載の機械。 15、前記減速面が前記一次部材の端部から開始するこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の機械。 16、前記減速面が約0.5乃至1.5インチの範囲の
    下流方向の有効長さを有することを特徴とする請求項1
    又は2に記載の機械。 17、減速面が前記支持面の下方に位置するエメリーシ
    ートにより画成されることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の機械。 18、減速面が前記支持体の上面と一体に形成されるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の機械。 19、減速面が機械の方向に対して鋭角な角度にて設定
    された大きい多数の連続的なさねはぎ部分を備えること
    を特徴とする請求項1又は2に記載の機械。 20、前記さねはぎ部分が低摩擦の表面により画成され
    ることを特徴とする請求項19記載の機械。 21、処理領域内にて表面の不連続部分を幅方向に分布
    させ、製造し又は木皮剥ぎ効果のような不連続的な効果
    を提供させ得るようにしたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の機械。 22、一連の離間された開放領域が減速面に形成され、
    前記不連続部分を提供し得るようにしたことを特徴とす
    る請求項21記載の機械。 23、前記減速面がエメリーシートにより提供される一
    方、前記開放した領域が布に形成された穴により提供さ
    れることを特徴とする請求項22記載の機械。 24、前記減速面がエメリーシートにより提供される一
    方、前記開放した領域が前記エメリーシートに形成され
    た斜めのスリット又はスロットにより提供されることを
    特徴とする請求項22記載の機械。 25、前記不連続部分が前記一次部材の端部に形成され
    た変形部分を備えることを特徴とする請求項21記載の
    機械。 26、ウェブ把持面を有する駆動部材と、ウェブを圧縮
    して駆動部材の表面に係合させ得るように該駆動部材上
    に配設された平滑な面の薄板状の一次部材と、前記一次
    部材を駆動部材に対して押し付ける圧力端縁を画成する
    圧力部材と、及びウェブが駆動部材から離反する前に、
    係合して該ウェブを減速させ得るように一次部材の後に
    配設された略静止した減速面であって、一次部材の上で
    かつ前記圧力部材の下方を後方に伸長する後方部分を有
    する板ばね部材により支持された前記減速面とを備える
    型式のウェブ処理機械にして、 前記板ばね部材が、非応力状態時、前記圧力部材の端縁
    の下流側の箇所と前記端縁の略下流側の領域との間を架
    橋させる予湾曲させた外方向に凸状の部分を有し、 前記板ばね部材が、作用位置において、前記圧力部材が
    前記板ばね部材を局部的にかつ弾性的に偏倚させて、僅
    かに反対方向に湾曲した外方向に凹状の形状とし、よっ
    て、前記圧力部材の領域及びその上流及び下流に直ぐ近
    くの領域において、前記板ばね部材が予応力を加えた安
    定的な略かもめ型の翼の形状を備えることを特徴とする
    ウェブ処理機械。 27、前記圧力部材の離間された上流側にある作用位置
    において、前記かもめ型の翼の形状のため、前記板ばね
    部材が屈曲して、前記一次部材との接触状態を脱するこ
    とを特徴とする請求項26記載の機械。 28、前記圧力部材の下流側の直ぐ近くの作用位置にお
    いて、前記一次部材の端部が前記かもめ型の翼の形状を
    有する上方に凹状の部分と係合することにより補強され
    、上方に偏倚しないようにしたことを特徴とする請求項
    26記載の機械。 29、前記板ばね部材の部分が前記一次部材の先端領域
    及びその直ぐ近くの作用位置において、前記かもめ型の
    翼の形状のため、屈曲抵抗可能な予応力が加えられた状
    態にあり、よって、前記板ばね部材の下流側先端に加え
    られる偏倚力による偏倚作用に抵抗し得るようにしたこ
    とを特徴とする請求項26記載の機械。 30、薄板状の支持部材が前記一次部材と前記板ばね部
    材との間に位置し、前記薄板状の支持部材が前記一次部
