JPH02130824A - レジスト剥離方法 - Google Patents

レジスト剥離方法

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JPH02130824A
JPH02130824A JP28414988A JP28414988A JPH02130824A JP H02130824 A JPH02130824 A JP H02130824A JP 28414988 A JP28414988 A JP 28414988A JP 28414988 A JP28414988 A JP 28414988A JP H02130824 A JPH02130824 A JP H02130824A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resist
quartz substrate
spectrum
oxygen
reaction chamber
Prior art date
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Pending
Application number
JP28414988A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiichi Hoshino
栄一 星野
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 フォトレジストの剥離方法に関し、 石英などからなる基板の表面の結晶格子を正常な状態に
保持することを目的とし、 レジストを塗布した基板を酸素プラズマ雰囲気中に設置
して該レジストを灰化するとともに、300nm以上の
発光スペクトルが設定値よりも低下した時点で上記酸素
プラズマ雰囲気中に300nsi以上の発光スペクトル
を含む気体を供給すること〔産業上の利用分野〕 本発明は、フォトレジストの剥離方法に関し、より詳し
くは、酸素プラズマを使用して石英層上のレジスト膜を
灰化するフォトレジストの剥離方法に関する。
(従来の技術〕 回路形成用のマスクやレチクル、液晶デイスプレー等を
作成する場合には、石英基板上のWl膜をパターニング
する工程を含んでおり、このパターニング処理の際には
有機系のレジストが使用されている。
このパターニング工程について、回路形成用のマスクを
例にあげて説明すると、第4図(a)に見られるように
、石英基板40表面にクロム及び酸化クロムよりなるク
ロム系薄膜41を積層し、この上にレジスト膜42を塗
布した後に、レジスト膜42を露光、現像してパターン
化する。
そして、このレジスト膜42をマスクとして使用してク
ロム系薄膜41をエツチングした後に、第3図に例示し
たプラズマアッシング装置30の中に石英基板40を入
れてその表面に残存したレジストJ!142を灰化する
ようにしている(第4図(b))。
ところで、プラズマアッシング法によりレジスト膜42
を剥離する場合には、レジストを酸素プラズマにより叩
き出すとともに、レジスト材に含まれる炭素原子等と酸
素とを結合させることによりレジストを蒸発させるよう
にしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、石英のようなSin、系の結晶格子は300n
e以下の短波長により破壊され易く、しかも、酸素プラ
ズマは300nm以下の短波長を発生するため、レジス
トI?!42を灰化する際にクロム#!!41から露出
した石英基板40の表面部分Aの結晶格子に欠陥が生じ
るといった現象が起き易くなる。
この結果、石英基板に照射した光が格子欠陥により散乱
、回折し、基板の光透過率が減少するため、マスク、レ
チクル、液晶デイスプレー装置等の歩留りが低下すると
いった問題が発生する。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであっ
て、石英層の表面の結晶格子を正常な状態に保持できる
フォトレジストの剥離方法を堤供することを目的とする
〔課題を解決するための手段] 上記した課題は、レジストを塗布した基板を酸素プラズ
マ雰囲気中に設置して該レジストを灰化するとともに、
300na+以上の発光スペクトルが設定値よりも低下
した時点で、上記酸素プラズマ雰囲気中に300nm以
上の発光スペクトルを含む気体を供給することを特徴と
するレジストi?、l+ !方法により解決する。
〔作 用〕
上記した発明において、石英層に塗布したレジストに酸
素プラズマを供給すると、酸素はレジストを叩き出すと
ともに、レジストに含まれる#j!素元素等と結合して
一酸化炭素(CO)や二酸化炭素(CO8)となってレ
ジストを蒸発させ、これに起因した波長のスペクトルが
発せられる。
このスペクトルの波長のうち、−酸化炭素によるものは
283.297.313.330.349 [nml、
二酸化炭素によるものは、451.483.520.5
61,626.660 [nslであり、300 [n
ml以下の領域波長成分は少ないため、酸素に起因する
3 00 (nml以下のスペクトルが占める割合が少
なくなり、石英基板の結晶格子破壊は阻止される。
しかし、レジストの灰化を終える直前においては、酸素
に依存するスペクトルが多くを占めることになるるため
、3 Q O[nm1以上のスペクトルが所定の値より
も低下した場合に、−酸化炭素、二酸化炭素、二酸化窒
素のような気体、即ち300[rv1以上のスペクトル
を多く含むガスを酸素プラズマ雰囲気中に供給する。
これにより、3 Q O[rv+]以下のスペクトルが
占める割合が減少し、石英層に与えるダメージは大幅に
低減されることになる。
(実施例〕 第1図は、本発明に用いるレジスト剥離装置の一例を示
す概要図であって、図中符号lは、有機系レジスト2を
塗布した石英7&板3を収容する反応室で、この反応室
1の内部には、下部電極4と上部型IVI5が50〜1
00s+m程度の間隔をおいて対向配設されており、そ
のうちの下部電極4の上には石英基板3を載置するよう
に構成されている66は、覗き窓18を通して反応室l
内のスペクトルを吸収する干渉フィルタ(例えばλ−5
20(nm1)で、このフィルタ6に入力した光は、光
ファイバ7を介してホトトランジスタ増幅器8に進行す
るように構成されている。また、増幅器7内では入射し
た光を電気信号に変換して増幅するとともに、300 
[nml波長以上の入カスベクトルが予め設定した値よ
りも低下した時点で、二酸化炭素を補給させるための補
給指令信号を後述するス供給調整器9に送信するように
構成されている。
上記したガス供給調整器9は、反応室1内に供給するガ
ス供給量を調整するもので、酸素ボンベ10及び二酸化
炭素ボンベ11の各排気口と反応室1のガス供給口12
.13とを連通ずるガス給送管14.15の各々の経路
