JPH02143772A - 画像読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は画像読取装置に関し、特に、マイクロフィルム
の１フレーム毎の画像を読み取る画像読取装置に関する
。

（従来の技術） 従来、マイクロフィルムの１フレーム毎に記録された画
像に光を照射し、その反射光を光学系を通して光電変換
手段に導入して読み取る、いわゆるマイクロフィルム読
取装置においては、マイクロフィルムラ搬送機構にセッ
トして１フレームづつ送りながら画像を読み取るように
している。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の画像読取装置にあって
は、読み取った画像の良否をチエツクする機能が備えら
れていなかったため、読取画像に対する信幀性が低かっ
た。

また、あえて読取画像をチエツクする時は一旦、読み取
った画像を所定のプリント装置によってプリントアウト
し、このプリントをオペレータが目視によってでチエツ
クして確認する方法しかな（、オペレータに対して大き
な負担となる。

（発明の目的） そこで、請求項１記載の発明では、画像読取領域に固設
の補正パターンを形成し、また、請求項２記載の発明で
は、この補正パターンをフィルム内に形成しておき、画
像読取時に画像とともに補正パターンを読み取ることに
より、読み取った画像データの良否を補正パターンに基
づいて読み取った直後に判別可能にして、画像読取装置
の信頼性を向上させることを目的としている。

（発明の構成） 上記目的を達成するため、請求項１記載の発明は、マイ
クロフィルムを１フレーム毎に読取位置に搬送する搬送
手段と、搬送さたマイクロフィルムの１フレームに光を
投射する光源と、入射光を光電変換する光電変換手段と
、マイクロフィルムからの反射光を光電変換手段に導く
光学系と、を備え、搬送手段により読取位置に１フレー
ムづつ搬送されるマイクロフィルムの画像を読み取る画
像読取装置において、前記読取位置における画像読取領
域内に所定の補正パターンを固設し、前記光電変換手段
がマイクロフィルムの画像とともに該補正パターンをも
読み取り、補正パターンの画像データに基づいてマイク
ロフィルムを読み取った画像データの良否を判別するこ
とを特徴とし、また、請求項２記載の発明は、前記補正
パターンをマイクロフィルム自体の所定位置に形成した
ことを特徴とするものである。

以下、本発明の実施例に基づいて具体的に説明する。

第１図〜第５図は請求項１記載の発明の一実施例を示す
図である。

第１図において、画像読取装置１は、送りＩＪ　＋ル２
、巻取りリール３、照明（光源）４、レンズ５、ミラー
６およびＣＣＤ読取部（光電変換手段）７等を備えてお
り、画像読取装置ｌはＣＣＤ読取部７′で読み取った画
像をプリント出力したり、図外のインターフェイスを介
して図外のホスト装置、例えばパーソナルコンピュータ
等に出カスる。

送りリール２と巻取りリール３には１６１ｍフィルム８
が巻き付けられており、送りリール２と巻取りリール３
により所定の画像読取位置（Ａ部）まで１６１層フィル
ム８が１フレームづつ搬送される。

送りリール２と巻取りリール３は搬送手段を構成する。

照明４は１６ｍｍフィルム８の下方から光を投射し、投
射された光はレンズ５を通してミラー６で反射され、反
射光となってＣＣＤ読取部７に到達する。ＣＣＤ読取部
７はこの入射光によって工６鶴フィルム８の１フレ一ム
分の画像を光電変換し、所定の画像データを図外のイン
ターフェイスを介して図外のパーソナルコンピュータ等
に出力する。

なお、レンズ５およびミラー６は光学系を構成する。

ここで、画像読取位置Ａ部（図示）を照明４の方から見
た拡大図を第２図に示す。この図において、１６龍フイ
ルム８のフレームの１辺に沿ってチエツク用パターン（
補正パターン）９が配置されており、チエツク用パター
ン９は画像ｌＯとともにＣＣＤ読取部７によって読み取
られる。なお、１１はＣＣＤ読取部７の画像読取範囲（
画像読取領域）を示し、１２はＬ６＋ｎフィルム８のフ
レーム位置設定用のブリツジである。また、チエ、り用
パターン９は第２図に示すように矩絞様を１６−璽フィ
ルム８に写し込み、この部分のみを切り取って読取位置
に搬送されるフレームの１辺に沿って固定しており、図
示した位置から移動しない。したがって、ＣＣＤ読取部
７によって読み取った画像には常に同一のバタ゛−ンが
入力される。

