JPH0213815A - 光電導型赤外線検知器の感度補正方式 - Google Patents

光電導型赤外線検知器の感度補正方式

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JPH0213815A
JPH0213815A JP63164397A JP16439788A JPH0213815A JP H0213815 A JPH0213815 A JP H0213815A JP 63164397 A JP63164397 A JP 63164397A JP 16439788 A JP16439788 A JP 16439788A JP H0213815 A JPH0213815 A JP H0213815A
Authority
JP
Japan
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signal
component
amplifier
detector
infrared
Prior art date
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Pending
Application number
JP63164397A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Doi
土肥 正二
Akira Sawada
亮 澤田
Iwao Sugiyama
巌 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 熱量やガス成分を検知するための赤外線を利用した光電
導型赤外線検知器の感度補正方式に関し、背景輻射光景
変化に対応させてズレなく補正することを目的とし、 赤外線検知素子の入射光子数φに対する検知素子抵抗R
の関係をR−f  (φ)なる関数として求め、前記赤
外線検知素子によって検知した信号をAC成分とDC成
分とに分けて、それぞれをデジタル信号化し、該DC成
分の信号から入射光子数φを演算し、且つ、前記関数を
微分してdR/dφ=f′ (φ) から得られる1/f″ (φ)値をAC成分の信号に乗
する演算をおこなって感度補正するようにしたことを特
徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱量やガス成分を検知するための赤外線を利用
した光電溝型検知器の感度補正方式に関する。
赤外線検知器は特に周囲環境によって大きく影響される
ため、その補正が必要となっている。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕光電導型
赤外線検知器では検知素子上に集光した赤外線光量の変
化、即ち、AC成分を信号として取り出して測定してい
るが、検知器は入射光量が多くなるにつれて信号量が減
少する非直線性を含んでおり、その非直線性を補正する
ために、従来、信号量に対する補正量をROMに記憶さ
せておいて、これを読み出して補正する方式が採られて
いる。
第5図はその非直線性を図示したもので、赤外線検知器
の素子抵抗Rと入射光子数φとの関係図である。
しかし、上記の従来補正方式では測定の対象とする赤外
線光量の他の、背景輻射光量の変化は補正されず、背景
光量が変化すると補正量にズレが生じて、正しく補正が
できないと云う問題がある。
本発明はそのような問題点を除去し、背景輻射光量変化
に対応させてズレなく補正することができる感度補正方
式を提案するものである。
〔課題を解決するための手段〕
その課題は、赤外線検知素子の入射光子数φに対する検
知素子抵抗Rの関係をR=f  (φ)なる関数として
求め、前記赤外線検知素子によって検知した信号をAC
成分とDC成分とに分けて、それぞれをデジタル信号化
し、該DC成分の信号から入射光子数φを演算し、且つ
、前記関数を微分して dR/dφ=f1 (φ) から得られる1/f’(、φ)値をAC成分の信号に乗
する演算をおこなって感度補正するようにした感度補正
方式によって解決される。
〔作 用〕
即ち、本発明は従来除去していたDC成分をAC成分と
共に取り出し、AC成分を赤外線光量に対応した測定信
号とし、DC成分を補正用信号として演算するものであ
る。
第5図に示しているように、素子抵抗Rと入射光子数φ
との関係は直線性はないが、ある関数関係が成り立つ、
そこで、検知器の周囲環境温度を変えて入射光子数を変
化させ、素子抵抗を測定す□  る。この周囲環境温度
を変えた入射光子数φBと環境温度Tとは、 但し、θ1 ;素子の視野角、受光面積;Adλoff
  ;カットオフ波長。
λOn;カットオン波長。
なる関係が成り立つ。そこで、実際の測定から入射光子
数φと素子抵抗Rとの関係を求めて、それを例えば最小
2乗法で推定し、 R−f(φ)・−・・−・(2) なる関係式を求める。これを微分すると、dR/dφ−
f”(φ) −−−−−−−43)即ち、入射光量の変
化に対する抵抗値の変化が得られる。従って、(2)式
から抵抗値Rsを測定すれば基準の入射光子数φSが求
まり、その基準入射光子数からの増減光子数φlはAC
成分がΔRであるとすると(3)式から φ閑−ΔR/f”(φS)・−・・(4)が得られ、光
子数の変化量が正確に求まる。
このような計算をおこなえば、補正のズレをなくするこ
とができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して実施例によって詳細に説明する。
第1図は本発明を適用した赤外撮像装置の回路図である
。被撮像物からの赤外線は走査鏡3で反射し、集光レン
ズ2で検知素子1に集光される。
検知素子1は電流バイアスされており、その端子電圧は
素子抵抗Rを反映したもので、その電圧のAC成分は増
幅器5で増幅され、DC成分は増幅器6で増幅される。
タイミング回路9は走査鏡3の動きに合わせてシステム
制御信号を発生する回路である。基準光源4を検知素子
1が見込むタイミングで増幅器5の出力に対して直流再
成し、その後、映像信号をAD変換器8でデジタル化す
る。
一方、基準光源4が検知素子1を見込む同じタイミング
で増幅器6の出力をAD変換器lOでデジタル化し、そ
の信号をマイクロコンピュータ11に入力する。マイク
ロコンピュータ11はこの信号から検知素子の抵抗値を