中に設けたam弁16.17に流量調整信号を送り、ガ
ス供給管14゜15の流量を変えるように構成されてい
る。
なお、図中符号RFは、上部電極5又は下部電極4のい
ずれか一方に接続する高周波電源、19は、反応室1に
設けた排気口を示している。
次に、回路形成用マスクを作成する場合を例にあげ、石
英基板3上のレジスト2を灰化する工程を第2図に基づ
いて説明する。
最初に、石英基板3の上にクロム及び酸化クロムよりな
るクロム系膜20を成膜し、この上にレジスト2を塗布
する(第2図(a) )。
そして、レジスト2をプリベークして硬化させた後に、
パターン形成領域21を除いた部分に紫外光を照射して
露光を行い(第2図(b))、さらにレジスト2を現像
して露光された領域の可溶部分を除去し、これをマスク
とする(第2図(e))。
このような工程を経た石英基板3をプラズマ化した酸素
(0)及び塩素(C1)を含む減圧雰囲気中に置き、レ
ジスト2から露出したクロム系Wl120を除去する(
第2図(d))。
このクロム系膜20のエツチングを終えた段階で石英基
板3を反応室1内の下部電極4上に載置し、反応室1の
排気口19がら空気を抜いて内部を0.1〜0,3[T
orrl程度の圧力に保つとともに、ガス供給調整器9
により酸素ボンベlO側の電磁弁16を開き、100〜
300cc/si口の流量で反応室1に酸素を供給して
レジストを灰化する(第2図(e))。
この状態において酸素はプラズマ化し、レジスト2に含
まれる炭素元素等と結合して一酸化炭素(Co)や二酸
化炭素(Cow)となって灰化し、これに起因した光ス
ペクトルが発せられる。このスペクトルの波長は、−酸
化炭素によるものは283.297.3!3.330.
349 [nml、二酸化炭素によるものは、451.
483.520.561.626.660 [nmlで
あり、300 [nml以下の領域波長成分が少ないた
めに、酸素のスペクトルによる石英基板3の結晶格子破
壊を抑制する。
しかし、レジスト2の灰化を終える直前においては、酸
素に依存するスペクトルが多くを占めることになる。
そこで、干渉フィルタ18から入射した反応室1内の3
00 [n+w1以上のスペクトルが設定値よりも低下
した場合に、ホトトランジスタ増幅器8からガス供給調
整器9に信号を出力して二酸化炭素ボンベ11例の電磁
弁17を開かせて、反応室lに10〜100 cc/m
ln程度の量で二酸化炭素を供給する(第2図(f))
これにより、300nm以下の波長のスペクトルが占め
る割合が減少し、石英基板3に与えるダメージは大幅に
低減されることになる。
最後に、レジスト2の剥離を完全に終えた段階で石英基
板2を反応室1から取り出す、これを回路形成用のマス
クとして使用しても半導体回路パターンに欠陥は発見さ
れなかった。
なお、上記した実施例は、二酸化炭素(COg)を反応
室1に供給する場合について説明したが、酸化炭素(C
O)、または二酸化窒素(Not)または亜酸化窒素(
NzO)を供給したり、COz、NOx、CO,NzO
を選択的に混合したガスを供給して、石英基板4表面の
結晶格子を正常に保つようにすることもできる。
また、上記した実施例は回路形成用マスクを作成する場
合における石英基板4上のレジスト2の剥離方法につい
て説明したが、レチクル、液晶デイスプレー、固体逼像
素子用カラーフィルタ等の製造工程において、二酸化シ
リコン系層の上のレジストを灰化する際にも同様に適用
できる。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、300nm以上のス
ペクトルが所定の値よりも低下した時点で、300ns
以上の波長のスペクトルを含む気体を酸素プラズマ雰囲
気中に供給するようにしたので、レジストを灰化する雰
囲気中において3000−以下のスペクトルが占める割
合を常に少なくすることができ、石英基板に与えるダメ
ージを大幅に低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に用いるレジスト剥離装置の一例を示
す概要図、 第2図は、本発明の一実施例を断面で表した工程図、 第3図は、従来方法に用いるアッシング装置の概要図、 第4図は、従来のレジストア7シングを断面で表した工
程図である。 (符号の説明) 1・・・反応室、 2・・・レジスト、 3・・・石英基板、 6・・・干渉フィルタ、 7・・・光ファイバ、 8・・・ホトトランジスタ増幅器、 9・・・ガス供給調整器ミ 10・・・酸素ボンベ、 11・・・二酸化炭素ボンベ、 14.15・・・ガス供給管、 16.17・・・電磁弁、 20・・・クロム系膜。 代理人弁理士  岡 本 啓 三 υV光 Uv光 (a) (C) (d) 本発明に用いるレジスト剥離装置の一例を示す概要図第
1図 本発明の一実施例を断面で表わした工程図第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. レジストを塗布した基板を酸素プラズマ雰囲気中に設置
    して該レジストを灰化するとともに、300nm以上の
    発光スペクトルが設定値よりも低下した時点で、上記酸
    素プラズマ雰囲気中に300nm以上の発光スペクトル
    を含む気体を供給することを特徴とするレジスト剥離方
    法。
JP28414988A 1988-11-10 1988-11-10 レジスト剥離方法 Pending JPH02130824A (ja)

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JP28414988A JPH02130824A (ja) 1988-11-10 1988-11-10 レジスト剥離方法

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JPH02130824A true JPH02130824A (ja) 1990-05-18

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JP28414988A Pending JPH02130824A (ja) 1988-11-10 1988-11-10 レジスト剥離方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7244625B2 (en) 2004-02-20 2007-07-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Plasma processing method and plasma processing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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