JPH0214115Y2 - - Google Patents

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JPH0214115Y2
JPH0214115Y2 JP15032583U JP15032583U JPH0214115Y2 JP H0214115 Y2 JPH0214115 Y2 JP H0214115Y2 JP 15032583 U JP15032583 U JP 15032583U JP 15032583 U JP15032583 U JP 15032583U JP H0214115 Y2 JPH0214115 Y2 JP H0214115Y2
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klystron
waveguide
bend
flange
flanges
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JP15032583U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案はクライストロン装置における導波管接
続装置にかかり、特にクライストロン側導波管と
Eベンド形導波管の接続部の改良に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に航空管制用レーダー装置などに用いられ
るクライストロン装置における構造には第1図及
び第2図に示されるようなものがある。すなわち
図面により説明すると、1が筐体2内に配置され
るクライストロン本体で、アノード部3、電極部
4により構成されている。前記電極部4は最下部
にフイラメント電極部4aを有し、このフイラメ
ント電極部4aがソケツト群5に嵌入装着される
構成になつている。6は前記アノード部3の周辺
に配置した集束コイル6の一部より電波を導出す
る導波管組立である。この導波管組立7クライス
トロン側導波管8、Eベンド形導波管(以下Eベ
ンドと称する)9、フレキシブル導波管10、H
ベンド形導波管11、延長導波管12の導波管群
と、これら導波管の大部分の重量を筐体2天井部
に支持できるように設けた支持部材12a〜12
cとにより構成されている。前記導波管群のうち
Eベンドaのフランジ部とフレキシブル導波管1
0のフランジの重合部の周囲において前記支持部
材12cを介して、多数のボルト・ナツト13…
及び13a…で共止めし、この支持部材12cの
端部を支持部材12bで支持し、この支持部材1
2bを支持部材12a,12c及び12dを介し
て筐体2の天井に懸吊支持するようにしている。
8a及び9aはクライストロン側導波管8及びE
ベンド9のそれぞれ重合されたフランジで、この
フランジの周囲を多数のボルト14…により板ナ
ツト15,15を用いて固定するようにしたもの
がある。
しかして、クライストロン本体1内の点検、修
理あるいはクライストロン自体の取り替え時に
は、Eベンド9の両端フランジ部のボルト・ナツ
ト13…,13a…及び14…,15,15を外
してからEベンド9そのものを先ず除去して一旦
床に置かねばならず、これが特にクライストロン
の特性として送信周波数が1300MHz前後のもので
は、そのEベンド9の形状が設計上大形化し、重
量も相当重くなり、その作業が容易でなかつた。
また、この種レーダー装置においては、クライス
トロン装置を2個併用し、この片方の取替えすな
わち片チヤンネル交換をしている間はレーダー装
置は片チヤンネル運用となり、この時間はできる
だけ少ない方がよいのであるが、その作業に手間
どることにより時間がかかり、その間のレーダー
の機能低下はまぬがれなかつた。
〔考案の目的〕
本考案は以上の点に鑑みて考案されたもので特
にクライストロン導波管をEベンドのフランジ部
における着脱を容易にすることにより上記従来の
欠点を除去したものである。
〔考案の実施例〕
以下第3図〜第8図に示される本考案の一実施
例について第1図及び第2図と同一部分に同一符
号を付して説明すると、6はクライストロン本体
1に内設されたクライストロン(図示せず)の周
囲に設けた集束コイルで、この一端部にクライス
トロン側導波管8、ここより送信周波数が
1300MHzに同調された電波がレーダーアンテナ装
置(図示せず)に供給されるようEベンド9、フ
レキシブル導波管10、Hベンド11が接続され
る。前記Eベンド9は、そのフランジ部9aがフ
ランジ連結装置21により、クライストロン側導
波管8のフランジ8aに接続され、他方のフラン
ジ部9bが加圧フランジ22′、気密窓23′を介
して前記フレキシブル導波管10のフランジ部1
0aに対してボルト・ナツト13…,13a…に
より固定されている。前記フランジ連結装置21
は、その1組が第6図に示されるように、クライ
ストロン側導波管8の外形断面の約半分に相当す
