JPH02136021A - 安全機能付き電気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は回転自在若しくは着脱自在のコネクタを持つ、
浸水検知式の安全機能付き電気装置に関するものである
。

［従来の技術］ 従来、特開昭６１−５００５８５号や米国特許第４２７
１５８号に示すように電気装置の内部に電極を設けて、
浸水を検知して電源を遮断する装置が提案されている。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら第１０図（ａ）に示すようなヘーアドライ
ヤでは次のような問題があった。つまりこの従来例では
浸水を検知するセンサ部３６ａ、３６ｂを風の邪魔にな
らず２．且つ浸水を早く検知できるようにドライヤの開
口部の吸い込み口３３とアタッチメントＦが取り付けら
れる吐出口３４のハンジング３５の内周面に設けられる
。吐出口３４側のセンサ部３６ａはヒータ３７の回りに
円筒状の導体で構成され、ヒータ３７と吐出口３４側の
センサ部３６ａとの間に水や導体で短絡された場合、或
はセンサ部３６ａが水などで、アースされた場合に第３
の導体に電流が流れ、水を検知するのである。また吸い
込み口３３側のセンサ部３６ｂは第１０図（ｂ）ドーナ
ツ状の絶縁板３９表面に導体箔４０．４１が取り付けら
れ、導体箔４０には第３の導体、導体箔４１には第２の
導体が取り付けられている。

導体箔４０と導体箔４１との間が水などで短絡されたり
、導体箔４０が水でアースされると、第３の導体に電流
が流れて水が検知できるのである。

もしここで回転式のコネクタ９を下にして電気装置本体
２が水中に落下した場合、ハウジング３５内のセンサ部
３６ａ、３６ｂが水に濡れる前に、コネクタ９から電流
が漏れる。

また回転式のコネクタでなく着脱自在のコネクタの場合
では電気装置本体２から外されたコネクタに浸水がある
と、センサ部３６ａ、３６ｂは外された電気装置本体２
のハウジング３５内に存在するため感電の危険性がある
。

本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところは回転自在、若しくは着脱自在のコネク
タの接続部分に水を検知できる機能を持たせることによ
り、コネクタ部分からの浸水にも対応でき、安全性を向
上させた安全機能付き電気装置を提供するにある。

［課題を解決しようとする手段］ 本発明は電気装置と、電気を供給するための電源に接続
するための手段、電気装置に電気装置が浸水したことを
検知する手段と、電気装置と電源に接続するための手段
の間に、前記浸水したことを検知する手段に応答して、
電気装置へ電源を遮断する手段と、この電源を遮断する
手段と電気装置の間に、回転自在若しくは着脱自在或は
回転自在で且つ着脱自在なるコネ、クタを持つ電気装置
において、前記コネクタに、コネクタが浸水したことを
検知する手段を備えことを特徴とする。

［作用コ 而して本発明電気装置は電気装置本体のコネクタに浸水
した場合、直ちにこの浸水を検知して電気装置本体内深
く水が浸入する前に未然に電源遮断するため感電事故を
防止でき、着脱自在なコネクタの場合にあってはコネク
タが電気装置本体がら外されている状態でもコネクタ単
品で水を検知することができ安全性を高めている。

［実施例］ 以下本発明を実施例によって説明する。

第１図は実施例の回路構成を示しており、この実施例装
置は負荷１を内蔵した電気装置本体２と、交流電源３に
接続するアタッチメントプラグ４と、３本の導体５，６
．７とからなるコード８と、コネクタ９とから成り、電
気装置本体２の負荷１には第１．第２の導体５，６を介
して交流電源３が接続されて電力が供給される。

第１の導体５と第２の導体６にはノーマルクローズのリ
レー接点’　ｌ　＋　ｒ　２が直列に夫々挿入され、こ
れらリレー接点ｒ　Ｉ　＋　ｒ　２を開閉するリレーＲ
ｙのリレーコイル１０は励磁電流を制御するトライアッ
ク１１を介して第１の導体５と第２の導体６との間に、
リレー接点ｒｌ　＋　ｒ　２の負荷１側で接続されてい
る。トライアック１１のゲートは第３の導体７を介して
電気装置本体２内の電極１２に接続されている。リレー
接点ｒｌ＋ｒ２、リレーコイル１０、トライアック１１
で構成される安全装置は第２図、第３図に示す２つ割り
ボディ４ａ、４ｂからなるアタッチメントプラグ４内に
設けられており（コネクタ９の内部、コード８の途中に
設置しても良い）、電気装置本体２がバスタブなどの水
中に落下すると、電極１２と負荷１とが水を介して短絡
され、第３の導体７を介してトライアック１１にゲート
電流が流れてトライアック１１がオンする。このオンに
よってリレーコイル１０に励磁電流が流れ、リレー接点
ｒｌ、ｒ２をｒＷＩｍして通電を遮断する。

