JPH0213632A - トイレットブース - Google Patents

トイレットブース

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Publication number
JPH0213632A
JPH0213632A JP15931888A JP15931888A JPH0213632A JP H0213632 A JPH0213632 A JP H0213632A JP 15931888 A JP15931888 A JP 15931888A JP 15931888 A JP15931888 A JP 15931888A JP H0213632 A JPH0213632 A JP H0213632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
door
panels
partition
latch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15931888A
Other languages
English (en)
Inventor
Chihiro Ichikawa
市川 千尋
Toshio Wakatabe
若田部 俊男
Takashi Sugano
傑 菅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority to JP15931888A priority Critical patent/JPH0213632A/ja
Publication of JPH0213632A publication Critical patent/JPH0213632A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、建物内に設置されるトイレットブースに関す
るものである。
【従来の技術】
建物内に設置するトイレットブースの従来例として、例
えば実開昭62−124174号公報がある。 この従来例は、トイレットブースの各スペースを構成す
る仕切壁として立設される複数の間仕切パネルと、その
間仕切パネルの側端部に直交または直角状に連結されて
表面側を仕切る複数のフロントパネルと、そのフロント
パネル間の開口部に配置されて水平方向に回転可能に構
成された複数のドアパネルと、ドアパネルを水平方向に
回転可能に軸支する金属製のグレビテイヒンジと、間仕
切パネル、フロントパネルおよびドアパネルの側端部に
嵌着されたエツジ材等によって構成されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかし、トイレットブースは、水の使用によって湿気が
非常に多く、水を使用した清掃も頻繁に行われる。 従って、従来例のように、グレビテイヒンジのような可
動を伴う部品を金属で形成した場合には、各部品間の可
動部位や取付は部位に水分が入り込んで腐食し易く、ド
アパネルの回転が重くなり易かった。 また、各パネルの側端部にエツジ材を嵌着させる構造は
取付作業が面倒であり、しかも、エツジ材が硬質または
軟質の単板で製せられているため、設置作業中に壁や床
と衝突したり擦過すると部分的に破損したりして密閉が
不完全となり易いという問題点があった。 本発明は、耐食性や安全性等を十分に高めたトイレット
ブースを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のトイレットブース
は、グレビテイヒンジやドアラッチ等の可動を伴う部品
および各パネルの支持脚等の荷重を受ける部品をエンジ
ニアリングプラスチックで構成したものである。 さらに、各パネルはその側端部に接着面側を硬質合成樹
脂層とし、外表面を軟質合成樹脂層とした2層構造のエ
ツジ材を接着するものである。
【作    用】
上述のように構成されたトイレットブースは、グレビテ
イヒンジやドアラッチ等の可動部位や取付は位置に水分
が入り込んでも、これらがエンジニアリングプラスチッ
クで構成されて、その内部における腐食が防止され、こ
れらの可動性が阻害されることがない。 また、パネル支持脚等の接着部位や取付は部位に水分が
