JPH0212997A - 電波吸収体 - Google Patents
電波吸収体Info
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- JPH0212997A JPH0212997A JP16433288A JP16433288A JPH0212997A JP H0212997 A JPH0212997 A JP H0212997A JP 16433288 A JP16433288 A JP 16433288A JP 16433288 A JP16433288 A JP 16433288A JP H0212997 A JPH0212997 A JP H0212997A
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- wave absorber
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- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 claims description 3
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は不要な電磁波の反射・散乱を抑制する電波吸収
体に関する。
体に関する。
（従来の技術）
電波吸収体は、電磁波を吸収する原理、構成、表面形状
等により、幾つかに分類でき、各々、周波数特性、吸収
量などの電波的特性、及び、厚さ、重さ、耐久性、施工
のし易さ等に特徴を持つ。本出願人がすでに出願した特
許願昭６３−０１１９５７には電波吸収材料として金属
導体を被服した不織布状のシートであるが、広帯域性に
すぐれ、又、特許願昭６３−００９３９号にはストリッ
プ状の導体膜を保持体の中に配列することにより広帯域
性、斜め入射特性の良い電波吸収体が記載されている。
等により、幾つかに分類でき、各々、周波数特性、吸収
量などの電波的特性、及び、厚さ、重さ、耐久性、施工
のし易さ等に特徴を持つ。本出願人がすでに出願した特
許願昭６３−０１１９５７には電波吸収材料として金属
導体を被服した不織布状のシートであるが、広帯域性に
すぐれ、又、特許願昭６３−００９３９号にはストリッ
プ状の導体膜を保持体の中に配列することにより広帯域
性、斜め入射特性の良い電波吸収体が記載されている。
（発明が解決しようとする問題点）
第３図にストリップ状導体膜を配列した電波吸収体を示
す。図中１．２はストリップ状導体膜、３は保持体であ
る。この電波吸収体の散乱特性を第４図に示す。第３図
に示す吸収体は均質な媒質でないので入射角θ１と散乱
角θ８が０１≠０８の方向に散乱波が生じる。第４図は
θ、をＯｏと固定し、θ、を変化させたときの角度特性
である。同図が示すようにθ＝４５°及び−４５°付近
に於て、θ１＝３０°と場合を同程度の散乱波が生じて
いる。電波吸収体としてはθ、＝θの方向とともにθ、
≠θの方向にも散乱波が抑制されていることが重要であ
る。
す。図中１．２はストリップ状導体膜、３は保持体であ
る。この電波吸収体の散乱特性を第４図に示す。第３図
に示す吸収体は均質な媒質でないので入射角θ１と散乱
角θ８が０１≠０８の方向に散乱波が生じる。第４図は
θ、をＯｏと固定し、θ、を変化させたときの角度特性
である。同図が示すようにθ＝４５°及び−４５°付近
に於て、θ１＝３０°と場合を同程度の散乱波が生じて
いる。電波吸収体としてはθ、＝θの方向とともにθ、
≠θの方向にも散乱波が抑制されていることが重要であ
る。
（問題点を解決するための手段）
入射角θ１と散乱角θ８が等しくない方向へ散乱波が生
じるのは散乱を生じる要素（ストリップ導体膜、及び金
属板上に流れる電流）が空間に規則的に分布しており、
成る特定の角度で各散乱要素からの散乱波の位相が２ｎ
の周期を持って揃う為である。ストリップ状導体膜を不
規則に配列すればこの種の現象は生じなくなるが、吸収
体製作に置いては、規則的な配列の方が容易である。従
って規則的な配列の構成をとりながらも、散乱波の位相
が揃わないようにしなければならない。発明者等はこの
点について追求した結果、簡便かつ実用上充分な方法と
して（イ）又は（ロ）のどちらか一方のストリップ状導
体膜の配列の周期をずらして構成する方法に至った。以
下に詳細に説明する。
じるのは散乱を生じる要素（ストリップ導体膜、及び金
属板上に流れる電流）が空間に規則的に分布しており、
成る特定の角度で各散乱要素からの散乱波の位相が２ｎ
の周期を持って揃う為である。ストリップ状導体膜を不
