JPH02141185A - 画像データ圧縮制御装置 - Google Patents

画像データ圧縮制御装置

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JPH02141185A
JPH02141185A JP63295298A JP29529888A JPH02141185A JP H02141185 A JPH02141185 A JP H02141185A JP 63295298 A JP63295298 A JP 63295298A JP 29529888 A JP29529888 A JP 29529888A JP H02141185 A JPH02141185 A JP H02141185A
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JP
Japan
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distortion
circuit
mode
compression rate
memory circuit
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Application number
JP63295298A
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English (en)
Inventor
Katsuya Oshima
勝也 大島
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NEC Home Electronics Ltd
NEC Corp
Original Assignee
NEC Home Electronics Ltd
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、画像信号のデータ圧縮装置における、発生情
報量制御機能を備えた、適応符号化処理制御装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来、画像信号のデータ圧縮方式において、発生情報量
制御機能を備えた適応的処理制御方式を含むものとして
、電子情報通信学会技術報告C386−75[TAT方
式による高品位テレビ帯域圧縮実験」に記載されている
TAT方式が提案されている。
TAT方式は、3種類のサンプリング率を持つ4つのモ
ード、すなわち、E(間引きせず) 、I (1,/2
) 。
C(1/4) 、 F (1/4)の各モードを使用す
るものである。TAT方式の動作は、入力画像に対し各
モードに対応する間引き、補間を行いメモリに格納する
。そしてブロック毎に各モードの間引き補間による歪を
計算して、その歪をモード判定に利用する。モード判定
部で決定されたモードに従い、各モードに対応するメモ
リから画像信号を取り出し、その信号と各ブロックのモ
ードを示す信号を出力する、というものである。TAT
方式のなかで、モード判定部が前述した適応的処理制御
方式に相当する。TAT方式は、前述の4つのモードを
使用して、画面全体として1/2に圧縮する方式であシ
、その圧縮率制御もモード判定部で行っている。
TAT方式のモード判定のアルゴリズムについて以下に
説明する。ここでは簡単のため■モードは使わずに、E
、C1Fの3つのモードを使用する場合について説明す
る。まずC間引き補間、F補間したときの、補間画像と
入力画像との誤差をブロック毎に計算しそれぞれdc 
、 dPとしてメモリに記憶する。CモードとFモード
は間引き率が同じなので、誤差の小さい方を選び、以降
は一括してCモードとして扱い dCとdFも一括して
dCとして扱う。画面全体の圧縮率をRとし、Eモード
ブロックの全ブロックに対する割合をrBとし、Cモー
ドブロックの全ブロックに対する割合をrcとした場合
、 という連立方程式が成立し、この式からという解が得ら
れる。つまり、画面全体として1/2に圧縮するTAT
方式では、几=1/2として、Eモードブロック数は全
体のブロック数の1/3、Cモードブロック数は全体の
ブロック数の2/3にすれば良い。そこで dcを横軸
にし、度数を縦軸にした、第15図に示すようなヒスト
グラム161を作シ dCの小さいほうから度数を累積
し、これが全ブロック数の2/3となるdCの値をT1
とする。
この時点で、dC>T1のブロックとなる、領域163
はEモードとし、dC≦T1のブロックとなる、領域1
62はc−またはFモードとすることでモード判しかし
ながら、TAT方式におけるモード判定では、画面全体
の圧縮率を1/2としているが、実際に第15図に示す
ようなヒストグラム161を作り、しきい値T1を定め
ても、歪がTlとなるブロックが複数あり dcがOか
らT1−1までの度数の累積に、歪がT1となるブロッ
ク数を加えると全ブロック数の2/3を超えてしまう場
合には、画面全体の圧縮率は1/2より少なくなってし
まう。例えば歪がT、となるブロック数が10であシ、
dCが0からTs−1までの度数の累積に3を加えれば
ちょうど全ブロック数の2/3となる場合を考えると、
TAT方式におけるモード判定では、dC>T1のブロ
ックはEモードにし、dC≦TIのブロックはCまたは
Fモードにするから、予め定めた各モードのブロック数
に対し、Eモードは7モード少なくなり、CまたはFモ
ードは7モード多くなることになシ、その結果、画面全
体の圧縮率は1/2より少なくなる。従ってこのような
状況は、画面が変わるごとに変化することになり、画面
毎の圧縮率は時間の経過とともに変動するという問題点
がある。
本発明は、歪のヒストグラムに対し、歪のしきい値とブ
ロック数のしきい値を設定することにより、常に画面全
体の圧縮率を一定にし、かつ、TAT方式のようにサン
プリング率の異なるモードを扱うだけでなく、DPCM
や直交変換符号化などの適応化にも対応できる効率の良
い画像データ圧縮側本発明のうち、第1の構成の画像デ
ータ圧縮制御装置は、画面を定められた大きさの複数の
ブロックに分割し、前記ブロック毎に画像信号を符号化
する際の符号化方法、符号長、量子化特性などを特定し
、かつ、圧縮率を2種類に限定した複数の符号化モード
を用意しておき、前記複数の符号化モードに従って前記