なお、上記１６龍フイルム８のフレーム単位はＣＣＤ読
取部７の画像読取範囲によって決定されるものである。

次に、作用を説明する。

１６鶴フイルム８は送りリール２および巻取りリール３
によって１フレ一ム分が画像読取位置（Ａ部）に送られ
、フレーム内の画像が照明４から投射された光によりレ
ンズ５を通してミラー６で反射され一１ＣＣＤ読取部７
で読み込まれる。この−連の読取り工程が繰り返される
ことによって１６１１フイルム８の画像が画像データに
変換されて図外の記録媒体としてのプリンタに記録され
たり、また、ホスト装置となるパーソナルコンピュータ
等のメモリ部に記憶される。読み取った画像を第３図に
示すが、画像とともにチエツク用パターン９がＣＣＤ読
取部７によって読み込まれており、この読み込まれた画
像とともにチエツク用パターン９をチエツクすることに
よって画像の良否が判別できる。第４．５図に読み取っ
た画像が異常である場合を示すが、これらの場合には画
像読取中に何らかの異常（例えば、振動、衝撃等）があ
って、読取画像に異常が発生したものである。このとき
画像読取位置に配置された１フレーム内の画像とともに
チエツク用パターン９が、読み取られているため、画像
と同様にチエツク用パターン９にも異常が発生する。第
４図に示す画像の場合、チエツク用パターン９が左側に
大きく突出しており、本来チエツク用パターン９が左右
に大きく突出することはあり得ないのでチエツク用パタ
ーン９の左右の幅をチエツクすることによって読み取っ
た画像に異常が発生したか否かを判別できる。

また、第５図に示す画像の場合、チエツク用パターン９
が不連続となっており、本来チエツク用パターン９は連
続的であり、このように大きく離れることはない。この
ため、チエツク用パターン９の連続性をチエツクするこ
とによって読み取った画像に異常が発生したか否かを判
別できる。

上記のようにチエツク用パターン９の異常を検知した場
合には再度読み取り動作を行うか、あるいはエラー信号
を発生させてオペレータに知らせることも可能である。

その結果、読み取り直後の画像の良否をその場で判別す
ることが可能となり、常に正常な画像だけを記録するこ
とができ、画像読取装置の信頼性を大幅に向上させるこ
とができる。したがって、読み取られた画像をプリント
アウトしてチエツクする必要がなくなりオペレータに対
する負担も大幅に軽減される。

第６図は請求項２記載の発明の一実施例を示す図である
。

第６図において、全体の構成は第１実施例と同様である
ためその図示は省略し、異なる部分（チエツク用パター
ンの形成位置）のみを図示している。本実施例では第６
図に示すように１６鵬フィルム２１自体に予め各フレー
ムの外縁に沿ってチエツク用パターン２２が写し込まれ
ている。但し、このチエツク用パターン２２は図示の位
置に限定されるものではなく画像読取範囲１１内に入る
位置であれば、その態様が変更可能であることは勿論で
ある。

したがって、画像２３とともにチエツク用パターン２２
が読み取られることによって、第１実施例と同様の効果
が得られる。なお、チエツク用パターン２２は１６ｍｍ
フィルム２１のフレーム単位で常に同一パターンとなる
ように写し込まれている。この場合、１６飾フイルム２
１にチエツク用パターン２２を写し込んであるので画像
読取装置１側におけるチエツク用パターンの位置合わせ
を行う必要がなくなり、オペレータに対する負担が一層
軽減される。

（効果） 請求項１記載の発明によれば、画像読取領域に補正パタ
ーンを固設し、また、請求項２記載の発明によればマイ
クロフィルム自体の所定位置に補正パターンを形成して
マイクロフィルムの１フレ一ム分の画像とともにこの補
正パターンを読み取るようにしているので、読み取られ
たマイクロフィルムの画像データの良否を読み取った直
後に判別することができ、画像読取装置の信頼性を向上
させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第５図は請求項１記載の発明の画像読取装置の
一実施例を示す図であり、第１図はその全体構成図、第
２図はその要部拡大図、第３図はそのマイクロフィルム
を読み取った画像を示す図、第４図および第５図はその
異常発生時の読取り画像を示す図である。 第６図は請求項２記載の発明の画像読取装置の一実施例
の要部拡大図である。 １・・・・・・画像読取装置、 ２・・・・・・送りリール ）　（搬送手段）、 ３・・・・・・巻取りリール ４・・・・・・照明（光源）、 ７・・・・・・ＣＣＤ読取部（光電変換手段）、８・・
・・・・１６鵬フイルム、 ９・・・・・・チエツク用パターン（補正パターン）１
０・・・・・・画像、 １１・・・・・・画像読取範囲（画像読取領域）。 代 埋入弁理士　有我軍一部

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）マイクロフィルムを１フレーム毎に読取位置に搬
   送する搬送手段と、搬送さたマイクロフィルムの１フレ
   ームに光を投射する光源と、入射光を光電変換する光電
   変換手段と、マイクロフィルムからの反射光を光電変換
   手段に導く光学系と、を備え、搬送手段により読取位置
   に１フレームづつ搬送されるマイクロフィルムの画像を
   読み取る画像読取装置において、前記読取位置における
   画像読取領域内に所定の補正パターンを固設し、前記光
   電変換手段がマイクロフィルムの画像とともに該補正パ
   ターンをも読み取り、補正パターンの画像データに基づ
   いてマイクロフィルムを読み取った画像データの良否を
   判別することを特徴とする画像読取装置。
2. （２）前記補正パターンをマイクロフィルム自体の所定
   位置に形成したことを特徴とする請求項１記載の画像読
   取装置。