JPH02130010A - 弾性表面波装置 - Google Patents

弾性表面波装置

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Publication number
JPH02130010A
JPH02130010A JP28244388A JP28244388A JPH02130010A JP H02130010 A JPH02130010 A JP H02130010A JP 28244388 A JP28244388 A JP 28244388A JP 28244388 A JP28244388 A JP 28244388A JP H02130010 A JPH02130010 A JP H02130010A
Authority
JP
Japan
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acoustic wave
surface acoustic
comb
electrodes
filter
Prior art date
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Pending
Application number
JP28244388A
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English (en)
Inventor
Kazutaka Nagaoka
一孝 永岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は弾性表面波装置に係り、特にその電極構成に関
するものである。
(従来の技術) 一般に1弾性表面波装置(1,00)は、第5図に示し
た如く、圧電基板(図示せず)上に第1の櫛形電極(1
01)と第2の櫛形電極(102)とを配置し、この櫛
形電極(101)、 (102)とを挟む様にグレーテ
ィング反射器(103)、 (104)とが配置されて
なる。第5図に示した縦モード結合形弁振子フィルタは
、この弾性表面波装置(100)内に2つのモードをた
て、それを結合させて広帯域を確保している。現在、各
方面で帯域外減衰量のスペックの厳しいフィルタに対し
て各方面で要求が高まり、それにともない、表面波フィ
ルタにおいても、所望の周波数帯域を減衰させる技術が
研究されてきている。
しかし、従来は、帯域外を一様に減衰させることに研究
の主体が置かれてきた。その為、減衰量が不十分である
。あるいは、本当に減衰させたい周波数帯域が減衰され
ないといった問題が生じている。
(発明が解決しようとする課題) 従来の弾性表面波フィルタ等の弾性表面波装置では、あ
る特定の周波数帯域の減衰量を増加させることができな
いどう問題が生じていた。
本発明では、上述した問題に対して、櫛形電極間に生じ
る電荷分布を変化させる手法を用い、特定の周波数帯域
の減衰量を増加させ5弾性表面波装置の特性を改良する
ことを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明は、櫛形電極間に生ずる電荷分布を入出力間の電
極の一部を結合させることにより、変化させ、周波数特
性上において、減衰極を設け、特定の周波数帯域の減衰
量を増加させることを基本骨子としている。現在、縦モ
ード型共振子フィルタにおいては、励振される2つのモ
ードを結合させることによって、広帯域を確保している
。この場合、共振点付近の等価回路を書き表すと、第6
図のようになる。すなわち、対称モードによる共振子と
、反対称モードによる共振子とでラチス型回路を構成す
る定に型フィルタとなっている。
通常、定に型フィルタにおいては、誘導M変換を施す事
によって、肩特性を急峻にすることが出来る。したがっ
て、上述の縦モード型共振子型フィルタにおいても、誘
導M変換を施す事によって、肩特性を急峻にし、減衰極
を作ることができると考えられる。
誘導M変換を行った場合のラチス型等価回路を、第7図
に示す。この場合、対称モード、反対称モードのインピ
ーダンスは、定に型の場合の、それぞれm倍、1 / 
m倍となる。
さて、これを本発明の弾性表面波装置に於いて実現する
手段を述べる。
例えば弾性表面波フィルタに於いては、入出力側の櫛形
電極と、アース側の櫛形電極との間に正と負の電荷が生
じる。したがって、この生じる電荷量を調節することに
よって、対称モードと、反対称モードの結合比を変える
事ができる。具体的には、入力側の電極と、出力側の電
極とを結合させることにより、電荷の分布を変化させる
ことができ、誘導M型変換を施したのと等価となる。よ
って、このような電極構造にすることによって。
通過帯域外に、減衰極を作る事ができる。
(作用) 上述の構成をとることにより、弾性表面波装置の通過帯
域外に減衰極を設けることができ、その範囲において、
急峻な減衰特性を得ることができる。また、この減衰極
の位置を設計により設定することが出来るため、イメー
ジ周波数抑圧等、とくに大きな減衰量を必要とする場合
に大いに効果がある。
(実施例) 以下1図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第1図において、弾性表面波共振型フィルタのは、圧電
基板(図示せず)上に1組の櫛形電極■。
■と、これを挟む1組のグレーティング反射器(イ)。
■とから構成されてなる。なお、櫛形電極■が入力電極
であり、櫛形電極■が出力電極である。この弾性表面波
共振型フィルタ■は、縦モード結合型であり、基本モー
ドと一次の縦モードとを結合させることにより、通過帯
域を構成している。
この弾性表面波共振型フィルタ■は、それぞれの櫛形電
極■、■の一方(正側)を入出力に、他方(負側)をア
ースにする従来のフィルタ構成をとった上、入出力の正
側電極同志をボンディングワイヤ(0を介して結合させ
ている。この構成をとることにより、電荷の分布を変化
させることができ、誘導M型変換を施したことと等価と
なるため、通過帯域外に減衰極を作ることができ、急峻
な肩特性を得ることができる。
次に、第2図を参照して1本発明の他の実施例について
説明する。
第2図において5反射器(イ)、■の位置を変えること