画像信号を符号化及び局部復号化し、この複数の局部復
号信号を用いて前記符号化モードをブロック単位に選択
し、前記選択された符号化モードに従って符号化された
符号化信号を出力する画像データ圧縮装置において、前
記複数の局部復号信号の、前記画像信号に対する歪をブ
ロック単位に計算する複数の歪計算回路と、前記2種類
の圧縮率の複数の符号化モードのうち低圧縮率の複数の
符号化モードに従って局部復号化された信号から計算さ
れた複数の歪を第1の歪群とし、高圧縮率の複数の符号
化モードに従って局部復号化された信号から計算された
複数の歪を第2の歪群とした場合、前記第1の歪群のう
ち歪が最小となる符号化モードを検出する歪最小モード
検出回路と、この第1の歪群の歪最小モードを記憶する
第1のメモリ回路と、前記第2の歪群のうち歪が最小と
なる符号化モードを検出する歪最小モード検出回路と、
この第2の歪群の歪最小モードを記憶する第2のメモリ
回路と、前記第2の正群の歪最小モードに従って、前記
@2の正群のなかから最小の歪を選択する選択回路と、
前記選択回路で選択された歪を記憶する第3のメモリ回
路と、前記選択回路で選択された歪について、1画面分
のヒストグラムを作成するヒストグラム作成回路と、前
記1画面分のヒストグラムを記憶する第4のメモリ回路
と、前記第4のメモリ回路に記憶された1画面分のヒス
トグラムから、画面全体の圧縮率を所望の圧縮率に近づ
けるように歪のしきい値を決定する第1のしきい値決定
回路と、前記決定されたしきい値に相当する歪を持つ複
数のブロックのなかから、画面全体の圧縮率を所望の圧
縮率と一致させるようにブロック数のしきい値を決定す
る第2のしきい値決定回路と、前記第1のしきい値決定
回路及び第2のしきい値決定回路から出力される2つの
しきい値と、前記第3のメモリ回路に記憶された歪とか
ら、低圧縮率符号化モードと高圧縮符号化モードのいず
れを選択するかをブロック単位に判定する判定回路と、
前記判定回路で判定された信号に従って、前記第1のメ
モリ回路に記憶された前記第1の正群のなかの歪最小モ
ードと、前記第2のメモリ回路に記憶された前記第2の
正群のなかの歪最小モードのいずれかを選択する選択回
路とからなるものである。
また、第2の構成の画像デー^圧縮制御装置は、画面を
定められた大きさの複数のブロックに分割し、前記ブロ
ック毎に画像信号を符号化する際の符号化方法、符号長
、量子化特性などを特定し、かつ、圧縮率を3種類に限
定した複数の符号化モードを用意しておき、前記複数の
符号化モードに従って前記画像信号を符号化及び局部復
号化し、この複数の局部復号信号を用いて、前記符号化
モードをブロック単位に選択し、前記選択された符号化
モードに従って符号化された符号化信号を出力する画像
データ圧縮装置において、前記複数の局部復号信号の、
前記画像信号に対する歪をブロック単位に計算する複数
の歪計算回路と、前記3種類の圧縮率の複数の符号化モ
ードのうち低圧縮率の複数の符号化モードに従って局部
復号化された信号から計算された複数の歪を第1の正群
とし、中間圧縮率の複数の符号化モードに従って局部復
号化された信号から計算された複数の歪を第2の正群と
し、高圧縮率の複数の符号化モードに従って局部復号化
された信号から計算された複数の歪を第3の正群とした
場合、前記第1の正群のうち歪が最小となる符号化モー
ドを検出する歪最小モード検出回路と、この第1の正群
の歪最小モードを記憶する第1のメモリ回路と、前記第
2の正群のうち歪が最小となる符号化モードを検出する
歪最小モード検出回路と、この第2の正群の歪最小モー
ドを記憶する第2のメモリ回路と、前記第2の正群の歪
最小モードに従って、前記第2の正群のなかから最小の
歪を選択する第」の選択回路と、前記第1の選択回路で
選択された歪を記憶するための第3のメモリ回路と、前
記第3の正群のうち歪が最小となる符号化モードを検出
する歪最小モード検出回路と、この第3の正群の歪最小
モードを記憶する第4のメモリ回路と、前記第3の正群
の歪最小モードに従って、前記第3の正群のなかから最
小の歪を選択する第2の選択回路と、前記第2の選択回
路で選択された歪を記憶するための第5のメモリ回路と
、前記第2の選択回路で選択された歪について、1画面
分のヒストグラムを作成する第1のヒストグラム作成回
路と、前記1画面分のヒストグラムを記憶する第6のメ
モリ回路と、前記第6のメモリ回路に記憶された1画面
分のヒストグラムから、画面全体の圧縮率を所望の圧縮
率に近づけるように歪のしきい値を決定する第1のしき
い値決定回路と、前記決定されたしきい値に相当する歪
を持つ複数のブロックのなかから、画面全体の圧縮率を
所望の圧縮率と一致させるようにブロック数のしきい値
を決定する第2のしきい値決定回路と、前記第1のしき
い値決定回路及び第2のしきい値決定回路から出力され
る2つのしきい値と、前記第5のメモリ回路に記憶され
た歪とから、低圧縮率符号化モードと高圧縮率符号化モ
ードのいずれを選択するかをブロック単位に判定する第
1の判定回路と、前記第1の判定回路の出力信号を記憶
するための第7のメモリ回路と、前記第1の選択回路で
選択された歪と、前記憶2の選択回路で選択された歪と
の差分をとる減算回路と、前記減算回路で計算された歪
差を記憶するための第8のメモリ回路と、前記第3のメ
モリ回路に記憶された歪について前記第1の判定回路に
おいて低圧縮率符号化モードと判定されたブロックに対
する1画面分のヒストグラムを作成する第2のヒストグ
ラム作成回路と、前記第2のヒストグラム作成回路で作
成されるヒストグラムを記憶するための第9のメモリ回
路と、前記第9のメモリ回路で記憶された1画面分のヒ
ストグラムにより、歪の小さい順にブロックを並び替え
る第1の並び替え回路と、前記第1の並び替え回路によ
り並び替えた結果を記憶するための第10のメモリ回路
と、前記第8のメモリ回路に記憶された歪差について前
記第1の判定回路において高圧縮率符号化モードと判定
されたブロックに対する1画面分のヒストグラムを作成
する第3のヒストグラム作成回路と、前記第3のヒスト
グラム作成回路で作成されるヒストグラムを記憶するた
めの第11のメモリ回路と、前記第11のメモリ回路で
記憶された1画面分のヒストグラムにより、歪の大きい
順にブロックを並び替える第2の並び替え回路と、前記
