JPH02131898A - 野菜保持具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

［産業上の利用分野Ｊ 本発明は、野菜のスライスに際して、指先を刃物から保
護する野菜スライサー用指保護具に関する．

【従来の技術］ 従来、野菜スライサー用の指保護具として、図面第８図
乃至第１１図に示すようにつまみｌ５付きの押板１６の
下面に野菜に食い込む多数の爪ｌ７を突設したもの、第
１２図及び第１３図に示すように鍔ｌ８付きの円形フレ
ームｌ９の天部２０の中心に頭２１付きの押棒２２を嵌
合し、押棒２２の下端に爪２３付きの圧板２４を固定し
，圧板２４を取り囲むように天部２０に３本の針２５を
植設したものがある． ［発明が解決しようとする課題］ 第８図乃至第１１図のものは、棒状野菜（例えば、きゅ
うり、にんじん等）を長手方向に沿ってつかむことがで
きないという欠点を有する．このため、特に長めの棒状
野菜にあっては、そのままでは安定してスライスするこ
とができず、長めの棒状野菜を短く切断し、その後スラ
イスしなければならない（第１１図）．又第１２図及び
第１３図のものは、針２５を棒状野菜に突き刺して棒状
野菜を輪切りにスライスすることはできるが，計２５と
計２５との間の間隔の調整ができないため、棒状野菜の
径に左右されるという欠点を有する． 即ち、スライスすることができるものは、ある特定の棒
状野菜に限られ、しかも長めの棒状野菜にあっては、そ
のままでは針２５の長さに左右され安定してスライスす
ることが、やはりできず，長めの棒状野菜を短く切断し
、その後スライスしなければならない． 上述したものは、いずれも棒状野菜の形状に合わせて、
棒状野菜を長手方向に沿ってつかむことができないとい
う欠点を有する． 【課題を解決するための手段Ｊ 上記目的を達成するために、本発明の野菜スライサー用
指保護具においては、指入れ凹所を有する第１の指入れ
体と、指入れ凹所を有する第２の指入れ体と、この第２
の指入れ体と前記第１の指入れ体との間を調整可能にガ
イドするガイド体とを設けたものである． 【作用］ 上記のように構成された野菜スライサー用指保護具の第
２の指入れ体と第１の指入れ体との間を調整可能にガイ
ドするガイド体により、棒状野菜の形状に合わせて、第
２の指入れ体と第１の指入れ体との間隔を任意に調整し
、棒状野菜を長手方向に沿ってつかむことができる．【
実施例】 本発明の一実施例を図面を参照して説明する．図面第１
図乃至第７図において、Ａは野菜スライサー用指保護具
で、指入れ凹所２０を有する第１の指入れ体２と，指入
れ凹所８０を有する第２の指入れ体８と、この第２の指
入れ体８と第１の指入れ体２との間を調整可能にガイド
するガイド体ｌとから構成されている． ガイド体１と第１の指入れ体２とを合成樹脂により一体
成形し、そのガイド体ｌの下部に、スライサーＢにおけ
る枠３の外面への係合部４を第３図に示すように直か、
第４図に示すように段付き状に設け、中間に第２の指入
れ体８を係合させる長孔５，５を横方向に形成して，こ
れら長孔５，５の端末にＶ形の切込み６．６を連通させ
てあり、第１の指入れ体２の下部両側には、スライサー
Ｂにおける枠３の上面に当たる当接部７．７を設けてあ
る．８は野菜スライサー用指保謹具Ａのガイド体の両側
片の間に設けた第２の指入れ体８で、野菜スライサー用
指保護具Ａと同様の合成樹脂により成形し、その両側に
頭９．９付の摺動軸１０，　１０を設け、この摺動軸１
０．　１０をガイド体ｌの両側片の長孔５，５に係合さ
せて移動自在とし、この第２の指入れ体８の移動により
、これと第１の指入れ体２との間に棒状野菜を挟ませる
ようにしてある． １１．　１１は第１の指入れ体２と第２の指入れ体８と
の対応面にそれぞれ形成したずれ止めの凹凸で、これら
の凹凸１１．　１１を野菜を係合させることにより、野
菜が安定してずれないようにするもので、この凹凸１１
．１１は第１図、第２図に示すように縦方向に列設する
か、図示しないが、縦横に交差、若しくは斜めに交差さ
せる等、野菜のずれ止めに効果があって、野菜の繰出し
を妨げないものを選択する． １２．　１２は前記した第１の指入れ体２と第２の指入
れ体８との下側にそれぞれ設けた多数の爪で、第１の指
入れ体２と第２の指入れ体８とで挟めない野菜にこれを
食い込ませ、野菜を支持させるものであり、この爪ｌ２
はその先端がスライサーＢにおける枠３への当接部７よ
りも突設しないように長さを設定し、爪ｌ２がスライサ