る切欠部22a、両端部における平円状の切欠き
22b,22bと更に折り曲げ部22c…を有す
るコ字状の当て板本体22と、前記折り曲げ部2
2c…をその両端部において跨るように設けられ
るピン体23,23とこのピン体23,23にそ
れぞれ一端が回動自在に支持され、前記当て板本
体22の面方向に対し矢視の方向にほぼ直角に回
動したとき前記平円状の切欠き22b,22bに
合致するようになる所定長さLを有し、他端にね
じ孔24a,24aを設けた円柱状のスペーサ2
4,24とにより構成される当て板と、この当
て板に対向配置され、Eベンド9の外形断面の
約半分に相当する切欠部25aと、前記当て板
のスペーサ24,24のねじ孔24a,24aに
対向する部分に設けた切欠き25b,25bを設
けた当て板Bと更にこれら両当て板及びBをボ
ルトどめするボルト26,26とからなるもので
ある。これを第5図に示されるように、2組用い
ることによりフランジを接続させることができる
ものである。すなわち、クライストロン側導波管
8とEベンド9の所定の対応位置において1組の
フランジ連結装置をその上部に他の1組を下部に
装着するものである。
前記フレキシブル導波管10の他方のフランジ
部10bはHベンド11のフランジ部11aにボ
ルト・ナツト24′…,24′a…により固定され
る。25′は、前記ボルト・ナツト24′…24′
a…により前記Eベンド9のフランジ9aにその
一側部が共締めされたL形金具で、他側部がばね
体26′の一端に係合され、そしてこのばね体2
6′の他端部が筐体2の天井部に固定した吊り下
げ金具25′に係止されるようになつている。前
記ばね体26′は、フレキシブル導波管10と共
同して前記Eベンド9を弾力的に支持できるよう
前記フレキシブル導波管10の剛性との関連で適
当な弾力性を有するものである。12dはボル
ト・ナツト24′,…24′a…により、前記フレ
キシブル導波管10のフランジ部10a共締めさ
れる支持部材で、この両端部を一端が前記筐体2
の天井部に固定された支持部材12a,12cに
よりナツト止めされ、前記フレキシブル導波管1
0と共にHベンド11がこれら支持部材12a,
12c,12dを介して筐体2側に支持されてい
る。本案の特徴である。
前記1組のフランジ連結装置について、導波管
の両フランジの接続方法について更に詳述する
と、クライストロン側導波管8とEベンド9のフ
ランジ8a及び9aを所定位置に対応させた状態
で先ず当て板をクライストロン側導波管8の上
方よりその切欠部22aと合致し且つフランジ8
aの外面に重合するように当接させる。次に当て
板BをEベンド9の上方よりその切欠部25aと
合致し且つフランジ9aの外面に重合するように
合致させる。ここで前記当て板のスペーサ24
及び24を第5図の点線から実線で示されるよう
にピン体23及び23を支点として回動し、その
ねじ孔24a及び24aが当て板Bの切欠き25
b及び25bに合致させるようにする。しかる
後、ボルト26,26をこの当て板Bを介して前
記スペーサ24,24に固定する。他の1組につ
いては、上述の1組のものと同一のものを、上下
対象に使用すればよいので説明を省略する。しか
して、クライストロン出力電波は、クライストロ
ン側導波管8よりEベンド9、フレキシブル導波
管10及びHベンド11を経てレーダーアンテナ
装置(図示せず)に供給されるようになる。
ここで、クライストロン本体内の点検、修理あ
るいはクライストロン自体の取り替え時には、先
ず2組のフランジ連結装置のボルト26…を若干
ゆるめ、このボルト26…がスペーサ24…に付
いたままで前記スペーサ24…を第5図の点線ま
で回動させる。この状態でEベンド9はフレキシ
ブル導波管10に接続した状態となる。次に第4
図のようにB矢視の方向にEベンド9を手などに
より押すことにより導波管を分離することができ
る。このときには、前記フレキシブル導波管10
は一側が伸張し、他側が縮小するように屈曲し、
前記ばね体26′はやや斜め方向で伸張した状態
となる。そしてこの状態を維持するように適当な
金具(図示せず)などを用いることにより前記B
方向に力を付勢しておく。
このようにしておくことにより、集束コイル6
の導波通路を介してクライストロン本体内の点
検、修理あるいはクライストロン自体の取り替え
作業を実施する。
〔考案の効果〕 本考案は以上のように、クライストロン本体の
点検、修理あるいはクライストロンの交換などの
際に、先ずEベンドのクライストロン本体側の出
力取出口に対する固定を解除するにあたり、単に
ボルトを数本ゆるめるのみでこれができるように
したから、従来のようにEベンドを固定した多数
のボルト・ナツトを先ずゆるめそして全部取り除
くという作業が必要でなく作業そのものが容易に
なると同時に該部における作業スペースが比較的
狭い場合でも短時間で作業できるから、クライス
トロン装置の片方の取替え、すなわち片チヤンネ