第2の並び替え回路により並び替えた結果を記憶するた
めの第12のメモリ回路と、前記第10のメモリ回路及
び第1″2のメモリ回路に記憶された並び替え結果から
、低圧縮率符号化モード及び高圧縮率符号化モードと、
中間圧縮率符号化モードへの入れ替えを画面全体の圧縮
率を変化させないように行うための、前記第3のメモリ
回路に記憶されている歪に対するしきい値と、前記第8
のメモリ回路に記憶されている歪差に対するしきい値を
それぞれ決定するための第3のしきい値決定回路と、前
記第3のしきい値決定回路で決定される2つのしきい値
に対し、それぞれのしきい値に相当する歪を持つ複数の
ブロックのなかから、前記入れ替えを画面全体の圧縮率
を変化させないようにそれぞれブロック数のしきい値を
決定する第4のしきい値決定回路と、前記第3のしきい
値決定回路及び第4のしきい値決定回路から出力される
しきい値のうち、前記第3のメモリ回路に記憶されてい
る歪に対する2つのしきい値と、前記第3のメモリ回路
に記憶されている歪から、低圧縮率符号化モードと中間
圧縮率符号化モードのいずれを選択するかをブロック単
位に判定する第2の判定回路と、前記第3のしきい値決
定回路及び第4のしきい値決定回路から出力されるしき
い値のうち、前記第8のメモリ回路に記憶されている歪
差に対する2つのしきい値と、前記第8のメモリ回路に
記憶されている歪差から、高圧縮率符号化モードと中間
圧縮率符号化モードのいずれを選択するかをブロック単
位に判定する第3の判定回路と、前記第7のメモリ回路
に記憶された信号と前記第2の判定回路で判定された信
号と前記第3の判定回路で判定された信号に従って、前
記第1のメモリ回路に記憶された前記第1の歪群のなか
の歪最小モードと、前記第2のメモリ回路に記憶された
前記第2の歪群のなかの歪最小モードと、前記第4のメ
モリ回路に記憶された前記第3の歪群のなかの歪最小モ
ードのいずれかを選択する第3の選択回路とからなるも
のである。
〔作 用〕
本発明のうち、第1の構成の画像データ圧縮制御装置に
ついて、第1図を用いて説明する。第1図の画像データ
圧縮制御装置には、原画像信号と、aなる圧縮率のm種
類の符号化モードai(1=l。
2、・・・、m)の局部復号信号とhgなる圧縮率のn
種類の符号化モードcj (j=x、2.・・・、n)
の局部復号信号が入力される。ただし、圧縮率は、a〈
Cという関係を持ち、モードaiは低圧縮率符号化モー
ド、モードcjは高圧縮率符号化モードであるとする。
歪計算回路1,2.・・・、3は、モードaiの局部復
号信号の、原画像信号に対する歪をブロック単位に計算
し、歪最小モード検出回路7で、歪計算回路1,2.・
・・、3から出力される歪のうち、歪が最小である符号
化モードを検出し、その歪最小モードを表す信号をメモ
リ10に格納する。一方、歪計算回路4,5.・・・、
6は、モードcjの局部復号信号の原画像信号に対する
歪をブロック単位に計算し、歪最小モード検出回路8で
、歪計算回路4゜5、・・・、6から出力される歪のう
ち、歪が最小である符号化モードを検出し、その歪最小
モードを表す信号をメモリ11に格納する一方、選択回
%9にも入力され、歪計算回路4,5.・・・、6から
出力される歪のうち、最小の歪の値dcを選択する。選
択回路9で選択された各ブロックの最小歪dcは、メモ
リ12に格納される一方、ヒストグラム作成回路13で
、第2図に示すような、1画面分のヒストグラム150
を作成し、ヒストグラム150をメモリI4に格納する
。画面全体の圧縮率をR1圧縮率aのモードの、全ブロ
ック数に対するブロック数の割合をra、圧縮率Cのモ
ードの全ブロック数に対するブロック数の割合をrcと
すると、という連立方程式が導かれ、これより という解が得られる。つまり、画面全体の圧縮率Rを定
めることにより、圧縮率aのモードと、圧縮率Cのモー
ドのそれぞれのブロック数は定まることになる。そこで
、しきい値Dl決定回路15ではメモリ14から最小歪
dcの小さなほうからブロック数N(dc)を読み出し
、N(dc)の累積値5N(dc)≧□となりたときの
dcをしきい値 −C Dlとし、また、しきい値N1決定回路16では、a−
R/a  c  SN (DI−1)となる値をしきい
値N1とする。そして。判定回路17では、メモリ12
から歪dCを読み出し、しきい値D!決定回路15で決
定されたしきい値D1を使い、dC<DIのブロックは
圧縮率Cのモードを、dC>Dlのブロックは圧縮率a
のモードをそれぞれ割り当てる。また、d(=])、の
ブロックはしきい値N!決定回路16で決定されたしき
い値N1を使い、N1個のブロックは圧縮率Cのモード
を、N(Dt ) −N+ 閾のブロックは圧縮率aの
モードをそれぞれ割り当てる。つまり、第3図における
、領域151に相当するブロックには圧縮率Cのモード
を割り当て、領域152に相当するブロックには圧縮率
aのモードを割り当てる。そして、メモリ10とメモリ
11に格納されていた各モードを表す信号をそれぞれ読
み出し、判定回路17で判定された結果に従って選択回
路18で各モードを表す信号のいずれかを選択すること
により、それぞれのブロックに最適なモードが割り当て
られる。
次に、本発明のうち、第2の構成の画像データ圧縮制御
装置について、第7図を用いて説明する。
第71図の画像データ圧縮制御卸装置には、原画像信号
とaなる圧縮率のt3類の符号化モードai (i=1
.2.・・・r t)の局部復号信号と、bなる圧縮率
のm種類の符号化モードbJ(j=1.2.・・・+ 
” )の局部復号信号と、Cなる圧縮率のn種類の符号
化モードck(k=1.2.・・・、n)の局部復号信
号が入力される。ただし、圧縮率はa (b (cとい
う関係を持ち、モードaiは低圧縮率符号化モード、モ
ードbjは中間圧縮率符号化モード、モードckは高圧
縮率符号化モードであるとする。歪計算回路54.55
.・・・、56はモードa1の局部復号信号の原画像信
号の歪をブロック単位に計算し、歪最小モード検出回路
61で歪計算回路54,55.・・・、56から出力さ
れる歪のうち、歪が最小である符号化モードを検出し、
その歪最小モードを表す信号をメモリ66に格納する。
寸だ、歪計算回路57.・・・、58はモードbjの局
部復号信号の原画像信号に対する歪をブロック単位に計
pニジ、歪最小モード検出回路62で歪計算回路57.
