JPH02142542A - 薄膜状構造物 - Google Patents
薄膜状構造物Info
- Publication number
- JPH02142542A JPH02142542A JP63295464A JP29546488A JPH02142542A JP H02142542 A JPH02142542 A JP H02142542A JP 63295464 A JP63295464 A JP 63295464A JP 29546488 A JP29546488 A JP 29546488A JP H02142542 A JPH02142542 A JP H02142542A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
- Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は薄板状の隔壁材を含む薄膜で作られた構造物一
般に関し、特に内外の差圧のある状態で使用し、使用中
の穿孔事故に対して防禦手段を有する薄膜状構造物に関
する。
般に関し、特に内外の差圧のある状態で使用し、使用中
の穿孔事故に対して防禦手段を有する薄膜状構造物に関
する。
(従来の技術)
膜様の材料で作られ、内部に収容された物質を外部と隔
絶するための膜状構造物もしくは薄板状隔壁手段、例え
ば、超音波診断装置又は超音波治療用の氷袋やスタンド
オフ、手術用の細菌防止のための手袋や指袋、或いはレ
ーダやソナー等に膜状構造物を風船状に膨らませて用い
るレードームやソナードーム等その他模様材や薄板状の
隔壁材等を使用中に、誤用や事故等により膜に小さな穴
があくことが時たま発生する。従来は穴ができたり、又
は穴を発見した時に急いで目張りをして塞ぐとか、直ち
に新品と交換するとか等の方法が行われているに過ぎな
い。
絶するための膜状構造物もしくは薄板状隔壁手段、例え
ば、超音波診断装置又は超音波治療用の氷袋やスタンド
オフ、手術用の細菌防止のための手袋や指袋、或いはレ
ーダやソナー等に膜状構造物を風船状に膨らませて用い
るレードームやソナードーム等その他模様材や薄板状の
隔壁材等を使用中に、誤用や事故等により膜に小さな穴
があくことが時たま発生する。従来は穴ができたり、又
は穴を発見した時に急いで目張りをして塞ぐとか、直ち
に新品と交換するとか等の方法が行われているに過ぎな
い。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、使用中に穴の発生等の事故が発見された
時に、例えば手術用の手袋等のように直ちに交換等の手
段で対応することが困難な用途のものもあり、又建造物
や音響構造物等のように作り直しや組み立て直し等を行
うのは不経済で、修理した方が有利な場合もある。
時に、例えば手術用の手袋等のように直ちに交換等の手
段で対応することが困難な用途のものもあり、又建造物
や音響構造物等のように作り直しや組み立て直し等を行
うのは不経済で、修理した方が有利な場合もある。
修理を行うにしても、穴があいた状態で成る時間放置さ
れると差圧のため物質の流入又は流出が発生し、感染や
不純物混入の事故の原因となる場合があり、緊急に修復
しなければならない。
れると差圧のため物質の流入又は流出が発生し、感染や
不純物混入の事故の原因となる場合があり、緊急に修復
しなければならない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、その目的は
、使用中においても、穴があく等の事故が発生した場合
に、迅速簡便に且つ確実に一時的もしくは半永久的な修
理効果を生じさせる修理が可能な薄壁構造物を含む薄膜
状構造物を実現することにある。
、使用中においても、穴があく等の事故が発生した場合
に、迅速簡便に且つ確実に一時的もしくは半永久的な修
理効果を生じさせる修理が可能な薄壁構造物を含む薄膜
状構造物を実現することにある。
(課題を解決するための手段)
前記の課題を解決する本発明は、内部に液体を収容し、
又は固体物体を被覆するために用いる薄膜状構造物にお
いて、前記の液体を収容し又は固体物体を被覆するため
の内膜と、該内膜の外部を完全に覆う外膜と、前記内膜