入り込んでも、これらがエンジニアリングプラスチック
で構成されてその腐食が防止され、これらの強度が阻害
されることがない。 さらに、各パネルの側端部に接着されたエツジ材は接着
面側を硬質合成樹脂層とし、外表面側を軟質合成樹脂層
の2層によって形成されて、ドアパネルとフロントパネ
ルのパネルとの接着を高めるとともにエツジ部における
怪我の恐れがない。
【実  施  例】
以下、本発明のトイレットブースの一実施例を図面を参
照して説明する。 第1図ないし第11図は、コンクリート建物内の直角な
二つの壁面lのコーナを利用して床面2に設置される2
連式のトイレットブース3を示したものである。 トイレットブース3を構成する各トイレットブースユニ
ット4は、仕切壁として床面2に立設される複数の間仕
切パネル5と、該間仕切パネル5の表面側の側端部に直
交または直角状に連結されて表面側を仕切る複数のフロ
ントパネル6と、該フロントパネル6の開口部7を開閉
するドアパネル8とによって構成されている。 上記フロントパネル6は、その上端縁が水平に架設され
た頭継ぎ9の下面に固着され、またその下端縁は床面2
に取付けられた複数のパネル支持脚12に支持されてい
る。 間仕切パネル5とフロントパネル6との連結部位(第3
図および第4図)、間仕切パネル5と壁面lとの連結部
位(第5図)、フロントパネル6と壁面Iとの連結部位
(第6図)はそれぞれ複数のL形ブラケットIOやU形
ブラケット11によって連結固定されている。 また、ドアパネル8は、第2図および第1O図に示すよ
うに、その下端縁が床面2に取付けられたグレビテイヒ
ンジ13に回転自在に取付けられ、上端縁が頭継ぎ9の
下面との間に介在される上部ヒンジI4に回転自在に取
付けられ、第1図に示すように、このグレビテイヒンジ
13によって開方向(矢印1方向)又は閉方向(矢印す
方向)に自動的に回転されている。 上記ドアパネル8には、その閉止状態に施錠するドアラ
ッチI5や戸当り帽子掛け16が内側面に取付けられて
いる。 そして、間仕切パネル5、フロントパネル6およびドア
パネル8の側端部にはそれぞれ合成樹脂製のエツジ材1
7が接着されている。 次に、トイレットブース3の各部の詳細を順次説明する
。 第11図および第12図は、L形ブラケット10および
U形ブラケット11を示したものであって、ステンレス
等の金属板をプレス加工して製せられる。 上記り形ブラケットIOは、基板10aの一端に段状の
突出片10bが一体に形成され、また、U形ブラケット
11には基板11aの両端に一対の段状の突出片11b
が形成されている。 これらL形ブラケットlOおよびU形ブラケットIIは
、基板10a、llaをフロントパネル6にねじ19a
によって固着し、段状の突出片10b、llbを間仕切
パネル5やフロントパネル6の側面にねじ19bによっ
て固着することによって、間仕切パネル5とフロントパ
ネル6や壁面1との間、および、フロントパネル6と壁
面1との間を直交または直角状に連結固定している。 なお、フロントパネル6を壁面Iにねし止めする際には
コンクリートアンカ20が使用される(第6図)。 上記し形ブラケット10およびU形ブラケット11は、
パネルへの固定後に、第11図および第12図に示され
るように、ABS樹脂等の合成樹脂から製せられるカバ
ー10C111cがL形ブラケットIOおよびU形ブラ
ケット11の外表面に、それらカバー10c、Ilcの
内側面に突出されたボスIOd、lidをブラケット1
0.11に形成された孔10e、lieに圧入して被冠
され、これらカバーfoe。 11cで突出片job、llbやねじ19bの頭部が被
覆され、突出片10b、llbやねじ19aの頭部の腐
食防止やデザインの向上が図られている。 なお、突出片10b、11’bの先端側を段状とするこ
とによって、第3図ないし第5図に示すように、ねじ1
9bの頭部を吸収することができる。 第13図および第14図は、パネル支持脚12を示した
ものであって、このパネル支持脚12は、円筒状のスタ
ンド22と、調整ナツト23と、パネル受24およびゆ
るみ止めナツト25からなる構成部品によって形成され