    材の先端の下流方向に伸長し、処理キャビティを画成し
    、及び前記板ばね部材が補強状態にて前記支持部材の上
    面に係合して、前記一次部材の端部にてキャビティの深
    さを変化させることを特徴とする請求項29記載の機械
    。 31、前記板ばね部材が露出されて、減速面を直接支持
    することを特徴とする請求項29記載の機械。 32、前記減速面が前記板ばね部材の下方に伸長するエ
    メリー布地により画成されることを特徴とする請求項3
    1記載の機械。 33、前記減速面が前記板ばね部材の下面に支持された
    摩耗性の被覆部分により画成されることを特徴とする請
    求項31記載の機械。 34、ウェブ把持面と、ウェブを圧縮して駆動部材の表
    面に係合させ得るように該駆動部材上に配設された平滑
    な面の一次部材と、及びウェブが駆動部材から離反する
    前に、係合して該ウェブを減速させ得るように一次部材
    の後方に配設された略静止した減速面であって、薄板状
    の支持部材により支持された前記減速面とを備える、枢
    動部材を動かす段階を備えるウェブ処理方法にして、ウ
    ェブを前記動いている駆動部材上に供給する一方、ウェ
    ブを圧縮する段階と、及び減速力によりウェブを減速さ
    せる段階と、これと同時に、前記駆動部材に向けて前記
    支持部材の下流端部分に偏倚力を加える段階と、及び前
    記一次部材の下流側の直ぐ近くの領域にて前記支持部材
    の最初の一部分の上を対面状態に補強されて伸長する薄
    板状の部材により圧力を加えることにより、処理キャビ
    ティを安定化させると共に、キャビティの安定化領域と
    先端の偏倚領域間を伸長する前記支持部材の一部分を非
    補強状態に維持する段階と、を備えることを特徴とする
    ウェブ処理方法。 35、前記ウェブを減速させる段階と、及び前記ウェブ
    をウェブが前記駆動面上を動く方向に対して鋭角な角度
    にて伸長する一連のさねはぎ部分を備える表面を減速さ
    せる段階とを備えることを特徴とする請求項34記載の
    方法。 36、駆動領域内において、ウェブを被動の把持面に圧
    縮して、該ウェブを縦方向に向けて前方に駆動する段階
    と、及び減速領域内にて、ウェブを減速させ、それ以前
    に圧縮された材料をして、被動の未処理の材料の前進に
    抗して減速領域の前にある処理領域にて、未処理の材料
    を縦方向に圧縮する段階とを備える、ウェブを縦方向に
    圧縮処理する方法にして、 減速領域内において、処理されたウェブをウェブの幅に
    沿って分布された、一組みの略平行で別個のウェブ係合
    作用端縁と係合させる段階と、前記端縁が処理されたウ
    ェブが前方に進むのに抗するのに十分な係合状態にてウ
    ェブの表面を割り出し得るような構造を備えかつそのよ
    うに配設され、前記端縁が処理されたウェブの前記係合
    部分を少なくとも一時的に、前記縦方向に鋭角な角度に
    て減速させかつ該部分をそっくり偏倚させ得る方法にて
    、処理されたウェブの係合部分に抵抗力を作用させるよ
    うにし、前記端縁が密に離間された列状に配設され、前
    記端縁の各々が一組みの離間された減速張出し部分の交
    差する表面により画成され、前記表面が前記端縁にて、
    前記処理されたウェブの表面を割り出すのに十分に小さ
    い交差角度を形成し、 前記張出し部分が前記縦方向に対して鋭角な角度に配設
    され、前記端縁が前記処理されたウェブが前記縦方向に
    前進するのに抗する略方向に向けて配設され、各端縁の
    抵抗力が減速成分及び偏倚力成分を備え、 前記係合が前記端縁の前記減速力成分の全体的効果によ
    り、供給される処理されたウェブを減速させて前記処理
    領域において、前方への動きに抗し、及び、前記端縁の
    前記偏倚力成分の全体的効果により、前記処理されたウ
    ェブの適合する係合部分の動きを少なくとも一時的に、
    前記縦方向に対して鋭角な角度の駆動方向に向けてそっ
    くり偏倚させることを特徴とする方法。 37、前記端縁が、非応力状態時、平坦である金属板ば
    ねに形成され、及び予湾曲された部材が前記ばね板の後
    部に係合して、その先端を偏倚させ、前記ばね板が前記