ここでリレーＲｙが自己、保持型であれば、電気装置本
体２が水から引き上げらでも再びリレー接点ｒ　ｌ　＋
　ｒ　２は閉じることがなく安全である。勿論自己保持
型でなくても良い。

次にアタッチメントプラグ４内のりレーＲｙの動作を第
２図により説明する。

リレーＲｙは第４図（ａ）、（ｂ）に示すプランジャー
ブロックＡと、第５図（ａ＞、（ｂ）に示すトリップ機
ｔｌｌＢと、接点ブロックＣと、回路ブロックＤとの４
つのブロックからなり、リレーコイル７１０に流れる電
流を機械エネルギーに変換するプランジャーブロックＡ
はリレーコイル１０及びコイル枠１０ａ、プランジャー
１３及びその先端部１３ａ、プランジャー枠１４、プラ
ンジャーばね１５からなり、プランジャー１３はプラン
ジャーばね１５で保持され、リレーコイル１０に励磁電
流を流すことにより、その吸引力によって一方向に駆動
されるようになっている。尚第４図（ａ）中１０ｂはコ
イル端子、１３ｂはプランジャー１３の抜は止めである
。

トリップ機構Ｂはリセット釦２１、釦ばね２２、トリガ
２３、ハンガー２４、支持台２５、アーム２７からなり
、アーム２７は支持台２５に軸２６で回転自在に、アー
ム２７と、同時に成形されたアームばね２８で位置が決
まるように固定され、トリガ２３はリセット釦２１に軸
２９で回転自在に保持され、リセット釦２１は釦ばね２
２で上下移動可能で上向きに力が加わるように結合され
ている。

接点ブロックＣは栓刃１６、栓刃１６に溶接又はかしめ
ることにより結合された接点ばね１７、接点ばね１７に
固定された接点１８、第１の導体５又は第２の導体６に
接続された端子１９、端子１９に接続された接点２０か
らなり、リレー接点ｒ、又はｒ２を構成する接点１８．
接点２０が接点ばね１７の曲がりによって接触及び開離
することにより、負荷１への交流電源３を遮断する。

回路ブロックＤはトライアック１１はオンオフさせ、オ
ンすることによりリレーコイル１０に電流を流すことが
できる。

而して通常状態ではトリＡ２３の端がアーム２７の突起
３０に引っ掛かり、もう一方の端がハンガー２４に掛か
つており、リセット釦２１が釦ばね２２で上向きに引っ
張られているために接点ばね１７はハンガー２４を介し
て上に引っ張られる。

従って接点１８、接点２０が閉じ、負荷１に電力を供給
できる。

ここで電気装置本体２及びコネクタ９が浸水すると、第
３の導体７を介して、回路ブロックＤのトライアック１
１のゲートに電流が流れ、トライアック１１はオンする
。このオンによってリレーコイル１０に電流が流れて電
磁石となり、鉄などの磁性体で作られたプランジャー１
３は吸引されてプランジャーばね１５の付勢に抗して移
動し、やがてプランジャー１３はアーム２７のプランジ
ャー受は部３１に当たる、すると、アーム２７は軸２６
を中心に、アームばね２８の付勢に抗して回転する。こ
の回転に伴って突起３０も移動して、移動量が一定以上
となるとトリガ２３の端が突起３０から外れる。

するとトリガ２３は支点を失って、軸２９を中心に回転
し、ハンガー２４は接点ばね１７の力で下に下がり、接
点１８と接点２０とがｒＭＭする。

同時にリセット釦２１は釦ばね２２の力で上に上がる。

このトリップ状態をリセットする場合にはリセット釦２
１を下方に押し下げれば良く、押し下げればリセット釦
２１に取り付けられたトリガ２３がアーム２７の突起３
０より下に下がる。この状態でリセット釦２１を離すと
、リセット釦２１は釘ばね２２により上に上がり、トリ
ガ２３の端が突起３０に引っ掛かって止まり、元のセッ
ト状態になる。

ここでもし、電気装置本体２又はコネクタ９が浸水した
ままだと、リセット時、接点１８と接点２０が接触した
瞬間、再びリレーコイル１０に電流が流れ、前述のよう
に接点１８と接点２０とが開離され、リセットできない
。