ている。 これらの構成部品は、ボリカーボネコト等の剛性の高い
硬質合成樹脂材であるエンジニアリングプラスチックで
成形されている。なお、上記構成部品の成形材料は、水
分による腐食防止、間仕切パネル5やフロントパネル6
の荷重に対する剛性、表面処理および成形精度等を考慮
して選択されるものであるが、ポリカーボネートの他に
も、ポリアセクール、ナイロンその他の各種エンジニア
リングプラスチックを採用することができる。 このパネル支持脚12は、円筒状のスタンド22がその
円板状のベース22aの中央部で床面2にコンクリート
アンカ26およびねじ27によって固着され、その外周
面に形成された雄ねじ22bに、ゆるみ止めナツト25
がその内周面の雌ねじ25aによって螺合され、円筒状
の調整ナツト23がその内周面の下半部分に形成された
雌ねじ231によってスタンド22の雄ねじ22bに螺
合されている。 パネル受け24は、そのテーブル24aの下端に一体成
形された円筒部24bを調整ナツト23の円筒空間23
bの上方に挿入して、該円筒部24bの外周に一体成形
された複数の突起24cを円筒空間23bの内周面の上
半部分に形成された環状溝23cに係合し、テーブル2
4aの下面24dが調整ナツト23の上端面23dに、
また、円筒部24bの下端面24eが円筒空間23bの
内周面の下端に形成された環状段部23eにそれぞれ当
接されることによって、調整ナツト23に回転可能に支
持されて、パネル受24の高さが規制されている。 また、このパネル支持脚12は、スタンド22の外周面
の雄ねじ22bと調整ナツト23の内周面の雌ねじ23
aとによるねじ送り作用によって、調整ナツト23を上
下に移動調整して、パネル受24のテーブル24aの床
面2からの高さを正確に設定する。 このパネル受24の高さ調整後に、間仕切パネル5やフ
ロントパネル6の下端縁をパネル受24のテーブル24
aに水平に載置して、その下端縁をテーブル24aの前
後に形成した一対のフランジ24f、2’4gで挟みつ
け、一方のフラン′)24fを間仕切パネル5やフロン
トパネル6の内側面にねじ28によって固着する。 “間仕切パネル5やフロントパネル6は、テーブル24
aに載置して、一対のフランジ24f、24gの向きを
これらのパネル5.6と同じ向きに揃えるために、パネ
ル受24を回転して調整する。この際パネル受け24を
回転してもテーブル24aの高さは全く変化しない。 これらのペネル5.6を固着して、ゆるみ止めナツト2
5を調整ナツト23の下端面23fに圧着して、調整ナ
ツト23をロックすると、パネル受24が所定高さにロ
ックされる。 このパネル支持脚12によれば、間仕切パネル5やフロ
ントパネル6を床面2の所定高さ位置に水平状態に正確
に立設する作業を簡単かつ迅速に行うことができ、しか
も、パネル取付は後に、地震等の振動によって調整ナツ
ト23が自然に回転して、パネル5,6の高さや水平度
に狂いが生じることを防止している。 ドアパネル8を開閉可能に支持するグレビテイヒンジ1
3は、第15図および第16図に示すように、スタンド
31と、支持筒32と、パネル受33およびゆるみ止め
ナツト34からなる構成部品によって形成されている。 これらの構成部品は、ポリアセタール等の剛性の高い硬
質合成樹脂材であるエンジニアリングプラスチックで成
形されている。なお、上記構成部品の成形材料は、水分
による腐食防止、ドアパネル8の荷重に対する剛性、す
べりを良くする自己潤滑性および耐摩耗性等を考慮して
選択されるが、ポリアセクールの他にも、ポリカーボネ
ート、ナイロンその他の各種エンジニアリングプラスチ
ックを採用することができる。 このグレビテイヒンジ13は、円筒状のスタンド31が
その円板状のベース31aの中央部で床面2にコンクリ
ートアンカ35およびねじ36によって固着されて、そ
の外周面に形成された雄ねじ31bに、ゆるみ止めナツ
ト34がその内周面の雌ねじ34aによって螺合され、
円筒状の支持筒32がその内周面の下半部分に形成され
た雌ねじ32a、によってスタンド31の雄ねじ31b
に螺合されている。 パネル受33は、そのテーブル33aの下端に一体成形
