JPH02132713A - 支持がいし - Google Patents

支持がいし

Info

Publication number
JPH02132713A
JPH02132713A JP28576888A JP28576888A JPH02132713A JP H02132713 A JPH02132713 A JP H02132713A JP 28576888 A JP28576888 A JP 28576888A JP 28576888 A JP28576888 A JP 28576888A JP H02132713 A JPH02132713 A JP H02132713A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
high voltage
insulator
embedded metal
conductive layer
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28576888A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yoshida
哲雄 吉田
Masaru Miyagawa
勝 宮川
Nobuo Masaki
信男 正木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP28576888A priority Critical patent/JPH02132713A/ja
Publication of JPH02132713A publication Critical patent/JPH02132713A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、主回路導体の支持がいしに係り、特に上部に
おける電界を緩和するようにした構造に関するものでお
る。
(従来の技術) 近年、接地空間を縮小化し、又、保守点検を容易化する
ため、閉容器の内部に電気機器を装置したものに対して
、SF6ガスなどの絶縁媒体を封入したガス絶縁キュー
ビクルが採用されている。
このガス絶縁キュービクルの一例を第5図に示す。同図
において、密閉容器1内にはSF6ガスが略大気圧で封
入ざれ、遮断器2,接続導体3,断路器4,母線5,ケ
ーブルヘッド6および母線5を支持する支持がいし7等
が収納され、所要の配線がざれている。
この支持がいし7の断面図を第6図に示す。なお、第7
図は、第6図のA−A線断面図である。
第6図および第7図において、支持がいし7は、母線5
を固定する上部埋込金具8と、密閉容器1に固定ざれる
下部埋込金具9と、これらを例えばエポキシ樹脂のよう
な絶縁材料で一体注型した絶縁休10より構成される。
なお、上部埋込金具8には、母線5を固定するため、2
分割ざれた下部力ップリング11および上部カップリン
グ12が取付けられる。この下部カップリング11は、
ボルト13により上部埋込金具8に取付けられ、上部カ
ップリング12は、母線5を挟んで上方側に開口ざれた
穴からボルト14により下部カップリング11に固定ざ
れる。また、母線5相互の接続は、下部カップリング1
1と上部カップリング12内で行われ、下部力ップリン
グ11と上部カップリング12オよび母線5との面圧で
、または必要に応じ例えばラムネンバンドのような板状
の接触子を介して、母線5相互の通電機能を持たせてい
る。ここで、絶縁体10に埋め込まれている上部埋込金
具8と下部埋込金具9は、実開昭60−1 28425
号公報にも開示ざれているように、同一形状のものを用
いているのが一般的である。ざらには、機械的な曲げ応
力強度に耐え得るように、下部埋込金具9が大径になっ
たり、第6図に示すように絶縁体10が、埋込金具9側
になる程大径になっているものがある。
これにより、母線5に短絡電流が流れたときに発生する
電磁力に耐え得る高強度の構造をしているものもある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、電気的特性からみると相反することにな
る。すなわち、下部埋込金具9は、一般的には平潤平面
上の接地ざれた密閉容器1の盤壁に固定ざれているので
、接地側は見掛上平板電極形状と見做せる。このため、
母線5,上部埋込金具8,下部埋込金具9および盤壁間
にあCブる電極配置は、高電圧側が小ざく、接地側が広
い非対称形状となる。このような配置での絶縁性能は、
高電圧側に電界が集中する。これは、接地側の等電位線
が高電圧側に持ち上げられるためでおり、下部埋込金具
9自体が大径になり、絶縁体10が下部側になる程大径
になると、等電位線は益々高電圧側に持ち上げられ、高
電圧側の電界集中を招く。
特に、SF6ガス中では電気的負性のため、その破壊電
圧が最大電界強度に強く依存する。従って、電界集中が
起れば破壊電圧が低下するので、絶縁休10を大形化す
る必要がおり、絶縁距離を縮小するには限界があった。
一方、高電圧側の電界集中を防ぐため、第8図に示すよ
うに下部カップリング11,上部カップリング12を絶
縁体10の外径より大きくし、大きな曲率を持たせ、例
示した90〜100%の高電位の等電位線を接地側に押
し下げ、下部カップリング11,上部カップリング12
や絶縁体10沿面の電界強度を抑制する方法がおるが、
母線5を固定する強度以上に下部カップリング11,上
部カップリング12を大きくしなければならず、大形化
や重量の増大を招く。このため、三相配置された下部カ
ップリング11,上部カップリング12相互の絶縁距離
が短くなったり、密閉容器1内の収納機器の配置が制限
ざれ、合理的な機器配置が困難になる欠点がある。
また、絶縁体10の耐荷重強度を増加させることも必要
となり、結果的には全体形状を大形化する欠点もある。
そこで、本発明の目的は、単体で高電圧側の電界集中を
防ぎ、小形化を図った支持がいしを提供することにある
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明は、高電圧機器の充電部を支持する上部埋込金具
と接地金属に固定される下部埋込金具を、絶縁体中に一
体にモールドした支持がいしにおいて、絶縁体の上面に
、上部埋込金具と同軸で表面に絶縁層を形成した環状の
溝を設け、この溝を上部埋込金具と同電位となるように
したものである。
(作 用) 高電圧を印加されたとき、高電圧側の@極形状が大径と