    被動の把持面に順応し得るようにしたことを特徴とする
    請求項36記載の方法。 38、ウェブを縦方向に圧縮処理する機械が、ウェブを
    駆動領域の被動の把持面に押し付け、該ウェブを縦方向
    に向けて前方に駆動する手段と、及び減速領域内におい
    て該ウェブを減速させ、その前に圧縮された材料をして
    駆動の未処理の材料の前進に抗して、該未処理の材料が
    前記減速領域の前にある処理領域において、縦方向に圧
    縮されるようにする減速手段と、を備え、 前記減速手段が処理されたウェブの表面と相互作用し得
    るようにされた一組みの略平行で別個のウェブ係合作用
    端縁を画成する静止した薄板状の減速部材を備え、 前記端縁が処理されたウェブの前方への動きに抗するの
    に十分な係合状態にてウェブの表面を割り出し得るよう
    な構造を備えかつそのように配設され、前記端縁が処理
    されたウェブの前記係合部分を少なくとも一時的に、前
    記縦方向に対して鋭角な角度にて減速させかつ該部分を
    そっくり偏倚させ得る方法にて、処理されたウェブの係
    合部分に対して抵抗力を加えるようにし、 前記端縁が密な列状に配設され、その各々の端縁が減速
    しようとするウェブの部分の幅に沿って分布された一組
    みの離間させた減速張り出し部の一つの交差面により画
    成され、前記表面が前記端縁により前記処理されたウェ
    ブの表面を割り出すのに十分小さい交差角度を形成し、 前記張出し部が前記縦方向に対して鋭角な角度に配設さ
    れ、前記端縁が前記処理されたウェブが前記縦方向に向
    けて前方に動くのを全体として抵抗し得る方向に配設さ
    れ、 各端縁の抵抗力が減速力成分及び偏倚力成分を有するよ
    うにし、 前記端縁が前記減速力成分の全体的な効果により、処理
    されたウェブの対応する供給部分を減速し得るようにす
    る一方、 さらに、前記端縁が前記偏倚力の全体的な効果により、
    処理されたウェブの前記係合部分の動く方向を少なくと
    も一時的に、ウェブの動く縦方向に対して鋭角な角度に
    てそっくり偏倚させるように協働可能に構成されかつそ
    のように配設されることを特徴とする機械。 39、縦方向に動く材料のウェブを圧縮処理する減速部
    材にして、前記部材が駆動ロール上を静止した状態に保
    持され得るようにされかつ圧力部材により該ロールに押
    し付けられ、前記部材が減速しようとするウェブ部分の
    幅に沿って分布された一組みの離間させた減速張出し部
    から成る作用面を備えることを特徴とし、 前記張出し部がウェブの動く縦方向に対して鋭角な角度
    に配設され、 前記端縁が対応する一組みの略平行で別個のウェブ係合
    作用端縁を画成し、各端縁がそれぞれの張出し部の交差
    表面により画成され、前記交差表面が前記端縁が前記ウ
    ェブを割り出すのに十分小さい前記端縁における交差角
    度を形成し、 前記端縁が処理されたウェブが縦方向に前進するのに抵
    抗するのに十分な係合状態にてウェブの表面を割り出し
    得るように構成されかつそのように配設され、 前記端縁が処理されたウェブの前記係合部分を少なくと
    も一時的に、ウェブの動く縦方向に対して鋭角な角度に
    て処理したウェブの前記係合部分を減速しかつそっくり
    偏倚させる方法にて、該処理されたウェブの係合部分に
    抵抗力を作用させ、前記端縁が密に離間させた列状に配
    設され、各端縁の抵抗力が減速力成分及び偏倚力成分を
    有し、 前記減速力成分がウェブの対応する供給された部分を減
    速させ得るようにし、 前記偏倚力成分が処理されたウェブの対応する供給され
    た部分を減速させ得るようにし、 前記偏倚力成分が処理されたウェブの前記係合部分の移
    動経路を少なくとも一時的にウェブの動く縦方向に対し
    て鋭角な角度にてそっくり偏倚させる効果を有し、 前記一組みの作用端縁の全体的な効果が接触するウェブ
    に著しい減速動作を作用させ得るようにしたことを特徴
    とする減速部材。 40、前記さねはぎ部分が減速部材の有効な下流端まで
    伸長することを特徴とする請求項39記載の減速部材。
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