された円筒部33bを支持筒32の上側に形成された円
筒空間32bに挿入し、該支持筒32の円筒空間32b
の内周面の上方に形成される下側スパイラル円筒面32
cと、パネル受33の円筒部33bの下端面に形成され
た上側スパイラル円筒面33cとを面接触状態で載置し
て回転可能に支持されている。 このグレビテイヒンジ13は、スタンド31の外周面の
雄ねじ31bと支持筒32の雌ねじ32aとによるねじ
送り作用によって、支持筒32を上下方向に移動調整し
て、パネル受33のテーブル33aの床面2からの高さ
を設定する。そして、ゆるみ止めナツト34を支持筒3
2の下端面32dに圧着して、支持筒32をロックする
。 パネル受33のテーブル33aにドアパネル8の下端縁
を水平に載置して、テーブル33aの一端に形成された
フランジ33dをドアパネル8の内側面に複数のねじ3
7によって固着する。 ドアパネル8の上端縁に設けられる上部ヒンジI4は、
第15図に示すように、ドアパネル8に設けられた回転
軸39と頭継ぎ9に設けられる軸受部材41とから構成
され、上記回転軸39はドアパネル8の上端縁に複数の
ねじ40て固着されたベース39aに突設され、また、
軸受部材41は頭継ぎ9の溝9aの底壁に複数のねじ4
2により固着され、該軸受部材41に形成されている軸
受け41aを対応する頭継ぎ9に形成されている孔部4
3に挿通し、回転軸39をすfb受け41aに回転自在
に挿着支持している。 この上部ヒンジ14の回転軸39および軸受部材41か
らなる構成部品ら下端側のグレビテイヒンジ13と同様
のエンジニアリングプラスチックで構成されている。 なお、頭継ぎ9は、第17図に示すように、両側下端に
縁部9bを設けた断面略チャンネル状のアルミ型材が用
いられ、その外表面に硬質または半硬質の合成樹脂層9
cを被覆した構造になってフロントパネル6やドアパネ
ル8の上端面との接触面としている。 下端のグレビテイヒンジ13と上端のヒンジ14は、ド
アパネル8にその回転中心Pが同一に設定されて、ドア
パネル8を、第1図に示すように、開方向(第1図で矢
印a方向)または閉方向(第1図で矢印す方向)に回転
させると、上下一対のスパイラル円筒面32c、:33
cのすべり作用によって、・パネル受33の円筒部33
bが支持筒32の円筒空間32b内で回転しながら上方
にすべり上がる。 上記開方向又は閉方向に回転させたドアパネル8から手
を離すと、ドアパネル8の自重を利用した上下一対のス
パイラル円筒面32c、33c相互のすべり作用によっ
て、パネル受33の円筒部33bが支持筒32の円筒空
間32b内ですべり落ちるようになって、パネル受33
と一体にドアパネル8が閉方向、または、開方向に自動
的に回転されて元に戻る。 このように、上下一対のスパイラル円筒面32c、33
c相互が常時面接触された状態て摺動するので、これら
上下−対のスパイラル円筒面32c、33cに早期摩耗
が発生せす、また、支持筒32の回転調整によってドア
パネル8の高さを簡単に調整できる。しかも、その高さ
調整後に、ゆるみ止めナツト34で支持筒32をロック
できるので、ドアパネル8と一体に回転されるパネル受
33の円筒部33bの回転摩擦で支持筒32が不測に回
転されて、ドアパネル8の高さが変化してしまうことが
全くない。 ドアパネル8の内側面に設置されるドアラッチ15は、
第18図および第19図に示すように、ラッチ棒45と
、ラッチホルダ46と、ラッチ受47およびラッチ棒4
5のつまみ48からなる構成部品によって形成されてい
る。そして、ラッチ棒45、ラッチホルダ46およびラ
ッチ受47の構成部品は、ポリカーボネート等の剛性の
高い硬質合成樹脂材であるエンジニアリングプラスチッ
クで成形されている。なお、上記構成部品の成形材料は
、水分による腐食防止、自己潤滑性、耐摩耗性、剛衝撃
性、剛性および軽量性等を考慮して選択されるが、ポリ
カーボネートの他にもポリアセタール、ナイロンその池
の各種エンジニアリングプラスチックを採用することが
できる。 また、ラッチ棒45に被冠されるつまみ48
は、抗菌剤および帯電防止剤を含有した塩化ビニル樹脂
等の軟質合成樹脂で構成されている。 このドアラッチ15は、ラッチホルダ4Bおよびラッチ
