JPH02131104A - 連続収着装置 - Google Patents

連続収着装置

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JPH02131104A
JPH02131104A JP28124688A JP28124688A JPH02131104A JP H02131104 A JPH02131104 A JP H02131104A JP 28124688 A JP28124688 A JP 28124688A JP 28124688 A JP28124688 A JP 28124688A JP H02131104 A JPH02131104 A JP H02131104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
fluid
unit packed
component fluid
packed bed
Prior art date
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Pending
Application number
JP28124688A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Arai
嘉明 荒井
Yasutaka Mochizuki
望月 泰孝
Teishun Ueda
上田 禎俊
Shoji Yoshinaga
吉永 正二
Toshihiko Yamada
俊彦 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Chemical Japan Ltd
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Dow Chemical Japan Ltd
Hitachi Techno Engineering Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Dow Chemical Japan Ltd, Hitachi Techno Engineering Co Ltd filed Critical Dow Chemical Japan Ltd
Priority to JP28124688A priority Critical patent/JPH02131104A/ja
Publication of JPH02131104A publication Critical patent/JPH02131104A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は擬似移動床により非収着成分と収着成分とを分
離する連続収着装置に係り、特に効率よく分離するに好
適な連続収着装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、特公昭60−32482号記載のように
、各単位充填床に導入される流体と抜き出される流体の
圧力損失が変化するのに対し、少なくとも2単位充填床
の間に循環ポンプを設け、導入される原料流体と脱着流
体と抜き出される非収着成分流体と収着成分流体との4
種の流体のうちの3種の流体の流量を制御し、残る1種
の流体の圧力を制御し、単位充填床の耐圧力を小さくす
るようになっていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、非収着成分流体と収着成分流体との分
離に適した温度に連続収着装置を維持することと固体収
着剤の粒子の移動防止をはかることについては配慮され
ておらず、また前記連続収着装置の温度が均一でないこ
とから流体が循環しく2) て流れる場合の液温変化による粘度変化が起り流量の変
化が起ることと変質が起る問題があった。
本発明の目的は、前記の4単位以上の単位充填床を流れ
る原料流体と非収着成分流体と脱着流体と収着成分流体
の4流体の液温を所定の温度に維持して粘度の変動を防
ぐととも前記単位充填床に設けられた答弁の開閉駆動装
置と前記流体の循環ポンプとを過度に高い周囲温度から
保護し、粘度変動の防止により流量と圧力を安定化し、
また固体収着剤粒子を前記単位充填床の内部に固定支持
する連続収着装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、4単位以上の単位充填床と前記単位充填床
に設けられた答弁と循環ポンプとを恒温槽内に設置し、
前記答弁の開閉駆動装置と前記循環ポンプの駆動装置と
を恒温槽の外部に設置し、流体の液温は分離に適した温
度に維持するとともに開閉駆動装置と駆動装置とを過度
に高い周囲温度から保護し、固体収着剤は前記流体の流
れと物性に影響を与えない材質からなる多孔質の2枚の
板の間にはさんで固定するかまたは容器に詰めて固定す
ることにより、達成される。
〔作用〕
連続収着装置による非収着成分流体と収着成分流体の分
離を効率よく行うには、前記連続収着装置の内部を循環
する流体に最適な温度と最適な流速とを与えるとともに
温度と流速を維持することが必要である。一方、内部を
