JPH0213975Y2 - - Google Patents

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JPH0213975Y2
JPH0213975Y2 JP1982028024U JP2802482U JPH0213975Y2 JP H0213975 Y2 JPH0213975 Y2 JP H0213975Y2 JP 1982028024 U JP1982028024 U JP 1982028024U JP 2802482 U JP2802482 U JP 2802482U JP H0213975 Y2 JPH0213975 Y2 JP H0213975Y2
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JP
Japan
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catalyst
heater
metal
ammonia concentration
metal pipes
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JP1982028024U
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JPS58130264U (ja
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  • Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、アンモニアと一酸化窒素とを触媒
の存在下で反応させ、そのときの一酸化窒素の減
少分からアンモニアの濃度を測定する一酸化窒素
還元型のアンモニア濃度測定装置に関する。
従来、この種のアンモニア濃度測定装置は、第
2図に示すように、採出口34を煙道39中に挿
入して排ガスを測定装置内に導入する排ガス導入
部31、排ガス中のダストを除去するためのフイ
ルタ36を備えた除塵器32、触媒37を充填し
た反応器33、一酸化窒素分析計(図示せず)な
どから構成されている。そして、排ガス中に妨害
成分として存在する亜硫酸ガスと測定の対象であ
るアンモニアとが低温において反応するのを防止
するため、反応室33のほか、排ガス導入部3
1、除塵器32、排ガス通路38にもヒータ35
を設ける必要がある。このように従来のアンモニ
ア濃度測定装置にあつては、各構成部分ごとに独
立した形式であるため、その接続部分などでの排
ガス成分の漏れが生じ、また部品点数が多いため
装置の補修、点検、部品の交換などに手間がかか
り、さらにまた触媒の交換作業も面倒である。
また、実開昭57−19446号公報には、2本のパ
イプの先端付近をそれぞれ煙道中に挿入するとと
もに、その後端をそれぞれ一酸化窒素分析計に導
通させるようにし、一方のパイプには、その内部
に触媒を装填するとともに、その触媒装填部分を
加熱するためのヒータを設けた煙道ガス中のアン
モニア濃度測定装置のガスサンプリングプローブ
が記載されている。しかしながら、同号公報に記
載されている装置では、2本のプローブパイプは
フランジにそれぞれ固着されているとともに、そ
の先端部で互いに連結してそれらが分離不可能な
一体構造となつており、また、触媒装填部分を加
熱するためのヒータは、煙道へのガスサンプリン
グプローブの取付用管座内に内設されている。こ
のような構造であるため、装置の補修、点検や部
品の交換などに手間がかかり、また、触媒の交換
にも手間取るといつた問題点がある。
そこでで、この考案は、上記した従来装置にお
ける問題点を解決し、排ガス成分の漏れなどが起
こらず、かつ、装置の保守、点検なども容易で、
触媒の交換も簡単に行なえるようなアンモニア濃
度測定装置を提供することを目的としてなされ
た。
この考案の構成を図面に基づいて説明する。
この考案に係るアンモニア濃度測定装置は、第
1図に斜視図を示すように、上記各構成要素を一
体化したことに特徴を有する。すなわち、本装置
は同一の管内径および管長をもつ2本の金属パイ
プ1,12および2,13と、円筒ヒータ14と
を1つの取付板11に取り外しができるようにボ
ルトで取り付けて構成されている。そして、金属
パイプ1,12の内部に触媒15を装填し、その
金属パイプ1,12は円筒ヒータ14に貫通挿入
されており、触媒装填部分を加熱できるようにし
ている。なお、金属パイプ1,12の管内面に
は、触媒15を止めるための突起(図示せず)を
設けるようにするとよい。そして、アンモニア濃
度を測定しようとするときは、上記のように構成
したユニツトを、金属パイプ1,12および2,
13の先端付近が煙道24中に達するように測定
位置に固定する。排ガスは金属パイプ1,12お
よび2,13を通過し、一酸化窒素分析計(図示
せず)に導かれる。このとき、金属パイプ1,1
2の管内を通つた排ガスは円筒ヒータ14で加熱
され、触媒15の存在下で、排ガス中のアンモニ
アと一酸化窒素とを反応させ、これによつて一酸
化窒素が還元され減少する(4NH3+4NO+O2
4N2+6H2O)。一方、金属パイプ2,13の管内
を通つた排ガスはそのまま一酸化窒素分析計に導
かれる。そして、この両者の一酸化窒素濃度の
差、すなわち一酸化窒素の減少分から排ガス中の
アンモニア濃度を算出するのである。なお、図
中、21は円筒ヒータの端子ボツクス、22はフ
ランジ、23はボルト穴を示す。
この考案のように、特別に反応室を設けること
なく、導管の一部に触媒を装填し、この触媒装填
部分を加熱する構造とし、装置を一体化すること
により、従来の装置におけるようなガス成分の漏
れがなくなつた。また、この考案に係るアンモニ
ア濃度測定装置は部品点数が少ないため、装置の
保守、点検、部品の交換などが容易であり、しか
も、金属パイプの一端を通して触媒をパイプ内に
出し入れする構造であるため、触媒の交換も簡単
に行なえることとなつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案に係るアンモニア濃度測定
装置の部品およびその組立の状態を示す斜視図、
第2図は、従来のアンモニア濃度測定装置の構成
を示す模式図である。 11……取付板、12,13……金属パイプ
1,2、14……円筒ヒータ、15……触媒、2
4……煙道。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 同一の管内径および管長をもつ金属パイプ1お
    よび2のうち、金属パイプ1の内部に触媒を装填
    するとともに、その触媒装填部分を加熱するため
    のヒータを設け、前記各金属パイプの先端付近を
    それぞれ煙道中に挿入するとともに、その各後端
    を導通配管を介してそれぞれ一酸化窒素分析計に
    導通させるようにしてなるアンモニア濃度測定装
    置において、前記ヒータを筒形に形成して、その
    筒形ヒータに前記金属パイプ1を挿脱自在に貫通
    挿入し、これら2本の金属パイプと筒形ヒータと
    を1つの取付板にそれぞれ脱着可能に取り付ける
    とともに、前記金属パイプ1の後端を前記導通配
    管に脱着可能に連結してその金属パイプ1の後端
    面を前記触媒の挿入・取出し口としたことを特徴
    とするアンモニア濃度測定装置。
JP2802482U 1982-02-26 1982-02-26 アンモニア濃度測定装置 Granted JPS58130264U (ja)

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JPS58130264U JPS58130264U (ja) 1983-09-02
JPH0213975Y2 true JPH0213975Y2 (ja) 1990-04-17

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0714887Y2 (ja) * 1989-09-28 1995-04-10 株式会社島津製作所 アンモニア濃度測定装置
JP4568054B2 (ja) * 2004-08-11 2010-10-27 株式会社堀場製作所 触媒ユニットおよびこれを用いた分析装置

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5168291A (ja) * 1974-12-11 1976-06-12 Hitachi Ltd Anmoniarenzokubunsekihoho narabini sochi
JPS5719446B2 (ja) * 1977-04-27 1982-04-22

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JPS6242352Y2 (ja) * 1980-07-04 1987-10-30

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