JPH0214485B2 - - Google Patents

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JPH0214485B2
JPH0214485B2 JP61078437A JP7843786A JPH0214485B2 JP H0214485 B2 JPH0214485 B2 JP H0214485B2 JP 61078437 A JP61078437 A JP 61078437A JP 7843786 A JP7843786 A JP 7843786A JP H0214485 B2 JPH0214485 B2 JP H0214485B2
Authority
JP
Japan
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work platform
underwater
wire
underwater work
platform
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61078437A
Other languages
English (en)
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JPS62236910A (ja
Inventor
Kakutaro Kajimura
Eisuke Sato
Akira Nagata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Toa Corp
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Toa Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd, Toa Corp filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP7843786A priority Critical patent/JPS62236910A/ja
Publication of JPS62236910A publication Critical patent/JPS62236910A/ja
Publication of JPH0214485B2 publication Critical patent/JPH0214485B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、海底へ沈下させて各種の作業および
調査を行なうための浮沈式海中作業台に関する。
〔従来の技術〕
従来の浮沈式海中作業台としては第5,6図に
示すようなものがあり、海中作業台01の両側部
に、同海中作業台01の浮沈を制御するための注
排水可能のバラストタンク02,02がそれぞれ
設けられている。
したがつて、海中作業台01における機器類の
保守点検作業等を行なう際には、第5図に示すよ
うに、バラストタンク02内のバラスト水03を
(第6図参照)を排出し、同バラストタンク02
による浮力で、海中作業台01を浮上させて海面
04上に浮遊させる一方、海中での作業のために
海中作業台01を用いる際には、バラストタンク
02内にバラスト水03を注入し、海中作業台0
1を沈下させて海底上に着底させる操作が行なわ
れる。
また従来の海中作業台として、その両側部の上
縁にそれぞれバラストタンクを直接枢着されたも
のも開発されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第5,6図に示す従来のものでは、
海中作業台01を海面04上に浮上させて保守点
検作業等を行なう場合には、第5図に示すように
吃水Aを小さくする必要があるほか、第6図に示
すように、海中作業台01の浮上途中(矢印B参
照)あるいは沈下途中(矢印C参照)においては
同海中作業台01の安定を保持するため、常に浮
力中心Dが海中作業台01の重心Eの上方に位置
するようにバラストタンク02内のバラスト水0
3の量を調整する必要がある。
これらの必要事項を満足させるために、従来の
浮沈式海中作業台では、極めて大容量のバラスト
タンク02をそなえなければならず、重量増加を
招くという問題点がある。
また、バラストタンク02が大容量であると、
浅海域で海中作業台01を沈下させて稼動させる
場合、波や潮流等の外力を受けて、海中作業台0