・・・、58から出力される歪のうち、歪が最小である
符号化モードを検出し、その歪最小モードを表す信号を
メモリ67に格納する一方、選択回路64にも入力され
、歪計算回路57.・・・、58から出力される歪のう
ち、最小の歪の値dbを選択する。選択回路64で選択
された各ブロックの最小歪dbは、メモリ69に格納さ
れる一方、減算回路70にも入力される。また、歪計算
回路59.・・・、60は、モードckの局部復号信号
の原画像信号に対する歪をブロック単位に計算し、歪最
小モード検出回路63で歪計算回路59.・・・、60
から出力される歪のうち、歪が最小である符号化モード
を検出し、その歪最小モードを表す信号をメモリ68に
格納する一方、選択回路65にも入力され、歪計算回路
59.・・・、60から出力される歪のうち、最小の歪
の値dcを選択する。選択回路65で選択された各ブロ
ックの最小歪dcは、メモリ72に格納される一方、減
算回路70及びヒストグラム作成回路73にも入力され
る。減算回路70では、dc−dbを計算し、メモ’J
71に格納する。
またヒストグラム作成回路73では、第2図に示すよう
なヒストグラム150を作成し、メモリ74に格納する
。そして、第1の構成の画像データ圧縮制御装置で説明
した方法と同様に、しきい値D1決定回路75でしきい
値D1を、しきい値N1決定回路76でしきい値N1を
それぞれ決定し、判定回路77で圧縮率aのモードと、
圧縮率Cのモードを各ブロックにそれぞれ割り当てる。
そしてモードa、cの判定結果はメモリ78に格納され
る一方、ヒストグラム作成回路79.83にそれぞれ入
力される。ヒストグラム作成回路83では、第8図に示
すような、判定回路77でモードaと判定されたブロッ
クについて1画面分のヒストグラム153を作成し、メ
モリ84に格納する。そして、並び替え回路85で、第
10図のグラフ155に示すように、歪dbの小さい順
にブロックを並び替え、その結果をメモリ86に格納す
る。また、ヒストグラム作成回路79では、第9図に示
すように、判定回路77でモードCと判定されたブロッ
クについて1画面分のヒストグラム154を作成し、メ
モリ80に格納する。そして、並び替え回路81で、第
11図のグラフ156に示すように歪差dc−dbの大
きい順にブロックを並び替え、その結果をメモリ82に
格納する。そして、しきい値D2 、 Da決定回路8
7では、圧縮率aのブロックと、圧縮率Cのブロックを
それぞれ圧縮率すのブロックに入れ替えるだめのしきい
値を決定する。つtb、圧縮率aのモードのブロック2
個と、圧縮率Cのモードのブロック9個をまとめてP+
Q個の圧縮率すのモードのブロックにしても、画面全体
の圧縮率Rが変わらないようなP、Qの値を予め定めて
おき、第10図のdbの小さいほうから2個のブロック
と、第11図のdc −dbの大きいほうからQJIt
dのブロックとで、それぞれ歪及び歪差の和を計算し、
比較する。その結果、(dbの歪の和) ((dc −
dbの歪差の和)のときは比較をくり返し、(dbの歪
の和)≧(dc −dbの歪差の和)となったとき、す
なわち第10図でのBN2、第11図でのBN3のとき
のそれぞれの歪及び歪差をそれぞれしきい値D2.D3
とする。また、しきい値N2.N3決定回路88では、
第8図のヒストグラム153の小さいほうからの累積5
Nb(db)と、第9図のヒストグラム154の大きい
ほうからの累積5Nc−b (dc−db)を使って、
B N2− S Nb (D2 1 )をしきい値N2
とし、BNa −8Nc −b (D3+ 1 )をし
きい値N3とする。
そして、モードa、b判定回路9oでは、メモリ69か
ら歪dbを読み出し、しきい値D2.D3決定回路87
で決定されたしきい値D2を使い、db(D2のブロッ
クは圧縮率すのモードを、db>D2ノブロックは圧縮
率aのモードをそれぞれ割シ当てる。
また、db=D2のブロックはしきい値N2.N3決定
回路88で決定されたしきい値N2を使い、N2個のブ
ロックは圧縮率すのモードを、Nb (D2) −N2
個のブロックは圧縮率aのモードをそれぞれ割シ当てる
。つまシ、第12図における、領域157に相当するブ
ロックには圧縮率すのモードを割baて、領域158に
相当するブロックには圧縮率aのモードを割シ当てる。
また、モードb、c判定回路89では、メモリ71から
歪差dC−dbを読み出し、しきい値D2.D3決定回
路87で決定されだしきい値D3を使い、dc −db
 ) D3のブロックは圧縮率すのモードを、dc −
db (D3のブロックは圧縮率Cのモードをそれぞれ
割り当てる。また、dc −db=D3のブロックは、
しきい値N2.N3決定回路88で決定されたしきい値
N3を使い、N3個のプロ、りは圧縮率すのモードを、
Nc −b (D3)  N3個のブロックは圧縮率C
のモードをそれぞれ割シ当てる。つまシ、第13図にお
ける領域160に相当するブロックには圧縮率すのモー
ドを割り当て、領域159に相当するブロックには圧縮
率Cのモードを割り当てる。そして、メモリ66とメモ
リ67とメモリ68に格納されていた各モードを表す信
号をそれぞれ読み出し、モードa、b判定回路90で判
定された結果と、モードb、c判定回路89で判定され
た結果及びメモリ78に格納されていた判定結果に従っ
て、選択回路91で各モードを表す信号のいずれかを選
択することにより、それぞれのブロックに最適なモード
が割り当てられる。
〔実施例〕
本発明のうち、第1の構成の具体例について、第4図を
用いて説明する。ここでは、符号化モードとして、圧縮
率5/8のモードAと、圧縮率2/8のモードC11モ
ードC2の3つのモードを使うこととし、モードC1と
モードC2はそれぞれ量子化特性が異なっているものと
する。そして、1画面全体としての圧縮率は1/2にす
ることにする。第4図で、画像信号は、各モードの符号
化、局部復号化回路20,21.22で、符号化及び局
部復号化される。符号化、局部復号化回路は、例えば第
5図に示すような構成になっている。すなわち、第5図
において、入力された画像信号は、選択回路41に入力
される一方、減算回路39で選択回路48の出力信号と
の差分を取られ、量子化回路40で量子化処理された後
、選択回路41へ入力される。
選択回路41では、画素位置検出回路49から出力され
る画素位置情報信号に従って、入力された信号のいずれ
かを選択する。選択回路41の出力・は、符号化信号と
して出力され、また、選択回路43に入力される一方、
逆量子化回路42にも入力される。逆量子化回路42で
は、量子化回路40での量子化処理の逆特性をかけ、代
表値を求め、選択回路43に入力される。選択回路43
では、画素位置検出回路49の出力信号に従って、入力
信号のいずれかを選択し、加算回路44に入力する。加
算回路44は、選択回路43の出力信号と、選択回路4
8の出力信号との加算処理を行い、加算回路44の出力
信号は、局部復号信号とl−で出力され、また、1画素
デイレイ回路45及び、1ラインデイレイ回路46に入
力される。1画素デイレイ回路45では、1クロック時