規則に配列すればこの種の現象は生じなくなるが、吸収
体製作に置いては、規則的な配列の方が容易である。従
って規則的な配列の構成をとりながらも、散乱波の位相
が揃わないようにしなければならない。発明者等はこの
点について追求した結果、簡便かつ実用上充分な方法と
して（イ）又は（ロ）のどちらか一方のストリップ状導
体膜の配列の周期をずらして構成する方法に至った。以
下に詳細に説明する。
（作用）
第１図に示すように、２方向に２段にストリップ状導体
膜１．２を配列した吸収体に於て、Ｘ方向の配列の間隔
をｗｌ、ｗ２とし、２方向のストリップ状導体膜の位置
を２１、ｚ２とする。散乱波はストリップ状導体膜、及
び金属板上に流れる電流によって生じるが、ｗｌ、ｗ２
を種々変えて実験を繰り返した結果、ストリップ状導体
膜からの散乱波成分のみに注目して規則制をくずしても
、散乱波の角度特性を近似できる傾向が得られた。これ
は、金属板上に流れる電流はストリップ状導体膜の影響
を受けて変化し、ｚｏ、ｚ２に配列されているストリッ
プ状導体膜の配列の規則制をくずした場合は金属板上の
電流も規則制がくずれ、近似的には一様に流れていると
仮定して良い為と考えられる。例として、入射角θ１が
０°とのきの場合について述べると第１図に示す構造の
吸収体に於て、ｗｌを変化させて規則制をくずす場合、
Ｗはλ・ｍ−／３ｉＨθ８＜ｗｌ＜λ・（ｍ ＋ １）
／ｓｉｎθの範囲内で変えればよい（ｍは整数）。これ
は隣あったストリップ状導体膜からの散乱波の光路差を
１とすれば、１が２Ｈの位相差を持つ範囲である。尚、
Ｗｌを変えるとストリップ状導体膜の幅ｄ１、ｄ２、及
び２方向のストリップ状導体膜の位置ｚ１、ｚ２も調整
しないとθ＝０°での吸収量が劣化する。実検的に検討
した結果、６１７ｗ１を一定にすれば、ｄ２、ｚｌ、ｚ
２は±１０％の範囲内で調整することにより、吸収量の
劣下を防ぐことかできる。以上、θ１＝０°の場合につ
いて述べだが、θ、が任意の角度の場合も同様にして、
ｗｌを変化させる幅を求めることができる。Ｗ□を上に
述べた範囲内のどこに設定するかは実験的に定めれば容
易である。ただし、周波数帯を広くするほど最適なｗｌ
の設定は難しくなるので、あらかじめ重視する周波数、
θ９、θを定めることが望ましい。
膜１．２を配列した吸収体に於て、Ｘ方向の配列の間隔
をｗｌ、ｗ２とし、２方向のストリップ状導体膜の位置
を２１、ｚ２とする。散乱波はストリップ状導体膜、及
び金属板上に流れる電流によって生じるが、ｗｌ、ｗ２
を種々変えて実験を繰り返した結果、ストリップ状導体
膜からの散乱波成分のみに注目して規則制をくずしても
、散乱波の角度特性を近似できる傾向が得られた。これ
は、金属板上に流れる電流はストリップ状導体膜の影響
を受けて変化し、ｚｏ、ｚ２に配列されているストリッ
プ状導体膜の配列の規則制をくずした場合は金属板上の
電流も規則制がくずれ、近似的には一様に流れていると
仮定して良い為と考えられる。例として、入射角θ１が
０°とのきの場合について述べると第１図に示す構造の
吸収体に於て、ｗｌを変化させて規則制をくずす場合、
Ｗはλ・ｍ−／３ｉＨθ８＜ｗｌ＜λ・（ｍ ＋ １）
／ｓｉｎθの範囲内で変えればよい（ｍは整数）。これ
は隣あったストリップ状導体膜からの散乱波の光路差を
１とすれば、１が２Ｈの位相差を持つ範囲である。尚、
Ｗｌを変えるとストリップ状導体膜の幅ｄ１、ｄ２、及
び２方向のストリップ状導体膜の位置ｚ１、ｚ２も調整
しないとθ＝０°での吸収量が劣化する。実検的に検討
した結果、６１７ｗ１を一定にすれば、ｄ２、ｚｌ、ｚ
２は±１０％の範囲内で調整することにより、吸収量の
劣下を防ぐことかできる。以上、θ１＝０°の場合につ
いて述べだが、θ、が任意の角度の場合も同様にして、
ｗｌを変化させる幅を求めることができる。Ｗ□を上に
述べた範囲内のどこに設定するかは実験的に定めれば容
易である。ただし、周波数帯を広くするほど最適なｗｌ
の設定は難しくなるので、あらかじめ重視する周波数、
θ９、θを定めることが望ましい。
Ｓ
（実施例）
第１図に示す吸収体に於て、ストリップ状導体膜は導電
性繊維を含む不織布のシートを用いた。第２図では、第
４図に示さ゛れるようなθ８＝４５°、−４５°付近で
の散乱波は抑制されており、ｗｌとｗ２を異なりた寸法
にした効果が見られた。尚、本実施例は、ストリップ状
導体として不織布を用いたが、本発明で述べた効果は他
の導体、例えば抵抗膜等を用いた場合でも同じであり、
又、厚さ方向のストリップの層数が２層の場合だけでな
く、３層以上の場合でも同様である。