ル交換の時間短縮が図れ、機能低下の実害を極力
防ぐことができるものである。これが特に、対象
的に2分割したコ字状の当て板により1組のフラ
ンジ装置を構成し、これを2組組合わせるように
したから、導波管の外形の各種寸法のものにもあ
る程度の許容範囲で適用でき、またフランジの周
囲の固定も均一且つ確実である。
〔考案の他の実施例〕
なお、本考案は以上の構造に限定されるもので
はなく、フランジ連結装置として、第7図に示さ
れるように、当て板A′及びB′の1組のみにより
これが行なえるようにしてもよい。すなわち当て
板A′の当て枝本体27の切欠部27aの長さl
をクライストロン側導波管の縦寸法+フランジの
高さ寸法程度とし、折り曲げ部27b…の間にお
いて、共通のピン体27c,27cにそれぞれス
ペーサ24,24を支持するようにし且つこれら
スペーサ24a…に対向するように当て板本体2
7に切欠き27d…を設ける。当て板B′につい
ても同様に当て板A′の当て板本体27の大きさ
に対応する大きさにし、更に前記当て板本体27
に設けた切欠部27bに対向して切欠部28…を
設ける。更に前記当て板本体27に設けた切欠き
27d…に対向して切欠き29…を設ける。この
ように形成された当て板A′及びB′からなる1組
を、それぞれの切欠部27a及び28側からクラ
イストロン側導波管8及びEベンド9にそれぞれ
組込みボルト30…により当て板B′を介してそ
れぞれのスペーサ24a…に固定することによ
り、組立てられる構成である。
この構成によれば、上述実施例のものに比べて
当て板数が半分でよく、組立て、分解作業が更に
容易となる。
更にまた、第8図に示されるようにクライスト
ロン側導波管8及びEベンド9の各フランジ8a
及び9aの位置合わせをするために、このそれぞ
れのフランジ8a及び9aの任意の位置に位置合
せせ用に同心の対向孔8b,9bを4組設け、こ
のそれぞれに、前記当て板,B,Bのそれ
ぞれに設けたガイドピン8c,8c,9c,9c
を合致させるようにして各フランジ8及び9の接
続位置がずれないように、位置合わせ機能をもた
せるようにすることもできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のクライストロンの導波管接続
装置を示すクライストロン装置の要部概略断面
図、第2図は、第1図のA部の拡大断面図、第3
図は、本考案のクライストロンの導波管接続装置
を示す第2図と対応する図。第4図は、第3図に
おいてEベンド形導波管をB矢視方向に移動させ
た状態を示す図、第5図は、第3図のc部拡大斜
視図、第6図は当て板の分解斜図、第7図は、当
て板の他の実施例を示分解斜視図で、第8図は、
更に他の実施例を示す要部の平面図である。 8……クライストロン側導波管、9……Eベン
ド形導波管、8a,9a……フランジ部、10…
…フレキシブル導波管、21……フランジ連結装
置、,A′,B,B′……当て板、22,27…
…当て板本体、24……スペーサ、22b,25
b,27d,29……切欠き、22a,25a,
27a,28……切欠部、26,30……ボル
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) クライストロン側の導波管及びEベンド形導
    波管のそれぞれ対向配置されるフランジと、こ
    の両フランジを挾持するようにそれぞれのフラ
    ンジに重合される当て板と、前記両フランジの
    外側部においてこのそれぞれの当て板間に跨つ
    てねじどめ固定される複数個のスペーサとを具
    備し、これらスペーサは前記それぞれの当て板
    の何れか一方に取付けられ、他方の当て板を介
    してこれらスペーサに対しねじどめ固定するこ
    とにより、前記両フランジが前記それぞれの当
    て板により前記複数個のスペーサを介して挾持
    固定されるようにしたことを特徴とするクライ
    ストロンの導波管接続装置。 (2) 前記それぞれの当て板は、対象的に2分割し
    たコ字状の当て板により1組のフランジ連結装
    置が構成され、これを対象的に2組組合わせる
    ことにより、前記両フランジを挾持固定するよ
    うにしたことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第1項記載のクライストロンの導波管接続
    装置。
JP15032583U 1983-09-30 1983-09-30 クライストロンの導波管接続装置 Granted JPS6059452U (ja)

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JPS6059452U JPS6059452U (ja) 1985-04-25
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