JPH02133117A - プレス加工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプレス機械による加工方法に関するものである
。

〔従来の技術〕

従来は一枚の板をプレス機械により、曲げまたは打抜き
などを行なっていた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、プレス機械により打抜き加工を行なおう
とする場合、上型と下型との間にすきまがあると、カエ
リの発生または切断できない、さらに、パイロットホー
ルの変形により送り不良の発生などの問題がある。また
、数多く部品を作る場合、プレスのショツト数と同数し
か製作できず、長時間要していた。

〔課題を解決するための手段〕

本発明によるプレス加工法は、複数枚の板の間に静電気
力を発生させることにより、板同士を密着させ、剛性の
高い一枚板状にしておき、その複数枚の板を同時に打抜
くことを特徴とする。

〔実施例〕

本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

第１図において、（１２状の板（上）６と板（下）７は
それぞれ巻出しリール（上）８と巻出しリール（下）９
から巻き出される０両板は静電気発生機５内で帯電し密
着する。密着状態の板はプレス機本体４内で打抜きなど
のプレス加工を行なう。プレス機本体４を出た板は除電
装置３により、静電気による密着状態を解かれる。そし
て、それぞれ巻取りリール（上）１と巻取りリール（下
）２に巻取られる。加工される帯状の板６．７としては
、合成樹脂製のフィルムどうし、合成樹脂フィルムと金
属フィルムとの組合せが適している。

静電気密着機構の詳細が図２である。上下画板の幅合せ
ローラ１２によって板同士の位置が合される。その後、
板は電極１１とアース１０の間を通過するときに、それ
ぞれ正負に帯電し密着する。

これにより、プレス加工中もズレることなく加工が行な
われる。

〔発明の効果〕

以上、説明したように本発明によれば、薄板のプレス加
工品質が安定する。また、プレスのショット回数の倍以
上の製作が可能となり生産性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明によるプレス加工装置の全体図。 １・・・巻取りリール（上） ２・・・巻取りリール（下） ３・・・除電装置 ４・・・プレス機本体 ５・・・静電気発生機 ６・・・板（上） ７・・・板（下） ８・・・巻出しり−ル（上） ９・・・巻出しリール（下） １０・・・アース １１・・・電極 １２・・・幅合せローラ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 帯電性の薄板を静電気力によって複数枚重ね合せること
   により、板の剛性を高め、かつ、板の位置決め精度を向
   上させて、安定したプレス打抜き作業のできるようにし
   たプレス加工法。