JPH02128130A - 光圧力センサ - Google Patents

光圧力センサ

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Publication number
JPH02128130A
JPH02128130A JP63282090A JP28209088A JPH02128130A JP H02128130 A JPH02128130 A JP H02128130A JP 63282090 A JP63282090 A JP 63282090A JP 28209088 A JP28209088 A JP 28209088A JP H02128130 A JPH02128130 A JP H02128130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
optical fiber
filter
light
multilayer filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63282090A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Shioda
塩田 孝夫
Fumio Wada
和田 史生
Koichi Takahashi
浩一 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP63282090A priority Critical patent/JPH02128130A/ja
Publication of JPH02128130A publication Critical patent/JPH02128130A/ja
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、圧力を検出するためのセンサに関し、とく
に光を利用した圧力センサに関する。
【従来の技術】
圧力センサとして、従来より、金属抵抗ゲージ、シリコ
ンのピエゾ抵抗効果を利用した半導体圧力センサ等の電
気的に検出する圧力センサが知られている。また、光を
利用して圧力を検出するものとして、圧電結晶を用いた
圧力センサや、ファブリベロー干渉計の原理を利用しエ
タロンを用いた圧力センサも知られている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、電気的な圧力センサは、電磁界の影響を
受は易い、温度特性が大きい、等の欠点を持つ。また、
圧電結晶を用いた光圧力センサは、減圧下で用いた場合
は感度が低いという問題があり、さらに圧電結晶とガラ
ス材料とを接着しなければならないため信頼性にも問題
がある。ファブリペローエタロンを用いた光圧力センサ
はその製作が非常に難しいという問題がある。 この発明は、電磁界の影響を受けず、悪環境のなかでも
精度の高い圧力検出を行なうことができる、製造容易な
光圧力センサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、この発明による光圧力センサ
においては、圧力に応じて変形する可撓性多層膜フィル
タと、端部より上記フィルタに向けて光を出射するとと
もに上記フィルタで反射した光が該端部に入射するよう
に端部が該フィルタに対面させられた光ファイバとが備
えられる。 また、多層膜フィルタを圧力に応じて変形させるための
アクチュエータを設けてもよい。
【作  用】
多層膜フィルタに光ファイバの一端を対面させ、この一
端から光を出射させる。すると、この出射光は多層膜フ
ィルタで反射してふたたびこの一端から光ファイバに入
射することになる。 一方、この多層膜フィルタは可撓性であって圧力に応じ
て変形するようにされており、変形すると光の反射率が
変化する。 そこで、多層膜フィルタで反射して光ファイバに入射し
た反射光を検出すれば、その光の強度の変動により、多
層膜フィルタの変形、すなわち圧力の変動を測定するこ
とができる。 また、多層膜フィルタを圧力に応じて変形させるための
アクチュエータを設ければ、圧力に応じてより大きな変
形が生じ、より高感度の圧力測定を行なうことができる
【実 施 例】
つぎにこの発明の一実施例について図面を参照しながら
説明する。第1図は第1の実施例を示すもので、基板1
の表面に設けられた多層膜フィルタ2に、光ファイバ3
の端部が対面するようにして、これらが金属クース4に
封着されている。そして基板1の裏面(多層膜フィルタ
2が設けられている面とは反対側の面)には凹部11が
形成され、この部分で薄くされており、多層膜フィルタ
2に可視性を与えている。この凹部11のみが金属ケー
ス4の外部に開かれており、光フアイバ3側の内部は金
属ケース4により真空または一定圧力の空気でシールさ
れている。 この光ファイバ3の他端(図の左側の端部)より光を入
射すると、この光は光ファイバ3を伝搬して図の右端よ
り出射し、多層膜フィルタ2で反射する。反射した光は
再び光ファイバ3の右端より入射し、光ファイバ3の左
端へと伝搬する。凹部11側の圧力と金属ケース4の内
部側の圧力との間の関係に変化のない場合は、多層膜フ
ィルタ2は変形せず、多層膜フィルタ2での光の反射率
は一定であるが、外部の圧力が変化して多層膜フィルタ
2が変形すると、反射率が変化し、光フアイバ3中に伝
搬する反射光の強度が変化する。そこで、この光フアイ
バ3中を伝搬する反射光の強度を、たとえば図示しない
光パワーメーターなどを光ファイバ3の左端に接続して
、測定することにより外部圧力を知ることができる。 ここで、多層膜フィルタ2を形成する基板1としては、
石英ガラス、光学ガラス、5i02、BK7、パイレッ
クス等を使用できる。多層膜フィルタ2は、屈折率の大
きく異なる2種の誘電体の薄膜を交互に多層に形成すれ
ばよい、この2種の誘電体としてはたとえばSin□と
TiO2,5i02とCaF2.5i02とAQ203
などの組合せが考えられる。これらの薄膜はイオンビー
ムアシスト電子ビーム蒸着法、基板加熱蒸着法、スパッ
タ法などの薄膜作製法により作製し、その後ガラス基板
部を研磨、エツチング等によりその一部あるいは全部を
除去して所定の厚さとする。光ファイバ3はグレーデッ
ドインデックス型あるいはステップインデックス型のマ
ルチモードファイバを使用できる。 具体的に上記の光圧力センサを作製してみたのでそれに
ついて述べる。まず、厚さ0.7mmのBK7を基板1
として用い、これにイオンアシスト電子ビーム蒸着法に