1が海底上を滑動することがあり、特に、波によ
り海中作業台01が受ける外力は、同海中作業台
01の受圧容積が大きいほど大きくなり、また潮
流により海中作業台01が受ける外力は、同海中
作業台01の受圧面積が大きいほど大きくなる。
次に、海中作業台の両側部上縁にそれぞれ方形
バラストタンクを枢着した従来のものでは、海中
作業台の水面における浮上状態でバラストタンク
自体も一部を水面上方に露出しているため波浪や
潮流の影響を受けやすく、また海中作業台の沈降
時に方形バラストタンクを回動させると、一時的
に急激な浮力の減少を招いて、海中作業台の急激
な沈降作用を生じ、危険を招くという問題点があ
る。
本発明は、これらの問題点を解決しようとする
もので、必要最小限の浮力を有するバラストタン
クを用いて、海中作業台の浮上時には吃水を適切
に保ち、浮上途中や沈下途中には十分な安定状態
を保持できるようにするとともに、波や潮流等の
外力から受ける影響の低減をはかつた、浮沈式海
中作業台を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本発明の浮沈式海中作業台は、その
浮沈を制御するための注排水可能の複数のバラス
トタンクをそなえ、これらのバラストタンクが上
記海中作業台の両側外方において相互に平行な水
平状態で対称的に配設されて、同バラストタンク
に一端を取付けられたサポートフレームの他端
が、上記海中作業台の側面に沿う高さのほぼ中間
部に枢着されるとともに、上記バラストタンクを
上記サポートフレームと共に上下に揺動させうる
タンク駆動手段が設けられ、同タンク駆動手段
が、上記バラストタンクの上部および下部にそれ
ぞれ一端を係止された上部ワイヤおよび下部ワイ
ヤと、上記上部ワイヤを案内すべく上記海中作業
台の側部上縁に突設された上部ガイドシーブと、
上記下部ワイヤを案内すべく上記海中作業台の側
部下縁に突設された下部ガイドシーブと、同下部
ガイドシーブを経由した上記下部ワイヤを挿通す
べく上記海中作業台の底面から上面へ貫通するワ
イヤホールと、同ワイヤホールを経由した上記下
部ワイヤと上記上部ガイドシーブを経由した上記
上部ワイヤとの巻取りおよび繰出しを行なうべく
上記海中作業台上に設けられたウインチとにより
構成されたことを特徴としている。
〔作 用〕
上述の本発明の浮沈式海中作業台では、その浮
上時には、複数のバラストタンクが、タンク駆動
手段におけるウインチの作動に伴い、上部ワイヤ
および下部ワイヤを介し下方位置に配設されて、
所要の吃水が得られる一方、浮上途中や沈下途中
には、上記複数のバラストタンクが上記タンク駆
動手段により上方位置に配設されて、浮力中心が
常に海中作業台の重心の上方に位置するようにな
る。
そして、上述の海中作業台の浮沈に際して、各
バラストタンクは常に海中に保たれ、波浪の影響
を軽減させることができる。
〔実施例〕
以下、図面により本発明の一実施例としての浮
沈式海中作業台について説明すると、第1図はそ
の正面図、第2図はその平面図、第3図はその浮
上状態を示す模式的な正面図、第4図はその浮上
途中あるいは沈下途中の状態を示す模式的な正面
図である。
第1,2図に示すように、海中作業台1の両側
外方には、同海中作業台1の浮沈を制御するため
の注排水可能のバラストタンク2,2が、それぞ
れ、相互に対称的にサポートフレーム3,3を介
してそなえられており、各バラストタンク2は、
サポートフレーム3の先端に固着されるととも
に、同サポートフレーム3の基端を海中作業台1
の側面に沿う高さのほぼ中間部にピン4で枢着す
ることにより、海中作業台1に対してサポートフ
レーム3と共に上下揺動可能に設けられている。
また、各バラストタンク2の上部および下部に
はそれぞれアイプレート5および9が取付けられ
ていて、これらのアイプレート5,9にはそれぞ
れ上部ワイヤ6および下部ワイヤ10の一端が係
止されている。
上部ワイヤ6の他端は、海中作業台1の側部上
縁に突設された上部ガイドシーブ7に案内されて
海中作業台1上のウインチ8に接続される一方、
下部ワイヤ10の他端は、海中作業台1の側部下
縁に突設された下部ガイドシーブ11に案内され
るとともに、海中作業台1の底面から上面へ貫通
するワイヤホール12を経由して、ウインチ8に
接続される。
そして、これらの上部ワイヤ6および下部ワイ
ヤ10は、ウインチ8が作動すると、一方が巻き
取られ他方が繰り出されるように、ウインチ8に
接続されている。
これらの上下部ワイヤ6,10およびウインチ