性繊維を含む不織布のシートを用いた。第２図では、第
４図に示さ゛れるようなθ８＝４５°、−４５°付近で
の散乱波は抑制されており、ｗｌとｗ２を異なりた寸法
にした効果が見られた。尚、本実施例は、ストリップ状
導体として不織布を用いたが、本発明で述べた効果は他
の導体、例えば抵抗膜等を用いた場合でも同じであり、
又、厚さ方向のストリップの層数が２層の場合だけでな
く、３層以上の場合でも同様である。
（発明の効果）
ストリップ状導体膜を配列した構造の電波吸収体に於て
、ストリップ状導体膜の配置を不規則にすることにより
、入射角と等しくない成る特定の方向への散乱波を抑制
することができる。
、ストリップ状導体膜の配置を不規則にすることにより
、入射角と等しくない成る特定の方向への散乱波を抑制
することができる。
第１図は本発明の吸収体の構成図、第２図は散乱角を変
えて測定した散乱特性図、第３図は従来のストリップ状
導体膜を用いた吸収体の構成図、第４図は吸収体の散乱
角を変えたときの散乱特性図を示す。図において １．２・・・ストリップ状導体膜 ３０８．ストリップ状導体膜の保持体
えて測定した散乱特性図、第３図は従来のストリップ状
導体膜を用いた吸収体の構成図、第４図は吸収体の散乱
角を変えたときの散乱特性図を示す。図において １．２・・・ストリップ状導体膜 ３０８．ストリップ状導体膜の保持体
Claims (2)
- （１）保持体中にストリップ状導体膜を厚さ方向に２層
以上積層し、且つ平面状に規則的に配列した電波吸収体
に於て、或る層のストリップ状導体膜の配列の周期が他
の層の配列の周期と異なることを特徴とする電波吸収体
。 - （２）ストリップ状導体膜は導電性繊維を混合した不織
布より成る特許請求の範囲第１項記載の電波吸収体。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16433288A JPH0212997A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 電波吸収体 |
| DE68928378T DE68928378T2 (de) | 1988-01-05 | 1989-01-02 | Absorber für elektromagnetische Strahlung |
| EP89100020A EP0323826B1 (en) | 1988-01-05 | 1989-01-02 | Electromagnetic wave absorber |
| US07/293,495 US5081455A (en) | 1988-01-05 | 1989-01-04 | Electromagnetic wave absorber |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16433288A JPH0212997A (ja) | 1988-06-30 | 1988-06-30 | 電波吸収体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0212997A true JPH0212997A (ja) | 1990-01-17 |
Family
ID=15791161
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16433288A Pending JPH0212997A (ja) | 1988-01-05 | 1988-06-30 | 電波吸収体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0212997A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5716317A (en) * | 1993-12-06 | 1998-02-10 | Nihon Medi-Physics Co., Ltd. | Sheath for syringe barrel |
-
1988
- 1988-06-30 JP JP16433288A patent/JPH0212997A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5716317A (en) * | 1993-12-06 | 1998-02-10 | Nihon Medi-Physics Co., Ltd. | Sheath for syringe barrel |
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