確認し、(2)式の関係からφSを求める。
次いで、被撮像物を検知し、撮像装置の表示温度範囲、
温度分解能に従ってΔRに対するデータ割付けをおこな
い、その結果をRAM回路12に書き込む。AD変換器
8の出力はΔRに対応した値で、この値をアドレスとし
てRAM回路12からデータを読み出す。そのデジタル
データをDA変換回路13でアナログ信号に変換し、ビ
デオ信号変換回路14に入力して、その結果をCRT1
5で表示する。
次に、第2図は本発明を適用したレーザ方式ガスセンサ
の回路図である。レーザ21の出力はレンズ22で平行
光に変換され、ガスセル23で吸収をうけ、レンズ24
で検知素子25に集光される。レーザ21には第3図に
示すレーザ電流が駆動電源38によって印加される。第
3図において、時間t1の間は電流を遮断し、その後一
定電流を流し時間t2でレーザ素子温度を安定させる。
その後時間t3で全振幅Δ■の変調波形を一定電流に重
畳する。
その後時間t4を待って再び電流を遮断する。このt、
+t2+tO+t4を一周期にして、吸収スペクトルの
1点を測定する。周期が変わるごとに一定電流はIsず
つ変化するが、n周期繰り返してガスによる吸収スペク
トルを測定する。
検知信号はAC成分を増幅器26で増幅し、DC成分を
増幅器27で増幅する。電流遮断時間t1において増幅
器27の信号を信号保持回路32で保持し、AD変換回
路33でデジタル化する。この信号(RB)をマイクロ
コンピュータ36に入力し、(2)式に従ってRBを求
める。次に、増幅器26の出力を時間t4において信号
保持回路29で保持するとともに、次周期の時間t1の
信号を信号保持回路28で保持し、差動増幅回路30で
差分信号を得る。この信号量RLが透過光量に相当する
。この信号をAD変換回路31に入力し、デジタル出力
をマイクロコンピュータ36に入力し、(2)式に従っ
てR=RB+RLとして、RLを求める。
次に、時間taにおいて電流変調を受けた信号を同期位
相検波増幅器34で2倍周波成分の信号(ΔR)を検出
し、AD変換器35でデジタル化してマイクロコンピュ
ータ36に入力する。このときの2倍周波成分の信号(
ΔR)は(4)式に従ってφm=ΔR/f ’  (R
B +RL )の演算で補正を受ける。そして、その補
正結果を更に透過光量で規格化することによって第4図
に示す吸収スペクトルを得る。この吸収スペクトルの3
つの極値から信号量Aをマイクロコンピュータ36内で
求め、コノ信号量がガス濃度に比例することからガス濃
度が求まる。
これらの実施例のように、本発明にかかる補正方式はD
C成分の信号から入射光子数を求めて、その微分値の逆
数を乗じる演算をおこなって補正する方式で、補正ズレ
が解消される。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、従来、入射光景と信号
との非直線性をROMを利用して補正していたが、本発
明によれば環境変化に基づく信号変化を考慮して補正値
を計算するために、補正のズレをなくすることができて
、赤外線検知器の検知精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を適用した赤外撮像装置の回路図、第2
図は本発明を適用したレーザ方式ガスセンサの回路図、 第3図は駆動電流波形図、 第4図はガスセンサの吸収スペクトル図、第5図は赤外
線検知器の素子抵抗と入射光子数との関係図である。 図において、 1は検知素子、    3は走査鏡、 5はAC増幅器、   6はDC増幅器、11はマイク
ロコンピュータ、 12はRAM回路、 21はレーザ、     23はガスセル、25は検知
素子、 26はAC増幅器、   27はDC増幅器、36はマ
イクロコンピュータ を示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 赤外線検知素子の入射光子数φに対する検知素子抵抗R
    の関係をR=f(φ)なる関数として求め、前記赤外線
    検知素子によつて検知した信号をAC成分とDC成分と
    に分けて、それぞれをデジタル信号化し、該DC成分の
    信号から入射光子数φを演算し、且つ、前記関数を微分
    して dR/dφ=f′(φ) から得られる1/f′(φ)値をAC成分の信号に乗す
    る演算をおこなつて感度補正するようにしたことを特徴
    とする光電導型赤外線検知器の感度補正方式。
JP63164397A 1988-06-30 1988-06-30 光電導型赤外線検知器の感度補正方式 Pending JPH0213815A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0412544A (ja) * 1990-05-02 1992-01-17 Kaijo Corp 半導体組立装置
JP2010217100A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Toyota Motor Corp 排ガス分析装置
US9360365B2 (en) 2011-05-20 2016-06-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Optical sensor device for detecting a pulse of a living body
US10028681B2 (en) 2012-07-20 2018-07-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Biological sensor
US10588522B2 (en) 2013-08-07 2020-03-17 Murata Manufacturing Co., Ltd. Biological sensor

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US10028681B2 (en) 2012-07-20 2018-07-24 Murata Manufacturing Co., Ltd. Biological sensor
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