受47がこれらのベース46a、47aによってドアパ
ネル8およびフロントパネル6の内側面にそれぞれ複数
のねじ、49゜50で固着されている。 ラッチホルダ46のベース46aの両端部およ、びラッ
チ受47のベース、17aの一端には突出1’r16b
、t7bが形成され、またそれらの突出片46b、47
トには略かまぼこ型の貫通孔46c、47cが形成され
て、断面形状が略かまぼこ型に形成されたラッチ棒45
の両端45a、45bが」二記ラッチホルダ46の一対
の貫通孔46cに挿入されて、その長さ方向である矢印
c、d方向(第19図月こ摺動自在に保持されろととt
)に、ラッチ棒45の一6@ 45 aがラッチ受47
の貫通孔47cに矢印c、d方向かl−係合、離脱自在
に構成されている。 そのドアラッチI5を固着ずろね:、+9.50の頭部
は、ベース46a、472Lの凹部4.6d、47d内
に配置され、これらの凹部46d、47dの表面に接着
されたA B S樹脂等の合成樹脂製のカバー46e、
47cによってその頭部が被覆されている。 ラッチ棒45に形成されろつまみ48は、外側を軟質合
成樹脂層48dとし、内側を硬質合成樹脂層48eの2
層構造を有して断面形状が略U字形に形成され、その両
端縁48aが内側に屈曲されて、その屈曲端には突縁4
8fが形成されている。 」1記っまみ48は、ラッチ棒45の長さ方向の略中央
部の外周に所定長さに設けられた凹部4’5cに巻付け
られるように被冠されて、その両端縁481がラッチ棒
45の背面に係止され、かつその内面は四部45cに接
着されている。 また、つまみ48は、その肉厚を凹部45cの深さより
厚く形成されて、その表面がラッチ棒45の外周面より
外方に突出して取付けられて、長さ方向の両端面がラッ
チ棒45の摺動ストッパに兼用される当り面4.8b、
4.8cを形成して、ラッチ棒45の矢印c、c1方向
の摺動限界位置で、ラッチホルダ46の一対の突出片4
6bの対向面に交互に衝突されるようになっている。 ラッチホルダ46のベース46 aのラッチ受47側の
端部の背面には、フロントパネル6に対する戸当りゴム
51が設けられて、フロントパネル6を矢印す方向に閉
扉したとき、該戸当りゴム51によって、その衝突力が
緩和されて、フロントパネル6にラッチホルダ46が当
接される。 このラッチ棒45は、つまみ48を指でつまんで、矢印
C方向に摺動操作して、その一端45aをラッチ受47
の貫通孔47 c内に差込んで係合させて、ドアパネル
8を内側から施錠し、また、矢印d方向に摺動操作して
、その一端45aをラッチ受47の貫通孔47c内から
引き抜けば、ドアパネル8が解錠されて、ドアパネル8
を矢印ユ方向/\開扉することができる。 さらに、つまみ48の裏面側にY成される突縁48fが
摺動する際、カバー46eの一側に突出された係合縁4
6fと直交状に摺接されて、ラッチ棒45か開閉途中で
みだりに摺動し、ラッチ受47の突出片47に衝突しな
いようになっている。 このドアラッチISによれば、ラッチ棒45、ラッチホ
ルダ46およびラッチ受47が剛性ノ)高い硬質合成樹
脂材で製せられているのに対して、つまみ48はその表
面側を柔軟性を有する軟質合成樹脂とし、裏面側、すな
わちラッチ棒45との接触部を硬質合成樹脂としている
ので、つまみ48を指でつまんでラッチ棒45を摺動操
作するときの感触が、固い金属製のものに比べて非常に
良い、j、か呟軟質合成樹脂で構成されて十分な緩衝性
を有するつまみ48の両端面の当り面48b、48cが
ラッチ棒45の摺動ストッパを兼用しているので、ラッ
チ棒45が摺動してラッチホルダ46の一対の突出片4
6bに交互に衝突しても、その時の衝撃力がつまみ48
で吸収され、また、硬質層48eが接着されるので、ラ
ッチホルダ46の耐久性が高められるとともに、耳障り
な金属音も発生せず、ドアパネル8の施錠および解錠を
静かに、軽快に行うことができる。 トイレットブースにあつては、水の使用によって湿気が
非常に多く、水を使用した清掃も頻繁に行われるが、パ
ネル支持脚12、グレビテイヒンジI3およびドアラッ
チ15等の主要部品を、耐食性に富み、しかも、潤滑性