循環する流体は、含まれる成分により粘度も変化するが
、分離に適した温度は50℃以上の場合が多く、恒温槽
の内部に連続収着装置を設けて所定の温度に維持して流
体の粘度変化を少なくすることにより流れは安定して効
率のよい分離が可能となる。分離に適した温度は、前記
連続収着装置の各単位充填床に設けられた答弁の開閉駆
動装置と連続収着装置の内部の循環ポンプの駆動装置と
に使用される電気部品に対しては周囲温度が高すぎて誤
動作または寿命が短くなることから、少なくとも開閉駆
動装置と駆動装置は恒温槽の外部に設けることにより、
誤動作と短寿命化が防止される。
連続収着装置の単位充填床の内部を流れる流体は、単位
充填床の内部に充填された固体収着剤の粒子間を流れる
ことにより原料流体から非収着成分流体と収着成分流体
との分離と脱着流体による収着成分流体の回収が行なわ
れるが、固体収着剤の粒子が流体の流れにより浮遊して
移動すると、分離と回収の効率が下るだけでなく粒子間
の流れが局部間に乱れて安定した流れができなくなり、
連続収着装置を循環する流体の流速が変動して答弁の背
圧も不安定となり、さらに効率が低下する。
本発明では、単位充填床は、固体収着剤を所定の圧力で
固定可能な機械的強度を有しかつ単位充填床の内部を流
れる流体の液温において流体を変質させない金属の多孔
質板を、単位充填床の流体の導入口側と流体の抜き出し
側口とにそれぞれ設けて固体収着剤を所定圧力で固定す
ることにより固体収着剤の粒子の移動を防止し効率が向
上する。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
連続収着装置1は、単位充填床2a、2b。
2cおよび2dを、配管3a、3b、3c、3dおよび
3eと循環ポンプ4とで無端に連結し、原料流体Aの導
入する弁5a、5b、5cおよび5dと、脱着流体Bを
導入する弁6a、6b。
6cおよび6dと、非収着成分流体Cを抜き出す弁7a
、7b、7cおよび7dと、収着成分流体りを抜き出す
弁8a、8b、8cおよび8dとにより構成される。原
料流体Aは弁5aを開き、単位充填床2aに導入され、
非収着成分流体Cは弁7aを開いて抜き出され、脱着流
体Bは弁6Cを開き単位充填床2Cに導入され、収着成
分流体りが弁8dを開いて抜き出され、単位充填床2a
2b、2cおよび2dの内部に、それぞれ収着帯。
−次精製帯、収着帯および二次精製体を形成せしめ、次
に所定の時間経過した後、弁5aは閉じ、弁5bを開き
、弁7aは閉じ、弁7bを開き、弁6cを閉じ、弁6d
を開き、弁8Cを閉じ、弁8dを開く操作を行い、さら
に所定時間経過した後前記と同様に答弁の切替えを行う
ことにより、収着帯、−次精製帯、脱着帯および二次精
製帯は順次単位充填床を移動して擬似移動床を形成する
原料流体Aが収着帯で起す非収着成分流体Cと収着成分
流体りとの分離と、脱着流体Bによる脱着帯の収着成分
流体りの回収とは吸熱反応であることから、各流体の液
温を所定の温度まで加温して維持する温度制御可能なヒ
ータ9とファン10とを有する恒温槽11の中に連続収
着装置1を設置し、液温を所定の温度に維持することに
より流体粘度の変動による効率低下を防止できる。ヒー
タ9は吸熱反応に対する場合であるが、発熱反応の場合
はターラを使用する。また前記恒温槽11はファン10
による空気循環の場合であるが、水または油に代表され
る液体による循環としてもよい。
前記答弁の開閉駆動装置5a’〜5d’ 、6a’〜6
d’ 、7a’ 〜7d’および8a′〜8d′と循環
ポンプ4の駆動装置4′は発熱をするので恒温槽11の
内部の温度は吸熱反応の場合には50℃以上となり、答
弁の開閉駆動装置と循環ポンプ4の駆動装置4′の許容
周囲温度を超えることどなるので恒温槽11の外部に設
置し誤動作と短寿命化を防止する。さらに答弁の開閉駆
動装置と循環ポンプ4の駆動装置4′が恒温槽11の外
部に設置されていることから、配線は容易となるだけで
なく、配線に使われる電線に対しても過熱による絶縁劣
化の防止がはかれる。
擬似移動床の制御は、導入される原料流体Aおよび脱着
流体Bと抜き出される非収着成分流体Cおよび収着成分
流体りの4種の流体のうち、いずれかの3種の流体の流
量を制御し、残る1種の流体の圧力を循環流路内で検出
して制御することがこれまで行われていた。しかし連続
収着装置1を恒温槽11の中に設置して流体の液温の変
動を防いで流体粘度の変動を防止した場合には、抜き出
される非収着成分流体Cまたは収着成分流体りのいずれ
かを定流量ポンプ12で抜き出し、残りの他方を圧力設
定弁13を通して抜き出す単純な制御で効率よく運転が
できる。取り扱う流体の粘度に差異がある場合には、定
流量ポンプ12は流量制御可能な可変流量ポンプを使用
するとよい。
第2図は単位充填床2a、2b、2cまたは2dの構造
図で、容器本体14の上端と下端に金属を焼結させた多
孔質板15aと15bとを設け、固体収着剤粒子16を
多孔質板15aと15bとの間に詰め、流体の導入口1
7aと凹部17bとを有する上蓋17と、流体の抜き出
し口18aと凹部18bとを有する下蓋18と、ボルト
