JPH02134682A - 電気機器の状態表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、洗濯機や乾燥機等の電気機器の動作進行状態
や実行中の動作状態等を表示する装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来例として、洗濯機に於いて、操作パネル上に複数個
の発光ダイオードを配列し、洗いやすすぎ等のプログラ
ムの進行状況を点灯表示するものが、特公昭６２−５３
１９７号公報（Ｄ０６Ｆ３Ｂ　１０２　）に示されてい
る。

また、電子レンジに於いて、故障を検出した場合に、故
障個所から離れた操作パネル上に、光ファイバーケーブ
ルを利用して、故障表示するものが、実開昭５７−４３
５９６号公報（ＨＯ５Ｂ６／６４　）に示されている。

（ハ）　発明が解決しようとする課題 従来例にあっては、離れた場所から、機器の動作状態が
確認できない問題がある。

本発明は、斯かる問題点に鑑みて、請求項１及び２に記
載の電気機器の状態表示装置に於いて、離れた場所から
でも容易に動作状態が確認できると共に、コスト的にも
安価で且つ意匠効果的にも浸れたものを提供するもので
ある。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明の電気機器の状態表示装置は、動作進行状態や実
行中の動作状態等を、識別可能に点灯表示する表示部を
、機器本体の少なくとも一面に、ほぼ全域に亘って設け
、前記点灯表示を、基板上の発光素子の光を光ファイバ
ーケーブルを介して伝達することにより行なうものであ
る。

また、前記動作進行状態や実行中の動作状態等を、図形
又は文字表示したものである。

（ホ）作　用 例えば、機器本体の前面に、光ファイバーケーブルを配
設して、適宜点灯させることにより、動作進行状態や実
行中の動作状態等を離れた所からでも識別可能とする。

また、光ファイバーケーブルで図形や文字を形成するこ
とにより、動作状態等が一目で分かる。

（へ）実施例 本発明の実施例を各図面に基づいて説明する。

第３図は乾燥機の制御回路中、表示機構を示したもので
あり、（１）はマイクロコンピュータ（マイコン）で、
周知の如く、ＣＰＵ、ＲＯＭ、ＲＡＭ、Ｉｌｏ等から構
成される。（２）〜（５）は発光ダイオード（ＬＥＤ）
であり、前記マイコン（１）からの信号により点消灯さ
れる。（６）は電源スィッチの投入と同時に点灯される
ＬＥＤである。

第４図に於いて、（７）−・・は前記各ＬＥＤ（２）〜
（６）に夫々基端部（７ｆ）・・・が近接対向するよう
配設された光フアイバー樹脂ケーブル束であり、各ケー
ブル束（７）・・・の終端側は、束ねられて、又は複数
に分岐されて、例えば第１図の如く、乾燥機（８）の前
面を開閉する扉体（９）の表面に露出される。

即ち、ａ領域ではケーブル束（７）の終端面（７ａ）が
一つに束ねて露出され、ｂ領域では二つに分岐した終端
面（７ｂＨ７ｂ）が露出され、同じくＣ領域では三つ（
７ｃ）・・・に、ｄ領域では４つに分岐した終端面（７
ｄ）・・・が露出されている。また、各ケーブル束（７
）・・・の終端面（７ａ）〜（７ｄ）は、透明フィルム
（１０）で覆われており、この透明フィルム（１０）に
は、各終端面（７ａ）〜（７ｄ）に相対向する箇所に、
凸レンズ（１１）・・・が形成されている。

更に、Ｃ領域では、ケーブル束（７）が複数本に分岐さ
れて、前記扉体（９）の表面に引き出され、乾燥物の図
柄を表すように扉体（９）に接着されている。

而して、電源スィッチが投入されると、前記ＬＥＤ（６
）の点灯により、前記Ｃ領域のケーブル束（７）が発光
する。そして、乾燥時間が残り３０分、２０分、１０分
、５分になった時点で夫々前記ＬＥＤ（２）〜（５）の
点灯が移行するので、これに応して前記扉体（９）の表
面では、残り３０分でｄ領域、２０分でＣ領域、１０分
でｂ９＠、域、５分てａ領域のケーブル束（７）が順次
発光して、雛れた場所にいる１土用者に、乾燥進行状態
をしらせる。また、扉体（９）が開放状態にある時は、
８〜０頭域にある全ケーブル束（７）−・・が発光して
その旨を知らせる。

第２図は乾燥機（８）の側面に各ケーブル束（７）・・
・を配設したものであり、乾燥が進行するにつれて、乾
燥物がふくれ上がる形態を示している。

また、第５図は洗濯機の例を示し、本体前面（１２）に
各ケーブル束（７）・・・が配設され、ａ領域には水道
の蛇口から給水している図柄が示され、ｂ領域には洗濯
槽、Ｃ領域には水滴、ｄ領域には洗濯物の図柄が示され
ている。

そして、電源投入と共にｄ領域が発光し、給水時にはａ
ｆｊ域、洗い時にはｂ＠域、すすぎ時にはａ＋ｂ領域、
脱水時にはｂ＋ｃ領域が夫々発光づる。従って、これに
より使用者は離れた場所からでも洗濯プログラムの進行
状況を容易に確認できる。

尚、図柄の他に、給水、洗い、脱水等の文字を、ケーブ
ル束（７）・・・で描いてもよい。

また、本実施例は、乾燥機や洗濯機だけでなく、冷蔵庫
や電子レンジ等あらゆる電気機器に連用できる。

更には、洗濯機のホース倒し忘れを検出してホース近辺
を発光させる等、検出した異常箇所を知らせることもで
きる。

（ト）発明の効果 本発明の電気機器の状態表示装置にあっては、離れた場
所からでも機器の状態を確認できるので、非常に便利で
ある。

また、光ファイバーケーブルは、機器本体に接着するだ
けでよく、取付けが簡単で、特別な固定具を必要とせず
、コスト的にも安価である。

また、図形や文字を自由に表現できるので、意匠効果的
にも優れたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は夫々異なる形態を示す乾燥機の斜視
図、第３図は同じく表示ｔｌ！ｌ構の制御回路図、第４
図は同じく要部断面図、第５図は洗濯機の斜視図である
。 （２）〜（６）・・・発光ダイオード（発光素子〉、（
７）・・・光フアイバー樹脂ケーブル束。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）動作進行状態や実行中の動作状態等を、識別可能
   に点灯表示する表示部を、機器本体の少なくとも一面に
   、ほぼ全域に亘って設け、前記点灯表示を、基板上の発
   光素子の光を光ファイバーケーブルを介して伝達するこ
   とにより行なうことを特徴とした電気機器の状態表示装
   置。
2. （２）前記動作状態や実行中の動作状態等を、図形又は
   文字表示したことを特徴とする請求項１に記載の電気機
   器の状態表示装置。