間入力信号を遅延させ、選択回路48及び平均値算出回
路47に出力する。
また、1ラインデイレイ回路46では、1ライン時間入
力信号を遅延させ、選択回路48及び平均値算出回路4
7に出力する。平均値算出回路47では、1画素デイレ
イ回路45及び1ラインデイレイ回路46の出力信号の
平均値を計算し、選択回路48に入力する。選択回路4
8では、画素位置検出回路49の出力信号に従って、入
力された画像信号に対し、ブロック内の画素のみを使っ
て予測を行うように選択を行う。第5図のような構成に
すると、ブロック内で閉じた予測符号化を行うことがで
き、各モードの圧縮率、量子化特性は、量子化回路で定
めることができる。第4図で、各モードの符号化、局部
復号化回路20,21.22で符号化された信号はそれ
ぞれメモリ25、メモリ26、メモリ27に格納され、
モードC1局部復号信号は歪計算回路23に入力され、
モード02局部復号信号は歪計算回路24に入力される
。歪計算回路23 、24には、原画像信号も入力され
、歪として各ブロックの差分絶対1直和を計算する。そ
して各モードの歪の値に対し、歪最小モード検出回路2
8でモードC1とモードC2のどちらの歪が小さいかを
判定し、そのモードを表す信号はメモリ30に格納され
る一方、選択回路29にも入力される。選択回路29で
は、歪最小モード検出回路28で判定されたモードに従
って小さいほうの歪の値を選択する。
選択回路29で選択された歪dcは、メモリ31に格納
される一方、ヒストグラム作成回路32にも入力され、
第2図に示すようなヒストグラム150を作成し、メモ
リ33に入力する。圧縮率5/8のモードAと、圧縮率
2/8のモードC,,C2を使って、全体の圧縮率を1
/2にするには、モードAを全ブロック数の2/3、モ
ードC1またはモードC2を全ブロックの1/3にすれ
ば良い。そこで全ブロック数を仮に2700ブロツクと
すると、モードAは1800ブロツク、モードC1また
はモードC2は900ブロツクということになる。そこ
で、しきい値決定回路34では、第2図において、歪d
cに対し頻度N(dc)、小さいほうからの頻度の累積
5N(dc)が、 dc=148 、N (dc)=6 、SN (dc)
=1789d C= 114ρ13 、N (dc)=
7 、SN (dc)=1796dc=150 、N 
(dc)=10,5N(dc)= 1806のようにな
っていたとすると、SN (dc) ) 1800とな
ったときのdcがしきい値D1となるから、D1=15
0となシ、Nz=1800−8N(Dll)=4という
か具合に決定される。そして、モードA、C判定回路3
5において、メモリ31から歪dcを読み出し、dc(
DIのブロックは圧縮率2/8のモードを、dc)DI
のブロックは圧縮率5/8のモードをそれぞれ割g当て
る。また、dC=Dlのブロックは、4個は圧縮率2A
のモードを、そして6個は圧縮率5/8のモードを割シ
当てることにより、圧縮率5Aのモードのブロックは1
800個、圧縮率2Aのモードのブロックは900個と
なる。そして、選択回路36においてモードA、C判定
回路35での判定結果に従い、モードAを表す信号を発
生する回路37の出力信号と、メモリ30に格納されて
いたモードC1とモードC2のいずれかを表す信号のい
ずれかを選択することにより、各ブロックに適したモー
ドが決定される。また、選択回路36から出力されるモ
ード信号に従ってメモリ25、メモリ26、メモリ27
に格納された各モードの符号化信号を選択回路38で選
択することにより、符号化信号が出力される。
なお、ここでは各モードの符号化、局部復号化回路とし
て第5図に示したような予測符号化をブロック化した場
合について説明したが、他の圧縮方式、例えば第6図に
示すような構成も考えられる。第6図において、入力さ
れた画像信号は、離散コサイン変換(以下DCTと略す
)回路50によJDCT変換される。そして、量子化回
路51において各DCT係数について量子化処理を行い
、符号化信号として出力される一方、逆量子化回路52
に入力される。そして、逆量子化回路52では、量子化
回路51での量子化に対して逆特性がかけられ、出力さ
れてDCT逆変換回路53で逆DCTされて局部復号信
号として出力される。また、この場合もDCTである必
要はなく、他の直交変換、例えばアダマール変換を用い
た圧縮処理でもよい。
また、歪計算回路として差分絶対値和をとる場合につい
て説明したが、歪として原画像信号に対するパラメータ
であれば、何でも良い。このような画像データ圧縮制御
装置を用いることにより、高圧縮率符号化モードでは歪
が多く発生し画質劣化が大きくなるようなブロックから
優先的に低圧縮率符号化モードを割り当てられるため、
画質劣化が少なく、効率の良い画像データ圧縮処理を行
うことができ、また画面毎の圧縮率、すなわち発生情報
量を一定にすることができるので後段のハードウェアを
簡易にすることができる。第1の構成の画像データ圧縮
制御装置は、しきい値D1近傍において、あるブロック
は低圧縮率符号化モードが割シ当てられ、それと歪の値
としてほとんど差がない別のブロックは高圧縮率符号化
モードが割り当てられる。それは、低圧縮符号化モード
と高圧縮率符号化モードとの間に大きな画質の差がある
場合に画質を維持するという点で問題となシ、また、画
像によっては、画面のほとんどのブロックが低圧縮率符
号化モードを必要とするような場合に特に問題になる。
そこで、圧縮率の点でも画質の点でも低圧縮率符号化モ
ードと高圧縮率符号化モードの間に位置する、中間圧縮
率符号化モードを導入することにより、画面全体として
は変えずに復号画質を向上させることが可能な)へ2の
構成の画像データ圧縮制御装置について、以下、説明す
る。
第14図に本発明のうち第2の構成の画像データ圧縮制
御装置の実施例を示す。ここでは符号化モードとして、
圧縮率5AのモードAと、圧縮率4/8のモードB11
モードB2と、圧縮率2/8のモードC菫、モードC2
の5つのモードを使うこととし、モードB1とモードB
2、モードC1とモードC2はそれぞれ量子化特性が異
なっているものとする。
そして1画面全体としての圧縮率は1/2にすることに
する。すなわち、第4図に示した第1の構成の実施例に
圧縮率4AのモードB11モードB2を加えた場合につ
いて説明する。第14図で、入力された画像信号は各モ
ードの符号化、局部復号化回路92 、93 、94 
、95 、96で、符号化及び局部復号化される。符号
化、局部復号化回路は例えば第5図に示すような構成に
なっているが、第1の構成の画像データ圧縮制御装置の
実施例で説明したものと同じであるので、ここでは説明
は省略する。第14図で各モードの符号化、局部復号化
回路92,93,94゜95 、96で符号化された信
号はそれぞれメモリ101、メモリ102、メモリ10
3、メモリ104、メモリ105に格納され、モードB
1、モードB2、モードC1、モードC2の各モードの
局部復号信号は、それぞれ歪計算回路97.98,99
,100に入力される。歪計算回路97,98,99.