により、反射器(イ)、■の反射量を変え、基本モード
と一次の縦モードが生じる位置を調節することにより、
櫛形電極■の一部が櫛形電極■と交差している構成にす
ることができる。この様な構成により、第1図のものと
比べ、ボンディングワイヤが不要となる上、パターンが
簡単になるため、コストダウンとなる。
さらに、この入出力間の結合の比を変えることによって
、第3図に示す如く周波数軸上において、減衰極の位置
を変えることができ、所望の周波数の減衰量を調整する
ことができる。なお、第3図中mは電界の分配比を示す
なお、本発明は通常のトランスバーサル型フィルタや多
電極型フィルタ等でも定に型フィルタで表わすことによ
り、適用できることは言うまでもない。
また、この入出力間の電極に生じる電荷量は、第4図に
示す如く容量素子等の外部付加インダクタンス素子を用
いることによって、調整することが出来る。なお、符号
(20)は4端子回路なのでアースを示している。
〔発明の効果〕
上述の構成により、本発明はフィルタの通過帯域外に減
衰極を作ることができ、これにより急峻な肩特性を持っ
たフィルタが得られる。
さらに1本発明では、入出力間の電極の結合比を変える
ことによって、減衰極の位置を変えることができる。こ
のため、イメージ抑圧など厳密な周波数特性が要求され
る場合に、とくに有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す模式平面図、第2図は
本発明の他の実施例を示す模式平面図。 第3図は本発明を説明するための特性曲線図、第4図は
本発明の他の実施例を説明する模式図、第5図は従来の
弾性表面波共振子フィルタを示す模式平面図、第6図は
ラチス型の定に型フィルタ回路図、第7図はラチス型の
誘導M型フィルタ回路図である。 ■・・・弾性表面波共振型フィルタ ■、 @、 (lot)、 (102)・・・櫛形電極
代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同    竹 花 喜久男 第1図 >n ND 第3図 入力 出力 第2図 第 図 λ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧電基板と、 この圧電基板上に配置された少なくとも2組の櫛形電極
    とを備えた弾性表面波装置において、第1の前記櫛形電
    極と第2の前記櫛形電極とは、リアクタンス素子で電気
    的に接続されていることを特徴とする弾性表面波装置。
  2. (2)圧電基板と、 この圧電基板上に配置された少なくとも2組の櫛形電極
    とを備えた弾性表面波装置において、第1の前記櫛形電
    極の一部は、第2の前記櫛形電極と交差していることを
    特徴とする弾性表面波装置。
JP28244388A 1988-11-10 1988-11-10 弾性表面波装置 Pending JPH02130010A (ja)

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JP28244388A JPH02130010A (ja) 1988-11-10 1988-11-10 弾性表面波装置

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JP28244388A JPH02130010A (ja) 1988-11-10 1988-11-10 弾性表面波装置

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JPH02130010A true JPH02130010A (ja) 1990-05-18

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JP28244388A Pending JPH02130010A (ja) 1988-11-10 1988-11-10 弾性表面波装置

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JP (1) JPH02130010A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6472959B1 (en) 1999-03-11 2002-10-29 Nortel Networks Limited Longitudinally coupled double mode resonator filters using shallow bulk acoustic waves
EP1263137A2 (en) * 2001-05-31 2002-12-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Surface acoustic wave filter, balanced type filter and communication device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6472959B1 (en) 1999-03-11 2002-10-29 Nortel Networks Limited Longitudinally coupled double mode resonator filters using shallow bulk acoustic waves
EP1263137A2 (en) * 2001-05-31 2002-12-04 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Surface acoustic wave filter, balanced type filter and communication device
EP1263137A3 (en) * 2001-05-31 2011-08-03 Panasonic Corporation Surface acoustic wave filter, balanced type filter and communication device

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