8等により、バラストタンク2を上下揺動させう
るタンク駆動手段が構成され、本実施例では、こ
のようなタンク駆動手段が各バラストタンク2の
前後部に1組ずつ設けられている。
さらに、各バラストタンク2内へのバラスト水
の注入あるいは同バラストタンク2内からのバラ
スト水の排出は、海中作業台1内の図示しないポ
ンプを用いて行なわれるほか、バラスト水の排出
に際しては、海中作業台1内に設置された圧縮空
気ボンベ13から各バラストタンク2内への供給
管14を介し圧縮空気が供給されるようになつて
いる。
本発明の一実施例としての浮沈式海中作業台は
上述のごとく構成されているので、海中作業台1
の浮上時には、ウインチ8において上部ワイヤ6
を繰り出し下部ワイヤ10を巻き取ることによ
り、第3図に示すように、各バラストタンク2を
下方位置へ揺動させて配設する。
このようにして、各バラストタンク2の位置を
海水中に全没させたまま調整することで、波浪に
よりバラストタンク2が影響を受けることなく、
海中作業台1の吃水Aが適切に調整されるのであ
り、海中作業台1の保守点検作業等に際し、必要
最小限の浮力を有するバラストタンク2,2によ
り海中作業台1の吃水を十分に小さくできる。
また、海中作業台1の浮上途中あるいは沈下途
中には、ウインチ8において下部ワイヤ10を繰
り出し上部ワイヤ6を巻き取ることにより、第4
図に示すように、各バラストタンク2を上方位置
へ揺動させて配設する。
このような状態で、各バラストタンク2内のバ
ラスト水の量を調整することで、海中作業台1の
浮上あるいは沈下が行なわれるとともに、浮力中
心が常に海中作業台1の重心よりも上方に位置す
るようになるので、浮上途中や沈下途中に十分な
安定状態が保持される。
なお、海中作業台1の沈下は、図示しないポン
プにより各バラストタンク2内にバラスト水を注
入して行なわれる一方、海中作業台1の浮上は、
圧縮空気を圧縮空気ボンベ13から供給管14を
介し各バラストタンク2内へ供給しながら、図示
しないポンプにより同バラストタンク2内のバラ
スト水を排出して行なわれる。
上述のように、本実施例では、必要最小限の浮
力を有するバラストタンク2,2により、海中作
業台1の吃水調整や浮上・沈下が行なわれるの
で、海中作業台1全体を小型軽量化することがで
き、コストを低減できるほか、バラストタンク
2,2がほぼ水平な円筒状に形成されて、サポー
トフレーム3を介し常に水中に保たれているの
で、サポートフレーム3と共に回動する際に、方
形バラストタンクを海中作業台1の側部上縁に直
接枢着した場合のような急激な浮力の変動を生じ
たり波浪の影響を受けたりすることがなく、安全
に浮沈を行なえる利点がある。
また、バラストタンク2,2が常に水中に保た
れることにより、従来に比べてかなり小型となる
ので、海中作業台1の沈下時においては受圧容積
および受圧面積が小さくなり、浅海中における海
中作業台1の稼動時に同海中作業台1が波や潮流
等の外力から受ける影響を、大幅に低減できる利
点もある。
さらに、本発明の浮沈式海中作業台では、バラ
ストタンク2の駆動が、ウインチ8の作動により
上部ワイヤ6および下部ワイヤ10を介して確実
に行なわれるようになり、このようにしてタンク
駆動手段が簡素な構成で安価に装備される利点も
ある。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の浮沈式海中作業
台によれば、次のような効果ないし利点が得られ
る。
(1) 海中作業台の両側外方に、複数のバラストタ
ンクを相互に平行な水平状態で対称的にそなえ
て、同バラストタンクに一端を取付けられたサ
ポートフレームの他端が、上記海中作業台の側
面に沿う高さのほぼ中間部に枢着されているの
で、上記海中作業台の浮沈に際して上記バラス
トタンクを常時海中に保持することができる。
(2) 上記(1)項により、バラストタンクが水面上方
へ露出するものと比べて同一符力を得るのに小
型化され、重量の軽減に寄与するようになる。
(3) 上記(1)、(2)項により、従来に比べて沈下時に
おける海中作業台の受圧容積および受圧面積が
小さくなるので、波浪や潮流の影響を受けにく
くなる利点がある。
(4) 前記(1)項により、海中作業台の沈下の際に、
バラストタンクの浮力は、方形タンクを海中作
業台の側部上縁に直接枢着した場合のような急
激な減少を生じることが無くなり、海中作業台
を安全に沈降させうる利点がある。