と前記外膜との中間部に介在し前記内膜と前記外膜とを
仮接着し熱又は光等の軟化手段によって一時軟化し前記
軟化手段の除去によって再び硬化して接着する可塑性接
着剤とから成ることを特徴とするものである。
又は固体物体を被覆するために用いる薄膜状構造物にお
いて、前記の液体を収容し又は固体物体を被覆するため
の内膜と、該内膜の外部を完全に覆う外膜と、前記内膜
と前記外膜との中間部に介在し前記内膜と前記外膜とを
仮接着し熱又は光等の軟化手段によって一時軟化し前記
軟化手段の除去によって再び硬化して接着する可塑性接
着剤とから成ることを特徴とするものである。
(作用)
内容物を収容するための薄膜状構造物を外膜で完全に覆
って両者を光軟化性又は熱軟化性の接着剤で仮接着し、
穿孔事故発生時に仮接着剤を軟化させて内外膜をずらせ
、軟化手段を除去して放置し再硬化させる。
って両者を光軟化性又は熱軟化性の接着剤で仮接着し、
穿孔事故発生時に仮接着剤を軟化させて内外膜をずらせ
、軟化手段を除去して放置し再硬化させる。
(実施例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
図は本発明の一実施例の超音波診断装置の音響結合部と
して用いる氷袋の概略の構造図である。
して用いる氷袋の概略の構造図である。
(イ)図は氷袋のみの断面を描いた断面図で、中に収容
する超音波探触子の内部の説明は必要としないので断面
表示をしていない。(ロ)図は氷袋の要部外観斜視図、
(ハ)図は(ロ)図のX部の断面図である。図において
、1は中に透音性液体(水や油等)2を収容し、その中
に超音波探触子3を入れて超音波探触子3と被検体とを
音響的に結合させている氷袋である。4は従来水袋1を
形成していた内膜で、内膜支持フレーム5で円形の形状
を保持されている。6は内膜4の外側に設けて水袋1を
2枚重ね構造としだ外膜で、外膜支持フレーム7で支持
されている。8はバッキング9と外膜支持フレーム7に
よって挟まれて水袋1を保持するためのテーブルで、バ
ッキング9は外膜支持フレーム7に接着又は取り付けら
れている。
する超音波探触子の内部の説明は必要としないので断面
表示をしていない。(ロ)図は氷袋の要部外観斜視図、
(ハ)図は(ロ)図のX部の断面図である。図において
、1は中に透音性液体(水や油等)2を収容し、その中
に超音波探触子3を入れて超音波探触子3と被検体とを
音響的に結合させている氷袋である。4は従来水袋1を
形成していた内膜で、内膜支持フレーム5で円形の形状
を保持されている。6は内膜4の外側に設けて水袋1を
2枚重ね構造としだ外膜で、外膜支持フレーム7で支持
されている。8はバッキング9と外膜支持フレーム7に
よって挟まれて水袋1を保持するためのテーブルで、バ
ッキング9は外膜支持フレーム7に接着又は取り付けら
れている。
10は内膜4と外膜6との間に染みわたらせて仮硬化さ
せておく光軟化性の特に紫外線で軟化する仮接着剤であ
る。紫外線軟化性の仮接着剤としては半導体ウェハーの
切断加工時にそれと作業用のやといとの間を仮接着する
ために用いられるものが広く知られているので、それを
用いるとよい。
せておく光軟化性の特に紫外線で軟化する仮接着剤であ
る。紫外線軟化性の仮接着剤としては半導体ウェハーの
切断加工時にそれと作業用のやといとの間を仮接着する
ために用いられるものが広く知られているので、それを
用いるとよい。
この水袋1は被検体体表11に接して用いられる。
(ロ)図は水袋1の斜視図で、そのX部の断面図を(ハ
)図に示しである。このように光軟化性の仮接着剤10
により内膜4と外膜6とを仮接着している。
)図に示しである。このように光軟化性の仮接着剤10
により内膜4と外膜6とを仮接着している。
上記のように構成される水袋1において内膜4と外膜6
の材質は厚さが50μm以下の薄い塩化ビニルの膜又は
ラテックスの膜等が超音波を良く透過させるので適応し
ている。応用目的がレードームのように電磁波を透過さ
せる必要性があれば電磁波の透過を、光の透過が必要で
あれば光の透過をさせる物質を選択する必要がある。併
し、エポキシ、フェノキシ系又はシリコン、ウレタン系
の仮接着剤は上記の波の透過には定性的に考えてそのす
べてに対し大体目的に適っている。
