JPH0212881Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0212881Y2 JPH0212881Y2 JP5035487U JP5035487U JPH0212881Y2 JP H0212881 Y2 JPH0212881 Y2 JP H0212881Y2 JP 5035487 U JP5035487 U JP 5035487U JP 5035487 U JP5035487 U JP 5035487U JP H0212881 Y2 JPH0212881 Y2 JP H0212881Y2
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- Japan
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- shoe
- reinforcing material
- heel
- static electricity
- shoe body
- Prior art date
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- Expired
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本考案はアース材を装備した靴に関するもので
ある。
ある。
〈従来の技術〉
衣服の擦れによつて静電気が帯電することがし
られている。
られている。
この静電気は、非常に高圧な電圧を有している
ことが知られている。
ことが知られている。
〈考案が解決しようとする問題点〉
上記した静電気をそのまま保有すると、つぎの
ような問題が発生する。
ような問題が発生する。
(イ) 車のドアや玄関のノブなど金属製品に人体の
一部が触れると、瞬間的に電気シヨツクを受け
る。
一部が触れると、瞬間的に電気シヨツクを受け
る。
(ロ) 衣服に静電気が帯電していると、衣服がまと
わりついたり、あるいは埃を付着し易い。
わりついたり、あるいは埃を付着し易い。
そのため、衣服に帯電した静電気を人体に衝撃
を与えずに放出する技術の提案が切望されてい
る。
を与えずに放出する技術の提案が切望されてい
る。
〈本考案の目的〉
本考案は以上の点に鑑みなされたもので、靴の
履き心地や耐久性を向上でき、かつ、人体に衝撃
を与えずに静電気を放電できる、靴を提供するこ
とを目的とする。
履き心地や耐久性を向上でき、かつ、人体に衝撃
を与えずに静電気を放電できる、靴を提供するこ
とを目的とする。
〈本考案の構成〉
以下、図面を参照しながら本考案の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
〈イ〉 靴の全体の構成
本考案に係る靴の一例を第1図に示す。
この靴は、靴本体1の後部下面に踵2を有する
革製、または樹脂製からなる公知の靴である。
革製、または樹脂製からなる公知の靴である。
この靴本体1の後部側には、靴本体1の内面か
ら外面を経て踵2にかけて帯状の補り強材3が取
付けてある。
ら外面を経て踵2にかけて帯状の補り強材3が取
付けてある。
この補強材3は単体であつても、あるいは靴本
体に埋め込んで一体に形成しても良く、要は靴本
体1の内面から踵2の底面までを連続して付設で
きれば良い。
体に埋め込んで一体に形成しても良く、要は靴本
体1の内面から踵2の底面までを連続して付設で
きれば良い。
〈ロ〉 補強材
補強材3は、導電材31と、非導電性のクツシ
ヨン材32の積層体からなる。
ヨン材32の積層体からなる。
導電材31としては、薄い鋼製、銅製の線材や
板銅が使用できる。
板銅が使用できる。
クツシヨン材32としは、革やゴムなどが使用
できる。
できる。
あるいは補強材3として、カーボンを含有する
特殊ゴムを使用することも可能である。
特殊ゴムを使用することも可能である。
これらの導電材31とクツシヨン材32とを接
着剤などを介して第2,3図に示すように積層し
て形成する。
着剤などを介して第2,3図に示すように積層し
て形成する。
補強材3を形成する場合、すくなくとも、足と
接触する靴本体1の内側および大地5に接触する
踵2の下面部に位置する部位は、導電材31を露
出して形成する。
接触する靴本体1の内側および大地5に接触する
踵2の下面部に位置する部位は、導電材31を露
出して形成する。
また、補強材3の一端を踵2の下面に付設する
場合、歩行によつて摩滅し易い踵2の外角だけに
部分的に付設しても良く(第5図参照)、あるい
は踵2の下面の全域に付設しても良い。(第1図
参照) そしてこの補強材3は、靴本体1の外側面およ
び踵2の外周面には接着剤または面テープを使用
して固定し、靴本体1の内面には接着しないで垂
れ下げておく。
場合、歩行によつて摩滅し易い踵2の外角だけに
部分的に付設しても良く(第5図参照)、あるい
は踵2の下面の全域に付設しても良い。(第1図
参照) そしてこの補強材3は、靴本体1の外側面およ
び踵2の外周面には接着剤または面テープを使用
して固定し、靴本体1の内面には接着しないで垂
れ下げておく。
〈ハ〉 作用
[靴を履くとき]
靴を履く場合には、靴本体1に接着していない
補強材3の垂れている部分の途中を靴べら状につ
まみ上げて足の踵を案内して靴内に押し込む。
補強材3の垂れている部分の途中を靴べら状につ
まみ上げて足の踵を案内して靴内に押し込む。
このように、補強材3を靴べら代わりに使用す