なるため、高電位の等電位線は接地側に押し下げられる
。また、導電層の喘部は溝となっているので、導電層端
部での電界集中は起こらず、絶縁体沿面の等電位線間隔
が略等間隔で広げられるので、高電圧機器の充電部を固
定する部材の影響を受にくくなる。つまり、高電圧機器
の充電部を固定する部材により沿面の電界強度が影響ざ
れなくなるので、この部材を小形にすることができ、高
電圧機器の配置が容易となる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第
1図は、本発明の一実施例を示す断面図であり、第2図
は第1図のA部拡大図であり、第3図は第1図のB−B
線断面図である。なお、第5図および第6図と同一部分
には同符号を付し、説明を省略する。
第1図および第2図において、支持がいし20は、上部
埋込金具8と、下部埋込金具9と、これらをエポキシ樹
脂のような絶縁材料で一体に注型した絶縁体21で構成
ざれている。この絶縁体21は、上述した従来の絶縁体
10と大きさは同じであり、その上面に、数mの曲率半
径を持ち、かつ上部埋込金具8とは同軸とした環状のU
字溝22を設け、このU字溝22の表面に化学的な銅メ
ッキまたは導電性塗料の塗布等により導電層23を形成
する。この導電層23は、内側で上部埋込金具8と電気
的に接続し、同電位となるようになっている。
また、母線5の接続,固定は、上部埋込金具8に下部カ
ップリング24をボルト13により固定し、上部カップ
リング25に母線5を挟み込み、ボルト14で締め付け
て固定し、通電機能を持たせる。ここで、下部カップリ
ング24と上部カップリング25は、上述した従来の下
部カップリング11と上部力ップリング12に比べて、
曲率を最小限に抑えており、母線5を牧械的に固定する
強度を持った肉厚や大きさを有するもので、絶縁体21
の外周より外側に張り出す程大きくする必要はない。
以上のような構成において、等電位線の分布例を第4図
に示す。同図に示すように90〜70%の高電位線は、
絶縁体21内部より、U字溝22に沿って絶縁体21沿
面に伸び、SF6ガス空間では高電圧側の下部カップリ
ング24,上部カップリング25に略均一に集束ざれて
いる。ここで、絶縁体21沿而での等電位線の間隔や、
K電圧側近傍の間隔は、上述した従来の第8図とほぼ同
様である。つまり、下部カップリング24,上部カップ
リング25が上述した従来構造のものと比べて小形にな
ったにもがかわらず、高電圧側の等電位線は接地側に押
し下げられて電界集中を起こさない。これは、導電層2
3を設けたU字溝22によるものであり、上記埋込金具
8より外周側に形成ざれる導電層23により、等電位線
が広げられ、導電層23端部はU字溝22により、緩や
かな曲率を持って絶縁体21沿而に等電位線が伸びるた
めである。
これにより、下部カップリング24,上部カップリング
25を小さくしても、高電圧側に電界集中が起こらず、
見掛上大きな曲率を持った高電圧電極と同じ作用をする
。ここで、U字溝22の曲率半径は大きい程電界緩和の
効果が出るが、絶縁体21の上面から突出する大きさで
は、導電層23喘部の電界緩和が行えないので、逆に効
果がなくなる。従って、絶縁体21の上面で形成できる
最大径でよく、一般的には数m程度となる。
以上により、等電位線の間隔が広がった割合だけ電界集
中を防げるので、耐電圧の向上が図れる。
母線5の固定に用いられる下部カップリング24,上部
カップリング25が従来のものと比べて小さくなったの
にもかかわらず、等電位線、特に絶縁体21治面では、
第4図に示したように広がっており、第8図の大きな曲
率を持つ下部カップリング24,上部カップリング25
と同程度である。上述したように、SF6ガスの破壊電
圧は、最大電界強度に大ぎく依存するため、電界強度が
低下すると、耐電圧向上の効果は大きい。従って、絶縁
体21の絶縁距離の縮小が図れると共に、高電圧側に取
付けられる下部カップリング24,上部カップリング2
5の小形化を図ることができる。
以上は、母線5を接続,固定する場合について説明した
が、その他の応用例として、断路器4の主回路(ブレー
ドやクリップ等)を支持する碍子やモールドで形成ざれ
る計器用変成器,変流器の高電圧側にあいて口出しの主
回路導体径より大きな径を持つU字溝を、主回路導体の
外周に設ければ、電界集中を防ぐことができ、同様の効
果が得られる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、絶縁体の上面で、
上部埋込金具の外側にU字溝を設けると共に、その表面
に導電層を形成させ、且つ上部埋込金具と同電位になる
ようにしているので、絶縁体冶面および高電圧系の電界
緩和を行うことができ、冶面距離の縮小や高電圧系電極
の小形化を図った支持がいしを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図は第1
図のA部拡大図、第3図は第1図のB−B線断面図、第
4図は本発明の一実施例の高電位側等電位線の代表側を
示す説明図、第5図はガス絶縁キュービクルの構成側を
示す側面図、第6図は従来の支持がいしの断面図、第7
図は第6図のA−A線断面図、第8図は従来の支持がい
しの高電位側等電位線の代表例を示す説明図である。 8・・・上部埋込金具 9・・・下部埋込金具 21・・・絶縁体 22・・・U字溝 23・・・絶縁層 24・・・下部カップリング 25・・・上部カップリング ( 8733 )代理人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高電圧機器の充電部を支持する上部埋込金具と接地金属
    に固定される下部埋込金具を、絶縁体中に一体にモール
    ドした支持がいしにおいて、前記絶縁体の上面に、前記
    上部埋込金具と同軸で表面に絶縁層を形成した環状の溝
    を設け、この溝を前記上部埋込金具と同電位となるよう
    にしたことを特徴とする支持がいし。
JP28576888A 1988-11-14 1988-11-14 支持がいし Pending JPH02132713A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28576888A JPH02132713A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 支持がいし