、耐摩耗性および剛性が高い、ポリアセタール、ポリカ
ーボネート、ナイロンその他のエンジニアリングプラス
チックで構成することによって、これらパネル支持脚1
2、グレビテイヒンジ13およびドアラッチ15等の可
動部位、取付部位、接触部位等が水分によって腐食して
、錆か発生する等して、可動性や強度か阻害されること
がない。 従って、パネル支持脚12は、間仕切パネル5やフロン
トパネル6の支持を強固に行い、安全性が高い上に、こ
れらのパネル5.6の高さ調整を軽快に行うことができ
る。 また、ダレビティヒンジ13によって、ドアパネル8の
開閉が静かに、軽快に行われ、開閉の操作性が高く、し
かも、ドアパネル8の高さ調整も容易に行うことができ
る。 さらに、ドアラッチI5は、ラブチ捧45の摺動および
ドアパネル8の施錠および解錠を円滑に行うことができ
る。 間仕切パネル5、フロントパネル6およびドアパネル8
は、第20図に示すように、パーティクルボード61の
表面にメラミン樹脂層62を同時圧縮成形した化粧パネ
ルから製せられ、所定の寸法に裁断されて、間仕切パネ
ル5、フロントパネル6およびドアパネル8が形成され
る。 エツジ材17は、その裁断された化粧パネル63の側端
部63aに接着されて、その側端部63aの形状や耐水
性を確保している。 このエツジ材17は、第21図ないし第24図に示すよ
うに、2層構造に構成されていて、化粧パネル63への
接着面側が硬質塩化ビニル樹脂等の硬質合成樹脂材で成
形された硬質合成樹脂層64に形成され、外表面側が軟
質塩化ビニル樹脂等の軟質合成樹脂材で成形された軟質
合成樹脂層65を有して断面形状が略コ字状に形成され
ている。 硬質合成樹脂層64の両側片部64aの外側には、先端
に行くに従って肉厚が薄くなるように外表面が傾斜され
ている軟質合成樹脂層65の両側片部65aが回り込ん
でいる。 この2層構造のエツジ材17は、押出成形機の2つの押
出口から硬質合成樹脂層64および軟質合成樹脂層65
を同時的に押出し、これら2層64.65を相互融着さ
せて一体に成形されている。 このエツジ材17は接着剤を塗布した化粧パネル63の
側端部63aに硬質合成樹脂層64をホットメルトによ
り圧着状に接着して一体的に結合されている。 第22図に示されるエツジ材17は、軟質合成樹脂層6
5の外表面65bの略中央部に沿って断面形状が略半円
形であり、内部に中空部66aが形成されている突条6
6が一体成形されて、主として、間仕切パネル5の側端
部およびフロントパネル6の壁面l側の側端部に用いら
れる。 このエツジ材17は、第3図ないし第5図に示されるよ
うに、間仕切パネル5とフロントパネル6および壁面■
との間やフロントパネル6と壁面lとの隙間72に、中
空部66aを有する突条66を弾性に抗して挟み込んで
圧縮させるようにして閉塞される。 なお、上記中空部66aを有する突条66はエツジ材1
7と別体に製し、第6図に示すように、エツジ材17の
表面に接着してフロントパネル6と壁面lとの隙間72
に介在させるものでもよい。 このように、突条66をエツジ材17と別体に製して隙
間72の大小に合わせて、その大きさが選定された突条
66を介在させることによって効果的にその隙間72を
閉塞することが可能である。 第23図に示されるエツジ材17は、軟質合成樹脂層6
5の外表面65bにおいて、パネルセンターP1に対し
て一側方寄りにやや偏倚された位置に沿って断面形状が
略直角三角形であり、内部に中空部67aが形成され、
かつ、パネルセンターPl側が垂直面67bに形成され
ている突条67が一体成形されて、主として、ドアパネ
ル8の側端部63aおよびそれに対向されるフロントパ
ネル6の側端部63aに用いられる。 このエツジ材17は、第25図に示すように、フロント
パネル6とドアパネル8との間の隙間73に一対の突条
67がパネルセンターPIの両側でオーバーラツプされ
るように、これら一対の突条67の垂直面67b同士を
近接させて相対向させ閉塞する。 このように、両パネル6.8のエツジ材17の一対の突
条67がオーバーラツプされているので、突条67で上
記隙間73を効果的に、しかも簡単に透視を防いで目隠