(5) 海中作業台の浮沈時に、浮心が常に重心より
上方に位置するようにバラスト調整を行なえる
ようになり、安全性の向上に寄与することがで
きる。
(6) タンク駆動手段が、上記バラストタンクの上
部および下部にそれぞれ一端を係止された上部
ワイヤおよび下部ワイヤと、上記上部ワイヤを
案内すべく上記海中作業台の側部上縁に突設さ
れた上部ガイドシーブと、上記下部ワイヤを案
内すべく上記海中作業台の側部下縁に突設され
た下部ガイドシーブと、同下部ガイドシーブを
経由した上記下部ワイヤを挿通すべく上記海中
作業台の底面から上面へ貫通するワイヤホール
と、同ワイヤホールを経由した上記下部ワイヤ
と上記上部ガイドシーブを経由した上記上部ワ
イヤとの巻取りおよび繰出しを行なうべく上記
海中作業台上に設けられたウインチとにより構
成されているので、簡素で安価な手段によりバ
ラストタンクの上下揺動を確実に行なえるよう
になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の一実施例としての浮沈式
海中作業台を示すもので、第1図はその正面図、
第2図はその平面図、第3図はその浮上状態を示
す模式的な正面図、第4図はその浮上途中あるい
は沈下途中の状態を示す模式的な正面図であり、
第5,6図は従来の浮沈式海中作業台を示すもの
で、第5図はその浮上状態を示す模式的な正面
図、第6図はその浮上途中あるいは沈下途中の状
態を示す模式的な正面図である。 1…海中作業台、2…バラストタンク、3…サ
ポートフレーム、4…ピン、5…アイプレート、
6…上部ワイヤ、7…上部ガイドシーブ、8…ウ
インチ、9…アイプレート、10…下部ワイヤ、
11…下部ガイドシーブ、12…ワイヤホール、
13…圧縮空気ボンベ、14…供給管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 海中作業台に、その浮沈を制御するための注
    排水可能の複数のバラストタンクをそなえ、これ
    らのバラストタンクが上記海中作業台の両側外方
    において相互に平行な水平状態で対称的に配設さ
    れて、同バラストタンクに一端を取付けられたサ
    ポートフレームの他端が、上記海中作業台の側面
    に沿う高さのほぼ中間部に枢着されるとともに、
    上記バラストタンクを上記サポートフレームと共
    に上下に揺動させうるタンク駆動手段が設けら
    れ、同タンク駆動手段が、上記バラストタンクの
    上部および下部にそれぞれ一端を係止された上部
    ワイヤおよび下部ワイヤと、上記上部ワイヤを案
    内すべく上記海中作業台の側部上縁に突設された
    上部ガイドシーブと、上記下部ワイヤを案内すべ
    く上記海中作業台の側部下縁に突設された下部ガ
    イドシーブと、同下部ガイドシーブを経由した上
    記下部ワイヤを挿通すべく上記海中作業台の底面
    から上面へ貫通するワイヤホールと、同ワイヤホ
    ールを経由した上記下部ワイヤと上記上部ガイド
    シーブを経由した上記上部ワイヤとの巻取りおよ
    び繰出しを行なうべく上記海中作業台上に設けら
    れたウインチとにより構成されたことを特徴とす
    る、浮沈式海中作業台。
JP7843786A 1986-04-04 1986-04-04 浮沈式海中作業台 Granted JPS62236910A (ja)

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JPS62236910A JPS62236910A (ja) 1987-10-17
JPH0214485B2 true JPH0214485B2 (ja) 1990-04-09

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JPS5136898B2 (ja) * 1972-06-03 1976-10-12

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JPS5136898B2 (ja) * 1972-06-03 1976-10-12

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JPS62236910A (ja) 1987-10-17

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