100には原画像信号も入力され、歪として各ブロック
の差分絶対値和を計算する。
そして、歪最小モード険出回路107でモードB1とモ
ードB2のどちらの歪が小さいかを判定し、そのモード
を表す信号はメモリ111に格納される一方、選択回路
108にも入力される。選択回路108では、歪最小モ
ード検出回路107で判定されたモードに従って小さい
ほうの歪の値を選択する。選択回路108で選択された
歪dBは、メモリ113に格納される一方、減算回路1
14にも入力される。
また、歪最小モード検出回路109で、モードC1とモ
ードC2のどちらの歪が小さいかを判定し、そのモード
を表す信号はメモリ112に格納される一方、選択回路
110にも入力される。選択回路110では、歪最小モ
ード検出回路109で判定されたモードに従って小さい
ほうの歪の値を選択する。選択回路110で選択された
歪dCは、メモリ116に入力され、また減算回路11
4に入力され、ヒストグラム作成回路117に入力され
る。減算回路114では歪dBと歪dCに対し減算処理
を行い、歪差dC−dBをメモリ115に格納する。ヒ
ストグラム作成回路117では第2図に示すようなヒス
トグラム150を作成し、メモリ118に格納する。そ
して、第1の構成の画像データ圧縮制御装置で説明した
方法と同様にして、しきい値決定回路119でしきい値
D!及びNlを決定し、モードA、C判定回路120で
圧縮率5/8のモードと圧縮率274のモードをそれぞ
れ割り当てる。そして、モードA、C判定回路120で
の判定結果は、メモリ121に格納されるとともに、ヒ
ストグラム作成回路122,126にも入力される。ヒ
ストグラム作成回路126では、メモリ113に格納さ
れていた歪dBについて、モードA、C判定回路120
で圧縮率5/8のモードと判定されたブロックに対する
、第8図に示すようなヒストグラム153を作成し、メ
モリ127に格納する。そして、並び替え回路128で
、第10図のグラフ155に示すように歪dBの小さい
順にブロックを並び替え、その結果をメモリ129に格
納する。また、ヒストグラム作成回路122では、メモ
リ115に格納されていた歪差dC−dBについて、モ
ードA、C判定回路120で圧、縮率2Aのモードと判
定されたブロックに対する、第9図に示すようなヒスト
グラム154を作成し、メモリ123に格納する。そし
て、並び替え回路124で、第11図のグラフ156に
示すように歪差dC−dBの大きい順にブロックを並び
替え、その結果をメモリ125に格納する。圧縮率5/
8のモードと、圧縮率2/8のモードを、画面全体の圧
縮率を変えずに圧縮率4/8のモードにするには、圧縮
率5/8のモードのブロック2個と、圧縮率2/8のモ
ードのブロック1個をまとめて圧縮率4/8のモードの
ブロック3個にすれば良い。その際、圧縮率5/8のモ
ード2個を圧縮率4/8のモードにすることにより増加
する歪に対し、圧縮率2/8のモード1個を圧縮率4/
8のモードにすることにより減少する歪の方が大きけれ
ば、画面全体としての歪が減少することになり、圧縮率
4/8のモードへの入れ替えを行うことによる効果があ
る。そこで、第10図における、歪dBが小さいほうか
ら2個ずつピックアップしたブロックの歪dBの和と、
第11図における、歪差dC−dBが大きいほうから1
個ずつピックアップしたブロックの歪差dC−dBの比
較を行う。
dBのブロック順 dBの和  dC−dBのdC−d
Bフロック1lj1 11と12 45+46(91)   6  1001
3と14 46+48(94)   7   9815
と16 49+50(99)    8   97この
例では、圧縮率5/8のモードのブロック14個と、圧
縮率2/8のモードのブロック7個を圧縮率4/8のモ
ードのブロック21個にした場合では、圧縮率5/8の
モードのブロックを圧縮率4/8のモードにすることに
よって増加する歪は94となり、圧縮率2/8のモード
のブロックを圧縮率4/8のモ−ドにすることによって
減少する歪は98となる。
そこで、第10図において、BN2は14となシ、シき
い値D2は48となる。また、第11図においてBN3
は7とな9、しきい値D3は98となる。また、第8図
のヒストグラム153で、歪dBが小さいほうからの頻
度の累積がDz −1、すなわち47のとき12であっ
たとすると、しきい値N2は、BN2−8Nb(Dz−
1)=2となる。また、第9図のヒストグラム154で
、歪差dC−dBが大きいほうからの頻度の累積が、D
3+1、すなわち99のとき、5であったとすると、B
N3− SNc −b (Dz + 1 ) = 2と
なる。このようにしてしきい値決定回路130で、Dz
、Dz、N2.N3の各しきい値を決定し、しきい値D
2及びN2はモードA、B判定回路132に入力され、
しきい値D3及びN3はモードB、C判定回路131に
入力される。モードA、B判定回路132では、メモリ
113から歪dBを読み出し、dB<Dzのブロックは
圧縮率4Aのモードを、dB>Dzのブロックは圧縮率
5/8のモードをそれぞれ割g当てる。また、dB=D
2のブロックは2個は圧縮率478のモードを、Nb(
Dz)−N2個のブロックは圧縮率578のモードを割
り当てる。そして、モードB、C判定回路131では、
メモリ115から歪差dC−dBを読み出し、dC−d
B)Dzのブロックは圧縮率4/8のモードを、dC−
dB(Dzのブロックは圧縮率V8のモードをそれぞれ
割り当てる。また、dC−dB = Dzのプo7りは
圧縮率4/8のモードを、No−b(Dz)−N3個の
ブロックは圧縮率2/8のモードを割シ当てる。このよ
うにすることにより、圧縮率5/8のモードのブロック
は1786個、圧縮率4/8のモードのブロックは21
個、圧縮率2/8のモードのブロックは893個となシ
、画面全体としての圧縮率1/2は一定のまま保たれる
。そして、選択回路133において、モードA、B判定
回路132の判定結果と、モードB、C判定回路131
の判定結果と、メモリ121に格納されていた、モード
A、C判定回路1200判定結果に従って、モードAを
表す信号を発生する回路106の出力信号と、メモリ1
11に格納されていたモードB、とモードB2のいずれ
かを表す信号と、メモリ112に格納されていたモード
C1とモードC2のいずれかを表す信号のうちのいずれ
かを選択することにより、各モードに適したモードが決
定される。また、選択回路133から出力されるモード
信号に従って、メモリ101、メモリ102、メモリ1
03、メモリ104、メモリ105に格納された各モー
ドの符号化信号を選択回路134で選択することにより
、符号化信号が出力される。
なお、ここでは、各モードの符号化、局部復号化回路と
して第5図に示したような構成について説明したが、他
の方式、例えば第6図に示すような、DCTに代表され