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28576888A JPH02132713A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 支持がいし

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02132713A true JPH02132713A (ja) 1990-05-22

Family

ID=17695802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28576888A Pending JPH02132713A (ja) 1988-11-14 1988-11-14 支持がいし

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH02132713A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3324272A (en) Termination of insulators
JP3860553B2 (ja) ガス絶縁開閉装置
CN108550445B (zh) 一种带电显示支柱绝缘子及开关柜
JPH02132713A (ja) 支持がいし
CN220526678U (zh) 绝缘子、开关设备和电气装置
CN220895265U (zh) 一种gis用椭圆形绝缘间隔器
US4403104A (en) Gas-insulated bushing having minimized throat diameter
CN220138085U (zh) 三相双绕组变压器进线布置结构
JPH10247444A (ja) ガス絶縁真空遮断器
JP2897878B2 (ja) 電気機器の絶縁構造
JPH0715813A (ja) ガス絶縁開閉装置
JP2000236605A (ja) ガス絶縁開閉装置及びスペーサ
JPH01255410A (ja) 電気的接続導体
SU1720119A1 (ru) Закрытый токопровод
JPH0622420A (ja) スイッチギヤ
JP2004056927A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPH03222621A (ja) ガス絶縁スペーサ
JP2888585B2 (ja) ガス絶縁断路器
KR101501202B1 (ko) 배전반 차단기용 부싱 지지대
JPH1075519A (ja) ガス絶縁装置
JPS6029284Y2 (ja) 管路形電気装置
JPS593088B2 (ja) ガス絶縁導体
CN116598081A (zh) 屏蔽结构、绝缘子和开关设备
JPH0635300Y2 (ja) 電力用ガスブッシング
JPH02164209A (ja) 低圧力の絶縁ガス中における電界緩和装置