より、5i02膜とTiO2膜とを交互に形成した。こ
れらの膜の厚さはそれぞれ1400人、2150人とし
た。これを27層積層して多層膜フィルタ2を形成した
。この多層膜フィルタ2の波長1.3μmの光に対する
反射率は98%となった。この多層膜フィルタ2と光フ
ァイバ3の端部との距離を20μmに設定したところ、
光ファイバ3との結合損失は0.5dBであった。この
ガラス基板1の裏面をボールを用いた化学的研磨法によ
り研磨して、底部が多層膜フィルタ2まで20μmの厚
さとなるような凹部11を形成した。 この多層膜フィルタ2と光ファイバ3とを金属ケ−ス4
に封着して光圧力センサとし、光ファイバ3に波長1.
3μmの光を入射し、その波長の反射光を検出したとこ
ろ、外部の圧力が減少する方向で5 mmHg/ 0.
2 dBの精度で圧力測定ができた。 第2図は第2の実施例を示すもので、この実施例では、
第1図のように外気圧と内部の圧力との差で直接多層膜
フィルタ2を変形させるのでなく、ブルドン管などのア
クチュエータを用い、これにより多層膜フィルタを押し
て同じ圧力変動でもより大きな変形をもたらして、圧力
測定感度を高めるようにしている。すなわち、第2図に
おいて、基板1上に多層膜フィルタ2を形成し、その基
板1を一部を残して除去し、この残った基板1の部分を
金属ケース4で保持することにより、多層膜フィルタ2
の上端が左右に湾曲することができるようにしている(
ここで、上下左右は図面上のものである)。光ファイバ
3が金属ケース4により多層膜フィルタ2と所定の距離
を保って対面するよう固定されるとともに、金属ケース
4の内部がシールされる。この金属ケース4には金属バ
イブロが固定され、この金属バイブロにブルドン管5が
取り付けられ、その先端が多層膜フィルタ2に接触する
ようにされる。この金属バイブロ内に測定すべき圧力が
導入される。この圧力によってブルドン管5が伸縮する
ので、このブルドン管5の先端に押されて多層膜フィル
タ2の上端が左右に湾曲することになり、その反射率が
変化する。そこで、光ファイバ3の左端側から光を伝搬
させてその右端より出射させ、多層膜フィルタ2での反
射光をこの光ファイバ3に再入射させるようにしておき
、その光ファイバ3に伝搬する反射光を測定することに
より、金属バイブロに導入された圧力を測定することが
できる。 ここで用いる基板1、多層膜フィルタ2、光ファイバ3
は上記の第1の実施例と同じものでよく、圧力に応じて
多層膜フィルタ2を変形させるアクチュエータとしては
ブルドン管以外にゴム管などの、他の圧力を機械的変位
に変換する機構を用いることができる。 この第2の実施例にかかる光圧力センサを具体的に作っ
てみた。厚さ0.5mmのBK7を基板1として用い、
これにイオンアシスト電子ビーム蒸着法により、5i0
2膜とTiO2膜とを交互に形成した。 これらの膜の厚さはそれぞれ1400人、2150人と
した。これを27層積層して多層膜フィルタ2を形成し
た。この多層膜フィルタ2の波長1゜3μmの光に対す
る反射率は98%となった。この多層膜フィルタ2と光
ファイバ3の端部との距離を20μmに設定したところ
、光ファイバ3との結合損失は0.7dBであった。こ
のガラス基板1をフッ素樹脂系のエツチング剤を用いた
化学的方法により一部除去して、第2図のような構造と
した。 ブルドン管5として5US404製のブルドン管を用い
た。光ファイバ3に波長1.3−の光を入射し、その波
長の反射光を検出したところ、外部の圧力が減少する方
向で3 miHg/ 0.2 dBの精度で圧力測定が
できな。
【発明の効果】
この発明の光圧力センサによれば、光信号のみで圧力を
検出しているので電磁界の影響を受けず、たとえば上記
タービン内部などの悪環境のなかでも精度の高い圧力検
出を行なうことができる。しかも5可撓性の多層膜フィ
ルタと光ファイバの端部とを対面させるだけの構成であ
るため、構造簡単で信頼性が高く、製造も容易である。 さらに、アクチュエータを用いれば、より高感度の圧力
測定を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例の断面図、第2図は第
2の実施例の断面図である。 1・・・基板、2・・・多層膜フィルタ、3・・・光フ
ァイバ4・・・金属ケース、5・・・ブルドン管、6・
・・金属パイプ、11・・・凹部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)圧力に応じて変形する可撓性多層膜フィルタと、
    端部より上記フィルタに向けて光を出射するとともに上
    記フィルタで反射した光が該端部に入射するように端部
    が該フィルタに対面させられた光ファイバとを備えるこ
    とを特徴とする光圧力センサ。
  2. (2)多層膜フィルタを圧力に応じて変形させるための
    アクチュエータを設けたことを特徴とする請求項1記載
    の光圧力センサ。
JP63282090A 1988-11-08 1988-11-08 光圧力センサ Pending JPH02128130A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63282090A JPH02128130A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 光圧力センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63282090A JPH02128130A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 光圧力センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02128130A true JPH02128130A (ja) 1990-05-16

Family

ID=17647993

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63282090A Pending JPH02128130A (ja) 1988-11-08 1988-11-08 光圧力センサ

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JP (1) JPH02128130A (ja)

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