しとすることができる。 さらに、一対の突条67は中空部67aに形成されて、
十分な弾性を有しているので、ドアパネル8とフロント
パネル6の側端部間に不用意に手指を挟み込むようなこ
とがあっても、突条67が押潰されて確実に緩衝されて
怪我を未然に防ぐことができる。 しかも、ドアパネル8の閉扉状態においても、上記一対
の突条67は非接触状態を保持し、ドアパネル8の開閉
には相互に擦れあって摩耗されることがない。 第24図に示されるエツジ材17は、第23図と同様ド
アパネル8とフロントパネル6との間に用いられるもの
で、軟質合成樹脂層65の外表面65bの一側部に沿っ
て、断面形状が略三角形状や略半円形状に形成されてい
る中実状の突条68が一体成形されている。 第21図に示されるエツジ材17は、軟質合成樹脂層6
5の外表面65bをフラット状に形成したものである。 このように、突条を有しない外表面65cがフラット状
のエツジ材17は、第6図に示すように、突条66を別
体に介在させるパネル5.6の連結部位に用いられる以
外、フロントパネル6の頭継ぎ9の下端面と接合される
上端部、あるいは、支持脚12と接合する下端部等に用
いられて、その密着性を高めるとともに、金属間接触に
よって生じる腐食を防止している。 なお、これらのパネル5,6.8は、上述したエツジ材
I7の上端面および両側端部に全て用いる以外水分や当
接状態を考慮してポットメルトにより防水性のソートを
エツジ材として部分的に用いてもよい。 以上のように接着されたエツジ材17は、第21図ない
し第24図に示すように、硬質合成樹脂層64および軟
質合成樹脂層65の両側片部64a、65aが互いに一
体に結合された状態で、化粧パネル63の表面のメラミ
ン樹脂層62の外表面まで略コ字状に回り込んだ状態に
密着されて、その表面側の軟質合成樹脂層65の直線形
状が確保さ、かつ、その軟質合成樹脂層65の両側片部
65aがめくれ上がるようなことかない。また、衝突時
の衝撃を軟質合成樹脂層65で緩衝して硬質合成樹脂層
64の損傷が防止される。 また、各種パネルおよびドアラッチ等の構成部品を全て
合成樹脂で製することにより表面の着色や模様が自在に
選択される。 さらに、エツジ材17が化粧パネル63の表面のメラミ
ン樹脂層62まで略コ字状に回り込んでいることによっ
て、化粧パネル63の側端部63aの耐水性が十分に確
保される。 以上本発明の一実施例につき述べたが、本発明は上記実
施例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づ
いて各種の有効な変形が可能である。
【発明の効果】
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載
する効果を奏する。 グレビテイヒンジやドアラッチ等の可動を伴う部品およ
びパネル支持脚等の荷重を受ける部品が耐食性に富み、
しかも潤滑性、耐摩耗性および剛性が高いエンジニアリ
ングブラスチノクから構成されているので、これらの可
動部位、取付は部位、接触部位等が水によって腐食して
、可動性や強度が阻害されることがない。従って、ドア
パネルの開閉やドアラッチの施錠を常に軽く行えるとと
もに、パネル支持の安全性も高く、トイレットブースの
耐久性が一段と向上される。 また、ドアパネルと対面するフロントパネルの側端部に
は表面側を軟質合成樹脂層として保護されているので、
これらのエツジ部における怪我を防止することができる
。 しかも、エツジ材の接着面側の硬質合成樹脂層によって
各パネルの側端部の形状を確保し、また、表面側の軟質
合成樹脂層は、硬質合成樹脂層の破損に伴う飛散の防止
と、パネル間や壁との間の隙間を効果的に閉塞するので
、外観体裁の非常に良いトイレットブースを構成できる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すトイレットブースの斜視
図、第2図は同じくトイレットブースの正面図、第3図
および第4図は間仕切パネルとフロントパネルとの連結
部位を示す略示図、 第5図は間仕切パネルと壁面との連結部位を示す略示図
、第6図はフロントパネルと壁面との連結部位を示す略