の材質は厚さが50μm以下の薄い塩化ビニルの膜又は
ラテックスの膜等が超音波を良く透過させるので適応し
ている。応用目的がレードームのように電磁波を透過さ
せる必要性があれば電磁波の透過を、光の透過が必要で
あれば光の透過をさせる物質を選択する必要がある。併
し、エポキシ、フェノキシ系又はシリコン、ウレタン系
の仮接着剤は上記の波の透過には定性的に考えてそのす
べてに対し大体目的に適っている。
上記の水袋1において、穴があいた時には紫外線を穴の
あいた部分に当てて、仮接着剤を軟化させてから内膜4
と外膜6を僅かにずらせ、内外両膜の穴が重ならないよ
うにした後紫外線の照射を止め、必yがあれば矯正をし
た上で暫く放置し、内膜4と外膜6とを仮接着させる。
あいた部分に当てて、仮接着剤を軟化させてから内膜4
と外膜6を僅かにずらせ、内外両膜の穴が重ならないよ
うにした後紫外線の照射を止め、必yがあれば矯正をし
た上で暫く放置し、内膜4と外膜6とを仮接着させる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば仮接着剤10にホットメルトを用いることができる
。その場合には前記の修理の行程は、加熱軟化−内外膜
のずらし一冷却再硬化という行程となる。ホットメルト
としては汎用される低分子量のポリエチレン系のホット
メルトは前記の諸条件から見て殆どのものが好適に使用
できる。
えば仮接着剤10にホットメルトを用いることができる
。その場合には前記の修理の行程は、加熱軟化−内外膜
のずらし一冷却再硬化という行程となる。ホットメルト
としては汎用される低分子量のポリエチレン系のホット
メルトは前記の諸条件から見て殆どのものが好適に使用
できる。
内膜4と外膜6の保持のための内膜支持フレーム5と外
膜支持フレーム7とを撃留する手段としてのバッキング
9に、やや軟らかいゴムのようなもの、又はばねの機能
を有するものを用いておけば、穴のあいた時に内膜4と
外膜6の関係位置をずらすことが容易に実施できる。す
らしの手段としては手で行うか、内膜支持フレーム5と
外膜支持フレーム7とを挟持しておき、必要に応じて力
を加えてバッキング9を伸縮させる抑え金具を設けてお
けばよい。
膜支持フレーム7とを撃留する手段としてのバッキング
9に、やや軟らかいゴムのようなもの、又はばねの機能
を有するものを用いておけば、穴のあいた時に内膜4と
外膜6の関係位置をずらすことが容易に実施できる。す
らしの手段としては手で行うか、内膜支持フレーム5と
外膜支持フレーム7とを挟持しておき、必要に応じて力
を加えてバッキング9を伸縮させる抑え金具を設けてお
けばよい。
更に、内膜支持フレーム5と外膜支持フレーム7との撃
留手段を前述のように軟性のものとせずに硬性のものを
用いても、内膜4と外膜6.又は外膜6のみをラテック
ス膜で作っておけば、修理の時、仮接着剤10を軟化さ
せた後外膜6を摘まんで伸縮させる等の方法で穴の位置
をずらせ、仮硬化させるまで前記の状態で局所歪を維持
させることができれば目的を達する。
留手段を前述のように軟性のものとせずに硬性のものを
用いても、内膜4と外膜6.又は外膜6のみをラテック
ス膜で作っておけば、修理の時、仮接着剤10を軟化さ
せた後外膜6を摘まんで伸縮させる等の方法で穴の位置
をずらせ、仮硬化させるまで前記の状態で局所歪を維持
させることができれば目的を達する。
(発明の効果)
以上詳細に説明したように本発明によれば、穴がおいて
もその修理を簡単に行い得る薄膜による構造物を得るこ
とができる。従って、ピンホール事故を防止するために
厚い膜を用いる必要がなくなる。又7〜10MHz又は
それ以上の高周波超音波を用いる時のウォータ・スタン
ドオフの氷袋の膜として有益に利用できる。
もその修理を簡単に行い得る薄膜による構造物を得るこ
とができる。従って、ピンホール事故を防止するために
厚い膜を用いる必要がなくなる。又7〜10MHz又は
それ以上の高周波超音波を用いる時のウォータ・スタン
ドオフの氷袋の膜として有益に利用できる。
図は本発明の一実施例の超音波診断装置の音響結合部の
氷袋として用いる氷袋の概略構造図である。 1・・・水袋 2・・・透音性液体3・・・超
音波探触子 4・・・内膜5・・・内膜支持フレーム