る直交変換を使った圧縮処理を用いてもよい。また、歪
計算回路として、差分絶対値和をとる場合について説明
したが、歪として原画像信号に対するパラメータであれ
ば何でもよい。
〔発明の効刺 以上述べてきたように、本発明によれば、圧縮率が異な
る複数の符号化モードを用いて画像データ圧縮を行う際
、高圧縮率符号化モードでは歪が多く発生して画質劣化
が大きくなるようなブロックから優先的に低圧縮率符号
化モードまたは中間圧縮率符号化モードを割シ当てるた
め、画質劣化が少々く効率の良い画像データ圧、¥13
処理を行うことが可能となる。しかも、画面毎の発生情
報量を常に一定にすることができるので、後段のハード
ウェアを簡易にすることができ、極めて有用な画像デー
タ圧縮制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の構成の画像データ圧縮制御装
置のブロック図、第2図は、歪dcの1画面分のヒスト
グラムの説明図、第3図はモードa。 C判定の説明図、第4図は本発明の第1の構成の画像デ
ータ圧縮制御装置の実施例のブロック図、第5図はモー
ドX符号化、局部復号化回路に予測符号化を用いた場合
の構成図、第6図はモードX符号化、局部復号化回路に
、離散コサイン変換を用いた場合の構成図、第7図は、
本発明の第2の構成の画像データ圧縮制御装置のブロッ
ク図、第8図は歪dbの1画面分のヒストグラムの説明
図、第9図は歪差dc −dbの1画面分のヒストグラ
ムの説明図、第10図は、歪dbの小さいほうから順に
並び替えを行う説明図、第11図は、歪差dc −db
の大きいほうから順に並び替えを行う説明図、第12図
はモードa、b判定の説明図、第13図はモードb、c
判定の説明図、第14図は本発明の第2の構成の画像デ
ータ圧縮制御装置の実施例のブロック図、第15図はT
AT方式のモード判定の説明図である。 図中で、1,2,3,4,5,6,23,24,54,
55,56,57゜58.59,60,97,98,9
9,100は歪計算回路、7,8゜28.61,62,
63,107.109は歪最小モード検出回路、9,1
8,29,36,38,41,43,48,64,65
,91,108゜110、133.134は選択回路、
10,11,12,14,25゜26.27,30,3
1,33,66.67.68,69,71,72,74
,78゜80.82,84,86,101,102,1
03,104,105,111,112゜113.11
5,116,118,121,123,125,127
,129はメモリ回路、13,32,73,79,83
,117,122,126はヒストグラム作成回路、1
5,16,34,75,76.87,88゜119.1
30はしきい値決定回路、17,35,77.89゜9
0.120,131,132は判定回路、37,106
はモードA信号発生回路、81,85,124,128
は並び替え回路、39,70,114は減算回路、44
は加算回路、40゜51は量子化回路、42.52は逆
量子化回路、45は1画素デイレイ回路、46は1ライ
ンデイレイ回路、47は平均値算出回路、49は画素位
置検出回路、50はDCT回路、53は逆DCT回路、
150,153゜154.161はヒストグラフ、15
5,156は各ブロックの歪、歪差を示すグラフ、15
2,158はモードaを表す領域、151,159はモ
ードCを表す領域、157゜160はモードbを表す領
域、162はCモードの領域、163はEモードの領域
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)画面を定められた大きさの複数のブロックに分割
    し、前記ブロック毎に画像信号を符号化する際の符号化
    方法、符号長、量子化特性などを特定し、かつ、圧縮率
    を2種類に限定した複数の符号化モードを用意しておき
    、前記複数の符号化モードに従って前記画像信号を符号
    化及び局部復号化し、この複数の局部復号信号を用いて
    前記符号化モードをブロック単位に選択し、前記選択さ
    れた符号化モードに従って符号化された符号化信号を出
    力する画像データ圧縮装置において、 前記複数の局部復号信号の、前記画像信号に対する歪を
    ブロック単位に計算する複数の歪計算回路と、前記2種
    類の圧縮率の複数の符号化モードのうち低圧縮率の複数
    の符号化モードに従つて局部復号化された信号から計算
    された複数の歪を第1の歪群とし、高圧縮率の複数の符
    号化モードに従って局部復号化された信号から計算され
    た複数の歪を第2の歪群とした場合、前記第1の歪群の
    うち歪が最小となる符号化モードを検出する歪最小モー
    ド検出回路と、この第1の歪群の歪最小モードを記憶す
    る第1のメモリ回路と、前記第2の歪群のうち歪が最小
    となる符号化モードを検出する歪最小モード検出回路と
    、この第2の歪群の歪最小モードを記憶する第2のメモ
    リ回路と、前記第2の歪群の歪最小モードに従って、前
    記第2の歪群のなかから最小の歪を選択する選択回路と
    、前記選択回路で選択された歪を記憶する第3のメモリ
    回路と、前記選択回路で選択された歪について、1画面
    分のヒストグラムを作成するヒストグラム作成回路と、
    前記1画面分のヒストグラムを記憶する第4のメモリ回
    路と、前記第4のメモリ回路に記憶された1画面分のヒ
    ストグラムから、画面全体の圧縮率を所望の圧縮率に近
    づけるように歪のしきい値を決定する第1のしきい値決
    定回路と、前記決定されたしきい値に相当する歪を持つ
    複数のブロックのなかから、画面全体の圧縮率を所望の
    圧縮率と一致させるようにブロック数のしきい値を決定
    する第2のしきい値決定回路と、前記第1のしきい値決
    定回路及び第2のしきい値決定回路から出力される2つ
    のしきい値と、前記第3のメモリ回路に記憶された歪と
    から、低圧縮率符号化モードと高圧縮符号化モードのい
    ずれを選択するかをブロック単位に判定する判定回路と
    、前記判定回路で判定された信号に従って、前記第1の
    メモリ回路に記憶された前記第1の歪群のなかの歪最小
    モードと、前記第2のメモリ回路に記憶された前記第2
    の歪群のなかの歪最小モードのいずれかを選択する選択
    回路とからなることを特徴とする画像データ圧縮制御装
    置。
  2. (2)画面を定められた大きさの複数のブロックに分割
    し、前記ブロック毎に画像信号を符号化する際の符号化
    方法、符号長、量子化特性などを特定し、かつ、圧縮率
    を3種類に限定した複数の符号化モードを用意しておき