示図、第7図は間仕切パネルと頭継ぎとの連結部位を示
す略示図、第8図はドアパネルと頭継ぎとの連結部位を
示す略示国策9図は間仕切パネルとパネル支持脚との連
結部位を示ず略示図、 第10図はフロントパネルとドアパネルの下端部の連結
部位を示す略示図、 第11図はL形ブラケットの分解斜視図、第12図はU
形ブラケットの分解斜視図、第13図はパネル支持脚を
示した分解斜視図、第14図はパネル支持脚の縦断面側
面図、第15図はグレビテイヒンジおよび上部ヒンジを
示した分解斜視図、 第16図はグレビテイヒンジの拡大側面図、第17図は
頭継ぎを示す横断面図、 第18図はドアラッチを示す分解斜視図、第19図はド
アラッチの取付状態を示す一部切欠平面図、第20図は
パネルの一部切欠斜視図、 第21図はエツジ材の斜視図、 第22図ないし第24図はエツジ材の変形例を示す側面
図、第25図はフロントパネルトドアバネルとの取付状
態を示す横断面図である。 l・・・・壁面          2・・・・床面3
・・・・トイレットブース    5・・・・間仕切パ
ネル6・・・フロントパネル     7・・・開口部
8・・・ドアパネル      12・・・・パネル支
持脚13 ・・・グレビテイヒンジ   15・・・・
ドアラッチ17・・・・エツジ材 22,23,24.25・・・・パネル支持脚の構成部
品31.32,33.34・・・・グレビテイヒンジの
構成部品45.46.47・・・・ドアラッチの構成部
品48・・・・ドアラッチのつまみ 64・・・・硬質合成樹脂層    65・・・軟質合
成樹脂層二ミ・、 特許出願人 株式会社 ナカ技術研究所−・′115.
′;■、−r!゛′ 、二′;・□2.□ 第1図 第2図 第3図     第4図 第6図 第9図 第11図 第12図 1’M 第13図 第14  図 第15図 第16図 第17 rlA 第18図 ム7 第19図 a 第20図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、各スペースを構成する仕切壁として立設される複数
    の間仕切パネルと、 上記間仕切パネルの側端部に直交または直角状に連結さ
    れて表面側を仕切る複数のフロントパネルと、上記フロ
    ントパネル間の開口部に配置されて水平方向に回転可能
    に構成される複数のドアパネルと、 上記ドアパネルを水平方向に回転可能に軸支するグレビ
    ティヒンジと、 上記ドアパネルを閉止状態に施錠するドアラッチと、上
    記間仕切パネルおよびフロントパネルを床面上に支持す
    る複数のパネル支持脚とによって構成されるトイレット
    ブースにおいて、 上記グレビティヒンジやドアラッチ等の可動を伴う部品
    および上記パネル支持脚等の荷重を受ける部品をエンジ
    ニアリングプラスチックで構成したことを特徴とするト
    イレットブース。 2、上記間仕切パネル、フロントパネルおよびドアパネ
    ルの側端部にエッジ材を接着し、そのエッジ材は接着面
    側を硬質合成樹脂層とし、外表面側を軟質合成樹脂層と
    したことを特徴とする請求項1記載のトイレットブース
JP15931888A 1988-06-29 1988-06-29 トイレットブース Pending JPH0213632A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001151108A (ja) * 1999-11-25 2001-06-05 Kinki Sharyo Co Ltd 鉄道車両の内装構造
JP5479642B1 (ja) * 2013-07-25 2014-04-23 アイリスオーヤマ株式会社 Led照明装置
CN111119382A (zh) * 2020-01-07 2020-05-08 张炜 一种卫生间隔墙结构

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JPS5015932B1 (ja) * 1968-04-12 1975-06-09

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