19とによって固定収着剤粒子16を所定の圧力で固定
したので、固定収着剤粒子16は流体による浮遊や移動
の防止が可能となり、恒温槽11による流体の粘度変動
の防止と相俟って流体の流れは安定し、所定の流速の維
持が可能となり、効率が向上する。また金属を焼結した
多孔質板15aと15bは、所定の圧力で固体収着剤粒
子16を固定可能な機械強度を有するだけでなく、金属
であることから流体を変質させることはない。第3図は
多孔質板15aと15bのかわりに多孔質容器20と多
孔質蓋21を使用した実施例で、固定収着剤粒子16の
詰め込みが容易となる。
以上説明したように、本実施例によれば、各車位充填床
と答弁と配管とを恒温槽内に設置し所望の一定温度に維
持することにより、循環流体は一定温度を保って固体収
着剤粒子間を流れることとなり、流量と流速は変動する
ことがなく、また固体収着剤粒子も安定した状態を保つ
ので、非収着成分と収着成分とを効率よく分離可能であ
りかつ成分の変質を防ぐことができる。さらに流れの安
定により非収着成分流体と収着成分流体の抜き出し流量
も安定し、制御の単純化を可能とすることができる。さ
らに固体収着剤粒子を多孔質金属焼結材により圧力をか
けて支持することにより、単位充填床内を均一に流体を
循環させることが可能であり、分離効率を向上すること
ができる。さらにまた答弁と循環ポンプの電気部分は前
記恒温槽の外部にあるので、配線は容易でありかつ絶縁
劣化を起すことがない。
〔発明の効果〕
本発明によれば、各単位充填床と答弁と配管とを恒温槽
内に設置し所望の一定温度に維持することにより、循環
流体は一定温度を保って固体収着剤粒子間を流れること
となり、流量と流速は変動することがなく、また固体収
着剤粒子も安定した状態を保つので、非収着成分と収着
成分とを効率よく分離できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の全体系統図、第2図は単位充
填床の縦断面図、第3図は単位充填床の他の実施例の縦
断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、固体収着剤を充填した単位充填床を4単位以上直列
    無端に連結して収着帯と一次精製帯と脱着帯と二次精製
    帯とを形成せしめ、非収着質成分と収着質成分との混合
    した原料流体の導入口と非収着成分流体の抜き出し口と
    脱着流体の導入口と収着成分流体の抜き出し口とを順次
    移動循環し、上記原料流体から非収着成分流体と収着成
    分流体とを分離する連続収着装置において、前記4単位
    以上の単位充填床と各単位充填床の原料流体導入口弁と
    非収着成分流体抜き出し口弁と脱着流体導入口弁と収着
    成分流体抜き出し口弁と循環ポンプとを恒温槽内に設置
    し、前記各弁の開閉駆動装置と循環ポンプの駆動装置と
    は前記恒温槽の外部に設置したことを特徴とする連続収
    着装置。
JP28124688A 1988-11-09 1988-11-09 連続収着装置 Pending JPH02131104A (ja)

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JP28124688A JPH02131104A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 連続収着装置

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JP28124688A JPH02131104A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 連続収着装置

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JPH02131104A true JPH02131104A (ja) 1990-05-18

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JP28124688A Pending JPH02131104A (ja) 1988-11-09 1988-11-09 連続収着装置

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JP (1) JPH02131104A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000079301A (ja) * 1998-07-09 2000-03-21 Nippon Rensui Co Ltd 擬似移動床の運転方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000079301A (ja) * 1998-07-09 2000-03-21 Nippon Rensui Co Ltd 擬似移動床の運転方法

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