ーＢの刃物１３に掛かって削られないようにしてあり、
この爪１２は第６図に示すように第１の指入れ体２と第
２の指入れ体８の下部にも設けると，球状野菜の支持に
際し、これを一層安定させることができるようになる． １４．　１４は，第１の指入れ体２と第２の指入れ体８
との下部にそれぞれ設けた小孔で、第１の指入れ体２や
第２の指入れ体８内に水が入った場合、これを排出させ
るものであって，この小孔ｌ４の縁部に爪ｌ２を設ける
ようにしても良いものである． 上記のように構成された野菜スライサー用指保謹具Ａは
、棒状野菜を軸切りにスライスするときは、第１の指入
れ体２と第２の指入れ体８との間隔を開いて、この間へ
野菜を挿し入れ、第５図に示すように第１の指入れ体２
と第２の指入れ体８とを指によりつまめば、野菜は第１
の指入れ体２と第２の指入れ体８とにより指でつかむの
に近い感覚で下部をつかまれ、それより上は第１の指入
れ体２と第２の指入れ体８の上へ出るように野菜スライ
サー用指保護具Ａに支持されるから、従来のように棒状
野菜を切断することなく、第５図の状態において野菜ス
ライサー用指保護具ＡをスライサーＢに沿って往復させ
れば、第１の指入れ体２と第２の指入れ体８とにより指
を刃ｌ３から保謹して隙間から棒状野菜を見ながら輪切
りにスライスすることができる． 又、球状野菜をそのままか、半割にして輪切りにスライ
スするときは、第１の指入れ体２と第２の指入れ体８と
の間隔を野菜に合わせて開き、その下角を第６図に示す
ようにスライサーＢの枠３上へ置いた野菜に当て、同図
に示すように第１の指入れ体２と第２の指入れ体８とを
指によりつまべば、野菜は第１の指入れ体２と第２の指
入れ体８の下角により指によるつまみに近い感覚でつま
まれて野菜スライサー用指保謹具Ａに支持されるから、
この状態で野菜スライサー用指保謹具ＡをスライサーＢ
の枠３に沿って往復させれば、第１の指入れ体２と第２
の指入れ体８とにより指を刃ｌ３から保護して隙間から
球状野菜を見ながら輪切りにスライスすることができる
． 更に、棒状野菜を短冊状にスライスするときは、第１の
指入れ体２と第２の指入れ体８との間隔を野菜の長さに
合わせて指により調整し，その下部に設けた爪ｌ２を、
第７図に示すようにスライサーＡの枠３上に寝かした野
菜へ食い込ませれば、爪ｌ２の食い込みにより野菜スラ
イサー用指保護具Ａに支持されるから、この場合も、第
１の指入れ体２と第２の指入れ体８とに指を刃１３から
保護しながら隙間から野菜を見て、これを短冊状にスラ
イスすることができるものである． ［発明の効果】 本発明は以上のように構成されたので以下の効果を有す
る． 指入れ凹所な有する第１の指入れ体と、指入れ凹所な有
する第２の指入れ体と、この第２の指入れ体と前記第１
の指入れ体との間を調整可能にガイドするガイド体とを
設けた野菜スライサー用指保護具であるから、第２の指
入れ体と第１の指入れ体との間をガイド体により、調整
可能にガイドされ、棒状野菜の径に合わせて、第２の指
入れ体と第１の指入れ体との間で棒状野菜を長手方向に
沿ってつかみ、指先を刃物から保護し且つ棒状野菜を従
来のように短く切断することなくスライスすることがで
きるものである．

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に関する野菜スライサー用指保護真の
実施の一例を示す斜視図、第２図は、同上平面図、第３
図は、同上の縦断正面図、第４図は、第３図の一部の変
形を示す縦断正面図、第５図〜第７図は同上による各種
の野菜の支持状態を示す縦断側面図、第８図は、従来の
スライサー用指保護具の一例を示す斜視図、第９図は、
同上により根上の野菜が安定して支持される状態の説明
図、第ｌＯ図と第１１図は同上によっては棒状及び球状
野菜が安定して支持されない状態を示す説明図、第１２
図は、従来の野菜スライサー用指保護真の他の例を示す
平面図、第１３図は、同上の縦断側面図である．１・・
ガイド体、　　２・・第１の指入れ体８・・第２の指入
れ体、２０．８０　・・指入れ凹所Ａ・・野菜スライサ
ー用指保謹具 Ａ 栖 Ａ Ｏ 早 回 乎 貼 亭

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 指入れ凹所を有する第１の指入れ体と、指入れ凹所を有
   する第２の指入れ体と、この第２の指入れ体と前記第１
   の指入れ体との間を調整可能にガイドするガイド体とを
   設けたことを特徴野菜スライサー用指保護具。