第６図（ａ）〜（ｄ）は実施例に用いられる回転式のコ
ネクタ９の組み立て手順を示しており、コネクタ９は位
置決め用絶ル樹脂体リング９ａと、電気装置本体２との
位置決め用絶縁リング９ｂと、第３の導体７に接続され
、コネクタ９の電極１６を兼ねたビン４４と、第１の導
体５に接続された環状の接続導体４２と、第２の導体６
に接続された別の環状接続導体４３とから構成、回転を
容易するためと、ビン４４と接続導体４３との間に水が
付着した場合に接続導体４３からビン４４に電流が流れ
易いように、適当な幅を持つ円筒形をしている。ここで
接続導体４３と接続導体４２とが水で短絡しても、第３
の導体７には電流が流れないため、図示するように接続
導体４２とビン４４との距離が接続導体４３と接続導体
４２との距離よりも、近傍に配置された構成となってい
る。

第７図はコネクタ９に対応する電気装置本体２側の接続
部の概略を示しており、ビン４４．接続導体４２．４３
に対応する接続導体４４’　、４２．４３′がコネクタ
受は部に設けられ、夫々回転摺接できるようになってい
る。

第８図（ａ）〜（Ｃ）は着脱自在なコネクタ９の実施例
を示しており、第１の導体５に接続された第１の接続導
体４２と、第２の導体６に接続された接続導体４３と、
第３の導体７に接続された第３の接続導体４４ａ及び電
極１２とから構成され、コネクタ９に浸水が起きると第
２の接続導体４３と、電極１２とが水で短絡され、第３
の導体７に電流が流れ、水を検知することができるよう
になっている。尚４２’　、４３’　、４４′は接続導
体４２．４３．４４ａに対応する接続自在な接続ビンで
ある。

また第８図（ｂ）に示すように電極１２の代わりに水が
付着するとその電気抵抗が減するような例えば湿度セン
サ４５を第２の導体６と第３の導体７との間に接続して
、コネクタ９に設けても良い。

更に第８図（ｃ）に示すように第３の接続導体４４ａを
電極１２とを兼ねさせても良い。

また装置側電極を第９図に示すように１２．１２′の２
個設けても良い。

尚上記トライアック１１の代わりＳＣＲを用いても良く
、また回転式のコ４．ネクタ９（Ｉｌｌの電極としてビ
ン４４以外に円筒状、又は円盤状の導体で形成しても良
い。

［発明の効果］ 本発明は上述のように構成した電気装置において、前記
コネクタに、コネクタが浸水したことを検知する手段を
備えであるから、コネクタに浸水した場合、直ちにこの
浸水を検知して電気装置内深く水が浸入する前に未然に
電源遮断することができ、そのため感電事故を防止でき
、特に着脱自在なコネクタの場合にはコネクタが電気装
置から外されてもコネクタ単品で水を検知でき安全性が
非常に高いという効果が有る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の回路図、第２図は同上のアタ
ッチメントプラグの断面図、第３図は同上のアタッチメ
ントプラグの分解斜視図、第４図（ａ）、（ｂ）はプラ
ンジャーブロックの分解斜視図、斜視図、第５図（ａ）
、（ｂ）は同上のトリップ機構の分解斜視図、斜視図、
第６図（ａ）〜（ｄ）は同上のコネクタの組み立て手順
を示す説明図、第７図は同上のコネクタ部位の斜視図、
第８図（ａ）〜（、Ｃ）は本発明の別の実施例のコ′ネ
クタの分解斜視図、第９図は本発明の他の実施例のコネ
クタの回路図、第１０図（ａ）は従来例の電気装置の一
部破断した側面図、第１０図（ｂ）同上のセンサ部の正
面図である。 ３は交流電源、９はコネクタ、１１はトライアック、４
２．４３は接続導体、４４はビン、ｒｒ２はリレー接点
、Ｒｙはリレーである。 代理人　弁理士　石　１）長　七 第２図 第４図 （ｂ） ０ａ （ｂ） 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電気装置本体と、電気を供給するための電源に接
   続するための手段、電気装置本体に電気装置本体が浸水
   したことを検知する手段と、電気装置本体と電源に接続
   するための手段の間に、前記浸水したことを検知する手
   段に応答して、電気装置本体へ電源を遮断する手段と、
   この電源を遮断する手段と電気装置の間に、回転自在若
   しくは着脱自在或は回転自在で且つ着脱自在なるコネク
   タを持つ電気装置において、前記コネクタに、コネクタ
   が浸水したことを検知する手段を備えて成ることを特徴
   とする安全機能付き電気装置。