6・・・外膜7・・・外膜支持フレーム 9・・
・バッキング10・・・仮接着材 11・・・
被検体体表特許出願人 横河メディカルシステム株式会
社(ロ) (ハ) 手 続 補 ヱE 書 平成 (方式) %式% 1、事件の表示 昭和63年特許願第295464号 2、発明の名称 薄膜状構造物 3、補正をする者 事件との関係 住所
氷袋として用いる氷袋の概略構造図である。 1・・・水袋 2・・・透音性液体3・・・超
音波探触子 4・・・内膜5・・・内膜支持フレーム
6・・・外膜7・・・外膜支持フレーム 9・・
・バッキング10・・・仮接着材 11・・・
被検体体表特許出願人 横河メディカルシステム株式会
社(ロ) (ハ) 手 続 補 ヱE 書 平成 (方式) %式% 1、事件の表示 昭和63年特許願第295464号 2、発明の名称 薄膜状構造物 3、補正をする者 事件との関係 住所
Claims (4)
- (1)内部に液体を収容し、又は固体物体を被覆するた
めに用いる薄膜状構造物において、前記の液体を収容し
又は固体物体を被覆するための内膜と、該内膜の外部を
完全に覆う外膜と、前記内膜と前記外膜との中間部に介
在し前記内膜と前記外膜とを仮接着し熱又は光等の軟化
手段によって一時軟化し前記軟化手段の除去によって再
び硬化して接着する可塑性接着剤とから成ることを特徴
とする薄膜状構造物。 - (2)内膜と外膜とで構成される薄膜状構造物の前記内
膜と前記外膜との位置をずらせるために必要なずれ応力
を発生することのできる駆動手段を有することを特徴と
する請求項1記載の薄膜状構造物。 - (3)薄膜状構造物を構成する内膜と外膜とその中間部
に介在する可塑性接着剤とが、電磁波、音波又は超音波
の何れかの1つ以上の波動を十分透過させるものである
ことを特徴とする請求項1又は2記載の薄膜状構造物。 - (4)超音波に対して透明な材料で作られ、超音波診断
装置の音響結合部として用いられることを特徴とする請
求項1記載の薄膜状構造物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63295464A JPH02142542A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 薄膜状構造物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63295464A JPH02142542A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 薄膜状構造物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02142542A true JPH02142542A (ja) | 1990-05-31 |
Family
ID=17820929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63295464A Pending JPH02142542A (ja) | 1988-11-22 | 1988-11-22 | 薄膜状構造物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02142542A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013529245A (ja) * | 2010-05-25 | 2013-07-18 | セラクリオン・ソシエテ・パル・アクシオン・サンプリフィエ | 超音波カップリング液及び容器 |
-
1988
- 1988-11-22 JP JP63295464A patent/JPH02142542A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013529245A (ja) * | 2010-05-25 | 2013-07-18 | セラクリオン・ソシエテ・パル・アクシオン・サンプリフィエ | 超音波カップリング液及び容器 |
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