JPH02139295A - 自動楽譜めくり装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は楽譜演奏に於けるページめくりを略自動的に行
う装置に関するものである。

〔従来の技術〕

実用化された類似商品見聞していない。

〔発明が解決しようとする課題〕

譜面台に立てかけた楽譜のページを対象としての捕捉と
　めくり動作の反復を自動的に行うと云ふ特殊変則的な
ワークを可能とする組合せ技術の開発に在る。

〔課題と解決するための手段〕

■）　ページ紙面の捕捉 ページ−枚毎に挾み込む磁性クリップ（７）を電磁力に
より吸着・捕捉する方法をとる。

電磁石には直流電磁石を用いるが、磁気透過が問題であ
り採用電磁石の仕様検討と次葉ページ・クリップの随伴
吸着防止のためのクリップの外側端にプラスチック等非
磁性体の小片（８）を非磁性材質の糸で懇吊しクリップ
挟み込みページの裏側に折り畳める形にしておき、電磁
石によるクリップ吸着時には立ち上がり次葉のクリップ
との隙間を造るＴＹＰＥのクリップを用意する。

尚、適切な磁性塗料や磁性の粘着テープが人手出来る様
になれば、磁性クリップの替りに使用可能で、透過磁気
対策としては前者に就いては次葉ページとの間に紙片を
挾み又後者に就いてはテープの側端に紙片を貼りこの紙
片を次菓ページとの間に折り込める形のものにして解決
する。

２）　ページのめくり回転 ページ挾み込みクリップ吸着用電磁石を取りつけたピッ
クアップ・アームをＡ、　Ｃ８低速可逆回転型モーター
（３ａ）に取りつけ、モーターの正逆回転と組合せる。

モーターの回転・制御のため設ける半円周環の溝の両端
にはリミット・スイッチ（３ｂ）を取り付けてあり、め
くり指示のスイッチ・オンにより駆動スタートした電磁
石動磁のピックアップ・アームは約半回転（ＣＷ）の后
すミ７ト・スイッチにより停止と同時に電磁石は脱磁し
て逆転（ＣＣＷ）　　Ｌ、案内溝反対端のリミット・ス
イッチ作動により元のポジションに停止復帰する。

この為の電気回路は第４図の通り。

３）　ページめくり後押し機構 めくられるページの電磁石よりの離脱と左葉側への着地
を強制するためピックアップ・アームに連動して作動す
る後押し桿（４ｂ）がページの裏側を譜面台面に平行し
て移動する機構を設ける。この後押し棒はピックアップ
・アームの逆転（ＣＣ１ｌ）　　に連動して右側に移動
しスタート前の位置に自動的に復帰する。（機構は第２
図に示す通り） ４）　ページ紙面の厚み高さの保持 本発明では電磁石のワーク・ポジションが一定のため、
めくられるページの相対箇所の厚み高さも一定に保持す
る必要あり（ページ枚数が減っても）、この対策にバネ
台（６）を使用する。

５〉　一体化自立架台 ワークの特殊性よりしてピックアップ、アーム支持回動
の駆動部と譜面台との所定位置関係の保持が重要なため
、これ等を傾斜自在の頭部架台に搭載し高さ調製出来る
支柱で支える一体自立型勿台とする（９）。

〔作　　　用〕

使用時には譜面台に立てた楽譜ページの右側端がピック
アップ・アームの格下に来る様に置き、電磁石に対応す
る箇所にクリップをＷｂＳＷＩＴＣＨ・ＯＮしての試し
操作でクリップの位置確定の上、次々のページの同一箇
所に必要枚数のクリップ挟み込みを行う。

演奏に入りページめくりのタイミングでのＦＯＯＴ　−
ＳＷＩ　ＴＣＨＱＩの踏み込ミニより電磁石のクリップ
吸着−ピックアップ・アームの旋回（Ｃ１ｌ）でめくり
が進み、所定角度に達しての停止と同時の電磁石の脱磁
によるページの離脱はめくり後押し桿により強制され楽
譜左葉に納まる。又モーターは上記回転角度に達しての
停止片自動的に逆転（ＣＣＷ）　　Ｌピックアップ・ア
ームとめくり後押し桿はスタート前の状態に自動復帰す
る。以上の操作の繰り返しによりセットした枚数の自動
めくりが達成される。

〔実　施　例〕

１）　第五図に示す実施例は 小型電子ピアノ等の演奏に使用する場合で、ＦＯＯＴ−
５ＷＩＴＣＨ１，：替えてＴＡＰＥ・５ＷＩＴＣＨＱＩ
）を使用し鍵盤に沿ったスペースに細長く貼り付けて置
き、演奏し乍らの手指の軽いタッチでページめくりの操
作を行うものである。

２）　第六図に示す実施例は 竪型ピアノを対象にする場合であるが、ピアノ本体の譜
面立での使用と、この譜面立てとピアノ頭部板との間隔
の二点の制約あり、特に通常の背高型についての適用は
変則型となり機構、外観上無理を伴ふ（其の−）が、高
さ１．２米クラスに就いては騙動部分括しないで頭部板
上に置く方法でページめくりを行う（其の二）。

〔発明の効果〕

本発明の使用に際しては一回のクリップ・セットは約ｚ
Ｏページ位が限度、又機構上同一方向へのめくり動作と
なるため所謂リピート（演奏時一部前譜に戻る）につい
ては従来通りの手動作となる等の問題はあるが、従来の
手めくりによる演奏の中断を大巾に解消出来、極めて有
用と伝える。

【図面の簡単な説明】

第一図は装置の斜視図 第二図はめくり後押し機構についての部分図第三図はク
リップ 第四図は電気回路 第五図／第六図は実施例 ｊ−−−−・ピックアップ・アーム２−・電磁石３・−
電源・駆動、部匡体、３ａ−・−モーター　３１＞−−
−−リミット、スイッチ、４−ｏ−めくりページ後押し
機構４１−−−一案内妓、　４ｂ−−−−・ページ後押
し桿、ぢ−・・−譜面台、６−−−−パネ台、７−−−
ページ挾み込みクリップ、　　ｇ−−−一非磁性体の小
片、９−　自立型架台−１１ｏ　−−−Ｆ　０ＯＴ−３
ＷＴＣ）１　、　１ｌ−−−−ＴＡ−Ｐ　Ｅ　、５ＳＷ
ＩＴＣ有

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、 （イ）譜面台（５）の上頭部に搭載する電源・驅動部匡
   体（３）の回動機構（角度約１２０度で逆転）に連結す
   る逆Ｌ字型桿の下端に電磁石（２）を取り付けて形成す
   るピックアップ・アーム（１）と （ロ）ピックアップ・アーム（１）の水平桿部の直ぐ下
   平行横長に設ける案内板（４ａ）に二本の溝を設け、そ
   の前側の溝にはピックアップ・アーム（１）の水平桿部
   を自在に滑動する摺動具、又後側の溝には譜面台（５）
   を縦断する桿（めくりページ後押し桿（４ｂ））の上端
   部を夫々摺動自在に嵌め込み、これら両者を連結して形
   成するめくりページ後押し機構（４）と （ハ）譜面右ページの右側に相対する部位にバネ台（６
   ）を付設した譜面台（５）と （ニ）譜面台（５）、電源・驅動部匡体（３）、めくり
   ページ後押し機構（４）を一体化して載置・搭載する自
   立型架台（９）と （ホ）プラスチック等非磁性体の小片（８）を懸吊した
   被吸磁ページ挟みクリップ（７）の 以上（イ）より（ホ）にて構成される自動楽譜めくり装
   置