ることができる。
ることができる。
[歩行時]
靴内に足を入れると補強材3の垂れ下がり部分
が靴本体1の内面と足の間に介在する。
が靴本体1の内面と足の間に介在する。
したがつて、靴本体1の後部内面が補強材3の
垂れ下がりによつて二重に形成されるため、堅牢
となる。
垂れ下がりによつて二重に形成されるため、堅牢
となる。
また、歩行の際、踵2の下面が大地5から離れ
るとクツシヨン材32の弾力で踵2の下面より突
出し、着底するとクツシヨン材32が収縮されて
導電材31が大地と接触する。(第4図) したがつて、歩行中の衝撃はクツシヨン材32
によつて緩和される。
るとクツシヨン材32の弾力で踵2の下面より突
出し、着底するとクツシヨン材32が収縮されて
導電材31が大地と接触する。(第4図) したがつて、歩行中の衝撃はクツシヨン材32
によつて緩和される。
[静電気の発生時]
衣服が擦れ合つて静電気がすこしでも発生した
場合、この静電気は足と接触する補強材3に伝え
られた後、大地5にアースされる。
場合、この静電気は足と接触する補強材3に伝え
られた後、大地5にアースされる。
したがつて、衣服に静電気が帯電しないで済
む。
む。
〈その他の実施例〉(第5図)
補強材3の途上に公知の発光ダイオード4を結
線しておくことも考えられる。
線しておくことも考えられる。
本実施例では、踵3内に発光ダイオード4を収
容する場合について説明する。
容する場合について説明する。
本実施例によれば、衣服に帯電した静電気を大
地5にアースできない場合でも、この静電気を発
光ダイオード4で発光させて消費することができ
る。
地5にアースできない場合でも、この静電気を発
光ダイオード4で発光させて消費することができ
る。
また、大地5と人体間が補強材3によつて通電
性を有するのであるから逆に大地5側から人体側
へ電気を吸収することが予想される。
性を有するのであるから逆に大地5側から人体側
へ電気を吸収することが予想される。
このような場合には、大地5側からの電気を発
光ダイオード4で消費できるので、人体に電気を
帯電させずに済むという利点がある。
光ダイオード4で消費できるので、人体に電気を
帯電させずに済むという利点がある。
〈本考案の効果〉
本考案は以上説明したようになるから次のよう
な効果が得られる。
な効果が得られる。
(イ) 靴本体の後部が二重構造となるので、堅牢と
なり、靴の寿命が延びる。
なり、靴の寿命が延びる。
(ロ) 靴の踵の下面に補強材が位置するので、減り
易い踵の角部の摩滅を抑制できる。
易い踵の角部の摩滅を抑制できる。
(ハ) 靴本体内の補強材が接着されておらず、自由
な摺動が許容されている。
な摺動が許容されている。
そのため、靴ずれ防止効果も期待できる。
(ニ) 補強材がクツシヨン材と導電材との積層構造
体であるから、クツシヨン材が歩行中の衝撃を
吸収でき、足の衝撃負担を軽減できる。
体であるから、クツシヨン材が歩行中の衝撃を
吸収でき、足の衝撃負担を軽減できる。
(ホ) 本考案に係る靴は衣服の擦れ合いによつて発
生する静電気を大地に逃がせる。
生する静電気を大地に逃がせる。
そのため、従来のような感電や衣服のまとわ
り付き、埃の吸着といつた一連の弊害を一挙に
解決できる。
り付き、埃の吸着といつた一連の弊害を一挙に
解決できる。
第1図:本考案に係る靴の断面図、第2,3
図:補強材の積層構造例の説明図、第4図:靴の
踵部分の部分断面図、第5図:他の実施例の説明
図。
図:補強材の積層構造例の説明図、第4図:靴の
踵部分の部分断面図、第5図:他の実施例の説明
図。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 導電材とクツシヨン材の積層体からなる帯状の
補強材を、 靴の後部内面から踵の下面にかけて連続して付
設してなる、 靴。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035487U JPH0212881Y2 (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5035487U JPH0212881Y2 (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63157304U JPS63157304U (ja) | 1988-10-14 |
JPH0212881Y2 true JPH0212881Y2 (ja) | 1990-04-11 |
Family
ID=30873642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5035487U Expired JPH0212881Y2 (ja) | 1987-04-02 | 1987-04-02 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0212881Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-02 JP JP5035487U patent/JPH0212881Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63157304U (ja) | 1988-10-14 |
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