    、前記複数の符号化モードに従って前記画像信号を符号
    化及び局部復号化し、この複数の局部復号信号を用いて
    、前記符号化モードをブロック単位に選択し、前記選択
    された符号化モードに従って符号化された符号化信号を
    出力する画像データ圧縮装置において、 前記複数の局部復号信号の、前記画像信号に対する歪を
    ブロック単位に計算する複数の歪計算回路と、前記3種
    類の圧縮率の複数の符号化モードのうち低圧縮率の複数
    の符号化モードに従って局部復号化された信号から計算
    された複数の歪を第1の歪群とし、中間圧縮率の複数の
    符号化モードに従って局部復号化された信号から計算さ
    れた複数の歪を第2の歪群とし、高圧縮率の複数の符号
    化モードに従って局部復号化された信号から計算された
    複数の歪を第3の歪群とした場合、前記第1の歪群のう
    ち歪が最小となる符号化モードを検出する歪最小モード
    検出回路と、この第1の歪群の歪最小モードを記憶する
    第1のメモリ回路と、前記第2の歪群のうち歪が最小と
    なる符号化モードを検出する歪最小モード検出回路と、
    この第2の歪群の歪最小モードを記憶する第2のメモリ
    回路と、前記第2の歪群の歪最小モードに従って、前記
    第2の歪群のなかから最小の歪を選択する第1の選択回
    路と、前記第1の選択回路で選択された歪を記憶するた
    めの第3のメモリ回路と、前記第3の歪群のうち歪が最
    小となる符号化モードを検出する歪最小モード検出回路
    と、この第3の歪群の歪最小モードを記憶する第4のメ
    モリ回路と、前記第3の歪群の歪最小モードに従って、
    前記第3の歪群のなかから最小の歪を選択する第2の選
    択回路と、前記第2の選択回路で選択された歪を記憶す
    るための第5のメモリ回路と、前記第2の選択回路で選
    択された歪について、1画面分のヒストグラムを作成す
    る第1のヒストグラム作成回路と、前記1画面分のヒス
    トグラムを記憶する第6のメモリ回路と、前記第6のメ
    モリ回路に記憶された1画面分のヒストグラムから、画
    面全体の圧縮率を所望の圧縮率に近づけるように歪のし
    きい値を決定する第1のしきい値決定回路と、前記決定
    されたしきい値に相当する歪を持つ複数のブロックのな
    かから、画面全体の圧縮率を所望の圧縮率と一致させる
    ようにブロック数のしきい値を決定する第2のしきい値
    決定回路と、前記第1のしきい値決定回路及び第2のし
    きい値決定回路から出力される2つのしきい値と、前記
    第5のメモリ回路に記憶された歪とから、低圧縮率符号
    化モードと高圧縮率符号化モードのいずれを選択するか
    をブロック単位に判定する第1の判定回路と、前記第1
    の判定回路の出力信号を記憶するための第7のメモリ回
    路と、前記第1の選択回路で選択された歪と、前記第2
    の選択回路で選択された歪との差分をとる減算回路と、
    前記減算回路で計算された歪差を記憶するための第8の
    メモリ回路と、前記第3のメモリ回路に記憶された歪に
    ついて前記第1の判定回路において低圧縮率符号化モー
    ドと判定されたブロックに対する1画面分のヒストグラ
    ムを作成する第2のヒストグラム作成回路と、前記第2
    のヒストグラム作成回路で作成されるヒストグラムを記
    憶するための第9のメモリ回路と、前記第9のメモリ回
    路で記憶された1画面分のヒストグラムにより、歪の小
    さい順にブロックを並び替える第1の並び替え回路と、
    前記第1の並び替え回路により並び替えた結果を記憶す
    るための第10のメモリ回路と、前記第8のメモリ回路
    に記憶された歪差について前記第1の判定回路において
    高圧縮率符号化モードと判定されたブロックに対する1
    画面分のヒストグラムを作成する第3のヒストグラム作
    成回路と、前記第3のヒストグラム作成回路で作成され
    るヒストグラムを記憶するための第11のメモリ回路と
    、前記第11のメモリ回路で記憶された1画面分のヒス
    トグラムにより、歪の大きい順にブロックを並び替える
    第2の並び替え回路と、前記第2の並び替え回路により
    並び替えた結果を記憶するための第12のメモリ回路と
    、前記第10のメモリ回路及び第12のメモリ回路に記
    憶された並び替え結果から、低圧縮率符号化モード及び
    高圧縮率符号化モードと、中間圧縮率符号化モードへの
    入れ替えを画面全体の圧縮率を変化させないように行う
    ための、前記第3のメモリ回路に記憶されている歪に対
    するしきい値と、前記第8のメモリ回路に記憶されてい
    る歪差に対するしきい値をそれぞれ決定するための第3
    のしきい値決定回路と、前記第3のしきい値決定回路で
    決定される2つのしきい値に対し、それぞれのしきい値
    に相当する歪を持つ複数のブロックのなかから、前記入
    れ替えを画面全体の圧縮率を変化させないようにそれぞ
    れブロック数のしきい値を決定する第4のしきい値決定
    回路と、前記第3のしきい値決定回路及び第4のしきい
    値決定回路から出力されるしきい値のうち、前記第3の
    メモリ回路に記憶されている歪に対する2つのしきい値
    と、前記第3のメモリ回路に記憶されている歪から、低
    圧縮率符号化モードと中間圧縮率符号化モードのいずれ
    を選択するかをブロック単位に判定する第2の判定回路
    と、前記第3のしきい値決定回路及び第4のしきい値決
    定回路から出力されるしきい値のうち、前記第8のメモ
    リ回路に記憶されている歪差に対する2つのしきい値と
    、前記第8のメモリ回路に記憶されている歪差から、高
    圧縮率符号化モードと中間圧縮率符号化モードのいずれ
    を選択するかをブロック単位に判定する第3の判定回路
    と、前記第7のメモリ回路に記憶された信号と前記第2
    の判定回路で判定された信号と前記第3の判定回路で判
    定された信号に従って、前記第1のメモリ回路に記憶さ
    れた前記第1の歪群のなかの歪最小モードと、前記第2
    のメモリ回路に記憶された前記第2の歪群のなかの歪最
    小モードと、前記第4のメモリ回路に記憶された前記第
    3の歪群のなかの歪最小モードのいずれかを選択する第
    3の選択回路とからなることを特徴とする画像データ圧
    縮制御装置。
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